5筋位取り中飛車

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91 81 71 61 51 41 31 21 11
92 82 72 62 52 42 32 22 12
93 83 73 63 53 43 33 23 13
94 84 74 64 54 44 34 24 14
95 85 75 65 55 45 35 25 15
96 86 76 66 56 46 36 26 16
97 87 77 67 57 47 37 27 17
98 88 78 68 58 48 38 28 18
99 89 79 69 59 49 39 29 19
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5筋位取り中飛車

5筋位取り中飛車(ごすじくらいどりなかびしゃ)は将棋戦法の一つ。序盤で飛車を横に動かす振り飛車戦法のうち、飛車を5筋に振る中飛車に分類される。

概要[編集]

5筋位取り中飛車は、その名の通り駒組みの早い段階で5筋の歩を5五まで進める戦法である。先手番で確実に5筋位取り中飛車にしたい場合は、初手は▲5六歩が良い。これは初手▲7六歩に対して二手目△3四歩とされた時に5筋の歩を突くと、△8八角成▲同銀△5七角とされ、後手に馬を作られてしまうからである。初手▲5六歩以降は△3四歩▲5八飛と回る出だしとなる。以下、△8四歩▲7六歩△6二銀に▲5五歩として5筋の位を取る。

その後は左銀を繰り出して、5六の地点まで持っていき▲6六歩~▲6五歩と仕掛けていくことになる。ただ、注意点として左銀を6八に持っていく時に、▲7七角を上がっておかないと▲6八銀の瞬間に△5四歩とされ、位を奪還されてしまう。

振り飛車は6六の地点で角道を止める場合が多いが、この戦法は5五の地点で止めることになる。 5五で位を取っていることや、左金を7八の地点に配備する点から伸び伸びとしたバランスのいい陣形になるためプロアマ問わず人気の戦法である。 また、初手▲7六歩に対し、二手目△8四歩とされた場合には組めない先手石田流とは補完関係にあるため、石田流三間飛車を得意とする振り飛車党の△8四歩対策として用いられることもある。

関連項目[編集]