宮古駅

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宮古駅
JR駅舎(2013年5月)
JR駅舎(2013年5月)
みやこ
Miyako
所在地 岩手県宮古市
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細
三陸鉄道駅詳細
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宮古駅(みやこえき)は、岩手県宮古市宮町(みやちょう)一丁目および栄町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・三陸鉄道である。

乗り入れ路線[編集]

JR東日本の山田線[1]、三陸鉄道の北リアス線が乗り入れている。北リアス線は当駅が起点である。

北リアス線の当駅 - 田老駅間は、元々は宮古線と名乗り、山田線とともに日本国有鉄道(国鉄)の路線であった。そのため、当駅は国鉄単独駅であったが、宮古線は、1981年に第1次特定地方交通線に指定され、1984年に三陸鉄道に転換されて北リアス線の一部となった。これにより国鉄(現JR東日本)と三陸鉄道の接続駅となった。

かつては当駅より、宮古湾の出崎埠頭にあった(貨)宮古港駅までの貨物支線(通称:宮古臨港線)が接続していた。

歴史[編集]

1939年、山田線全通当時の宮古駅
2012年に改装される前の宮古駅
  • 1934年昭和9年)11月6日 - 開業[1]
  • 1943年(昭和18年)11月22日 - 貨物支線(宮古臨港線)が開業。
  • 1972年(昭和47年)2月27日 - 宮古線が開業。
  • 1973年(昭和48年)8月4日 - 「みどりの窓口」設置。
  • 1984年(昭和59年)
    • 2月1日 - 貨物支線(宮古臨港線)が廃止。
    • 4月1日 - 国鉄宮古線が第三セクター転換、三陸鉄道北リアス線として開業。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道と三陸鉄道の駅になる。
  • 2002年平成14年) - 「潮風を感じる賑わう港町の駅」として、東北の駅百選に選定。
  • 2004年(平成16年)10月1日 - 三陸鉄道宮古駅長が廃止、終日社員配置駅から駅売店「リアスボックス」兼務。
  • 2009年(平成21年)4月27日 - 三陸鉄道宮古駅において、住宅建築会社のシリウスがネーミングライツ(命名権)を取得し、『アイフルホーム宮古駅』の愛称が付く(契約期間1年)。
  • 2011年(平成23年)
  • 2012年(平成24年)12月1日 - 「浜のまち」を象徴する駅舎に改装[2]
  • 2013年(平成25年)12月1日 - 三陸鉄道宮古駅において「5きげんみやこ駅」[3]の愛称が付く。
  • 2017年(平成28年) - 山田線全線営業再開予定。同時に山田線の釜石方面は三陸鉄道に運営移管予定[4]

駅構造[編集]

JR東日本[編集]

JR 宮古駅
みやこ
Miyako
千徳 (3.3km)
(2.0km) 磯鶏
所在地 岩手県宮古市宮町一丁目1-80
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 山田線
キロ程 102.1km(盛岡起点)
電報略号 ミヤ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
245人/日(降車客含まず)
-2016年-
開業年月日 1934年昭和9年)11月6日[1]
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口
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単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ列車交換可能な地上駅になっている。互いのホームは跨線橋で連絡している。

直営駅駅長・営業助役配置)である。管理駅として花原市駅 - 津軽石駅の各駅を管理している。

2012年(平成24年)に、三陸海岸の復興支援を目的として駅舎のリニューアルが行われた。駅のテーマは「浜のまち」で、地元の観光名所浄土ヶ浜のイメージで砂浜を表現したグレー系の外壁材となっている。また灯台をイメージしたシンボルゲートが駅舎右側の屋根張り出し部分に設けられており、この部分は夜間には光が点滅するようになっている。待合室の天井部分は海岸線のイメージで上下に波打つようなルーバーが取り付けられている。また駅前を発着するバスの利用者が多いことから、ベンチは駅前広場側に向けられている[5]

駅舎にはみどりの窓口(営業時間:4時45分 - 19時30分)・POS端末窓口(乗車券定期券窓口)・旅行センター・インフォメーションセンター(列車案内・遺失物問い合せ)・キオスク・立ち食いそば(キオスク営業)・自動券売機・ぐるっと遊(土産店、JR東日本東北総合サービス営業)がある。

盛岡方面へは列車より岩手県北バスの「106急行バス」の本数の方が多い。

東日本大震災により、当駅より釜石方面の列車は運休している。この区間については山田線に並行して運行されている岩手県北バスによる振替輸送となっている。ただし釜石駅までの直行ではないため、釜石寄りの区間については、岩手船越駅近くにある道の駅やまだ岩手県交通の路線バスに乗り換える必要がある[6]。また鉄道の代行バスではないため運賃を別途支払う必要がある。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先 備考
1 山田線 上り 盛岡方面  
下り   東日本大震災の影響で運休中
□三陸鉄道北リアス線   釜石方面からの直通のみ(釜石方面運休のため設定なし)
2 山田線 上り 盛岡方面  
□三陸鉄道北リアス線   釜石方面からの直通のみ(釜石方面運休のため設定なし)
3 山田線 上り 盛岡方面 1日1本のみ


三陸鉄道[編集]

三陸鉄道 宮古駅
みやこ
MIYAKO
(1.6km) 山口団地
所在地 岩手県宮古市栄町4-4
所属事業者 三陸鉄道
所属路線 北リアス線
キロ程 0.0km(宮古起点)
電報略号 ミヤ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
247人/日(降車客含まず)
-2015年-
開業年月日 1984年昭和59年)4月1日
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JRホームの西側に単式ホーム1面1線を持つ地上駅。山田線直通列車はJRのホームから発車する。

駅舎には売店・出札窓口、自動券売機、三鉄ツーリスト本社営業所がある。2階は三陸鉄道宮古鉄道事務所(実質的には本社)がある。定期券・回数券発売業務は直営売店「リアスボックス」が兼務している(日中のみ)。乗車券は自動券売機で発売。改札業務はせず、運賃は下車時に精算となる。ただし、JR線直通列車に限り宮古鉄道事務所の社員が改札業務を行っていた。

以前は駅売店「リアスボックス」で久慈駅のうに弁当を販売していた。

JRの駅レンタカー業務は当駅の三鉄ツーリストで行っている。

三陸鉄道駅舎(2009年10月)


駅弁[編集]

国鉄時代は鉄道弘済会が駅弁を製造していたが、撤退した。その後、1989年に地元の郷土料理店「魚元」が駅弁販売する[7]。盛岡駅の売店でも販売されている。

  • 海女弁当
  • いちご弁当
  • 北の祭弁当

利用状況[編集]

  • JR東日本 - 2016年度の一日平均乗車人員は245人である。
  • 三陸鉄道 - 2015年度の一日平均乗車人員は247人である[8]

近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。

年度 乗車人員推移
JR東日本 三陸鉄道
2000 713
2001 656
2002 566
2003 570
2004 586 415
2005 564 425
2006 540 429
2007 525 442
2008 522 417
2009 526 406
2010 511 359
2011 130 146
2012 314 162
2013 325 169
2014 318 303
2015 299 247
2016 245

駅周辺[編集]

バス路線[編集]

岩手県北バス(宮古駅前案内所)

1番のりば
2番のりば
  • 磯鶏・八木沢・荷竹・山田・田の浜・重茂方面
3番のりば
4番のりば
  • 山口・宮園・田代方面
5番のりば
  • 松山方面
6番のりば
7番のりば
  • 西ヶ丘・根市・花輪・和井内・岩船方面

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道
山田線
快速「リアス
茂市駅 - 宮古駅
普通
千徳駅 - 宮古駅 - 磯鶏駅(休止中)
三陸鉄道
北リアス線
宮古駅 - 山口団地駅

かつて存在した路線[編集]

日本国有鉄道
山田線貨物支線(宮古臨港線)
宮古駅 - (貨)宮古港駅

脚注[編集]

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  1. ^ a b c 田中功一(2014年9月7日). “茂市駅:80年 「さんさ」でお祝い”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
  2. ^ 交通新聞2012年12月13日
  3. ^ 「5きげん」の由来はテレビ岩手(TVI)の『5きげんテレビ』から。
  4. ^ “<山田線>全線復旧は18年度・JR東”. 河北新報. (2015年2月21日). オリジナル2015年2月21日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150221040637/http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150221_33018.html 2015年4月8日閲覧。 
  5. ^ 交通新聞2013年1月18日
  6. ^ 宮古ー釜石間 乗り継ぎ時刻表”. 岩手県北バス. 2017年4月23日閲覧。
  7. ^ JR時刻表2010年9月号(交通新聞社刊)670ページ
  8. ^ 宮古市の統計 平成28年版(8.運輸・通信) - 宮古市

関連項目[編集]

外部リンク[編集]