芦野公園駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
芦野公園駅
Ashino Kouen Sta 2.jpg
ホーム
あしのこうえん
Ashino-koen
金木 (1.5 km)
(1.7 km) 川倉
所在地 青森県五所川原市金木町芦野84-171[1]
北緯40度54分44.14秒 東経140度27分5.94秒 / 北緯40.9122611度 東経140.4516500度 / 40.9122611; 140.4516500座標: 北緯40度54分44.14秒 東経140度27分5.94秒 / 北緯40.9122611度 東経140.4516500度 / 40.9122611; 140.4516500
所属事業者 津軽鉄道
所属路線 津軽鉄道線
キロ程 14.3 km(津軽五所川原起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
77人/日
-2019年-
開業年月日 1930年昭和5年)7月15日
テンプレートを表示
駅舎
正面
ホームと車両
旧駅舎(2013年5月)

芦野公園駅(あしのこうえんえき)は、青森県五所川原市金木町芦野にある、津軽鉄道津軽鉄道線である。

歴史[編集]

津軽鉄道旧芦野公園駅本屋[編集]

五角形の「腰折れ破風」が設置された半切り妻の屋根を持つ木造平屋建ての建物で、開業時から1975年(昭和50年)まで駅舎として利用された[4]。津軽鉄道では最後に残った開業時からの建築物であった[4]。現在は特定非営利活動法人(NPO法人)の「かなぎ元気倶楽部」が運営する喫茶店「駅舎」として利用されている[5][6][7]

当駅は太宰治の小説『津軽』において描かれている[4][8]。NPO法人の喫茶店として利用されるなど地元の市民にも親しまれていることなどが「国土の歴史的景観に寄与している」と評価され[4]2014年(平成26年)12月19日 に国の登録有形文化財に登録された[1][3]

構造[編集]

1面1線の単式ホーム

隣接する「赤い屋根の喫茶 駅舎」という喫茶店に簡易委託駅されており、自社線内の乗車券(区間は限定されている)と入場券が購入できる。また、ダッチングマシンや改札鋏も現役であるが[要出典]、桜まつり期間中(4月下旬 - 5月上旬)の日中のみは、駅に津軽鉄道の社員が派遣されて、全区間のきっぷの販売を行う。

ホーム向かいには先代のストーブ列車として使用されたオハ31形式三等客車(国鉄より購入)が1983年昭和58年)の廃車後に保存展示されていた。2006年(平成18年)7月2日に撤去され、整備を受けた後に2007年(平成19年)10月14日に開業した埼玉県さいたま市鉄道博物館に収蔵された[要出典]

利用状況[編集]

1日乗降人員推移 [9]
年度 1日平均人数
2011年 55
2012年 83
2013年 65
2014年 84
2015年 85

周辺[編集]

舞台となっている作品[編集]

いずれも太宰治の作品またはこれを題材とした作品。

  • 津軽(小説)[4][8]
  • 鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽映画[12] - 太宰の小説『斜陽』を原作とした映画。2022年公開予定。

その他[編集]

映像外部リンク
青森放送
あの瞬 RABテレビが伝えた青森
津軽鉄道 芦野公園駅(1965年)
  • 「桜や老松が広がる閑かな公園内に佇む無人駅」として、東北の駅百選に選定された。
  • 太宰治の小説『津軽』の中で、金木町の町長が上野駅で芦野公園駅までの連絡乗車券を購入しようとしたところ、出札係員に「そんな駅はない」と言われ激昂し、押し問答の末とうとう発券させたというエピソードが紹介されている。
  • 東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅で発売している「津軽フリーパス」の利用は当駅まで(から)となっていたが、現在は金木駅までしか利用できない。
  • 2012年4月29日には、岡山県の旧片上鉄道吉ヶ原駅の猫駅長「コトラ」が訪れ、統括駅長を務めた[13]

隣の駅[編集]

津軽鉄道
津軽鉄道線
金木駅- 芦野公園駅 - *川倉駅 - 大沢内駅
*一部の列車は川倉駅を通過する。

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c 津軽鉄道旧芦野公園駅本屋 - 文化遺産オンライン文化庁
  2. ^ 岸由一郎「津軽鉄道」『鉄道ピクトリアル』No.636、134頁
  3. ^ a b 津軽鉄道旧芦野公園駅本屋 - 五所川原市
  4. ^ a b c d e 宮城裕也(2014年7月19日). “文化審答申:津軽鉄道の駅舎、登録有形文化財に 文科相に答申”. 毎日新聞 (毎日新聞社)[要ページ番号]
  5. ^ 赤い屋根の喫茶店「駅舎」
  6. ^ 青森県観光情報サイト Amazing AOMORI 喫茶店「駅舎」
  7. ^ “We Love みちのく だるまストーブで身も心もじんわり…津軽鉄道乗車記”. 読売新聞オンライン. (2021年1月21日). オリジナルの2021年1月21日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210121031425/https://www.yomiuri.co.jp/local/michinoku/20210114-OYT8T50072/ 2022年4月14日閲覧。 
  8. ^ a b 北海道新幹線に接続するバス路線新設で「乗り鉄」が歓喜する理由”. マイナビニュース (2016年2月10日). 2022年4月14日閲覧。
  9. ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ) [出典無効] - 国土交通省、2019年7月4日閲覧
  10. ^ “鉄道ファン「どうしても密になっちゃうね」…桜のトンネル走る列車”. 読売新聞オンライン. (2021年4月22日). オリジナルの2021年4月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210422143120/https://www.yomiuri.co.jp/national/20210422-OYT1T50113/ 2022年4月14日閲覧。 
  11. ^ 五所川原警察署交番駐在所 - 青森県警察ホームページ
  12. ^ “映画「斜陽」、太宰のふるさと舞台に”. 北海道新聞. (2022年3月19日). オリジナルの2022年3月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220326192335/https://www.hokkaido-np.co.jp/article/658888 2022年4月14日閲覧。 
  13. ^ “岡山で人気猫「コトラ」、五所川原で統括駅長 青森”. 朝日新聞デジタル. (2012年4月30日). オリジナルの2021年9月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210911013356/http://www.asahi.com/travel/aviation/TKY201204290378.html?ref=reca 2022年4月14日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]