2004年度の将棋界

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2004年度の将棋界(2004ねんどのしょうぎかい)では、2004年(平成16年)4月から2005年(平成17年)3月の将棋界に関する出来事について記述する。

できごと[編集]

記録[編集]

タイトル戦[編集]

棋戦 勝者 開催時期 番勝負 備考
在位者 勝敗 挑戦者
名人戦 第62期名人 森内俊之 2004年4-6月 羽生善治 名人 2-4 森内俊之 竜王 2期ぶり(通算2期) [1]
棋聖戦 第75期棋聖 佐藤康光 2004年6-7月 佐藤康光 棋聖 3-0 森内俊之竜王名人 3期連続(通算3期) [2]
王位戦 第45期王位 羽生善治 2004年7-9月 谷川浩司 王位 1-4 羽生善治 王座 3期ぶり(通算10期) [3]
王座戦 第52期王座 羽生善治 2004年9-10月 羽生善治 王座 3-1 森内俊之竜王名人 13期連続(通算13期) [4]
竜王戦 第17期竜王 渡辺明 2004年10-12月 森内俊之 竜王 3-4 渡辺明 六段 初タイトル [5]
王将戦 第54期王将 羽生善治 2005年1-2月 森内俊之 王将 0-4 羽生善治 王座王位 6期ぶり(通算8期) [6]
棋王戦 第30期棋王 羽生善治 2005年2-3月 谷川浩司 棋王 0-3 羽生善治 王座王位 3期ぶり(通算13期) [7]

その他の棋戦[編集]

新:新人棋戦 非:非公式戦
棋戦 優勝者 決勝開催日 準優勝者 備考
朝日オープン将棋選手権 22 羽生善治名人 2004年5月25日 深浦康市七段 6年ぶり4回目 [8]
富士通杯達人戦 12 谷川浩司棋王 2004年9月11日 中原誠永世十段 初優勝 [9]
銀河戦 12 羽生善治二冠 2004年9月25日 谷川浩司棋王 3年ぶり5回目 [10]
新人王戦 35 山崎隆之五段 2004年11月4日 佐藤紳哉五段 4年ぶり2回目 [11]
近将カップ 2 渡辺明六段 2004年11月13日 杉本昌隆六段 2年連続2回目 [12]
JT将棋日本シリーズ 25 佐藤康光棋聖 2004年11月28日 久保利明八段 初優勝 [13]
NHK杯将棋トーナメント 54 山崎隆之六段 2005年2月21日 羽生善治四冠 初優勝 [14]

女流タイトル戦[編集]

棋戦 勝者 開催時期 番勝負 備考
在位者 勝敗 挑戦者
女流王将戦 第26女流王将 中井広恵 2004年5-6月 中井広恵女流王将 3-1 石橋幸緒女流三段 3期連続(通算4期) [15]
女流王位戦 第15期女流王位 清水市代 2004年9-11月 清水市代女流王位 3-0 矢内理絵子女流四段 7期連続(通算11期) [16]
倉敷藤花戦 第12期倉敷藤花 清水市代 2004年11月 中井広恵倉敷藤花 1-2 清水市代女流二冠 4期ぶり(通算8期) [17]
女流名人位戦 第31期女流名人 清水市代 2005年1-2月 清水市代女流名人 3-1 千葉涼子女流三段 2期連続(通算9期) [18]

その他の女流棋戦[編集]

棋戦 優勝者 決勝開催日 準優勝者 備考
鹿島杯女流将棋トーナメント 9 清水市代女流二冠 2004年9月12日 石橋幸緒女流四段 5年ぶり3回目 [19]
レディースオープントーナメント 18 斎田晴子女流四段 2004年12月2日 中井広恵女流王将 3年ぶり2回目 [20]

順位戦[編集]

第63期順位戦(2004年6月 - 2005年3月)

昇級
次期クラス 棋士 成績
A級 森下卓 B級1組(9勝3敗) [21]
郷田真隆 B級1組(8勝4敗)
B級1組 木村一基 B級2組(9勝1敗) [22]
野月浩貴 B級2組(9勝1敗)
B級2組 飯塚祐紀 C級1組(9勝1敗) [23]
中田宏樹 C級1組(8勝2敗)
C級1組 飯島栄治 C級2組(9勝1敗) [24]
近藤正和 C級2組(9勝1敗)
平藤真吾 C級2組(8勝2敗)
降級
次期クラス 棋士 成績
B級1組 深浦康市 A級(4勝5敗) [25]
高橋道雄 A級(1勝8敗)
B級2組 田中寅彦 B級1組(3勝9敗) [21]
中村修 B級1組(3勝9敗)
C級1組 田丸昇 B級2組(1勝9敗) [22]
C級2組 西村一義 C級1組(3勝7敗) [23]
真部一男 C級1組(2勝8敗)
有吉道夫 C級1組(1勝9敗)
フリークラス 大島映二 C級2組(3勝7敗) [24]
小阪昇 C級2組(2勝8敗)
熊坂学 C級2組(2勝8敗)
安西勝一 C級2組(2勝8敗)
前田祐司 C級2組(2勝8敗)

竜王ランキング戦[編集]

第17期竜王戦ランキング戦(2003年12月 - 2004年9月)

昇級
次期クラス 棋士 成績
竜王 渡辺明 4組優勝 [26]
1組 先崎学 2組優勝 [27]
杉本昌隆 2組2位
日浦市郎 2組3位
2組 神谷広志 3組優勝 [28]
森雞二 3組2位
深浦康市 3組3位
3組 塚田泰明 4組2位 [26]
橋本崇載 4組3位
4組 矢倉規広 5組優勝 [29]
勝又清和 5組2位
宮田敦史 5組3位
中尾敏之 5組3位
5組 西尾明 6組優勝 [30]
増田裕司 6組2位
安用寺孝功 6組3位
横山泰明 6組3位
降級
次期クラス 棋士 成績
2組 中村修 1組残留
決定戦敗退
[31]
畠山鎮
高橋道雄
3組 真田圭一 2組残留
決定戦敗退
[27]
島朗
畠山成幸
4組 石田和雄 3組残留
決定戦敗退
[28]
高田尚平
5組 小野修一 4組残留
決定戦敗退
[26]
木下浩一
田村康介
6組 有森浩三 5組残留
決定戦敗退
[29]
田丸昇
松浦隆一

将棋大賞[編集]

第32回将棋大賞受賞者[32]

各賞 受賞者 受賞 備考
最優秀棋士賞 羽生善治 2年ぶり13回目
殊勲賞 渡辺明
技能賞 佐藤康光 3年ぶり5回目
敢闘賞 山崎隆之
最多対局賞 羽生善治 2年ぶり7回目 78局
最多勝利賞 羽生善治 2年ぶり9回目 60勝
勝率一位賞 近藤正和 .822
連勝賞 近藤正和 14連勝
新人賞 阿久津主税
最優秀女流棋士賞 清水市代 2年連続11回目
女流棋士賞 中井広恵 2年連続2回目
東京記者会賞 河口俊彦
升田幸三賞 鈴木大介 新・石田流

昇段・引退[編集]

昇段(級) 棋士 昇段日 昇段理由
四段 片上大輔 2004年4月1日 第34回奨励会三段リーグ1位 [33]
中村亮介 2004年4月1日 第34回奨励会三段リーグ2位 [34]
村中秀史 2004年10月1日 第35回奨励会三段リーグ1位 [35]
阪口悟 2004年10月1日 第35回奨励会三段リーグ2位 [36]
五段 千葉幸生 2004年4月1日 順位戦C級1組昇級 [37]
宮田敦史 2004年4月1日 順位戦C級1組昇級 [37]
阿久津主税 2004年7月2日 勝数規定 [38]
伊奈祐介 2004年8月13日 勝数規定 [39]
飯島栄治 2004年9月7日 勝数規定 [40]
山本真也 2004年11月5日 勝数規定 [40]
橋本崇載 2005年2月24日 勝数規定 [41]
六段 野月浩貴 2004年4月1日 順位戦B級2組昇級 [37]
関浩 2004年4月1日 フリ―クラス昇段規定 [37]
岡崎洋 2004年6月15日 勝数規定 [38]
渡辺明 2004年10月1日 竜王挑戦 [40]
山崎隆之 2004年11月18日 勝数規定 [40]
七段 行方尚史 2004年4月1日 順位戦B級1組昇級 [37]
堀口一史座 2004年4月1日 順位戦B級1組昇級 [37]
池田修一 2004年4月1日 引退棋士昇段規定 [37]
真田圭一 2005年3月1日 勝数規定 [42]
八段 深浦康市 2004年4月1日 順位戦A級昇級 [37]
阿部隆 2005年2月3日 勝数規定 [43]
九段 屋敷伸之 2004年4月1日 タイトル3期 [37]
女流2級 里見香奈 2004年10月1日 女流育成会規定 [44]
女流1級 比江嶋麻衣子 2004年4月1日 女流王将戦本戦入り [37]
鈴木環那 2004年4月1日 女流名人位戦B級リーグ入り [37]
中村真梨花 2004年4月1日 年度指し分け以上 [37]
岩根忍 2004年4月1日 奨励会を退会し女流棋士に [37]
女流初段 村田智穂 2004年4月1日 年度指し分け以上 [37]
女流二段 本田小百合 2004年5月19日 勝数規定 [38]
女流四段 矢内理絵子 2004年8月3日 勝敗規定 [45]
石橋幸緒 2004年10月8日 勝数規定 [38]
引退 棋士(最終段位) 最終対局日 引退理由
引退 多田佳子女流三段 2004年10月1日 引退届提出 [46]
宇治正子女流二段 2004年12月31日 引退届提出 [47]
高橋和女流二段 2005年2月9日 引退届提出 [48]

出典[編集]

  1. ^ 第62期名人戦・順位戦 七番勝負”. 日本将棋連盟. 2018年10月26日閲覧。
  2. ^ 第75期棋聖戦”. 日本将棋連盟. 2018年10月26日閲覧。
  3. ^ 第45期王位戦”. 日本将棋連盟. 2018年10月26日閲覧。
  4. ^ 第52期王座戦”. 日本将棋連盟. 2018年10月26日閲覧。
  5. ^ 第17期竜王戦”. 日本将棋連盟. 2018年10月26日閲覧。
  6. ^ 第54期王将戦”. 日本将棋連盟. 2018年10月26日閲覧。
  7. ^ 第30期棋王戦”. 日本将棋連盟. 2018年10月26日閲覧。
  8. ^ 第22回朝日オープン将棋選手権”. 日本将棋連盟. 2018年6月21日閲覧。
  9. ^ 第12回 富士通杯 達人戦”. 富士通杯 達人戦中継. 2018年6月19日閲覧。
  10. ^ 銀河戦”. 囲碁・将棋チャンネル. 2018年6月3日閲覧。
  11. ^ 第35期新人王戦”. 日本将棋連盟. 2018年6月3日閲覧。
  12. ^ 2004-11-13 近将カップ杉本昌隆 vs. 渡辺明 近将カップ”. 将棋DB2. 2018年6月30日閲覧。
  13. ^ 第25回JT将棋日本シリーズ”. 日本将棋連盟. 2018年6月10日閲覧。
  14. ^ 第54回NHK杯戦”. 日本将棋連盟. 2018年6月10日閲覧。
  15. ^ 第26期 女流王将戦”. 日本将棋連盟. 2018年10月26日閲覧。
  16. ^ 第15期女流王位戦”. 日本将棋連盟. 2018年10月26日閲覧。
  17. ^ 第12期 大山名人杯倉敷藤花戦”. 日本将棋連盟. 2018年10月26日閲覧。
  18. ^ 第31期アルゼ杯女流名人位戦”. 日本将棋連盟. 2018年10月26日閲覧。
  19. ^ 鹿島杯女流将棋トーナメント【歴代優勝者一覧】”. 日本将棋連盟. 2018年6月3日閲覧。
  20. ^ レディースオープントーナメント【歴代優勝者一覧】”. 日本将棋連盟. 2018年6月3日閲覧。
  21. ^ a b 第63期名人戦・順位戦 B級1組”. 日本将棋連盟. 2018年12月2日閲覧。
  22. ^ a b 第63期名人戦・順位戦 B級2組”. 日本将棋連盟. 2018年12月2日閲覧。
  23. ^ a b 第63期名人戦・順位戦 C級1組”. 日本将棋連盟. 2018年12月2日閲覧。
  24. ^ a b 第63期名人戦・順位戦 C級2組”. 日本将棋連盟. 2018年12月2日閲覧。
  25. ^ 第63期名人戦・順位戦 七番勝負/A級”. 日本将棋連盟. 2018年12月2日閲覧。
  26. ^ a b c 第17期竜王戦”. 日本将棋連盟. 2018年12月3日閲覧。
  27. ^ a b 第17期竜王戦”. 日本将棋連盟. 2018年12月3日閲覧。
  28. ^ a b 第17期竜王戦”. 日本将棋連盟. 2018年12月3日閲覧。
  29. ^ a b 第17期竜王戦”. 日本将棋連盟. 2018年12月3日閲覧。
  30. ^ 第17期竜王戦”. 日本将棋連盟. 2018年12月3日閲覧。
  31. ^ 第17期竜王戦”. 日本将棋連盟. 2018年12月3日閲覧。
  32. ^ 将棋大賞受賞者”. 日本将棋連盟. 2018年10月21日閲覧。
  33. ^ 棋士データベース 片上大輔”. 日本将棋連盟. 2018年12月2日閲覧。
  34. ^ 棋士データベース 中村亮介”. 日本将棋連盟. 2018年12月2日閲覧。
  35. ^ 棋士データベース 村中秀史”. 日本将棋連盟. 2018年12月2日閲覧。
  36. ^ 棋士データベース 阪口悟”. 日本将棋連盟. 2018年12月2日閲覧。
  37. ^ a b c d e f g h i j k l m n 日本将棋連盟からのお知らせ(2004年4月4日時点のアーカイブ)
  38. ^ a b c d 日本将棋連盟からのお知らせ(2004年7月17日時点のアーカイブ)
  39. ^ 棋士データベース 伊奈祐介”. 日本将棋連盟. 2018年12月2日閲覧。
  40. ^ a b c d 日本将棋連盟からのお知らせ(2004年12月5日時点のアーカイブ)
  41. ^ 棋士データベース 橋本崇載”. 日本将棋連盟. 2018年12月2日閲覧。
  42. ^ 棋士データベース 真田圭一”. 日本将棋連盟. 2018年12月2日閲覧。
  43. ^ 阿部隆八段の成績記録の修正について”. 日本将棋連盟. 2020年1月23日閲覧。
  44. ^ 女流棋士データベース 里見香奈”. 日本将棋連盟. 2018年12月2日閲覧。
  45. ^ 女流棋士データベース 矢内理絵子”. 日本将棋連盟. 2018-11-00閲覧。
  46. ^ 多田佳子女流三段、引退(2004年10月10日時点のアーカイブ)
  47. ^ 宇治正子女流二段、引退(2005年2月7日時点のアーカイブ)
  48. ^ 高橋和女流二段、引退(2005年2月15日時点のアーカイブ)