芦野公園駅

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芦野公園駅
ホーム
ホーム
あしのこうえん
Ashino-koen
金木 (1.5km)
(1.7km) 川倉
所在地 青森県五所川原市金木町芦野84-171
所属事業者 津軽鉄道
所属路線 津軽鉄道線
キロ程 14.3km(津軽五所川原起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1930年昭和5年)7月15日
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駅舎
正面
ホームと車両
旧駅舎(2013年5月)

芦野公園駅(あしのこうえんえき)は青森県五所川原市金木町芦野にある津軽鉄道線

歴史[編集]

津軽鉄道旧芦野公園駅本屋[編集]

五角形の「腰折れ破風」が設置された半切り妻の屋根を持つ木造平屋建ての建物で、開業時から1975年(昭和50年)まで駅舎として利用された[3]

太宰治の小説『津軽』にも登場し[3]、NPO法人「かなぎ元気倶楽部」の喫茶店として利用されるなど地元の市民にも親しまれていることなどが「国土の歴史的景観に寄与している」と評価され[3]2014年(平成26年)12月19日 に国の文化審議会が「津軽鉄道旧芦野公園駅本屋」を答申し[3]、国の登録有形文化財に登録された[2]

2015年(平成27年)2月23日に、国の登録有形文化財の登録証と登録プレートの交付式を行った[4]

津軽鉄道では最後に残った開業時からの建築物であった[3]

構造[編集]

1面1線の単式ホーム

以前は通年有人駅(委託駅)だったが、現在は桜まつり期間中(4月下旬 - 5月上旬)のみ社員が配置される。JR東日本線への連絡乗車券は発売していない。ただし、JR側の連絡運輸区域から当駅までの乗車券は発行可能。

ホーム向かいには先代のストーブ列車として使用されたオハ31形式三等客車(国鉄より購入)が1983年昭和58年)の廃車後に保存展示されていた。2006年(平成18年)7月2日に撤去され、整備を受けた後に2007年(平成19年)10月14日に開業した埼玉県さいたま市鉄道博物館に収蔵された。

周辺[編集]

その他[編集]

  • 「桜や老松が広がる閑かな公園内に佇む無人駅」として、東北の駅百選に選定された。
  • 太宰治の小説『津軽』の中で、金木町の町長が上野駅で芦野公園駅までの連絡乗車券を購入しようとした所、出札係員に「そんな駅はない」と言われ激昂し、押し問答の末とうとう発券させたというエピソードが紹介されている。
  • JR東日本で発売している「津軽フリーパス」の利用は当駅まで(から)となっていたが、現在は金木駅までしか利用できない。
  • 2012年4月29日には、岡山県の旧片上鉄道吉ヶ原駅の猫駅長「コトラ」が訪れ、統括駅長を務めた[5]

隣の駅[編集]

津軽鉄道[6]
津軽鉄道線(一部列車のみ)
金木駅- 芦野公園駅 - 大沢内駅
津軽鉄道線(一部列車除く)
金木駅 - 芦野公園駅 - 川倉駅

脚注[編集]

  1. ^ 岸由一郎「津軽鉄道」『鉄道ピクトリアル』No.636、134頁
  2. ^ a b “五所川原市の文化財 津軽鉄道旧芦野公園駅本屋”http://www.city.goshogawara.lg.jp/21_kyoiku/syakyo/bunkazai/honya.html
  3. ^ a b c d e 宮城裕也(2014年7月19日). “文化審答申:津軽鉄道の駅舎、登録有形文化財に 文科相に答申”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
  4. ^ “芦野公園駅旧駅舎に文化財プレート…青森”. 読売新聞 (読売新聞社)http://www.yomiuri.co.jp/otona/news/rnews/tohoku/20150224-OYT8T50186.html
  5. ^ 岡山で人気猫「コトラ」、五所川原で統括駅長 青森 - 朝日新聞デジタル・2012年4月30日0時38分配信
  6. ^ 津軽鉄道時刻表 (PDF) - 津軽鉄道ホームページ