劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー

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劇場版 仮面ライダードライブ
サプライズ・フューチャー
監督 柴﨑貴行
脚本 三条陸
原作 石ノ森章太郎
出演者 竹内涼真
内田理央
上遠野太洸
稲葉友
吉井怜
浜野謙太
井俣太良
松島庄汰
馬場ふみか
蕨野友也
クリス・ペプラー
真剣佑
筧美和子
柳沢慎吾(特別出演)
片岡鶴太郎
音楽 鳴瀬シュウヘイ
中川幸太郎
主題歌 Mitsuru Matsuoka EARNEST DRIVE
「re-ray」
製作会社 劇場版「ドライブ・ニンニンジャー」製作委員会
配給 東映
公開 日本の旗2015年8月8日
上映時間 62分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 9.3億円[1]
前作 スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号
次作 仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス
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劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』(げきじょうばん かめんライダードライブ サプライズ・フューチャー)は、2015年8月8日より東映系で公開された、日本の作品。同時上映作品は『手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!』。

キャッチコピーは「ついに究極のクライマックス!」「未来に、希望はあるのか。仮面ライダードライブは、人類を滅ぼす〈悪魔〉だった。」。

概要[編集]

特撮テレビドラマ仮面ライダードライブ』初の単独劇場版作品[2]。本作品はテレビシリーズ第40話と第41話との間の物語であることが公式に言及されており[3]、同時にテレビシリーズの根幹を揺るがすストーリーが展開される。また本作品の公開時期には競合作品が多数存在したことから、従来のように映画独自の売りを前面に押し出すよりも、テレビシリーズの視聴者を映画に誘導することが目指された[4]。監督は『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』に続き貴行が担当する[5]

作中にはメルセデス・ベンツとのコラボレーションにより、新型スポーツカーメルセデスAMG・GTをベースとしたネクストライドロンが登場する[6]。冒頭のネクストライドロン初登場シーンは東京モード学園コクーンタワーで撮影された[5]。同所はハリウッド映画が撮影を断られたという噂が存在したが、本作品では東映に学園の卒業者がいたため撮影が許可された[5]。この他仮面ライダー側の新マシンとしてプロトトライドロンも登場するほか、大型双腕建機ASTACOの登場や那須クラシックカー博物館での撮影が行われるなど、自動車の登場にこだわった作品となっている[7]

ゲストとして泊進ノ介の息子である泊エイジ役に真剣佑、売れっ子アイドルの花咲未来役に筧美和子、そして、警視庁・参事官の古葉進次役に柳沢慎吾が出演する[8][9]

前年に引き続き、劇場版が初出となる新ライダー・新フォーム(本作品では仮面ライダーダークドライブ[6]、仮面ライダー超デッドヒートドライブ[10]、仮面ライダードライブ タイプスペシャル[2])の登場も踏襲されている他、本作品では次回作『仮面ライダーゴースト』より主役である仮面ライダーゴーストも、テレビシリーズの開始に先駆け登場している[11]

評価[編集]

全国297スクリーンで公開され、2015年8月8・9日の初日2日間で興収2億1328万9350円・動員17万1297人を記録し、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第6位を獲得した[12]

ストーリー[編集]

泊進ノ介 / 仮面ライダードライブは市民をロイミュードの脅威から守るために日々戦い続けていたが、ある日、エネルギー施設で巨大ロイミュードに向けて、トレーラー砲を発射しようとすると、突如現れた青年・泊エイジに止められる。さらに進ノ介の意思に反し、発射されたトレーラー砲は巨大ロイミュードのみならず、同時に周囲のエネルギー施設に甚大な被害を与えてしまうという事態を起こす。原因はドライブドライバーことベルトさんの異常だったが、すぐに正常に戻るもその内部には、何か制御できないものが確認されていた。

一方、そんな進ノ介を止めようとしたエイジは自らを進ノ介の息子と名乗る。2035年の未来からタイムロードシステムを使ってやってきたエイジは、進ノ介に「ドライブドライバーの暴走をきっかけに、今から1年後の2016年に世界がロイミュードに支配される。その全ての元凶は、クリム・スタインベルトだ」と警告する。バディであるはずのベルトさんが全ての元凶であるという、にわかには信じがたい事実に当惑する進ノ介の前に、同じく未来からやってきた仮面ライダーダークドライブが、2人を抹殺しに立ち塞がる。さらに進ノ介は戦闘中に施設に大被害を与えてしまったことのみならず、現場からも逃走したことを理由に警察から全国指名手配の対象にされてしまう。

登場人物[編集]

テレビシリーズの登場人物については仮面ライダードライブ#登場キャラクターを参照。

泊 エイジ(とまり エイジ)
タイムロードシステムを使って2035年の未来からやってきた青年で、泊進ノ介の実の息子を自称する。進ノ介に対し、2016年にロイミュードによって人類が支配されると告げ、その元凶とされるドライブドライバーの暴走を止めようとする。
進ノ介に警告を与える一方、自身は一目幼い頃に亡くなった父に会いたがっていた。暴走を阻止するためにドライブドライバーの改造を提案し、一度は納得していない進ノ介に拒否されるも後に和解。ドライバーの改造に必要な膨大な電力を賄える発電施設へと赴き、マッハの足止めやナンバーのない下級ロイミュードの襲撃に遭いながらもこれを潜り抜け、無事に発電施設に着き改造を始めるが、居場所を突き止めたダークドライブの凶弾を受け、進ノ介の手の中で息を引き取る。
ところが物語後半、ベルトさんを破壊した進ノ介の前に再び現れ、自身がエイジの姿をコピーした「ロイミュード108」であること、そしてダークドライブの変身者であるという事実を告げる。本物の泊エイジは2035年当時の仮面ライダードライブの変身者であり、108に襲撃された際に殺害されていたが、進ノ介がタイプスペシャルに変身する際には幻影として現れ、進ノ介と一緒に変身ポーズをとっている。
前述の通り本作品におけるエイジは既に故人であったが、一連の事件を経て歴史が変わった後も、進ノ介の息子として「英志(エイジ)」という名の子が生まれるという事実が、テレビシリーズの最終回にて言及されている。
監督の柴は親子で楽しんでほしいという観点から、進ノ介の息子と設定したと述べている[5]
花咲 未来
犯罪期間撲滅週間のキャンペーンに起用された売れっ子アイドル。
ドライブと一緒にポスター撮影をするために警視庁を訪れるが、進ノ介の指名手配により、半ば中止になりかける。
筧美和子が本人役で出演する案も存在したが、キャラクター性が異なるため架空の人物となった[5]。また一日署長のアイドルが指揮をとったため、進ノ介が指名手配されるという展開も考えられていた[13]
古葉 進次
警視庁参事官で、警察の面子にこだわる頭の固い現実主義者である。巨大ロイミュードとの戦闘中、ドライブが付近の施設に大被害を与えたことをきっかけに、進ノ介を全国指名手配者に指定する。
ゲストアイドルが古葉を演じるという案も存在したが、アイドル要素は花咲未来へ移された[5]

本作品のみに登場する仮面ライダー[編集]

数値データは『仮面ライダードライブ超全集』より[14]

仮面ライダーダークドライブ[編集]

  • 身長:199.5センチメートル
  • 体重:103キログラム
  • パンチ力:24トン
  • キック力:40トン
  • ジャンプ力:ひと跳び50メートル
  • 走力:100メートルを0.446秒

泊進ノ介を抹殺するため、2035年の未来から送られてきた仮面ライダー。泊エイジに擬態したロイミュード108が変身する。初変身の際はエイジの「Start our Mission.」の言葉にダークドライブが『OK』と呼応し、シフトブレスにシフトネクストスペシャルを装着[注 1]する事により、ダークドライブのアーマーが一度分解され、変身者にアーマーとドライブドライバーが自動的に装着されて変身完了となる。専用武器であるブレードガンナーを駆使し、正確な近距離・遠距離戦に特化した戦闘を行う。

変身者がいなくともある程度自律稼働させることができるという特性を持ち、エイジに成りすました108は、この機能を使ってあたかも自分が追われる身であるかのように見せかけていた。また自律稼働状態にあってもドライブやマッハを圧倒する戦力は備えており、タイプトライドロンとすら互角に渡り合うだけの実力を発揮する。一度はタイプトライドロンのトライドロップとマッハのキックマッハーを同時に受けながら、地面に引きずられその摩擦で爆散するが、このとき倒されたのはデータを元にスーツだけが実体化したものでしかなかった。

108が正体を現してからは直接変身しているが、目的の一つが達成された時点で用済みとなり、ベルトとシフトカーも放棄された。

撮影用スーツはアップ・アクション兼用の一着のみである[15]。胸部プロテクターはタイプスペシャルと兼用となっており[15]、ブーツとグローブはタイプハイスピードを経てプロトドライブから流用されている[注 2]

タイプ
タイプネクスト
ダークドライブの基本形態で、シフトブレスシフトネクストスペシャルを装填して変身する。変身後は胸部にタイプネクストタイヤが斜め向きに装着される。黒を基調とした全身の各所には水色のラインが走っており、装甲にはエッジに沿ってワイヤーフレームのような意匠も見られる。
ツール
ドライブドライバー
未来で開発されたドライブドライバー。クリムの意識が内包されていないため、必要最低限の音声対応しかない。普段は自立稼働しているダークドライブに装着されており、変身者の意思に応じて自動的に装着される。
活動停止していた現代の108が落雷で再起動した後、エイジに成りすました108がその場にシフトネクストスペシャルと共に放棄したが、進ノ介の機転によりこのドライバーにトライドロンキーのデータをインストールし、落雷のエネルギーを利用する形でベルトさんを復活させることに成功する。
その後はタイプスピードと後述のタイプスペシャルへの変身に使用され、さらに時系列上本作品の後に位置する、テレビシリーズ第41話以降および『ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー』でも、このドライバーが引き続きドライブへの変身に使用されている。
シフトカー
本作品のみに登場するもののみ記載。
シフトネクストスペシャル
未来で開発された変身用のシフトカー。リバーシブル構造になっており、ダークドライブは黒い側を使用する。ネクスト側は変身時のシフトレバーがないため、シフトデッドヒート同様直接シフトブレスに挿入することで変身する。
ネクストデコトラベラー、ネクストハンター、ネクストビルダー
ダークドライブが使用する未来のシフトカーで、未来型ロイミュードのコアでもある。それぞれ対応する車に憑依しこれを操作する。形状はそれぞれデコトラベラー・ジャスティスハンター・シフトテクニックに準じたものとなっている[15]
ブレードガンナー[16][注 3]
ダークドライブ専用武器。ブレイクガンナーの上部にハンドル剣の刀身が合体したような形状をしている。使用時はタイプネクストタイヤから取り出される。
銃撃と斬撃の両面に用いられ、さらに逆手持ちにすることで剣の柄部分による打撃攻撃も可能とする。
必殺技
斬撃(正式呼称不明)
ドライブドライバーのキーを捻り、シフトブレスのボタンを押すことで「ネクスト!」の音声と共に発動。ブレードガンナーから水色のエネルギー刃を飛ばし、敵を斬り裂く。
マシン
ネクストライドロン
未来で開発された特殊車両。トライドロンの名を冠しているがそのフォルムは現代のそれとは大きく異なり、黒い車体にはダークドライブと同様に水色のラインが走っている。
外見上は目立った武装は施されていないが、状況に応じて「リトラクタブルウェポン」とよばれるビーム砲を生成し、高い火力による砲撃を行う。トライドロンと同様にドライブのタイヤを形成・射出する機能も搭載されており、ドライブドライバーが再起動した際はこの車両からドライブに向けてタイヤが射出され、必殺技の際も援護を行っている。
撮影用車両はメルセデスAMG・GTの日本国内仕様1号車をベースとしている[2][16]

仮面ライダー超デッドヒートドライブ[編集]

  • 身長:199.0センチメートル
  • 体重:101キログラム
  • パンチ力:4トン
  • キック力:5.6トン
  • ジャンプ力:ひと跳び26メートル
  • 走力:100メートルを6.5秒

泊進ノ介が変身する仮面ライダー。変身にはチェイスのマッハドライバー炎と、トライドロンキーが使用される。『仮面ライダードライブ超全集』では名称をドライブ超デッドヒートと記述している[19]

魔進チェイサーの身体にドライブ タイプスピードの頭部を組み合せたような姿を持ち、装甲はタイプスピードに合わせて赤くなっている。また頭部は中央を境に右側が赤、左側が黒くなっており、左側は機械のようなパーツが露出しているなど、全体的にアシンメトリな外観となっている。急場凌ぎの形態のため戦闘能力自体は低いが、ネクストデコトラベラーが憑依した大型トラックの突進を、片手で受け止めるほどの怪力は持ち合わせている。マッハドライバー炎のスイッチを押すことで身体から蒸気を噴出し、高熱を纏って打撃の威力を上昇させることも可能。

もっとも108が変身したダークドライブとの決戦の際には、圧倒的なスペックの差により終始劣勢に追い込まれており、最終的にはダークドライブのブレードガンナーによる連続攻撃を喰らったことでマスクの左顔面を破壊され、変身解除へと追い込まれた。

撮影用スーツは魔進チェイサーを、マスクはプロトドライブのものをそれぞれ改造している[15]。マッハドライバー炎のプロップは仮面ライダーチェイサーのものを流用している[15]。その後、スーツは魔進チェイサーに戻された[20]。また、『仮面ライダードライブ ファイナルステージ』において新たにスーツが製作されている。

脚本を担当した三条陸は、『仮面ライダーV3』のライダーマンや『星雲仮面マシンマン』のマシンマンのように顔の一部が露出した姿をイメージしており、脚本では「半身装甲」という表現を用いていた[21]

ツール
マッハドライバー炎
進ノ介を庇い、戦闘不能となったチェイスからシグナルチェイサーと共に渡された。しかしシグナルチェイサーでは変身できず、急遽所持していたトライドロンキーを使用して超デッドヒートドライブに変身した。
トライドロンキー
ドライブの戦闘データやクリムの意識といった、ドライブドライバーのバックアップを内包する特殊なガジェット。「R」のマークを押すことでトライドロンの遠隔操作も可能。マッハドライバー炎に差し込んだ際、シフトデッドヒート同様『シグナルバイクシフトカー!』の音声が流れる。パネルを下げることで『ライダー!超!デッドヒート!』の音声が流れ、仮面ライダー超デッドヒートドライブに変身する。
未来のドライブドライバーにデータをインストールした際、キーも役目を終えたかのように消滅した。
必殺技
ライダーパンチ(正式呼称不明)
キックマッハーやチェイサーエンドと同様の手順で発動。各部の装甲が赤熱化し、強烈なパンチを叩き込む。

仮面ライダードライブ タイプスペシャル[編集]

  • 身長:199.5センチメートル
  • 体重:108キログラム
  • パンチ力:24トン
  • キック力:40トン
  • ジャンプ力:ひと跳び50メートル
  • 走力:100メートルを0.446秒

泊進ノ介が変身する、ドライブの特殊強化形態にして新たな最強形態。変身には復活させた未来のドライブドライバーを使用し、シフトブレスにはシフトネクストスペシャルが装填される。タイヤ交換や射出などのサポートはネクストライドロンが行う。

大まかな外観はタイプネクストに近似しているが、身体に走るラインは黄色く頭部は現代のドライブにより近い形状となっている。変身後は胸部にタイプスペシャルタイヤが斜め向きに装着される。ハンドル剣やドア銃だけでなく、ゼンリンシューターやシンゴウアックスといったネクストシステムの武器も使用可能。攻撃には電撃のようなエフェクトも追加されている。加えて未来のドライブの力を手に入れたことにより、パラドックスロイミュードの「永遠のグローバルフリーズ」の影響を一切受けずに行動できるという特性も持ち合わせている。

撮影用スーツは新規造形で、胸プロテクター部分はダークドライブと共用である[15]

ツール
シフトネクストスペシャル
ダークドライブが使用していたものをそのまま使用しており、変身の際は黄色い面が表に向けられている。放棄されたシフトカーを霧子が回収、マッドドクターの治療能力を応用してチューニングを施したことで、現代のドライブでも使用できるようになった。
必殺技
スピードロップ ・タイプスペシャル(仮面ライダーストームヒーローズより)
天高く打ち上げられた敵の周囲をネクストライドロンが飛び回り、青いエネルギーフィールドを形成しこれを拘束。そこにドライブ自身が電撃を纏い、ドリルのように回転しながら跳び蹴りを叩き込む。

本作品のみに登場する怪人[編集]

未来型ロイミュード
胸部のプレートに「---」と書かれた下級ロイミュード。未来型シフトカーを媒介にして生み出され、ダークドライブの部下として活動する。下級とはいえ戦闘力は現代のそれと比べて高く、デッドヒートマッハと互角に戦った。
ロイミュード011
バット型の下級ロイミュード。当初より巨大ロイミュードの状態で登場し、タイプフォーミュラのトレーラーインパクトで撃破されたが、その際に近くのエネルギー施設を巻き込んで大爆発を起こしてしまったことが、進ノ介が追われる原因となってしまった。
ロイミュード108
オリジナルナンバーで最後に作られた、スパイダー型の下級ロイミュード。2015年時点では気性の荒さから幽閉され、永遠のグローバルフリーズの実験体にされていた。その経緯は語られていないが2035年時点で復活を遂げ、エイジに擬態した後現代の108と融合するために現代へと出現。「永遠のグローバルフリーズ」を引き起こし、世界を未来永劫完全に支配しようと企む。
パラドックスロイミュード
過去(2015年)と未来(2035年)のロイミュード108が融合し、超絶進化を遂げた姿。超絶進化したと豪語するだけあってその力は絶大であり、全世界を重加速力場で覆うことはおろか、その上でパラドックス以外の全てを完全に静止させる「永遠のグローバルフリーズ」を発生させる。
戦闘能力も非常に高く、デッドヒートマッハを光弾の一撃で変身解除に追い込んでいる。また右腕を銃器や鉤爪に変化させて武装することもできる。
本作品での新規造形物は仮面ライダー側に重点が置かれたため、新規怪人は1体に留められた[5]
仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦
ガラガランダやスペースイカデビルなどとともにショッカーの怪人として登場。

設定・用語[編集]

ブースターライドクロッサー[22]
ライドクロッサーとライドブースターの合体形態。
初代ドライブピット
クリム・スタインベルトが最初に建造した基地[23]。ベルトさんは、2015年8月8日まで決して開けてはいけないようにという約束で、進ノ介に初代ドライブピットの場所の地図を記した招待状を渡す。
撮影は那須クラシックカー博物館で行われた[5]。プロトトライドロン以外の車両は博物館の展示物である[5]
プロトトライドロン
初代ドライブピットに置かれていたトライドロンの試作型。プロトドライブのそれに準じたカラーリングが施されており、一部の装備や変形機構もオミットされている[2]。居場所を突き止めたダークドライブから逃げるために使用されるが、ネクストライドロンとのカーチェイスの末に大破。しかし車体を破壊されてなお、キャビン部分には動力とタイヤが備えられており、この状態でもしばらくの間走行を続けていた。
企画段階では別の車両を登場させる予定であったが、クランクイン直前で使用できなくなり、監督の柴貴行の提案により急遽用意された[13]。撮影用車両はトライドロンにラッピングを施したもの[5][4]で、そのため映画の撮影期間中はテレビシリーズの撮影にトライドロンを使用できず、プロデューサーの大森敬仁はスケジュール調整に苦労したと述べている[4]

キャスト[編集]

声の出演[編集]

スーツアクター[編集]

スタッフ[編集]

  • 原作 - 石ノ森章太郎
  • 製作 - 鈴木武幸(東映)、平城隆司(テレビ朝日)、高木勝裕(東映アニメーション)、間宮登良松(東映ビデオ)、高木智悌(アサツー・ディ・ケイ)、松田英史(東映エージエンジー)、垰義孝(バンダイ)
  • 企画 - 白倉伸一郎(東映)、林雄一郎(テレビ朝日)、鷲尾天(東映アニメーション)、加藤和夫(東映ビデオ)、波多野淳一(アサツー・ディ・ケイ)、正田和樹(東映エージエンジー)、小野口征(バンダイ)
  • スーパーバイザー - 小野寺章(石森プロ)
  • エグゼクティブ・プロデューサー - 佐々木基(テレビ朝日)
  • プロデュース - 大森敬仁・望月卓(東映)、菅野あゆみ(テレビ朝日)
  • 脚本 - 三条陸
  • 音楽 - 鳴瀬シュウヘイ中川幸太郎
  • 撮影 - 倉田幸治
  • 照明 - 斗沢秀
  • 美術 - 大嶋修一
  • 録音 - 堀江二郎
  • 編集 - 須永弘志
  • 整音 - 曽我薫
  • 助監督 - 茶谷和行、塩川純平、浦弘之、齊藤崇浩
  • スクリプター - 渋谷康子
  • 制作担当 - 中島嘉隆
  • ラインプロデューサー - 道木広志
  • Bカメラ - 宮崎悟郎
  • FO - 古谷津実海
  • キャラクターデザイン - 田嶋秀樹・伊津野妙子(石森プロ)、小林大祐・鶴巻卓也(PLEX)
  • クリーチャーデザイン - 竹谷隆之桂正和
  • プロデューサー補 - 小髙史織(東映)
  • ラインプロデューサー補 - 下前明弘
  • 制作デスク - 宮地みどり
  • 制作応援 - 千葉耕蔵
  • 音響効果 - 大野義彦(大泉音映)
  • 特撮監督 - 佛田洋特撮研究所
  • アクション監督 - 石垣広文ジャパンアクションエンタープライズ
  • ゴースト登場シーン・プロデュース協力 - 高橋一浩
  • ゴースト登場シーン・アクション監督 - 宮崎剛(ジャパンアクションエンタープライズ)
  • ゴースト登場シーン・演出協力 - 諸田敏
  • 制作プロダクション - 東映テレビ・プロダクション
  • 配給 - 東映
  • 制作 - 劇場版「ドライブ・ニンニンジャー」製作委員会(東映、テレビ朝日東映アニメーション東映ビデオアサツー ディ・ケイ東映エージエンシーバンダイ
  • 監督 - 柴﨑貴行

音楽[編集]

主題歌
「re-ray」
作詞・作曲 - 松岡充 / 編曲 - tatsuo鳴瀬シュウヘイ / 歌 - Mitsuru Matsuoka EARNEST DRIVE
タイトルは「Reflective ray(反射光線)」を意味している[2]。また松岡充は本作品の制作発表会見に登場した際のコメントの中で「リレー競争でのバトンをつないでいく」という意味も込められていると述べている。[28]
挿入歌
SURPRISE-DRIVE
作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - tatsuo / 歌 - Mitsuru Matsuoka EARNEST DRIVE

1分間ストーリー[編集]

『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』公開記念! 1分間ストーリー』は、2015年7月19日から8月9日までテレビシリーズ内にて放送された、全4話の短編である。作中では泊エイジも登場し、西暦2035年時点でのエピソードが語られる。

話数 サブタイトル 放送日 本編放送話
1/4話 クリム・スタインベルトの真意はなに 2015年
7月19日
第38話
2/4話 2035年の未来はどんな世界なのか 7月26日 第39話
3/4話 時間の道を開くのはだれ 8月2日 第40話
4/4話 泊エイジはいつの時代にたどり着いたのか 8月9日 第41話

他媒体展開[編集]

映像ソフト化[編集]

2016年1月6日発売。Blu-ray / DVDでリリース。 それまで映画公開前に発売されていたメイキングDVDは、本作品よりコレクターズパックの方に収録される形が採られており、本作品以降もこの方式が踏襲されるようになった。

  • 劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー [ブルーレイ+DVD](2枚組)
    • ディスク1:本編Blu-ray
    • ディスク2:本編DVD
      • 映像特典(ディスク1、ディスク2共通)
        • 特報・劇場予告編
  • 劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー コレクターズパック(2枚組)
    • ディスク1:本編ディスク([ブルーレイ+DVD]の各ディスクと共通)
    • ディスク2:特典ディスク(Blu-ray版はBlu-ray、DVD版はDVDで収録)
      • メイキング
      • 制作発表会見
      • 完成披露スペシャルイベント
      • 完成披露上映会舞台挨拶
      • 公開初日舞台挨拶
      • TVスポット集
      • データファイル
      • ポスターギャラリー
    • 初回限定特典
      • 特製スリーブケース

映画作品[編集]

仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦
パラドックス・ロイミュードが登場。

オリジナルビデオ[編集]

『ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー』
本作品とテレビシリーズ第41話の間に起きた出来事として位置付けられており、作中では本作品で起きたベルトの変化についても触れられている。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 変身者がドライバーを装着していなくても、シフトブレスからの変身操作で変身可能。
  2. ^ 『仮面ライダードライブ特写写真集 IGNITION』に記載
  3. ^ 宇宙船』vol.149や『仮面ライダードライブ超全集』ではブレイドガンナー[2][17]、『キャラクターランド』Vol.1ではガンナー剣と記述している[18]
  4. ^ マスクが破損した状態の超デッドヒートドライブのスーツも着用している[24]
  5. ^ エンドクレジットには、「???」と表示されていた[27]

出典[編集]

  1. ^ 『キネマ旬報』2016年3月下旬号、74頁。
  2. ^ a b c d e f g h 宇宙船149 2015, pp. 30-33
  3. ^ 仮面ライダードライブ 第45話 ロイミュードの最後の夢とはなにか”. 東映. 2015年9月1日閲覧。
  4. ^ a b c 宇宙船150 2015, pp. 66-67, 「[対談]大森敬仁×望月卓」
  5. ^ a b c d e f g h i j 宇宙船149 2015, pp. 38-39, 「[インタビュー]柴貴行」
  6. ^ a b 映画『仮面ライダードライブ』ネクストライドロンを駆る最大の敵ダークドライブ公開 | マイナビニュース
  7. ^ 宇宙船149 2015, pp. 31-32、39.
  8. ^ 真剣佑から千葉真一に伝言、仮面ライダードライブ&ニンニンジャー製作会見 - 映画ナタリー
  9. ^ 柳沢慎吾、“警視庁参事官”役で仮面ライダー出演 笑顔を封印 | ORICON STYLE
  10. ^ 映画『仮面ライダードライブ』真剣佑が出演、ドライブ後の新ライダーも登場か | マイナビニュース
  11. ^ 新仮面ライダーは“ゴースト” 宮本武蔵やエジソンら英雄・偉人の力で変身 | ORICON STYLE
  12. ^ 『ジュラシック・ワールド』8億円超えでナンバーワン!公開5日間で100万人突破!シネマトゥデイ 2015年8月11日
  13. ^ a b 劇場パンフレット 2015, 「監督 柴貴行」
  14. ^ 超全集 2015, pp. 91-93.
  15. ^ a b c d e f 宇宙船149 2015, pp. 22-29, 「DETAIL OF HEROS 特別編[第30回]」
  16. ^ a b 劇場パンフレット 2015, 「未来からの刺客、迫る」
  17. ^ 超全集 2015, p. 91.
  18. ^ 「仮面ライダーNEWSロワイヤル」、『HYPER HOBBY PRESENTS キャラクターランド』Vol.1、徳間書店、2015年6月1日、 57頁、 ISBN 978-4-19-730134-8
  19. ^ 超全集 2015, p. 92.
  20. ^ 宇宙船151 2015, pp. 48-49, 「[インタビュー]三条陸」.
  21. ^ 劇場パンフレット 2015, 「脚本 三条陸」.
  22. ^ 超全集 2015, p. 41.
  23. ^ 劇場パンフレット 2015, 「ひとっ走り、つきあえよ!」
  24. ^ 宇宙船149 2015, pp. 25、31、37、39.
  25. ^ 第39話 旋風の誘拐犯はいつ襲って来るのか”. 仮面ライダードライブ. 東映. 2015年7月19日閲覧。
  26. ^ 東映HM52 2015, p. 12, 「KAMEN RIDER GHOST CAST INTERVIEW_01 西銘駿」.
  27. ^ 劇場パンフレット 2015.
  28. ^ 劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー 製作発表会見映像[公式] - YouTube

参考文献[編集]

劇場パンフレット
  • 『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー/手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!』パンフレット 2015年8月8日発行 構成・文:用田邦憲 発行所:東映事業推進部
関連書籍
雑誌

外部リンク[編集]