戸辺誠

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 戸辺誠 七段
名前 戸辺誠
生年月日 (1986-08-05) 1986年8月5日(31歳)
プロ入り年月日 2006年10月1日(20歳)
棋士番号 262
出身地 神奈川県横浜市
師匠 加瀬純一
段位 七段
戦績
2016年6月2日現在

戸辺 誠(とべ まこと、1986年8月5日 - )は、将棋棋士加瀬純一門下。棋士番号は262。神奈川県横浜市出身。

棋歴[編集]

1998年の第23回小学生将棋名人戦で3位になり、同年、12歳で奨励会に入会。2006年に20歳でプロデビューを果たす。

2007年、第20期竜王ランキング戦6組で優勝。決勝トーナメントでは初戦で敗退。

初参加から2期目となる第67期(2008年度)C級2組順位戦で、8勝2敗で昇級(五段昇段)。翌第68期(2009年度)C級1組順位戦では10戦全勝し、2期連続昇級(六段昇段 = 当時の最年少六段)。

また、2009年度に戦った第51期王位戦予選で、森内俊之九段、久保利明棋王らを破り挑戦者決定リーグに進出。さらに、王位戦・白組リーグでは羽生善治名人らに勝ち4勝1敗とし、同じく4勝1敗の羽生とのプレーオフとなったが敗れ、挑戦者決定戦進出を逃す。なお、この間、2009年度を勝率0.7619(2位)・32勝10敗で終え、将棋大賞新人賞を受賞している。

2010年、第23期竜王ランキング戦5組で優勝。決勝トーナメントでは2勝を挙げる。

人物[編集]

  • 弟が3人、妹が1人いる大家族の長男で、実家は新潟県十日町市で米農家を営んでおり、「日本一高額の米を生産する農家」としてテレビなどの取材を受けている。テレビ番組「銭形金太郎」やETV特集で取り上げられたこともある。
  • 2010年3月に結婚[1]。同年9月13日に長男が[2]、2016年3月1日に次男が誕生している。[3]
  • 2007年8月22日の朝日杯将棋オープン戦一次予選で、加藤一二三九段に勝利。加藤にとっては、この敗戦が史上初の公式戦1000敗目となった。
  • 鈴木大介は戸辺のことを、戸辺が奨励会員のときから序盤研究仲間として頼りにしている(戸辺は相振り飛車戦法の最新序盤定跡に精通している)。鈴木と戸辺には、左利き、振り飛車党という共通点もある。
  • プロ入りから2年も経たない2008年に、早くも弟子を取った(羽川岳6級=当時、2014年2級で退会)。
  • 広瀬章人高崎一生とは同い年で、上述の第23回(1998年)小学生将棋名人戦では、茨城県勝田市立(現ひたちなか市)勝倉小学校6年の戸辺は3位。優勝者は高崎。広瀬は東日本大会で戸辺に敗れている。また、第51期王位リーグで戸辺に唯一の黒星をつけたのは高崎で、このとき王位挑戦権を得たのは広瀬。また、2010年6月6日放送のNHK杯戦・対西川和宏戦では、対局者2名・読み上げ係・記録係の4名全てが同学年という、極めて珍しい状況が生じた(西川は1986年4月2日生、読み上げの藤田綾女流初段は1987年3月24日、記録の荒木宣貴奨励会三段[4]は1986年5月5日生)。
  • 佐藤天彦、糸谷哲郎、広瀬章人、高崎一生、戸辺らは奨励会時代に「平成のチャイルドブランド」としてとりあげられたこともある。

昇段履歴[編集]

昇段規定は、将棋の段級 を参照。

主な成績[編集]

  • 2007年、第20期竜王ランキング戦6組優勝
  • 2009年度 勝率2位
  • 2010年、第23期竜王ランキング戦5組優勝

在籍クラス[編集]

竜王戦と順位戦のクラスは、将棋棋士の在籍クラス を参照。

将棋大賞[編集]

  • 第37回(2009年度) 新人賞

著書[編集]

書籍[編集]

DVD[編集]

  • 将棋DVD 攻めて強くなる戸辺流中飛車(2017年7月7日、ルーク) [5]

脚注[編集]

  1. ^ 戸辺流ブログ 「ご報告」2010年4月25日
  2. ^ 戸辺流ブログ 「生まれました!」 2010年9月19日
  3. ^ 戸辺流ブログ 「次男、生まれました」 2016年3月7日
  4. ^ 荒木は第23回(1998年)小学生将棋名人戦準決勝で高崎に敗れ、戸辺と同じく3位。
  5. ^ 冊子付き、単行本扱いのDVD

関連項目[編集]

外部リンク[編集]