劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦
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劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦 |
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監督 | 田﨑竜太 |
脚本 | 小林靖子 |
出演者 | 桜田通 井上正大 戸谷公人 溝口琢矢 秋山莉奈 石丸謙二郎 松元環季 |
音楽 | 佐橋俊彦 |
撮影 | いのくままさお |
配給 | 東映 |
公開 | 2009年5月1日 |
上映時間 | 80分(劇場公開版) 86分(ディレクターズカット版) |
製作国 | ![]() |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 7億8000万円[1] |
前作 | 劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン |
次作 | 仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー(『電王』次作) 劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー(シリーズ次作) |
『劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』(げきじょうばん ちょう・かめんライダーでんおうアンドディケイド ネオジェネレーションズ おにがしまのせんかん)は、2009年5月1日より東映系で公開された、特撮テレビドラマシリーズ『仮面ライダーシリーズ』の『仮面ライダー電王』の劇場版作品。
目次
概要[編集]
2007年にテレビシリーズが放送され、以降も様々なメディアミックスを繰り広げた『仮面ライダー電王』は、2008年10月に公開された『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』で一端の終結を迎えたが、『超・電王シリーズ』として新たな展開が始まり、本作はその第1弾に当たる[2]。東映の公称においては「仮面ライダー作品である『仮面ライダー電王』を元にした、さらなる新シリーズ作品」というくくりである。加えて本作は「平成仮面ライダー10th 春の陣」という位置づけでもある[2]。
本作は同時期に放送された『仮面ライダーディケイド』の主要人物も登場。士たちが「電王の世界」を訪れるTVシリーズの第14・15話は、本作の前日談となっており[2]、以下の出来事がリンクしている。
- 14話と15話に本作オリジナルの仮面ライダー・シルバラと、配下のゲルニュートが登場し、劇中のキーアイテムの「鬼の切り札」を探す描写がある。
- 15話の時点で良太郎は時間の歪みによって少年の姿になっている。
- 15話の最後に起こった時間の歪みで、モモタロスが室町時代、ウラタロス、キンタロス、リュウタロスの3人が昭和10年の町に飛ばされたことが本作で明らかになった。
- 15話の最後でジークがデンライナーと間違って「カブトの世界」に向かった光写真館に現れ、写真館はウラタロスたちと同じ昭和10年の町に飛ばされる。
登場人物はディケイドの各世界とは違い、テレビシリーズと同じキャラクターが登場する。設定及び役者の都合上、良太郎はオリジナルキャストではないが、代わりに『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』で幼少期を演じた溝口琢矢がキャスティングされている為、従来のシリーズ作品としての主要キャストの変更はない。その他のゲストとして『仮面ライダーキバ』のアームズモンスターの3体の人間態が登場。前年に公開された『劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』同様に、話のメインは電王側になっている。
過去の電王の劇場版と異なり、イマジンたちによるショートムービーが同時上映されない。
従来の劇場版と同様に、劇場版限定ライダーや初登場のフォーム、主役ライダーの最強フォームの強化形態が登場する。
あらすじ[編集]
昔、日本のある島に鬼の兄弟が居て、人々に襲い掛かった。人間達は立ち向かったが、負けてばかりだった。鬼達には、「オニの切り札」と呼ばれる不思議な石があったからだった。ある所、村の娘が「オニの切り札」を二つに分けて、鬼達を見事に退治したのだった。
そして月日が流れ、1980年代のとある時代の田舎にユウという東京から来た少年がいた。母を失って東京から田舎に住む祖母の元へ来たが、田舎の暮らしに馴染めず、同世代のクライメイトに馬鹿にされていじめを受けていた。
いつか東京に帰りたいと願っていた彼は不気味な連中に襲われていた所を、イマジンのデネブと「時の列車」デンライナーに乗る野上良太郎とその仲間達に助けてもらう。彼等の話によれば、自分を襲った連中は、大昔に退治される筈のオニの一族で、大地震の影響で、過去と未来が繋がり、鬼達はそれを利用して、「自分達が退治されない歴史」と変えようとしていた。その影響でデネブの契約者・桜井侑斗は消滅し、良太郎と契約しているイマジン達もはぐれてしまったという。さらに母から貰ったお守りが鬼達が探す「オニの切り札」の片方をだとわかったユウは、自分も鬼退治に行くと言って、デンライナーに乗る。
主な登場人物[編集]
本作は『電王』、『キバ』、『ディケイド』の三作品のキャラクター達が登場しているが、あくまで『電王』が主役で、『キバ』と『ディケイド』のキャラクターの出番は少ない。
- ユウ
- 1980年代の田舎に住んでいた少年で、本作品の主人公。11歳。彼とオニ一族との遭遇、そして良太郎との出会いが物語の始まりである。
- 父は仕事の都合で外国暮らしのため、母と二人で東京に住んでいたが、その母が亡くなり、祖母に引き取られ田舎に引っ越してきた。東京暮らしに未練があり、田舎に馴染めない。臆病な部分があり、大きな水たまりの上を飛び越せなかったり、動物・特に虫や爬虫類が苦手で触ることもできないため、同世代のクラスメイトから馬鹿にされいじめられている。
- ある日、森の中でオニ一族が活動している現場に遭遇し襲撃を受けるが、そこをNEW電王とデネブに助けられた。さらにオニ一族が探す切り札の石の伝承者であったため、以降デンライナーの一行と行動を共にしてオニ一族に立ち向かい更にデネブを実体化させる為に「デネブの契約者を見つけるため、一緒にオニ一族を倒す」という契約を結ぶ。旅を経て成長し、苦手だった爬虫類を追い払う勇気を身につけ[注 1]、また最後にオーナーから協力してくれたお礼として、彼の行きたい時間に寄り道することを提案されるが、今を生きる決意でこれを拒否した。そして、デネブとまた会ったら必ず助けに来るという約束をした。
- 祖母に「ユウちゃん」と呼ばれていたことから、全員「ユウ」と呼んでおり、騒動の最中は誰もそれを気にかけなかった。ただし騒動終結後にオーナーのみ、誰も彼の本名を知らないことに気付く。その本名は桜井侑斗(さくらい ゆうと)で、つまりユウ自身が侑斗の少年時代であった。時間の歪みが修復し、復活した現在の侑斗は、デネブと交わした約束を今も覚えており、デネブもこの時にユウが侑斗であることに気付いた。
- Dユウ
- デネブが憑依した姿。室町時代の戦いで、K良太郎と共に、強力な腕力でゲルニュートを投げ飛ばした。
- トキ
- ユウの住む村の室町時代の村に住む女性で、本作品のヒロイン。18歳。ユウの祖先。弓の名手であり、村人を率いてオニ一族と戦う。強敵にも立ち向かっていく勇猛さと、弱者を労わる優しさを併せ持ち、ユウは彼女に母の面影を重ねる。
- オニ一族の切り札の石を2つに割り、その一方を彼らから奪い身につけ、その石をオニ一族に対する手段として代々に渡り受け継がせようと考えている。
- 清水 千代子(しみず ちよこ)
- ユウを預かり育てている母方の祖母。しかし孫が田舎暮らしに馴染めずにいる事を鑑みて、外国にいる父親にユウを引き渡そうとする。父親の元に行く事、田舎の暮らし、その両方を拒否するユウと現実との間で板挟みになっている。
- ヤスシ、アキラ、ケンジ
- ユウのクラスメイト。3人のリーダー格と思われる少年と、太っちょの少年、メガネをかけた少年の3人組。
- 田舎の生活に馴染めずにいるユウを「東京坊主」と馬鹿にして、泥沼を渡れない彼を、わざと突き飛ばす等いじめを行う[注 2]。だが、旅を終え苦手な物を克服したユウが、自ら飛び越えたことで撥ねた泥を浴びる羽目になった。
オニ一族[編集]
本来の歴史では室町時代に退治されたはずの鬼達で、本作品における敵。
大地震で過去と現在が繋がったことを利用し、「自分達が退治されていない歴史」に改変しようと企む。デネブによると、変身能力も時間の歪みの影響らしい。
- クチヒコ / ゴルドラ
- オニ一族の長でミミヒコの兄。室町時代から未来にいるミミヒコに指示を出し、鬼退治の伝説を書き換えようと企む。冷酷極まりない性格だが兄弟愛は深い。人間態では炸裂する飛苦無を武器にしている。
- 冷静沈着かつ、知略に長けているが、モモタロス達の作戦に全然気付かずに簡単に騙されたりと、どこか間の抜けた部分もある。最終決戦では鬼の戦艦に乗り込んだが、デンライナーの特攻で戦艦を破壊されてしまう。最期は電王 ソードフォームの「デンライダーキック(俺の超必殺技)」を受けて変身解除された後、戦艦の操縦席を巻き込み爆死した。
- ミミヒコ / シルバラ
- クチヒコの弟。時空の歪みを利用して1980年代の世界へとやってきた。兄とは対照的に乱暴者。ゲルニュートが二人がかりでも持てないほど重たい純銀の金棒を軽々と振り回して武器に使う怪力の持ち主で、相手を潰した時の音を聞くことを好む。ただし弱者とみなした(本人曰く、「潰し甲斐が無さ過ぎる」)相手には興味を示さない。兄同様冷酷極まりない性格だが、頭脳派である兄を「兄ちゃん[注 3]」と呼び、尊敬している
- 最終決戦時にてNEW電王 ベガフォームの「ブランディッシュダイブ」と電王 超クライマックスフォームの「超ボイスターズキック」の連続攻撃に敗れ、ゴルドラの腕の中で消滅した。
- ゲルニュート
- 元々は『仮面ライダー龍騎』に登場する鏡の世界「ミラーワールド」に生息していたイモリ型ミラーモンスターだったが、クチヒコ達に囚われてオニ一族の手下になった[2]。刀が武器で、原典と異なり、現実世界で長時間活動したり人語を話すことができる。
- 『ディケイド』のテレビシリーズ第14話では、金品の警護していた警官たちを襲い掛かり、シルバラと共に金品を強奪していた。
- 原典では1体しか登場しなかったが、海外版のリメイク作品『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』において戦闘員的役割を果たしているため、そちらでスーツが複数生産された。また、本作では『龍騎』や『DRAGON KNIGHT』で使用した十字手裏剣は使わず、刀を武器にしている。
本作品オリジナルの仮面ライダー[編集]
ゴルドラとシルバラは、時間の歪みの影響で、変身能力を手に入れたオニ一族が変身する仮面ライダー[注 4]。
デザインは「室町時代の仮面ライダー」をイメージしており、ゴルドラは仮面ライダー1号と仮面ライダー2号への、シルバラは仮面ライダーV3へのオマージュ。
仮面ライダー電王 超クライマックスフォーム[編集]
- 身長:190cm
- 体重:125kg
- パンチ力:8t
- キック力:10t
- 走力:100mを3.8秒
- ジャンプ力:ひと跳び50m
本作に初登場する電王の最強形態。モモタロスたちにジークを加えた5体のイマジンのオーラを一挙にフリーエネルギーに変換して変身するクライマックスフォームの強化形態。ウイングフォームからクライマックスフォームに変身する際、ジークが憑依を解除しなかったことで誕生した。
基本カラーは赤。クライマックスフォームの背部にウイングフォームの電仮面が、額にウイングフォームのマークがそれぞれ追加されている。ジークの意識が表面化する際には電仮面のある背中を向けて話し出す。
クライマックスフォームにウイングフォームの機動力が追加され、背部の電仮面から巨大なフリーエネルギーの翼を出現させることで飛行能力を新たに獲得した。これにより、全フォームで唯一空中戦が可能。なお、ただでさえ窮屈なクライマックスフォームであるにも関わらず、5体ものイマジンが憑依しているためクライマックスフォーム以上の窮屈さとなってしまい、ウラタロスは押さないでと騒いでおり、モモタロスもジークの「苦しゅうない」の言葉に「苦しいんだよ!」とキレている。
- 必殺技
-
- 超ボイスターズキック
- フリーエネルギーによって、背面のウイングフォームの電仮面が展開した翼で空中高く飛行して、上空から飛び蹴りを放つ。破壊力は50t。
- 通常のクライマックフォームのように電仮面は移動していない[注 5]。
- その他の登場作品
-
- 『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』
- 『仮面ライダーディケイド 完結編』におけるドラスとの戦いで、ディケイド 最強コンプリートフォームによる能力解放を通じて、ソードフォームから直接変身。
- コンプリートフォームに登録されているライナーフォームに代わって、電王の新たな最強フォームとして登場した。ディケイドのケータッチによる音声は「Super Climax(スーパークライマックス)」と呼称されている[注 6]。
- この時の電王はモモタロスが単体で変身したと思われており、ディケイドによって姿と能力を再現されただけで、良太郎や他のイマジンの人格は有していない可能性がある[6]。
- 映画本編では未使用だったデンガッシャーをソードモードで使用し、オーラソードを虹色の光を纏わせた必殺技を使用し、仮面ライダーキバーラとの連携攻撃を見せた。
- 『小説 仮面ライダー電王 東京ワールドタワーの魔犬』
- テレビシリーズとは異なる世界観で、良太郎の台詞のみ登場。通常のクライマックフォームの「てんこ盛り」同様、「超てんこ盛り」と呼称されている。
仮面ライダーNEW電王 ベガフォーム[編集]
- 身長:199cm
- 体重:123kg
- パンチ力:7t
- キック力:10t
- 走力:100mを9.7秒
- ジャンプ力:ひと跳び25m
デネブのオーラをフリーエネルギーに変換して変身するNEW電王の特殊形態。基本カラーは藍色。電仮面はゼロノス ベガフォーム同様ドリルから星型状に変形するが、展開後の形状はゼロノスとは異なり、ゴーグル状の目の奥にゼロノス ベガフォームと同様の複眼がうっすらと見える。
モモタロスたちがディケイドやディエンドが召喚した仮面ライダーに憑依した光景を見て、我慢できなくなったデネブが強引に憑依することでオーラアーマーが発生し、両肩にはゼロノスと同じ金色のレール、背中にカラス天狗のようなローブ、両腕にはデネブの特徴が現れ、胸部にゼロノス ベガフォームと同様の顔(飾り)が装着され変身が完了する。スペックはゼロノス ベガフォームと同様。
次回作の『超・電王トリロジー』で、NEW電王は「憑依したイマジンを武器に変える」という設定が追加されたため、このフォームはイレギュラーな存在となった。
- ツール
-
- NEWデンオウベルト
- NEW電王が使用するものとは変わらないが、デネブが強引に憑依したことか、中央のターミナルバックが緑色に光っていた。
- デンガッシャー ナギナタモード
- ロッドフォームと同じ組み合わせだが、一番:ソードパーツの先端に緑色のオーラソードが出現している。
- 必殺技
-
- ブランディッシュタイプ
- フルチャージによって強化されたデンガッシャーのオーラソードを、敵のすれ違いざまで切り裂く。
ゴルドラ[編集]
- 身長:200cm
- 体重:135kg
- パンチ力:7t
- キック力:10t
- 走力:100mを6秒
- ジャンプ力:ひと跳び27m
クチヒコが黄金の錫杖を掲げることで変身する。高度な戦闘能力を誇り、電王たちを圧倒する。
黄金の錫杖から放つ金色のエネルギー波や、錫杖を地面に打ち付けて放つ衝撃波で標的を攻撃する。また、自らとシルバラ、鬼の戦艦のエネルギーを合わせて巨大なエネルギー光球を放つことも可能。
錫杖は伸縮自在で、劇中ではこれを活かして鬼の戦艦に乗り込んだ。
- 武器
-
- 黄金の錫杖
- 変身前のクチヒコも使用する錫杖。
シルバラ[編集]
- 身長:198cm
- 体重:132kg
- パンチ力:9t
- キック力:10t
- 走力:100mを6.2秒
- ジャンプ力:ひと跳び25m
ミミヒコが純銀の金棒を掲げることで変身する。
NEW電王をも凌ぐパワーを誇り、純銀の金棒を振り回し標的を粉砕する戦法を得意とする。地面に金棒を叩きつけることで衝撃波を放つことも可能。
- 武器
-
- 純銀の金棒
- 変身前のミミヒコも使用する巨大な金棒。
- その他の出演作品
-
- 『仮面ライダーディケイド』
- 「電王の世界」の2009年現在において、鬼の切り札を探し兼ねてか、金品を強奪していた[注 7]。
登場アイテム・マシン[編集]
- 鬼の切り札
- オニ一族が所持していた不思議な石。緑色の勾玉に埋もれたような石の形をしており、本来の歴史なら、トキの弓矢によって2つに分けられて、幻玉の方はユウが所持していた。
- デンライナーの入場チケット
- 良太郎からユウに渡されたライダーチケット。本来は単なる入場券だが、ユウが鬼の切り札の欠片を持っていたため、オーナーの特例で時を超えることで許された。
- 鬼の戦艦
- 全長:400m
- 全高:1700m
- 全幅:1240m
- 失われた鬼の切り札が揃う事により出現した、伝説の時を走る船。デンライナーを遥かに凌駕する巨艦。デンライナー同様時間を行き来することが可能で、空中で波飛沫を上げながら航行する。
- 高威力の巨砲を何門も搭載している他、巨大な銛や魚雷をも発射することが可能。甲板を攻撃から守るためのバリアも搭載されている。
キャスト[編集]
- 野上幸太郎 / 仮面ライダーNEW電王 ストライクフォーム(声) - 桜田通
- 門矢士 / M・W士 / 仮面ライダーディケイド(声) - 井上正大
- 海東大樹 / 仮面ライダーディエンド(声) - 戸谷公人
- トキ - 南明奈
- ユウ / Dユウ - 沢木ルカ
- ナオミ - 秋山莉奈
- 光夏海 - 森カンナ
- 野上良太郎 / M・K良太郎 / 仮面ライダー電王(声) - 溝口琢矢
- コハナ - 松元環季
- 次狼 / U次狼 - 松田賢二
- 力 / K力 - 滝川英治
- ラモン / Rラモン - 小越勇輝
- 桜井侑斗 - 中村優一(特別出演)
- 清水千代子 - 石井トミコ
- ヤスシ - 矢代奨馬
- アキラ - 山田清貴
- ケンジ - 藤本旺輝
- 釣り人 - 駿河太郎、大和田悠太、笠兼三
- 武士 - 富永研司、岡元次郎
- 村人 - 永瀬尚希、おぐらとしひろ、金田進一
- ミミヒコ / シルバラ(声) - 柳沢慎吾
- クチヒコ / ゴルドラ(声) - 篠井英介
- オーナー、駅長(2役) - 石丸謙二郎
- 光栄次郎 - 石橋蓮司
声の出演[編集]
- モモタロス / M良太郎 / M士 / 仮面ライダー電王 ソード・超クライマックスフォーム / 仮面ライダーMディケイド - 関俊彦
- ウラタロス / U次狼 / 仮面ライダー電王 ロッド・超クライマックスフォーム / 仮面ライダーUG3 - 遊佐浩二
- キンタロス / K良太郎 / K力 / 仮面ライダー電王 アックス・超クライマックスフォーム / 仮面ライダーKコーカサス - てらそままさき
- リュウタロス / Rラモン / 仮面ライダー電王 ガン・超クライマックスフォーム / 仮面ライダーR王蛇 - 鈴村健一
- デネブ / Dユウ / 仮面ライダーNEW電王 ベガフォーム - 大塚芳忠
- ジーク / W士 / 仮面ライダー電王 ウイング・超クライマックスフォーム - 三木眞一郎
- テディ / マチェーテディ - 小野大輔
- ゲルニュート - 檜山修之、鳥海浩輔
- 仮面ライダーG3[7]、ゲルニュート[7] - 丹野宜政
- ディケイドライバー音声、ディエンドライバー音声 - マーク・大喜多
スーツアクター[編集]
- 仮面ライダー電王[8][9][2]、モモタロス[8][9]、仮面ライダーディケイド(モモタロス憑依時)[8][9] - 高岩成二
- 仮面ライダーNEW電王[8][2]、デネブ(一部)[8] - 伊藤慎
- ウラタロス[8][10]、仮面ライダーディエンド[8][10]、仮面ライダーG3[10] - 永徳
- キンタロス[8][11]、ゴルドラ[8][2] - 岡元次郎
- リュウタロス[8][12] - おぐらとしひろ
- デネブ[8][13] - 押川善文
- ジーク[8][14] - 永瀬尚希
- テディ[8] - 金田進一
- シルバラ[15][16][2]、ゲルニュート[15][16] - 伊藤教人
- 渡辺淳
- 佐藤太輔
- 清家利一
- 福沢博文
- 高田将司
- 横田遼
- 村岡弘之
- 澤江晃史
- 藤井祐伍
- 浅井宏輔
- 渡邉昌宏
- 森村修一
- 中野高志
- 神尾直子
- 石井靖見
- 小山由美
- 藤田慧
- 大岩主弥
- 竹中寛幸
- 向田翼
- 橋本恵子
- 橋口未和
- 小野友紀
- 五味涼子
- 蔦宗正人
- 内川仁朗
- 白井康貴
- 細川晃弘
- 福島悠介
- 福住咲希
- 福井理沙
- 中村博亮
- 金子起也
- 関谷健利
- 岡部暁
スタッフ[編集]
- 原作 - 石ノ森章太郎
- 監督 - 田﨑竜太
- 脚本 - 小林靖子
- 撮影 - いのくままさお
- 音楽 - 佐橋俊彦
- アクション監督 - 宮崎剛(ジャパンアクションエンタープライズ)
- 助監督 - 伊藤良一、大峯靖弘、荒川史絵
- 特撮監督 - 佛田洋(特撮研究所)
- スーパーバイザー - 小野寺章
- 制作プロダクション - 東映東京撮影所、東映テレビ・プロダクション
- 配給 - 東映
- 製作 - 「超・電王」製作委員会(東映、テレビ朝日、東映ビデオ、アサツー ディ・ケイ、木下グループ)
キャッチコピー[編集]
- 行くぜ、鬼退治!! 超・電王シリーズ新発進! 約束への旅立ち。
主題歌[編集]
- 「超 Climax Jump」
- 作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - 鳴瀬シュウヘイ / 歌 - DEN-O ALL STARS
他媒体展開[編集]
テレビ番組[編集]
2009年4月14日にNHK教育で、シルバラ役のスーツアクターである伊藤教人に焦点を当てたドキュメンタリ番組『あしたをつかめ 平成若者仕事図鑑「身体(からだ)で勝負だ!〜アクション俳優〜』が放映され、当映画撮影風景も放映された。
漫画[編集]
藤沢真行作画によりテレまんがヒーローズ 2009年春号に掲載、スーパーヒーローズ3巻に収録。
映像ソフト化[編集]
現時点で平成仮面ライダーシリーズの春公開の劇場版のディレクターズカット版の発売は本作のみである。
- 劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦(1枚組、2009年10月21日発売、Blu-rayとDVDでリリース)
- 本編:劇場公開版本編を収録
- 映像特典
- 特報・劇場予告編
- 劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦 コレクターズパック(2枚組、2009年10月21日発売、Blu-rayとDVDでリリース)
- ディスク1:本編ディスク(通常版と同様)
- ディスク2:特典DVD
- メイキング
- 超・仮面ライダー電王 スペシャルステージ
- 4.23 完成披露試写会舞台挨拶
- 5.1 公開初日舞台挨拶
- 5.2 公開2日目舞台挨拶
- TVスポット集
- データファイル
- ポスターギャラリー
- 初回限定特典
- ライダーチケット型ライナーカード(4枚)
- 劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦 ディレクターズカット版DVD(1枚組、2010年2月21日発売)
- 本編:約10分の未公開エピソードを追加し、エンドロールだったシーンを本編に復活させた他、エンドロール部分にメイキング映像を収録し、再編集した本編を収録。
- 映像特典
- ポスターギャラリー
- 音声特典
- オーディオコメンタリー(監督:田﨑竜太)
- 初回限定特典
- オリジナル“テディ”キーヘッドカバー
- 仮面ライダー電王 THE MOVIE ディレクターズカット Blu-ray BOX(4枚組、2017年12月6日発売)
- ディスク1:『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生! ファイナルカット版』本編Blu-ray
- 音声特典
- オーディオコメンタリー(監督:長石多可男 / DVD版と共通)
- 音声特典
- ディスク2:『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン ディレクターズカット版』本編Blu-ray
- 音声特典
- オーディオコメンタリー(監督:金田治 / DVD版と共通)
- 音声特典
- ディスク3:『劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦 ディレクターズカット版』本編Blu-ray
- 音声特典
- オーディオコメンタリー(監督:田﨑竜太 / DVD版と共通)
- 音声特典
- ディスク4:特典Blu-ray
- 「Blu-ray発売記念 上映会」トークショー
- デンライナーの車窓から 劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生! メイキング
- 封入特典
- ブックレット(12P)
- ディスク1:『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生! ファイナルカット版』本編Blu-ray
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 『テレまんがヒーローズ』では、鬼の戦艦との戦いで追い詰められた時、彼の諦めない気持ちで、消滅したゼロライナーを呼び出せた。
- ^ ディレクターズカット版の追加シーンでは、ユウにミミズの入った袋を見せつけようとするが、当の本人はオニ一族から逃げていた為、実行は出来なかった。
- ^ 漫画版では「兄者」と呼んでいた。
- ^ ただし媒体によって仮面ライダーとして扱っているもの[2]とそうでないものがある。『仮面ライダーバトル ガンバライド』のカード化人気投票や株式会社カンゼン『平成仮面ライダー英雄伝』および『平成仮面ライダー変身伝』に名が載っておらず、「ライダーのような姿の怪人」と書かれる物が多い。
- ^ 『テレまんがヒーローズ』の漫画版では移動している。
- ^ ライダーカードの名称は、名前通りに「Chou Climax(ちょう クライマックス)」になっている。2014年に発売された『仮面ライダー officialmook』の『vol.8 電王』では、「Super Climax Form」と英語での表記がある。
- ^ 『週刊 仮面ライダーオフィシャルデータファイル』では、鬼の切り札が歴史的価値がある物として保存されていると考え、それを探していたと解釈している。
出典[編集]
- ^ 「2009年 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」、『キネマ旬報』2010年(平成22年)2月下旬号、キネマ旬報社、2010年、 173頁。
- ^ a b c d e f g h i 「宇宙船vol.128特別付録 宇宙船 YEARBOOK 2010」、『宇宙船』vol.128(2010.春号)、ホビージャパン、2010年4月1日、 別冊p.9、 ISBN 978-4798600277。
- ^ 柳沢慎吾の名セリフも!「電王」4度目劇場版(芸能) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース
- ^ 超辞典 2011, p. 402.
- ^ a b OPF 157 2017, p. 13.
- ^ 『週刊 仮面ライダーオフィシャルデータファイル』第125号、ディアゴスティーニ、2010年。
- ^ a b “-Profile- 丹野宜政”. 「殺陣師がゆく。」(大野剣友会公式ブログ) (2010年6月5日). 2011年5月4日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m 映画パンフより。
- ^ a b c JAE NAKED HERO 2010, p. 141, 「LIST OF WORKS 高岩成二」
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- ^ JAE NAKED HERO 2010, p. 75, 「LIST OF WORKS おぐらとしひろ」.
- ^ JAE NAKED HERO 2010, p. 123, 「LIST OF WORKS 押川善文」.
- ^ JAE NAKED HERO 2010, p. 53, 「LIST OF WORKS 永瀬尚希」.
- ^ a b 『あしたをつかめ 平成若者仕事図鑑「身体(からだ)で勝負だ!〜アクション俳優〜」』(2009年4月14日放送、NHK教育)
- ^ a b “伊藤教人”. 劇団BRATS Official Web Site. 2011年5月7日閲覧。
参考文献[編集]
- 『JAE NAKED HERO』 太田出版、2010年3月8日。ISBN 978-4-7783-1210-7。
- 『仮面ライダー超辞典』 監修:石森プロ・東映、双葉社、2011年7月24日。ISBN 978-4-575-30333-9。
- 『週刊 仮面ライダー オフィシャルパーフェクトファイル』デアゴスティーニ・ジャパン
- 「ゲルニュート」、『オフィシャルパーフェクトファイル』157号、2017年10月3日、 13 - 14頁。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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