カラカル

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カラカル
カラカル
カラカル Caracal caracal
保全状況評価[1][2]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svgワシントン条約附属書I[3]
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
亜綱 : 獣亜綱 Theria
: 食肉目 Carnivora
亜目 : ネコ亜目 Feliformia
: ネコ科 Felidae
亜科 : ネコ亜科 Felinae
: カラカル属 Caracal
Gray, 1843
: カラカル C. caracal
学名
Caracal caracal (Schreber, 1776)
和名
カラカル
英名
Caracal
Caracal distribution.png
カラカルの分布図
耳の先端の長い房毛が特徴

カラカルCaracal caracal)は、哺乳綱食肉目ネコ科カラカル属に分類されるネコ。本種のみでカラカル属を形成する。特定動物

分布[編集]

アフリカ大陸(サハラ砂漠除く)、アフガニスタンイランインド北西部、サウジアラビアパキスタン

形態[編集]

体長 55 - 90cm、尾長 20 - 30cm、体重 8 - 23kgで、長くほっそりした四肢を持つ。体毛は短く、地色は赤褐色で顎、胸、腹にかけて白色である。耳は三角形で大きく黒く、先端に特徴的な房毛がある。

生態[編集]

砂漠草原、丘陵地に生息する。夜行性だが、昼に行動することもある。動きがとても俊敏で、警戒心が強い。食性は肉食性で小型哺乳類や鳥類を食べる。鳥類を捕らえる時は地上から3mほどまでジャンプして捕らえる。繁殖期は9-12月で妊娠期間は約9週間。岩の隙間や樹洞、ツチブタキツネのすてた穴を利用し2 - 4子を産む。

人間との関係[編集]

分布域は広いが個体数は減りつつある。

インドやイランではカラカルを飼い慣らし、狩猟に使うこともある。

カタールドーハで開催された2010年世界室内陸上競技選手権大会のマスコットは、カラカルを擬人化したSahamである[4]

脚注[編集]

  1. ^ Appendices I, II and III<https://www.cites.org/>(accessed February 12, 2018)
  2. ^ Avgan, B., Henschel, P. & Ghoddousi, A. 2016. Caracal caracal (errata version published in 2016). The IUCN Red List of Threatened Species 2016: e.T3847A102424310. http://dx.doi.org/10.2305/IUCN.UK.2016-2.RLTS.T3847A50650230.en. Downloaded on 12 February 2018.
  3. ^ アフリカ大陸の個体群はワシントン条約附属書II
  4. ^ Organisers unveils Doha 2010 official mascot named “Saham”