新人王戦 (将棋)
新人王戦 | |
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棋戦の分類 | 一般棋戦(新人・若手棋戦) |
旧イベント名 | 新人王戦 U-26(2006-2007年) |
開催概要 | |
開催時期 | 10月(決勝) |
初回開催 | 1970年(第1期) |
持ち時間 | 3時間(チェスクロック方式) |
番勝負 | 三番勝負 |
優勝賞金 | 未公表 |
主催 |
しんぶん赤旗(日本共産党中央委員会) 日本将棋連盟 |
公式サイト | 新人王戦(日本将棋連盟) |
記録 | |
現新人王 | 上野裕寿(第54期) |
最多優勝 |
森安秀光・森内俊之・藤井猛 (3期) |
最長連覇 |
丸山忠久・藤井猛・増田康宏 (2連覇) |
新人王戦(しんじんおうせん)は、しんぶん赤旗及び日本将棋連盟主催の将棋の棋戦。26歳・六段以下(タイトル戦経験者は除く)の棋士などが参加する優勝棋戦(一般棋戦)である。新人王が後にタイトルホルダーやA級棋士などの強豪になったケースは多く、若手プロ棋士の登龍門であるとされている[1][2][3]。
概要
[編集]決勝は三番勝負で、例年10月から11月にかけて行われる。史上初めて女流棋士が棋士の公式戦への参加を認められたのが1981年2月19日の新人王戦で、山下カズ子が高橋道雄と指した。[4]
主催の「しんぶん赤旗」(旧・赤旗)は日本共産党中央機関紙であり、事実上政党が主催者となっている唯一の公式棋戦である。赤旗が棋戦主催に名乗りを上げたのは、第2代議長・初代委員長宮本顕治が将棋を嗜んでいたことに由来し、宮本は存命中、決勝三番勝負を生で観戦するため党本部に程近い将棋会館に出向くこともあった。後に日本将棋連盟会長を務めた米長邦雄は、「個人的には保守強硬だが、政党の中で真っ先にいちばん感謝しなければならないのは共産党」と述べている。
方式
[編集]若手の棋士と女流棋士、アマチュア、奨励会員の計40名が参加するトーナメントを行い優勝者を決定する。
2005年秋から始まった第37期(2006年度)より参加資格がそれまでの制度(後述)から大幅に変更され、定員が42名に固定された[8]。特に、プロの参加が30歳以下から26歳以下に引き下げられたことにより、奨励会三段の出場枠は実質的に大きく広がった[注釈 1]。その際に、棋戦名が単なる「新人王戦」から「新人王戦 U-26」に改称された。第39期(2007年度)には再び「新人王戦」に名称が戻された[9]。
第40期(2008年度)には、定員が最大40名(奨励会三段の出場人数は棋士の参加人数以下[注釈 2])に変更された。現在の参加資格は以下のとおり[10]。
- 26歳以下かつ六段以下(ただしタイトル戦経験者を除く)の棋士全員[注釈 3]
- 26歳以下の女流棋士(4名、成績選抜による)[注釈 4]
- アマチュア(1名、赤旗名人、年齢制限無し)[注釈 5][注釈 6]
- 26歳以下かつ(棋戦開始年の)前期の奨励会三段リーグ成績上位者(四段昇段者を除く)
年齢については開始年(= 年度の前年)の10月1日を基準とする[10]。ただし27歳以上でも四段昇段から1年以内の棋士は1回に限り出場できる。
前期ベスト4以上で参加資格のある者はシードされ2回戦からの参加となる。また、棋士は基本的に2回戦からの登場であり、棋士の参加者数によっては女流棋士や奨励会員の一部も2回戦からの参加となる。決勝は三番勝負を行う。持ち時間は全ての対局で各3時間[10]。
第53期より持ち時間がストップウォッチ方式からチェスクロック方式に変更された。[11]
記念対局
[編集]新人王戦優勝者とタイトル保持者が記念対局を行う。非公式戦であり、成績は通算記録などに算入されない。
記念対局は、第36期(2005年度)まで公式戦であった。優勝者とその年の名人による記念対局が11月頃に行われた。2006年以降はタイトルホルダーのうちの1人との非公式の対局となっている。対局相手はスケジュール等を鑑みて決定される[12]。記念対局が師弟対局になった事例は2例で、第23期(1992年度)新人王戦・記念対局(中原誠名人 対 佐藤秀司新人王)と第50期(2019年度)新人王戦・記念対局(木村一基王位 対 高野智史新人王)で、いずれも新人王側が勝利している。同門兄弟弟子同士の記念対局は第12期(1981年度)新人王戦・記念対局(中原誠名人 対 田中寅彦新人王)の1例のみで、両名とも高柳敏夫門下である。
先後は振り駒を行わず、新人王が先手となる。ただし新人王がタイトルホルダーでもある場合は振り駒により先後を決めることとなっており[13]、2018年までに1999年の藤井猛、2005年の渡辺明(いずれも竜王就位)の2例がある。
対戦成績は、名人との公式戦だった時代は新人王の12勝24敗[14]、タイトルホルダーとの非公式戦となった2006年度から2021年度までは新人王の6勝10敗となっている[15][16]。
特典
[編集]棋士の優勝者は、優勝翌年度のNHK杯戦にて、予選免除・本戦シード対象となる「公式棋戦優勝者」として扱われ、本戦1回戦から出場することが出来る(NHK杯戦に出場資格のない奨励会員・アマチュアは対象外だが、奨励会員が新人王戦参加中に四段昇段で棋士となって優勝した場合は本戦シード対象)。
奨励会員については、第44期新人王戦で奨励会三段の都成竜馬が優勝したことを受け、新人王戦で奨励会三段が優勝した場合、「進行中の三段リーグ終了時に次点がつく」という規定が新設された(ただし、この次点2つで四段昇段はできず、フリークラス編入の四段昇段には「三段リーグ3位」がもう一つの次点として必要となる)[17][18]。
アマチュア及び女流棋士についても、2021年より、優勝した者に棋士編入試験の受験資格が与えられている[19]。
インターネット配信
[編集]新聞主催棋戦の性格上からか、インターネットでのライブ動画配信は行われてこなかったが、第48期(2017年)では3回戦の藤井聡太 対 横山大樹赤旗名人(アマチュア)の対局がAbemaTV将棋チャンネルで配信された[20]ほか、藤井が佐々木大地に敗れた準々決勝の対局[21]と、決勝三番勝負(増田康宏対佐々木大地)[22][23]がニコニコ生放送も加わって配信された。
第49期(2018年)でも同様に藤井の対局(初戦の2回戦:古森悠太[24]、3回戦:八代弥[25]、準々決勝:近藤誠也[26]、準決勝:青嶋未来[27]、決勝三番勝負:出口若武[28][29])が両サイトにより配信されている。さらに第49期を制した藤井と豊島将之二冠(棋聖・王位、対局当時)との記念対局も両局によって収録配信された[16]。
第36期(2005年度)以前の制度
[編集]第36期以前は棋戦名が単に新人王戦であった。奨励会予選とトーナメント戦により優勝者を決定した。
奨励会予選
[編集]奨励会三段の全会員が参加するトーナメントで、6名が本戦に勝ち進めるシステムであった。持ち時間は各1時間。
この奨励会予選は第36期(2005年度 = 奨励会予選が行われたのは2004年)を最後に廃止された。
トーナメント戦
[編集]開始年10月1日時点での
が本戦に参加していた[注釈 9]。
1998年度(第30期)には1998年10月1日付で七段に昇段した藤井猛が出場している。
トーナメント形式であること、および、決勝が三番勝負であることは、第37期以降と同じであった。持ち時間は各4時間、決勝三番勝負のみ各5時間であり、いずれも第37期以降よりも長かった。
創設初期の制度
[編集]棋戦開設当初の1970年、若手棋士の人数自体が少なかったこともあり、出場資格が「四段~六段」のみで、年齢の制限がなく全員参加だった[30]
1970年度(第1回)準優勝の橋本三治は44歳、1971年度(第2回)優勝の若松政和は31歳、1974年度(第5回)準優勝の吉田利勝は41歳、1975年度(第6回)準優勝の桜井昇は34歳である。
また、新人王戦の観戦記者だった奥山紅樹は1978年の著書『プロ棋士 その強さの秘密』(晩聲社)において、「奨励会二段から、35歳までの六段位棋士(年度途中の昇段者は可)が参加する」と書いている[31]。
記録
[編集]- 最長連覇 2連覇 丸山忠久、藤井猛、増田康宏
- 最多優勝回数 3回 森安秀光、森内俊之、藤井猛
- 最年少優勝 16歳2ヶ月 藤井聡太(第49期。最年少卒業記録でもある[注釈 10])
- 最多出場記録 17回 宮田利男、中井広恵
- 最多出場記録(制限年齢引き下げ後、第37期以降) 11回 阿部光瑠
奨励会三段の最高成績
[編集]第44期(2013年度)において、都成竜馬が奨励会員として初めて優勝を果たした[32]。この快挙を受け日本将棋連盟は、「新人王戦で奨励会三段が優勝した場合、進行中の三段リーグ終了時に次点[注釈 11]をつける」という規定を2014年1月14日付で新設、2014年4月開始の第55回奨励会三段リーグより適用し[33]、新人王戦優勝の都成には第55回奨励会三段リーグの終了時(2014年9月)に次点が与えられた[33]。
なお優勝者のうち、青野照市(第5期)、森内俊之(第18期)、糸谷哲郎(第37期)、上野裕寿(第54期)の4名は、段位が三段の時に奨励会員としてエントリーされ、棋戦進行中に四段昇段し優勝している。
アマチュアの最高成績
[編集]第41期(2010年度)では、元奨励会三段の加來博洋赤旗名人が決勝に進出した。1勝2敗でアマチュア初の公式棋戦優勝はならなかったが、アマチュアの公式棋戦準優勝は史上初の快挙であった[注釈 12]。
決勝戦の同門対決
[編集]- 第2期の若松政和と森安秀光は共に藤内金吾門下であり、第9期の小阪昇と森安秀光との決勝もまた藤内金吾門下同士である。
- 第12期の田中寅彦と伊藤果は共に高柳敏夫門下である。
- 第54期の藤本渚と上野裕寿は共に井上慶太門下である。
歴代決勝結果
[編集]- 決勝三番勝負・記念対局の○●は優勝者から見た勝敗(三番勝負は左が第1局)。
- 「年度」は決勝三番勝負が行われた西暦年と同じ。
制限年齢引き下げ前 | |||||||
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期 | 年度 | 優勝者 | 勝敗 | 準優勝者 | 記念対局の勝敗 | ||
1 | 1970 | 山口英夫 | ○○- | 橋本三治 | ● | 大山康晴 | |
2 | 1971 | 若松政和 | ○○- | 森安秀光 | ● | 大山康晴 | |
3 | 1972 | 石田和雄 | ○●○ | 桐山清澄 | ○ | 中原誠 | |
4 | 1973 | 森安秀光 | ○●○ | 勝浦修 | ○ | 中原誠 | |
5 | 1974 | 青野照市 | ○○- | 吉田利勝 | ● | 中原誠 | |
6 | 1975 | 森安秀光 (2回目) | ○○- | 桜井昇 | ● | 中原誠 | |
7 | 1976 | 石田和雄 (2回目) | ○○- | 森安秀光 | ● | 中原誠 | |
8 | 1977 | 森安秀光 (3回目) | ○○- | 真部一男 | ○ | 中原誠 | |
9 | 1978 | 小阪昇 | ●○○ | 森安秀光 | ● | 中原誠 | |
10 | 1979 | 青野照市 (2回目) | ○○- | 坪内利幸 | ○ | 中原誠 | |
11 | 1980 | 森信雄 | ○○- | 島朗 | ● | 中原誠 | |
12 | 1981 | 田中寅彦 | ○○- | 伊藤果 | ● | 中原誠 | |
13 | 1982 | 小野修一 | ○○- | 島朗 | ● | 加藤一二三 | |
14 | 1983 | 中村修 | ○○- | 宮田利男 | ● | 谷川浩司 | |
15 | 1984 | 小野修一 (2回目) | ○○- | 中村修 | ● | 谷川浩司 | |
16 | 1985 | 井上慶太 | ●○○ | 森下卓 | ● | 中原誠 | |
17 | 1986 | 塚田泰明 | ○○- | 脇謙二 | ○ | 中原誠 | |
18 | 1987 | 森内俊之 | ○○- | 飯田弘之 | ● | 中原誠 | |
19 | 1988 | 羽生善治 | ○○- | 森内俊之 | ● | 谷川浩司 | |
20 | 1989 | 日浦市郎 | ○○- | 中川大輔 | ● | 谷川浩司 | |
21 | 1990 | 森下卓 | ○○- | 大野八一雄 | ● | 中原誠 | |
22 | 1991 | 森内俊之 (2回目) | ○○- | 森下卓 | ○ | 中原誠 | |
23 | 1992 | 佐藤秀司 | ○○- | 石飛英二 三段 | ○ | 中原誠 | |
24 | 1993 | 森内俊之 (3回目) | ○●○ | 佐藤康光 | ● | 米長邦雄 | |
25 | 1994 | 丸山忠久 | ○○- | 郷田真隆 | ● | 羽生善治 | |
26 | 1995 | 丸山忠久 (2回目) | ●○○ | 深浦康市 | ● | 羽生善治 | |
27 | 1996 | 藤井猛 | ○●○ | 丸山忠久 | ○ | 羽生善治 | |
28 | 1997 | 藤井猛 (2回目) | ○○- | 畠山鎮 | ● | 谷川浩司 | |
29 | 1998 | 三浦弘行 | ○○- | 畠山成幸 | ● | 佐藤康光 | |
30 | 1999 | 藤井猛 (3回目) | ○○- | 堀口一史座 | ● | 佐藤康光 | |
31 | 2000 | 山崎隆之 | ○●○ | 北浜健介 | ○ | 丸山忠久 | |
32 | 2001 | 松尾歩 | ○○- | 木村一基 | ○ | 丸山忠久 | |
33 | 2002 | 木村一基 | ●○○ | 鈴木大介 | ○ | 森内俊之 | |
34 | 2003 | 田村康介 | ○●○ | 行方尚史 | ● | 羽生善治 | |
35 | 2004 | 山崎隆之 (2回目) | ●○○ | 佐藤紳哉 | ● | 森内俊之 | |
36 | 2005 | 渡辺明 | ○○- | 千葉幸生 | ○ | 森内俊之 | |
制限年齢引き下げ後 | |||||||
期 | 年度 | 優勝者 | 勝敗 | 準優勝者 | 記念対局の勝敗(非公式戦) | ||
37 | 2006 | 糸谷哲郎 | ○○- | 横山泰明 | ● | 森内俊之 名人(棋王) | |
38 | 2007 | 村山慈明 | ○○- | 中村亮介 | ● | 羽生善治 二冠(王座・王将) | |
39 | 2008 | 佐藤天彦 | ○○- | 星野良生 三段 | ● | 佐藤康光 棋王 | |
40 | 2009 | 広瀬章人 | ○○- | 中村太地 | ○ | 羽生善治 名人(王将・王座・棋聖) | |
41 | 2010 | 阿部健治郎 | ○●○ | 加來博洋 (アマ) | ○ | 久保利明 二冠(王将・棋王) | |
42 | 2011 | 佐藤天彦 (2回目) | ●○○ | 豊島将之 | ○ | 森内俊之 名人 | |
43 | 2012 | 永瀬拓矢 | ○●○ | 藤森哲也 | ● | 郷田真隆 棋王 | |
44 | 2013 | 都成竜馬 三段 | ●○○ | 藤森哲也 | ● | 羽生善治 三冠(王位・王座・棋聖) | |
45 | 2014 | 阿部光瑠 | ●○○ | 佐々木勇気 | ● | 渡辺明 二冠(王将・棋王) | |
46 | 2015 | 菅井竜也 | ●○○ | 大橋貴洸 三段 | ● | 郷田真隆 王将 | |
47 | 2016 | 増田康宏 | ○○- | 石田直裕 | ● | 佐藤天彦 名人 | |
48 | 2017 | 増田康宏 (2回目) | ○○- | 佐々木大地 | ● | 中村太地 王座 | |
49 | 2018 | 藤井聡太 | ○○- | 出口若武 三段 | ○ | 豊島将之 二冠(王位・棋聖) | |
50 | 2019 | 高野智史 | ●○○ | 増田康宏 | ○ | 木村一基 王位 | |
51 | 2020 | 池永天志 | ○○- | 齊藤優希 三段 | ○ | 渡辺明 名人(棋王・王将) | |
52 | 2021 | 伊藤匠 | ○○- | 古賀悠聖 | ● | 藤井聡太 竜王(王位・叡王・棋聖) | |
53 | 2022 | 服部慎一郎 | ●○○ | 黒田尭之 | ● | 渡辺明 名人(棋王) | |
54 | 2023 | 上野裕寿 | ○●○ | 藤本渚 | ● | 藤井聡太 竜王・名人(王位・叡王・王座・棋王・王将・棋聖) |
参加人数(棋戦開始時の段位別) | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
期 | 合計 (うち四段以上) | 七段 | 六段 | 五段 | 四段 | 三段 | 女流 | アマ |
1 | 40 (39) | 0 | 15 | 10 | 14 | 1 | 0 | 0 |
2 | 37 (36) | 0 | 14 | 9 | 13 | 1 | 0 | 0 |
3 | 39 (38) | 0 | 16 | 9 | 13 | 1 | 0 | 0 |
4 | 38 (37) | 0 | 14 | 10 | 13 | 1 | 0 | 0 |
5 | 38 (36) | 0 | 13 | 10 | 13 | 2 | 0 | 0 |
6 | 45 (31) | 0 | 10 | 12 | 9 | 14 | 0 | 0 |
7 | 48 (37) | 0 | 11 | 12 | 14 | 11 | 0 | 0 |
8 | 45 (32) | 0 | 6 | 7 | 19 | 13 | 0 | 0 |
9 | 47 (32) | 0 | 3 | 7 | 22 | 15 | 0 | 0 |
10 | 47 (33) | 0 | 4 | 8 | 21 | 14 | 0 | 0 |
11 | 51 (36) | 0 | 6 | 7 | 23 | 15 | 0 | 0 |
12 | 53 (42) | 0 | 6 | 10 | 26 | 9 | 2 | 0 |
13 | 53 (44) | 0 | 6 | 11 | 27 | 7 | 2 | 0 |
14 | 53 (46) | 0 | 6 | 15 | 25 | 5 | 2 | 0 |
15 | 54 (48) | 0 | 6 | 16 | 26 | 4 | 2 | 0 |
16 | 56 (50) | 0 | 9 | 20 | 21 | 4 | 2 | 0 |
17 | 55 (49) | 0 | 7 | 18 | 24 | 4 | 2 | 0 |
18 | 55 (49) | 0 | 6 | 17 | 26 | 4 | 2 | 0 |
19 | 60 (54) | 0 | 6 | 24 | 24 | 4 | 2 | 0 |
20 | 60 (54) | 0 | 8 | 23 | 23 | 4 | 2 | 0 |
21 | 48 (42) | 0 | 8 | 16 | 18 | 4 | 2 | 0 |
22 | 47 (40) | 0 | 6 | 17 | 17 | 4 | 3 | 0 |
23 | 52 (43) | 0 | 9 | 19 | 15 | 6 | 3 | 0 |
24 | 50 (40) | 0 | 10 | 15 | 15 | 7 | 3 | 0 |
25 | 47 (38) | 0 | 8 | 15 | 15 | 6 | 3 | 0 |
26 | 46 (37) | 0 | 9 | 14 | 14 | 6 | 3 | 0 |
27 | 47 (37) | 0 | 8 | 16 | 13 | 6 | 3 | 1 |
28 | 44 (34) | 0 | 8 | 13 | 13 | 6 | 3 | 1 |
29 | 45 (35) | 0 | 8 | 12 | 15 | 6 | 3 | 1 |
30 | 44 (34) | 1 | 8 | 7 | 18 | 6 | 3 | 1 |
31 | 44 (34) | 0 | 9 | 8 | 17 | 6 | 3 | 1 |
32 | 42 (32) | 0 | 6 | 7 | 19 | 6 | 3 | 1 |
33 | 43 (33) | 0 | 4 | 11 | 18 | 6 | 3 | 1 |
34 | 44 (34) | 0 | 5 | 9 | 20 | 6 | 3 | 1 |
35 | 41 (31) | 0 | 3 | 8 | 20 | 6 | 3 | 1 |
36 | 40 (30) | 0 | 1 | 11 | 18 | 6 | 3 | 1 |
37 | 42 (20) | 0 | 0 | 6 | 14 | 17 | 4 | 1 |
38 | 42 (20) | 0 | 0 | 4 | 16 | 17 | 4 | 1 |
39 | 42 (18) | 0 | 0 | 3 | 15 | 19 | 4 | 1 |
40 | 40 (19) | 0 | 0 | 3 | 16 | 16 | 4 | 1 |
41 | 40 (21) | 0 | 0 | 7 | 14 | 14 | 4 | 1 |
42 | 40 (23) | 0 | 0 | 7 | 16 | 12 | 4 | 1 |
43 | 40 (24) | 0 | 0 | 8 | 16 | 12 | 4 | 0 |
44 | 40 (22) | 0 | 0 | 7 | 15 | 13 | 4 | 1 |
45 | 40 (19) | 0 | 0 | 6 | 13 | 16 | 4 | 1 |
46 | 40 (19) | 0 | 1 | 6 | 12 | 16 | 4 | 1 |
47 | 40 (16) | 0 | 0 | 6 | 10 | 19 | 4 | 1 |
48 | 40 (20) | 0 | 3 | 6 | 11 | 15 | 4 | 1 |
49 | 40 (21) | 0 | 4 | 6 | 11 | 14 | 4 | 1 |
50 | 40 (18) | 0 | 6 | 4 | 8 | 17 | 4 | 1 |
51 | 40 (17) | 0 | 3 | 3 | 11 | 18 | 4 | 1 |
52 | 40 (20) | 0 | 4 | 3 | 13 | 16 | 4 | 0 |
53 | 40 (19) | 0 | 3 | 4 | 12 | 16 | 4 | 1 |
54 | 40 (16) | 0 | 1 | 4 | 11 | 19 | 4 | 1 |
55 | 40 (17) | 0 | 1 | 2 | 14 | 18 | 4 | 1 |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ たとえば、2006年度と2007年度は17名、2008年度は19名であり、三段リーグの半数強が出場。
- ^ よって、棋士の参加が17名以下の場合は、総人数は40名に満たない。
- ^ 第47期(2015年度)までは26歳以下かつ五段以下の棋士全員
- ^ a b 女流棋士ではない女性の奨励会員が女流タイトルを保持している場合も女流棋士枠で選抜対象となる場合があり、奨励会三段の西山朋佳は第48期と第49期で奨励会枠、第50期と第51期では女王のタイトル保持による女流枠で出場している。
- ^ 第51期の関矢寛之のように、新人王戦の進行中に年齢制限で奨励会退会となった元奨励会三段が、アマチュア扱いで参加を続ける例も存在する。
- ^ 第53期では出場者選抜トーナメント決定戦で出場者が決まった。“第53期 将棋新人王戦/早川さんが出場権”. www.jcp.or.jp. 2021年11月5日閲覧。
- ^ 第51期新人王戦には第65回奨励会三段リーグ戦「成績上位者」が参加しているが、当該回次を以って退会した者は含まれていない。したがって参加者は同一年度後期の第66回三段リーグ「順位上位」の18名に同じである。
- ^ 第36期から女流棋士の年齢制限が始まったことにより、第35期までは常連であった清水市代や中井広恵ら、女流将棋界の強豪が出場できなくなった。また、上述のとおり翌年の第37期からは、さらに棋士と女流棋士の年齢制限が26歳以下となった。
- ^ 第36期トーナメント戦の参加者は40名。
- ^ 第49期に参加が決まった時点では四段だったが、第49期進行中に一気に七段まで昇段したため、新人王戦に参加できるのはこの第49期が最後となった。詳細は「藤井聡太#昇段履歴」を参照
- ^ 三段リーグ3位相当となり、その後の三段リーグで3位になれば次点2回となり、フリークラスでの四段昇段の権利が得られるメリットがある。ただし、新人王戦を2回優勝しても四段昇段が出来ない制限がある。
- ^ この5年後、2015年度の第6期加古川青流戦で稲葉聡アマが優勝し、アマチュア初の公式棋戦優勝が達成された。
出典
[編集]- ^ 藤井聡太七段 ラストチャンス逃さず新人王戦優勝! - 将棋情報局2018年10月17日
- ^ 将棋 藤井七段 新人王戦で初優勝 最年少記録を31年ぶり更新 - NHK2018年10月17日
- ^ 新人王優勝、くす玉割り祝福 藤井七段の地元・愛知 - 毎日新聞2018年10月17日
- ^ 里見香奈、渡部愛、伊藤沙恵……女流棋士が「対男性棋士」で過去最高の成績だった理由-文春オンライン(2019年4月2日)2022年1月2日閲覧。
- ^ 藤井七段 新人王戦勝負メシはぶっかけうどん定食 出口三段はまさかの定休日で… - スポニチ2018年10月10日
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- ^ 『将棋年鑑』昭和46年版、P.188
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- ^ 都成奨励会三段、初の新人王に ~奨励会員としては史上初めて~ | お知らせ|お知らせ・イベント情報:日本将棋連盟
- ^ a b 新人王戦における奨励会三段優勝者の規定について - 日本将棋連盟。