藤井マジック
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藤井マジック(ふじいマジック)とは、将棋棋士の藤井聡太が指した中終盤の妙手や名手のことを指す造語である。羽生マジックと同様に一般の人はもちろん、プロ棋士や将棋ソフトでさえ思いつかないような一手に対して言われる。
概要[編集]
藤井マジックは、羽生マジックと同様に形勢がほぼ互角の時や少し劣勢の時に見られることが多い。解説者も驚くような手を指した時に「藤井マジック」と形容される。藤井マジックを指した場合、大逆転の勝利を収めることがほとんどである。しかし、明確な定義はないため「藤井マジック」といわれる場合の基準は特に存在しない。
実例[編集]
藤井マジックには明確な定義はないが本項では、日本将棋連盟が「藤井マジック」と称したか、多くの棋士が「藤井マジック」と称した対局について解説する。
第43期棋王戦予選 対澤田真吾戦[1][編集]
本局は藤井が勝利を収め、20連勝を決めた一戦である。
藤井の▲7六桂が「藤井マジック」と呼ばれる妙手である。これに対し澤田は△同金としたが△7五玉とすれば澤田の勝勢であった。
脚注[編集]
- ^ “中学生棋士・藤井聡太四段。デビューから負けなし29連勝の大記録はどのように達成されたか(前編)|将棋コラム|日本将棋連盟” (日本語). www.shogi.or.jp. 2020年3月8日閲覧。