天童市
| てんどうし 天童市 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
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| 国 |
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| 地方 | 東北地方 | ||||
| 都道府県 | 山形県 | ||||
| 市町村コード | 06210-3 | ||||
| 法人番号 |
9000020062103 | ||||
| 面積 |
113.01km2 | ||||
| 総人口 |
62,032人 [編集] (推計人口、2019年10月1日) | ||||
| 人口密度 | 549人/km2 | ||||
| 隣接自治体 | 山形市、東根市、寒河江市、東村山郡中山町、西村山郡河北町 | ||||
| 市の木 | モミジ | ||||
| 市の花 | ツツジ | ||||
| 市の鳥 | ホオジロ | ||||
| 天童市役所 | |||||
| 市長 | 山本信治 | ||||
| 所在地 |
〒994-8510 山形県天童市老野森一丁目1番1号 北緯38度21分44.2秒東経140度22分40.6秒 | ||||
| 外部リンク | 天童市役所の公式サイト | ||||
| ウィキプロジェクト | |||||
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。
天童市(てんどうし)は、山形県東部にある人口約6万2千人の市。将棋駒と温泉のまちとして知られ、近年は山形市のベッドタウンとして発展している。県内人口5位。
目次
地理[編集]
自然地理・地形[編集]
乱川扇状地と立谷川扇状地のほぼ中間に位置し、市全体が山形盆地の中央付近に位置するため、全般的に平坦である。市内東部は奥羽山脈に近いため丘陵部や山地で占められ、山間部の集落も幾つか存在する。市内西部は水田が占めていたが、最近は新興住宅地が連なっている。乱川・立谷川は市域の自然境界を為し、これらの河川により東根市・山形市と接する。西部は最上川を境に寒河江市に接する。年間を通じて気候は温暖で、冬の降雪量も少ない。
- 山:舞鶴山
- 河川:倉津川
社会地理[編集]
市のほぼ中心部を、南北にJRと国道13号が走る。市街地はそれらの交通の動脈の間にある。また市域中部の国道13号より仙台方面へ向かう国道48号が分岐し、市東部から関山峠を経由して宮城県へ至る。さらに、山形自動車道、山形空港なども近く交通の便に恵まれている。
中心市街地のやや南部に舞鶴山があり市域を南北に分けている。舞鶴山は天童城の城址でもあり、山頂では毎年4月下旬にプロ棋士が人間が扮する駒で将棋を指す人間将棋が行われている。また舞鶴山周辺には佐藤千夜子記念館など歴史的な建造物が残る。将棋駒の産地らしく、市内の至る所に将棋のモニュメントがあり、市街地に流れる倉津川にかかる橋には、王将橋、金将橋などそれぞれ将棋の駒の名前がついている。天童駅から徒歩10分程度に天童温泉街がある。
- 市内にある将棋のモニュメント
国道48号による仙台市への交通利便性から、仙台都市圏からの観光客が多い反面、天童市からの仙台都市圏・山形市域への依存も大きい。また、北隣の東根都市圏との繋がりも深い。山形市による合併協議においても上山市が参加したのに対し天童市は不参加であった。ただし、郊外型店舗の出店も手伝い、天童駅前から温泉街に至る中心市街地は緩やかな空洞化の状態にある。
新興住宅地[編集]
県内有数の名刹山寺に近いこともあり、また山形県域の中央部に近い位置により、山形県観光の拠点とされることも多く、元来は温泉街を中核とした観光都市の性格が強かったが、近年は宅地化が進み、山形市の北のベッドタウンとして機能し山形都市圏の一翼を担い、人口増加の基調を維持している。
歴史[編集]
- 1831年 - 天童に織田氏が入る。→江戸時代の歴史については天童藩を参照のこと。
- 1878年(明治11年) - 東村山郡が置かれ、翌年、天童村に東村山郡役所が開庁する(庁舎は現在の旧東村山郡役所資料館)。
- 1901年(明治34年)8月23日 - 天童駅開業。
- 1958年(昭和33年)10月1日 - 市制施行(県内10番目)。
- 1996年(平成8年)4月8日 - 「天童将棋駒」が伝統工芸品に指定される 。
- 1999年(平成11年)12月4日 - 山形新幹線開通。
市町村合併の経緯[編集]
- 1882年(明治15年)4月27日 - 東村山郡天童村・田鶴町が合併して天童町となる。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、天童村、老野森村、久野本村、北目村の区域をもって東村山郡天童町が発足。
- 1954年(昭和29年)10月1日 - 東村山郡天童町、成生村、蔵増村、津山村、寺津村、北村山郡山口村、田麦野村が合併し、改めて東村山郡天童町が発足。
- 1958年(昭和33年)10月1日 - 東村山郡天童町が市制施行して天童市となる。
- 1962年(昭和37年)10月20日 - 東村山郡豊栄村を編入。
- 1989年(平成元年)6月1日 - 山形市と境界変更。
- 1991年(平成3年)3月25日 - 東村山郡中山町と境界変更。
- 1994年(平成6年)4月18日 - 山形市と境界変更。
行政[編集]
- 市長:山本信治(2008年12月26日就任、3期目)
歴代市長[編集]
| 代 | 氏名 | よみがな | 就任年月日 | 退任年月日 |
|---|---|---|---|---|
| 初代 | 平塚二郎 | ひらつか じろう | 1958年11月11日 | 1962年11月11日 |
| 2-5代 | 阿部金蔵 | あべ きんぞう | 1962年11月12日 | 1981年9月2日 |
| 6代 | 小座間泰蔵 | おざま たいぞう | 1981年10月18日 | 1985年1月15日 |
| 7-9代 | 鈴木雅廣 | すずき まさひろ | 1985年3月3日 | 1997年3月2日 |
| 10-12代 | 遠藤登 | えんどう のぼる | 1997年3月3日 | 2008年12月25日 |
| 13-15代 | 山本信治 | やまもと しんじ | 2008年12月26日 | 現職 |
産業[編集]
特産品[編集]
企業[編集]
以下は、天童市に本社を置く企業
金融機関[編集]
※統一金融機関コード順
郵便[編集]
- 天童郵便局(集配局)
- 山口郵便局(集配局)
- 成生郵便局
- 天童北久野本郵便局
- 天童五日町郵便局
- 天童駅西郵便局
- 干布郵便局
- 羽前荒谷郵便局
- 高擶郵便局
- 寺津郵便局
- 蔵増郵便局
- 天童原町簡易郵便局
- 長岡簡易郵便局
- 塚野目簡易郵便局
- 田麦野簡易郵便局
姉妹都市・提携都市[編集]
天童市には、3つの海外姉妹都市[1]、4つの国内相互交流協定都市がある[2]。地名表記、提携の名義は天童市ウェブサイトに従った。
海外[編集]
- 天童で行われている人間将棋と、マロスティカで行われている人間チェスの縁による[1][3]。イタリア人貿易商が天童にマロスティカを紹介したことを契機に、1983年以来交流が行われ、姉妹都市協定締結に至った[3][4]。なお、マロスティカも果樹生産が盛んでサクランボの産地として知られる[3]。相互の市民に表彰を行う制度(スポーツで活躍した天童市民にマロスティカ市から贈られる「銀の騎士トロフィー」、社会活動に貢献したマロスティカ市民に天童市から贈られる「天童賞」)がある[1]。
- マールボロウはサクランボやブドウ・リンゴなど山形県と共通する果樹栽培が盛んであり[3]、農業を通した交流が縁となっている[1]。1981年以来、天童市は市内の農業後継者を海外研修のためニュージーランドに派遣していたが、とくにマールボロウ地方のブレナム市はしばしば研修地となった[5]。ブレナム市との間で市民相互の訪問・研修など交流が深まり[3]、姉妹都市提携の動きが進められた[5]。なお、ニュージーランドの地方行政改革に伴い、1989年秋にブレナム市と周辺自治体が合併、マールボロウ市が発足した[3]。2005年にはマールボロウ市内に日本庭園が建設された[1]。
- 天童市内の食品加工会社が、1980年代から遼寧省からの研修生の受け入れを行い[6]、1994年には瓦房店市に工場を設立[3][6]。経済を中心とした交流の深まりにより、瓦房店市側から姉妹都市(友好都市)協定の提携を打診[3]。なお、瓦房店市もリンゴ・ブドウ・サクランボ等の果樹産地であり[1]、果樹栽培の技術指導も交流の一環として行われている[1]。
国内[編集]
- 網走市議会議員を長らく務め、社会活動に尽力した中川イセ(網走市名誉市民)が天童市出身である縁[2][7]。2002年(平成14年)7月、旧東村山郡役所資料館で開催された「天童が生んだ女性展」で中川が紹介されたことが、自治体間交流の契機となっている[7]。
- 戦国時代の天童の領主であった天童氏(天童頼澄)が、天童城の落城後に伊達氏を頼り、多賀城市域に知行地を得た縁[2][8]。多賀城市域には天童氏や天童氏家臣の末裔が多く暮らすという[8]。2008年(平成20年)10月1日には災害時応援協定を結んでおり[8]、2011年(平成23年)の東日本大震災では多賀城市に対する支援が行われた[8]。
その他の広域提携等[編集]
- 織田信長サミット
- 江戸時代後期から廃藩置県までの約100年間、織田家が天童藩主を務めたことを縁として、天童市は織田信長にゆかりのある市町の集まりである織田信長サミット(1984年発足)に参加している[10]。1987年(昭和62年)の第4回サミットと、2002年(平成14年)の第19回サミットが天童市で開催された[10]。
- 山形定住自立圏
- 山形市を中心とする定住自立圏構想に参加しており(定住自立圏構想研究会参照)、広域行政・政策の連携を行っている[11]。
地域[編集]
- 天童地区(南部、中部、北部に分ける場合もある)
- 成生地区、蔵増地区、津山地区、寺津地区、山口地区、田麦野地区
- 高擶地区、長岡地区、干布地区、荒谷地区
人口[編集]
| 天童市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 天童市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 天童市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 |
![]() ► 天童市(に相当する地域)の人口の推移 | |
| 総務省統計局 国勢調査より | |
教育[編集]
学校教育[編集]
- 短期大学
- 高等学校
- 中学校
- 小学校
教育に関連する協定等[編集]
2010年(平成22年)12月に天童市は明治大学との間に連携協定を結んでおり[12]、地域振興、学生派遣など相互の交流・発展のための連携事業を行っている[12]。明治大学設立者の一人宮城浩蔵が天童出身であることが縁となっている[12][13]。
公共施設・文化施設[編集]
- 図書館
- 美術館・博物館
- ホール
- スポーツ施設
- 山形県総合運動公園(NDソフトスタジアム山形)
- 天童市スポーツセンター
- その他
- 天童警察署
- 山形県総合交通安全センター(運転免許センター)
交通[編集]
道路[編集]
鉄道路線[編集]
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 中心となる駅:天童駅
- 隣接市町村への連絡
- 東根市への連絡:奥羽本線(山形線・山形新幹線)さくらんぼ東根駅
- 都道府県庁への連絡
- 山形市への連絡:奥羽本線(山形線・山形新幹線)山形駅
- 広範囲な連絡
路線バス[編集]
- 山交バス
- 48チェリーライナー(天童~仙台)
- TOKYOサンライズ(天童~東京)
- 天童市市営バス
空港[編集]
観光ほか[編集]
- 天童桜祭りの人間将棋
- 山形国際ジャズフェスティバルin天童(JAZZ MEETING)
- 平成鍋合戦
- 天童温泉
- 格知学舎(本沢竹雲の私塾)
- 建勲神社
- 舞鶴山(天童城跡地、舞鶴公園)
- 若松寺
- じゃがらもがら
文化財[編集]
その他[編集]
- モンテディオ山形(サッカー、Jリーグ1部)のホームタウンのひとつである。また、同クラブチームがホームスタジアムに利用している山形県総合運動公園(NDソフトスタジアム山形)が所在する。
- パスラボ山形ワイヴァンズ(男子バスケットボール、Bリーグ2部)のホームタウンである。また、同クラブがホームアリーナに利用している山形県総合運動公園(総合体育館)が所在する。
- パイオニアレッドウィングス(女子バレーボール、Vリーグ)のホームタウンだった。
- 東北楽天ゴールデンイーグルス2軍(野球)のホームタウンのひとつだった。天童市内でも試合が行われる。
- 刀語 第9話が将棋駒が云々と書かれているため、天童市が舞台となっている。
- 天童隕鉄(貫津隕鉄)のレプリカが市役所に展示されている。これは1910年頃に貫津地区の土中から発見された10kgほどの鉄隕石で、実物は国立科学博物館で収蔵、展示されている。
出身有名人[編集]
- 彩坂美月 - 小説家
- 伊藤豪 - 劇団アドック演出家・俳優
- 大石奈緒 - ボウリング選手(元・全日本ナショナルチームメンバーでプロ選手)
- 加藤武治 - 元プロ野球選手(北海道日本ハムファイターズ)
- 栗原健太 - 元プロ野球選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)
- 今野忠一 - 日本画家
- 佐藤千夜子 - 歌手
- 佐藤正宏 - 劇団WAHAHA本舗座長
- 佐藤晴美 - ダンサー、ファッションモデル(Flower、E-girlsのメンバー)
- せいの奈々 - 漫画家
- 中川イセ - 北海道網走市議会初の女性議員、天童市と網走市の相互交流都市提携のきっかけとなった人物
- 平田敏夫 - アニメーション監督
- 本沢竹雲 - 儒学者
- 宮城浩蔵 - 衆議院議員、明治法律学校(のちの明治大学)創立者のひとり
- 米屋浩二 - カメラマン
- ミッチーチェン - 芸人
- MCGATA - ミュージシャン
- 森谷勇太 - 俳優
- 緒方太郎 - 福島中央テレビ記者、元同局アナウンサー
- 高橋咲良 - 仙台放送アナウンサー
脚注[編集]
- ^ a b c d e f g h i j “海外の姉妹・友好都市”. 天童市. 2016年5月17日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “相互交流協定都市”. 天童市. 2016年5月17日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k “姉妹(友好)提携情報”. 自治体国際化協会. 2012年10月27日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2016年5月17日閲覧。
- ^ “イタリア・マロスティカ市との主な交流の経過 (PDF)”. 天童市. 2016年5月17日閲覧。
- ^ a b “ニュージーランド・マールボロウとの主な交流の経過 (PDF)”. 天童市. 2016年5月17日閲覧。
- ^ a b “中国・瓦房店市との主な交流の経過 (PDF)”. 天童市. 2016年5月17日閲覧。
- ^ a b c “観光物産交流都市 山形県天童市”. 網走市. 2016年5月17日閲覧。
- ^ a b c d e “友好都市 山形県天童市”. 多賀城市. 2016年5月17日閲覧。
- ^ “館林市の交流都市”. 館林市. 2016年5月17日閲覧。
- ^ a b “天童織田藩のあらまし”. 天童市. 2016年5月17日閲覧。
- ^ “定住自立圏構想”. 天童市. 2016年5月17日閲覧。
- ^ a b c “明治大学・天童市連携協定”. 天童市. 2016年5月17日閲覧。
- ^ “創立者出身地との連携”. 明治大学. 2016年5月17日閲覧。
外部リンク[編集]
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