ローライズ
ローライズ(Lowrise)とは、衣服のデザインの一種。パンツなどのボトムスにおいて股上(またがみ)が浅い、つまり股間からウエストまでの丈が短いデザインのことである。フロントボタンがへそより下にくることが特徴[1]。ヒップハングとほぼ同義語であるが、ローライズのほうがより股上が浅いものとされることが多い。
主に女性向けのファッションであるが、ジーンズを中心に男性用のローライズパンツも販売されるようになった。
腰周りに注目が集まることで、ウエストから上半身がスマートに見えるという特徴がある。また、腹が出た場合に一番出っ張る部分はへその辺りだが、ローライズパンツの場合ベルトラインがそこより下にあるため、結果として腹部を圧迫せずに穿くことができる。
ローライズおよびヒップハングの日本での流行は、1960年代から1970年代にすでに見られたが、当時は丈が長くゆったりとした上着と合わせる姿が一般的であった。2000年頃から欧米の女性歌手や女優のファッションとして国内に入ってきたローライズでは、丈の短い上着と合わせて腰周りや腹部を露出したファッションで多く使用されている。
デメリットとしては、屈んだ際にショーツやパンティーなどの下着、あるいは臀部そのものが腰の上から見えやすいという点である。下着の露出についてはこれを防止するために、同様にローライズのデザインとなったショーツやパンティストッキングが市販されるようになった。逆転の発想で、腰部分をリボンやラインストーンなどで装飾し、それを見せるおしゃれができるショーツ(いわゆる見せパン)も売られている。また、上着をパンツの中にインする着こなしは困難。このため、ボディスーツのように股にクロッチを付けてずり上がらないようにしたシャツなどが作られたこともある。
出典[編集]
関連項目[編集]
- 腰パン - 厳密にはローライズとは違う。腰パンのパンツは標準サイズの股上で、これを意図的に下げている。
- ヒップハング
- ハイレグ - ローライズとは逆に、脚側の布地が深く切れ込んだ水着や下着。
- ローレグ - 本来の意味はハイレグの対義語だが、サブカルチャーの世界では極端なローライズのことを指す場合もある。