劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!

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劇場版 仮面ライダー鎧武
サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!
監督 金田治ジャパンアクションエンタープライズ
脚本 鋼屋ジンニトロプラス
虚淵玄(ニトロプラス / 脚本監修)
原作 石ノ森章太郎
出演者 佐野岳
小林豊
高杉真宙
志田友美
久保田悠来
松田岳
百瀬朔
白又敦
松田凌
青木玄徳
佃井皆美
崎本大海
田中偉登
吉田メタル
波岡一喜
中山雅史
山口智充
片岡愛之助
音楽 山下康介
主題歌 鎧武乃風
YOUR SONG
撮影 倉田幸治
編集 長田直樹
配給 東映
公開 日本の旗2014年7月19日
上映時間 65分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 8.8億円[1]
前作 平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊
次作 仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル
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劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!』(げきじょうばん かめんライダーがいむ サッカーだいけっせん!おうごんのかじつそうだつカップ!)は、2014年7月19日より東映系で公開された、日本の映画作品。同時上映作品は『烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOS』。

キャッチコピーは「絶対に負けられない夏がやってくる。」「全アーマードライダー 出陣!」「全アーマードライダー出陣! 禁断の“黄金の果実”を手に入れるのは誰だ!?」。

概要[編集]

特撮テレビドラマ仮面ライダー鎧武/ガイム』初の単独劇場版作品で、前年よりも半月ほど前倒しして7月中旬に公開された。ほぼ同時期に2014 FIFAワールドカップが開催されるのを記念し、本作品ではJリーグとの協力の元、平成仮面ライダーシリーズの劇場版としては初めて「サッカー」を題材に取り入れたコラボレーション作品として制作されている。紘汰を演じる佐野岳がサッカー経験者であることに加え、鋼屋ジンの「変身してサッカーをする」という案[2]が採用され、物語のクライマックスでは白熱のサッカー対決が展開された。

仮面ライダーに欠かせないバイク戦闘シーンでは、アクション性を優先するために劇中オリジナルのロックビークルではなく競技用トライアルバイクの使用に加え、スーツアクターに現役レーサーの野本佳章を起用している他[3]、シリーズ初となる馬に騎乗しての本格的な一騎討ちの撮影を行っている。

前年の『劇場版 仮面ライダーウィザード in Magic Land』と同様に、テレビシリーズとは異なるパラレルワールドを舞台とし、主人公である葛葉紘汰がテレビシリーズの世界から本作品の世界へ迷い込むというストーリーが展開される。そのためテレビシリーズでは既に退場済みの登場人物も登場する[4]。またテレビシリーズともリンクしたストーリー構成となっており[注 1]、第37話では番外編として、紘汰ではなく駆紋戒斗(仮面ライダーバロン)が本作品の世界に迷い込むというストーリーが展開され、本作品へと繋がる台詞や出来事も盛り込まれた。また最終回である第47話では、本作品で倒されたコウガネがテレビシリーズの世界で復活するという展開が描かれている[4]

ゲストとして本作品オリジナルの仮面ライダーであるコウガネ / 仮面ライダーマルス役に片岡愛之助、そして現役サッカー選手の佐藤勇人駒野友一、元サッカー選手の中山雅史が本人役で出演する。

夏の劇場版では恒例化している「劇場版が初出となる新ライダーや新フォームの登場」も踏襲されており、本作品では仮面ライダー冠や仮面ライダーマルス、仮面ライダー鎧武・闇など多数の新ライダーや新フォームが登場している。またこちらも前年と同様に、ED終了後には冬の劇場版である『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』の特報も流れたが、上映当時は『仮面ライダードライブ』の正式発表前であったため、特報内ではドライブの名前は映し出されていない。

評価[編集]

丸の内TOEI1他全国309スクリーンで公開され、2014年7月19日・20日の2日間で興収1億6983万5850円・動員13万8528人を記録し、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第4位を獲得した[6]

ストーリー[編集]

ある日、謎の少年・ラピスとの出会いをきっかけに葛葉紘汰 / 仮面ライダー鎧武はパラレルワールドへ飛ばされるが、その世界の沢芽市ではダンスに代わり、サッカーが娯楽として盛んに行われていた。沢芽スタジアムでは全ビートライダーズが集結し、各チームがサッカーで争う「オールライダーカップ」が開催されており、あらゆる願いが叶えられるという優勝賞品「黄金の果実」を巡って、熾烈な試合が繰り広げられていた。元の世界では既に死んでいるチーム鎧武の初代リーダー・角居裕也に仮面ライダー黒影こと初瀬亮二、チームゲネシスにはシドに消息を絶った呉島貴虎もいる。

これらの事実に戸惑いを隠せなかった紘汰も徐々にこの世界に馴染み、皆がライダーに変身し熱く激しくサッカーバトルに挑む一方、盛り上がりをみせるオールライダーカップの裏では、謎の男コウガネが密かな暗躍を続けていた。やがて平和そのものであったこの世界にも争いが起こり始め、それを陰で煽るコウガネの存在に気付いた紘汰は鎧武に変身するが、心の内にあった憎しみをコウガネにつけ込まれ、仮面ライダー鎧武・闇へと変貌してしまう。

登場人物[編集]

テレビシリーズの登場人物についてはこちらを参照。

ラピス(シャムビシェ) / 仮面ライダー冠(かむろ)
左腕に腕輪を填めた謎の少年。紘汰から教わった「他者を傷付ける事が無い戦い」としてサッカーに興味を持ち、彼と交流するようになるが、その不審な行動からアーマードライダーたちを襲う奇怪な事件の容疑者として追われることになる。
その正体はオーバーロードインベスの1人であるシャムビシェ。夢を操る能力を持ち、それを応用することにより自身や対象の見たり聞いたりした体験を元に、夢の世界を作り出す。本作品の舞台であるサッカーに溢れていた沢芽市も、紘汰から聞いたサッカーの話を元にラピスが作り上げた夢の世界であった。
テレビシリーズでは本作品の公開に先駆けて第37話に登場[注 2]。テレビシリーズの戒斗を自身が作った夢の世界へと引き込んだが、そこでの体験を経てもなお「どの世界でも自分は強くありたい」という彼の変わらぬ態度に呆れ、この世界で過ごした記憶を消去して元の世界へと戻した。
コウガネ / 仮面ライダーマルス
自らを新世代の神と称し、アーマードライダーの全滅を目論む謎の男。その正体はかつてのオーバーロードが人工的に「知恵の実」を生み出そうとした結果、誤って誕生させてしまった人造人間である。紘汰たちの前で現れた壮年の男性の姿も仮に過ぎず、その実態は巨大な炎に包まれている黄金のリンゴであった[注 3]
生物の闘争心・悪意を増幅させる能力を持ち、テレビシリーズに登場したロシュオたちフェムシンムの民達の闘争心を暴走させて他のインベスたちと同士討ちさせた、いわばフェムシンムの滅びの元凶となった存在でもあった。
ラピスによって夢の世界へと封印されていたが、サッカー世界の凌馬がこれらの出来事を記した碑文を発見したのをきっかけに復活してしまい、角居裕也に化け特殊なイナゴ邪悪の種」を使用することで、夢の世界の住人やアーマードライダーたちをかつてのフェムシンムの民たちの様に争わせ、そのエネルギーを蓄えていた。
テレビシリーズでは本作品の公開に先駆けて、マルスの姿のみが第37話のラストに登場しており、光実と貴虎を探す紘汰を密かに見つめ、黄金の果実の歴史を口にしながらラピスの作った世界へとクラックを通して侵入する様子が描かれている。また最終回でも復活を遂げ、仮面ライダー邪武として光実たちの前に立ちふさがる。
佐藤勇人
チーム鎧武の仲間として登場。
駒野友一
チームバロンの仲間として登場。
中山雅史
サッカーに溢れていた沢芽市の世界で、ファンに自慢のシュートを披露していた。戸惑っている紘汰のシュートに賞賛を贈る。

本作品オリジナルのアーマードライダー[編集]

数値データは『仮面ライダー鎧武 超全集[7]と『仮面ライダー Official Mook 仮面ライダー 平成 vol.15 仮面ライダー鎧武/ガイム』[8]に基づく。

仮面ライダー鎧武の派生アームズ[編集]

テレビシリーズにも登場したバナナアームズを含め、3つの形態が登場する。変身に用いられるロックシードは、コウガネによって「邪悪の種」を植え付けられ、同士討ちしたアーマードライダーたちが遺したものである。

変身には用いられなかったものの、下記のもの以外にも斬月・真のメロンエナジーロックシードや、黒影トルーパーのマツボックリロックシードも一時的に所持しており、こちらはクライマックスにて貴虎と初瀬が復活を果たした際に返却している。

仮面ライダー鎧武 ドングリアームズ
  • 身長:203cm
  • 体重:110kg
  • パンチ力:8t
  • キック力:10.2t
  • ジャンプ力:ひと跳び24m
  • 走力:100mを6.1秒
ドングリの鎧を装備した派生形態。グリドンの持っていたドングリロックシードを使用し、鎧や眼の色、それに装着時の音声はグリドンのものに準じている。
専用アームズウェポンもグリドンと同様にドンカチを使用し、これを振るっての近接格闘戦を得意とする。
仮面ライダー鎧武 ドリアンアームズ
  • 身長:208cm
  • 体重:121kg
  • パンチ力:12t
  • キック力:10.2t
  • ジャンプ力:ひと跳び22m
  • 走力:100mを6.4秒
ドリアンの鎧を装備した派生形態。ブラーボのドリアンロックシードを使用し、鎧や眼の色、それに装着時の音声はブラーボのものに準じている。
専用アームズウェポンもブラーボと同様にドリノコを使用し、二刀流での近接格闘戦を得意とする。

仮面ライダー鎧武・闇[編集]

鎧武の変異形態で、読みは「がいむ・やみ」。コウガネに「邪悪の種」を植え付けられた紘汰が、ブラックオレンジロックシードブラックレモンエナジーロックシードを用いて変身し、コウガネですらこの形態への変貌には驚きを示した。

デザインは、バンダイの西澤清人がジンバーレモンアームズや黒影のフィギュアから発想した[9]。マスクは『てれびくん超バトルDVD』に登場したフレッシュオレンジアームズの色変え[10]。裃部分は新規に造形された[10]

アームズ
ブラックジンバーアームズ
  • 身長:206cm
  • 体重:110kg
  • パンチ力:16t
  • キック力:22t
  • ジャンプ力:ひと跳び21m
  • 走力:100mを5.7秒
変身のプロセスや装着時の音声はジンバーレモンアームズと同様。外見もジンバーレモンアームズに近いが、スーツや胸部プレートが、腕や足の装甲が銀色、眼がくすんだ黄色へとそれぞれ変色している。
紘汰自身の高い身体能力に加え、「邪悪の種」を植え付けられたことで増幅された闘争心も相まって、無双セイバーを振るい敵をひたすら攻撃する剣術戦を得意とする。

仮面ライダー黒影・真[編集]

ペコが変身する次世代型アーマードライダーで、読みは「くろかげ・しん」。モチーフは黒影と同様に「和」の鎧で、足軽を彷彿とさせる細身のフォルムが特徴である。スーツの色は黒。黒影の名こそ冠しているが、斬月・真やバロン レモンエナジーアームズと同様にドライバーとロックシードは別の物を使用している。

オールライダーカップの後、「邪悪の種」を植え付けられたペコがザックに襲い掛かる形で変身し、助太刀に入ったバロンとの勝負の最中に「邪悪の種」の植物に覆い尽くされてしまい姿を消してしまう。クライマックスにて他のアーマードライダーと同様に復活を遂げ、マルスとの決戦に臨む。

アームズ
マツボックリエナジーアームズ
  • 身長:203cm
  • 体重:102kg
  • パンチ力:10.1t
  • キック力:14.2t
  • ジャンプ力:ひと跳び25m
  • 走力:100mを6秒
マツボックリの鎧を装備した基本形態。鎧の形状や眼の色は通常の黒影と同様だが、変身にはマツボックリエナジーロックシードが用いられる。またこの2つを用いて変身する他の新世代ライダーとは異なり、専用アームズウェポンとして影松・真を備えており、素早い身のこなしを活かした棒術戦を得意とする。
ゲネシスドライバーのハンドルを押し込むことで「リキッド!」の電子音声の後に「マツボックリエナジーアームズ!」の装着音声が発声され、その後に鳴る効果音は三味線のような旋律で、同時に「ソイヤ!・ヨイショ!・ワッショイ!」の祭り囃子のような電子音声が流れる。
アームズウェポン
影松・真(かげまつ・しん)
マツボックリエナジーアームズ専用の長槍型アームズウェポン。通常の影松とは異なり両端に穂先を備えており、また片方の刃は十文字槍に近い形状となっている。
本作品の公開に先駆け、テレビシリーズでも鎧武 極アームズが召喚する形で登場しており[注 4]、黒影の影松と同時に使用された。
『ドライブ&鎧武』の『MOVIE大戦フルスロットル』では、鎧武 極アームズが召喚した物を借りる形でバロンが使用している。

仮面ライダー冠[編集]

ラピスが変身するアーマードライダー。読みは「かむろ」。モチーフは鎧武と同様に「和」の鎧。スーツの色は水色と銀色。日本語字幕公開時では冠ではなく、ミスリルという名前で表示されている。

コウガネとの決戦において自らシルバーアームズを模したエネルギーのボールに姿を変化させ、アーマードライダーとの連携でマルスの分身を退け、マルスの攻撃を止めて鎧武に止めの手助けをした。

プロテクターのデザインはマルスの色違いで細部のディテールが異なるが、オーバーロード内における紘汰のような立ち位置のキャラクターであることから、顔やアンダースーツのデザインは鎧武をベースとしている[9]。前立のデザインは豊臣秀吉の兜をモチーフとしている[9]。スーツはアップ・アクション兼用も1着のみが制作され[11]、その後テレビシリーズ第47話に登場した仮面ライダー邪武へと改造された[12]

アームズ
シルバーアームズ
  • 身長:210cm
  • 体重:111kg
  • パンチ力:15.8t
  • キック力:20t
  • ジャンプ力:ひと跳び22m
  • 走力:100mを5.7秒
銀のリンゴロックシードで変身する基本形態。兜はオレンジアームズに近く[注 5]、青いリンゴを模した鎧の各部には、飾り切りしたリンゴを思わせる意匠が盛り込まれている。また左腕にはラピスが填めている腕輪もそのまま装着されている。
装着時の音声は「シルバーアームズ! 白銀・ニューステージ!」。
専用アームズウェポン・蒼銀杖を使用し、リーチを活かした棒術戦を得意とする。
ツール
戦極ドライバー
ベルトが黄色い初期型で、プレートには冠の横顔が描かれている。劇中未登場だが、DX玩具版では待機音声は鎧武ら同様の和風テイストのものが流れ、ブレードを倒した際の電子音声は「ソイヤッ!」となる。
アームズウェポン
蒼銀杖(そうぎんじょう)
シルバーアームズ専用の杖型アームズウェポン。先端には前立てと同形状の装飾が施されている。

仮面ライダーマルス[編集]

コウガネが変身するアーマードライダーで、モチーフはバロンと同様に「西洋」の鎧。スーツの色は赤と金色。鎧武 極アームズとほぼ互角の戦闘スペックを誇り[13]、鎧武と次世代ライダーを単独で圧倒した。

リンゴをモチーフとしたアームズは斬月の初期案として用意されていたものである[9]。マスクは映画『13日の金曜日シリーズ』に登場するジェイソンを意識してヨーロッパに実在したホッケーマスクに似た兜をモチーフとしている[9]。プロテクター部分はその後『鎧武外伝』に登場するバロン リンゴアームズに改造された[14]

アームズ
ゴールデンアームズ
  • 身長:209cm
  • 体重:117kg
  • パンチ力:18.5t
  • キック力:19.6t
  • ジャンプ力:ひと跳び19m
  • 走力:100mを6.8秒
金のリンゴロックシードで変身する基本形態。冠 シルバーアームズと同様に、赤いリンゴを模した鎧の各部には、飾り切りしたリンゴを思わせる意匠が盛り込まれている。
装着時の音声は「ゴールデンアームズ! 黄金の果実!」。待機音はバロンとグリドンと同様にトランペットによるファンファーレとなっているが、装着時の音声は鎧武と同様に和風系という組み合わせとなっている。
専用アームズウェポンであるアップルリフレクターソードブリンガーを使用し、正確な剣技と鉄壁の守りを駆使した格闘戦を得意とする。また自らの体をイナゴの集団に分散させたり、馬に騎乗し鎧武と騎馬戦を繰り広げるなど、変幻自在な戦いぶりを見せる。
ツール
戦極ドライバー
ベルトが黄色い初期型で、プレートにはマルスの横顔が描かれている。劇中未登場だが、DX玩具版では待機音声はバロンらと同様の洋風テイストで、ブレードを倒した際の電子音声は「カモン!」となる。
アームズウェポン
アップルリフレクター
洋風の盾型アームズウェポン。鎧と同様に、飾り切りしたリンゴを模した装甲により構成され、この分割構造により衝撃を分散する。また中央部に内蔵されたエネルギー増幅回路の効果で、武器の能力を一時的に向上させることも可能[15]。防御のみならず敵に叩き付けての攻撃にも活用され、またソードブリンガーの鞘としても機能する。
ソードブリンガー
片手剣型アームズウェポン。変身時はアップルリフレクターに収められており、戦闘時に抜刀される。刃の先端は二股に分かれており、その間から発生するエネルギーで刀身を覆い、切れ味を強化する[15]。また金色のエネルギー刃を放って攻撃することも可能。

用語[編集]

黄金の果実
どんな願いも叶える力を持つ果実で、オールライダーカップの優勝チームに与えられると言われている。紘汰はテレビシリーズに登場する「知恵の実」と同一の物ではないかという疑念を持っていたがが、後に意外な人物が所持していたことが判明する。
チームシャルモン
凰蓮・ピエール・アルフォンゾが「アマチュアに本物のサッカーを教える」為に参戦したチーム。凰蓮の他、弟子である初瀬亮二・城乃内秀保が在籍している。
前日談となるテレビシリーズ第37話にも登場し、弱小化したチームバロンを踏み台にランキングに食い込もうと企むも、テレビシリーズの世界から迷い込んだ戒斗と中村憲剛によって強化されたチームバロンに敗北する。
テレビシリーズと同様に洋菓子店「シャルモン」を本拠としているが、かなりの財力を持っており、劇中ではプロの傭兵部隊を募った凰蓮隊員[注 6]を従えている。
チームゲネシス
ユクドラシルが「サッカーで世界を征する」という目標を掲げ結成したチーム。呉島貴虎がキャプテンを務め、部下の湊耀子・シドが選手として登録されている。
本拠はユクドラシルタワーで、本作品の世界では治安維持部隊となっているトルーパーズを保有する。
邪悪の種
コウガネが使役する虫。「種」と呼称されているが、実際はイナゴに近い姿をしている。
人間の怒り・憎しみ・闘争心を増幅させる能力を持ち、これを植え付けられたアーマードライダー達は増幅された感情に支配され、やがてヘルヘイムの様に黒い植物に全身を覆い尽くされた末、アームズの胸部鎧部分とロックシードを残して消滅し、金のリンゴロックシードを完成させるための養分にされる。
金のリンゴロックシード
黄金の果実の正体で、かつてヘルヘイムの科学者によって誤って生み出されたロックシード。コウガネが化けた裕也が身に付けていたことから、紘汰が彼の正体に気付く切っ掛けとなった。識別ナンバーは「L.S.-GOLD」。
銀のリンゴロックシード
コウガネとの決戦を前にして、覚悟を決めたラピスにDJサガラが渡したロックシード。識別ナンバーは「L.S.-SILVER」。
マツボックリエナジーロックシード
悪の心を増幅されたペコが所持していたエナジーロックシード。識別ナンバーは「E.L.S.-05」。その経緯については作中では言及されていないが、ゲネシスドライバーと共に所持していた。
劇中には登場しないが、プレミアムバンダイ限定「DXマツボックリエナジーロックシード」にはジンバーマツボックリの変身音声も収録されている。
ブラックオレンジロックシード、ブラックレモンエナジーロックシード
共にコウガネの策略によって闇に染まった紘汰が使用したロックシード。黒く変色した色を除けば、いずれも元となったロックシードと同様の外観、識別ナンバーを備えている。
炎の馬[13]
最終決戦に際してマルスが騎乗した、マルスが操るイナゴの集合体。全身が炎に包まれており、頭部から火炎弾を吐きだす。

キャスト[編集]

声の出演[編集]

スーツアクター[編集]

スタッフ[編集]

  • 原作 - 石ノ森章太郎
  • 製作 - 鈴木武幸(東映)、平城隆司(テレビ朝日)、高木勝裕(東映アニメーション)、間宮登良松(東映ビデオ)、和田修治(アサツー・ディ・ケイ)、松田英史(東映エージエンジー)、垰義孝(バンダイ)
  • 企画 - 白倉伸一郎(東映)、林雄一郎(テレビ朝日)、清水慎治(東映アニメーション)、日達長夫(東映ビデオ)、波多野淳一(アサツー・ディ・ケイ)、小川政則(東映エージエンジー)、小野口征(バンダイ)
  • 脚本 - 鋼屋ジンニトロプラス
  • 脚本監修 - 虚淵玄(ニトロプラス)
  • 音楽 - 山下康介
  • 撮影 - 倉田幸治
  • 照明 - 斗沢秀
  • 美術 - 大嶋修一
  • 録音 - 畑幸太郎
  • 編集 - 長田直樹
  • 整音 - 曽我薫
  • スクリプター - 森永恭子
  • スケジュール - 山口恭平
  • 助監督 - 杉原輝昭
  • 製作担当 - 石井誠
  • ラインプロデューサー - 富田幸弘、下前明弘
  • 撮影応援 - 植竹篤史、小山祐輔、古谷実津海、眞榮平綾乃
  • 助監督応援 - 原田拓明、石井千晶、永井大裕
  • 制作応援 - 曽根晋、式守修、浦弘之、平原大志、平岩一輝、平林京子、本城雄也
  • 制作デスク - 武中康裕、宮地みどり
  • キャラクターデザイン - 田嶋秀樹(石森プロ)、小林大祐、田中宗二郎(PLEX)
  • クリーチャーデザイン - 篠原保Niθ
  • プロデュース補 - 井元隆佑(東映)、菅野あゆみ
  • 制作プロダクション - 東映テレビ・プロダクション
  • スーパーバイザー - 小野寺章(石森プロ)
  • エグゼクティブ・プロデューサー - 佐々木基(テレビ朝日)、加藤和夫(東映ビデオ)
  • プロデュース - 武部直美、望月卓(東映)
  • 特撮監督 - 佛田洋
  • アクション監督 - 石垣広文ジャパンアクションエンタープライズ
  • アクション監督補 - 竹田道弘(ジャパンアクションエンタープライズ)
  • 配給 - 東映
  • 制作 - 劇場版「鎧武・トッキュウジャー」製作委員会(東映、テレビ朝日東映アニメーション東映ビデオアサツー ディ・ケイ東映エージエンシーバンダイ
  • 監督 - 金田治(ジャパンアクションエンタープライズ)

主題歌[編集]

YOUR SONG
作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - 鳴瀬シュウヘイ / 歌 - 鎧武乃風

映像ソフト化[編集]

劇場版本編のBlu-ray / DVDソフトには通常版、コレクターズパック版共に抽選で2015年2月開催の『鎧武/ガイム外伝 仮面ライダー斬月/仮面ライダーバロン』上映イベントが当たる応募券を封入(応募期間限定・2014年12月13日〜2015年1月5日迄)。

  • Making of 劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯! ヒーローニッポン代表の夏(DVD1枚組、2014年7月18日発売)
    • 本作品のメイキングDVD。
  • 劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯! 通常版(1枚組、2014年11月7日発売、Blu-ray / DVDでリリース)
    • 映像特典
      • 特報・劇場予告編
      • 作品紹介
  • 劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯! コレクターズパック(3枚組、2014年11月7日発売、Blu-ray / DVDでリリース)
    • ディスク1:本編ディスク(通常版と共通)
    • ディスク2:特典ディスク1(Blu-ray版はBlu-ray、DVD版はDVDで収録)
      • Making of 劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯! ヒーローニッポン代表の夏 補完版
    • ディスク3:特典ディスク2(Blu-ray版はBlu-ray、DVD版はDVDで収録)
      • 完成披露記者会見
      • 完成披露プレミア上映会舞台挨拶
      • 公開初日舞台挨拶
      • TVスポット集
      • データファイル
      • ポスターギャラリー
    • 初回限定特典
      • ライナーカード
      • 特製スリーブケース

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 当初はテレビシリーズとの繋がりを曖昧にする予定であったが、前後の物語の繋がりを考慮して紘汰が貴虎を探す場面が加えられた[5]
  2. ^ クレジットでは「謎の少年」と表記。
  3. ^ 形状はテレビシリーズの「黄金の果実」に酷似しているが、内部には光球ではなくゴールデンアームズの様なものを内包している。
  4. ^ 極ロックシード使用時の電子音声は黒影が使用する影松と同様の「影松」。
  5. ^ オレンジアームズとは異なり表面に突起がない。
  6. ^ 日本語字幕公開版より。
  7. ^ 一部のシーンでは仮面ライダー鎧武のスーツアクターも担当している[16]

出典[編集]

  1. ^ キネマ旬報』2015年3月下旬 映画業界決算特別号、92頁。
  2. ^ 劇場パンフレットより。
  3. ^ 『Making of 劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯! ヒーローニッポン代表の夏』より。
  4. ^ a b 公式完全読本 2014, p. 65, 「鎧武 銀幕を駆ける」
  5. ^ 公式完全読本 2014, p. 72, 「GAIM DIRECTOR INTERVIEW_02 柴貴行」.
  6. ^ 『ポケモン』が7年ぶり首位!『マレフィセント』『マーニー』に競り勝つシネマトゥデイ 2014年7月23日
  7. ^ 超全集 2014, pp. 108-110.
  8. ^ 平成 Vol.15 2014, pp. 7、13.
  9. ^ a b c d e 公式完全読本 2014, p. 117
  10. ^ a b 凱旋 2015, p. 107
  11. ^ 凱旋 2015, p. 101.
  12. ^ a b 凱旋 2015, p. 103.
  13. ^ a b 超全集 2014, p. 108.
  14. ^ 凱旋 2015, p. 109.
  15. ^ a b 公式VB 2015, p. 68.
  16. ^ a b 公式完全読本 2014, pp. 82-84, 「GAIM SUIT-ACTOR'S TALK 01 高岩成二」
  17. ^ a b c 平成 Vol.15 2014, pp. 32-33, 「『仮面ライダー』を創る!EX 俳優 渡辺淳×佐藤太輔」
  18. ^ a b 公式完全読本 2014, p. 92, 「GAIM SUIT-ACTOR'S TALK 05 金子起也」
  19. ^ a b 平成 Vol.15 2014, p. 13
  20. ^ a b c 公式完全読本 2014, pp. 88-90, 「GAIM SUIT-ACTOR'S TALK 03 今井靖彦×岡田和也×藤田慧」
  21. ^ 公式完全読 2014, p. 75, 「GAIM DIRECTOR INTERVIEW_03 金田治」.

参考文献[編集]

  • 『仮面ライダー鎧武超全集』 小学館てれびくんデラックス愛蔵版〉、2014年11月11日ISBN 978-4-09-105146-2
  • 『OFFICIAL PERFECT BOOK GAIM WARNING FRUIT COCKTAIL [仮面ライダー鎧武/ガイム 公式完全読本]』 ホビージャパン〈公式完全読本シリーズ〉、東京、2014年12月13日、第1版。ISBN 978-4-7986-0933-1
  • 『仮面ライダー 平成 vol.15 仮面ライダー鎧武/ガイム』 講談社〈講談社シリーズMOOK(仮面ライダー Official Mook)〉、東京、2014年12月25日ISBN 978-4-06-353565-5
  • 『仮面ライダー鎧武/ガイム特写写真集 凱旋』 ホビージャパン〈DETAIL OF HEROES 09〉、2015年3月31日ISBN 978-4-7986-0996-6
  • 『鎧武外伝 仮面ライダー斬月/仮面ライダーバロン 公式ヴィジュアルブック』 ホビージャパン〈ホビージャパンMOOK〉、2015年4月22日ISBN 978-4-7986-1003-0

外部リンク[編集]