石巻駅

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石巻駅
駅舎
駅舎
いしのまき
Ishinomaki
所在地 宮城県石巻市鋳銭場9-1
所属事業者 JR logo (east).svg東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 イキ
駅構造 地上駅
ホーム 3面5線
乗車人員
-統計年度-
3,327人/日(降車客含まず)
-2016年-
開業年月日 1912年大正元年)10月28日
乗入路線
所属路線 石巻線
キロ程 27.9km(小牛田起点)
曽波神 (4.2km)
(3.0km) 陸前稲井
所属路線 仙石線
キロ程 49.0km(あおば通起点)
陸前山下 (1.4km)
所属路線 仙石東北ライン*
キロ程 47.2km(仙台起点)
陸前山下 (1.4km)
(3.0km) 陸前稲井
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口
* 正式路線名称
 - 陸前山下方:仙石線、陸前稲井方:石巻線
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石巻駅入口
石巻駅入口
改札口付近にある置物
改札口付近にある置物
1964年の石巻川開き祭りの日の石巻駅(汽車駅側)
1964年の石巻川開き祭りの日の石巻駅(汽車駅側)

石巻駅(いしのまきえき)は、宮城県石巻市鋳銭場(いせんば)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)のである。

石巻線仙石線が乗り入れており、このうち石巻線を所属線としている[1]

仙石線は当駅が終点であり、あおば通駅発着系統と、高城町駅から東北本線へ直通する仙石東北ライン系統が発着する。一部の仙石東北ライン系統は石巻線へ直通する。

歴史[編集]

  • 1912年大正元年)10月28日 - 仙北軽便鉄道線(現在の石巻線)の石巻駅として開業。
  • 1919年(大正8年)4月1日 - 仙北軽便鉄道が国有化、国有鉄道の駅となる。
  • 1928年昭和3年)11月22日 - 宮城電気鉄道線(現在の仙石線)の石巻駅が開業。
  • 1932年昭和7年)1月8日 - 宮城電気鉄道線の石巻駅が宮電石巻駅に改称(届出)。
  • 1944年(昭和19年)5月1日 - 宮城電気鉄道が国鉄に戦時買収され、宮電石巻駅を石巻駅に統合。ただし、駅舎は分かれたままであった。
  • 1973年(昭和48年)7月 - みどりの窓口設置。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東日本が継承。
  • 1990年平成2年)7月21日 - 仙石線石巻駅を石巻線の駅舎に統合。
  • 2003年(平成15年)
  • 2008年(平成20年) - 有人改札・みどりの窓口・びゅうプラザのカウンター化工事を実施。同時にNEWDAYSを移転。
    • 9月12日 - 指定席券売機の使用開始。
  • 2011年(平成23年)
    • 3月11日 - 東日本大震災により営業休止。津波による旧北上川氾濫のため駅及び駅周辺一時水没。
    • 4月5日 - 仙石線代行バスが当駅 - 東北本線松島駅間で、石巻線代行バスが当駅 - 小牛田駅間でそれぞれ運行開始。
    • 4月17日 - 石巻線小牛田駅 - 前谷地駅間復旧に伴い、石巻線バス代行区間を当駅 - 涌谷駅間に変更。
    • 4月19日 - 仙石線小鶴新田駅 - 東塩釜駅間復旧に伴い、仙石線バス代行区間を当駅 - 東塩釜駅間に変更。
    • 4月21日 - 当駅 - 女川駅間にも石巻線代行バス運転開始。
    • 4月29日 - 気仙沼線前谷地駅 - 柳津駅復旧に伴い、石巻線代行バス区間を前谷地駅 - 当駅 - 女川駅間に整理。
    • 5月19日 - 石巻線前谷地駅 - 当駅間復旧に伴い、石巻線の営業再開[2]。石巻線代行バス区間を当駅 - 女川駅間に変更。[3]当駅の信号設備が使えないため、鹿又駅 - 当駅間でスタフ閉塞式を実施(当駅は棒線駅扱い)。
    • 5月28日 - 仙石線東塩釜駅 - 高城町駅間復旧に伴い、仙石線代行バス区間を当駅 - 松島海岸駅間に変更。
    • 7月16日 - 仙石線矢本駅 - 当駅間復旧に伴い、仙石線も営業再開[4]。同区間の信号設備が復旧していないため、スタフ閉塞式を施行(当駅は棒線駅扱い、2番線のみ使用)。仙石線代行バス区間を松島海岸駅 - 矢本駅間に変更。[5] 
    • 10月15日 - 当駅構内の信号設備が復旧。仙石線のスタフ閉塞式は継続し、当駅でも運転扱いを行う(1番線の使用再開)。
    • 12月1日 - 石巻発仙台行の直通快速列車が小牛田駅経由で平日のみ朝1本運転開始。仙石線経由の定期券や乗車券が利用できる。仙台駅直通かつ途中駅全駅通過のため、仙石線列車代行バス乗り継ぎよりも30分程度短縮となった。
  • 2012年(平成24年)
    • 1月10日 - 平日夜の仙台発石巻行き直通快速列車が運行開始。
    • 3月17日 - 石巻線が当駅 - 渡波駅間で運転再開[6]。代行バス区間を渡波駅 - 女川駅間に短縮。仙台駅 - 当駅間の直通快速列車が毎日運行開始。
    • 9月29日 - 仙石線が当駅 - 陸前山下駅間での自動閉塞式(特殊)の使用を再開。当駅におけるスタフ閉塞式の取り扱いが終了する。
  • 2015年(平成27年)
  • 2016年(平成28年)
    • 8月6日:当駅を介して仙石東北ラインの列車1往復が石巻線女川方面へ乗り入れ開始[8]

駅構造[編集]

仙石線ホーム
左が2番線(仙石線普通列車)、右が1番線(仙石東北ライン快速列車)
石巻線ホーム
右から3・4・5番線(4番線の列車は女川行)
3番線に停車中の女川行
(2015年3月22日撮影)
3番線駅名標

仙石線は頭端式ホーム1面2線(1・2番線)、石巻線は単式ホーム1面1線(3番線)と島式ホーム1面2線(4・5番線)、計3面5線のホームを有する地上駅である。

ホーム・駅舎とも地上にあり、改札口から1~3番線へは階段の昇降が不要。4・5番線とは跨線橋で連絡している。2005年にエレベーター付きの跨線橋が完成し、バリアフリー化が達成された。

のりば[編集]

※ 南側より順に記載

番線 路線 方向 行先 備考
2 仙石線 - 松島海岸仙台あおば通方面 一部1番線
1 仙石東北ライン 上り 高城町塩釜・仙台方面 女川始発は3番線
3・4・5 石巻線 上り 前谷地小牛田方面 主に3番線
下り 渡波女川方面 仙石東北ライン快速女川行は3番線

直営駅駅長・管理助役・助役配置)。管理駅として、仙石線の陸前大塚駅 - 陸前山下駅間の各駅、石巻線の陸前稲井駅 - 女川駅間の各駅、気仙沼線の陸前豊里駅 - 陸前小泉駅の各駅を管理している。

みどりの窓口(営業時間:5時 - 21時)・びゅうプラザ自動改札機自動券売機3台・指定席券売機1台・自動精算機1台・NEWDAYS東北総合サービス運営)がある。窓口カウンター化工事が行われ、有人改札・みどりの窓口・びゅうプラザが一体化された。Suicaは原則仙石線でのみ利用可能で、石巻線では利用できないが、当駅から石巻線経由で小牛田駅およびその先の駅まで途中下車をしないで通過する場合にのみ特例で利用できる。また、当駅の指定席券売機もSuicaなどICカードの残高を利用しての乗車券類の購入にも対応(定期券を除く)。

仙石線ホームには発車メロディがある。平日と休日でメロディが異なるのが特徴で、曲名は平日が「A Sea Bird」休日が「Sea Green」である。また、後者は音源にウミネコの鳴き声が入っている。この曲は石巻市出身の作曲家大阪音楽大学教授、副学長である和泉耕二の作曲である。なお、石巻線ホームはメロディではなくベルである。

2016年8月6日より、仙石東北ライン列車の石巻線乗り入れに伴い、列車の夜間滞泊は以下の通りになった。

  • 仙石線普通電車2本(1・2番線)
  • 仙石東北ライン快速列車1本(3番線)
  • 石巻線列車1本(4番線)

3番線の列車は、女川行最終列車が女川駅から当駅まで回送されたもので、翌朝女川駅まで再度回送される。

以前は、仙石線普通列車が2番線及びその南側にある留置線に、仙石東北ライン快速列車が1番線に、石巻線列車が3番線にそれぞれ夜間滞泊していた。

震災により高城町 - 陸前小野間が不通だった頃は、仙石線の夜間滞泊は1本であった。

構内に乗務員宿泊所を併設している。

小牛田駅石巻港駅を結ぶ貨物列車が当駅で方向転換のため機回しを行う。入換時の機関車の操車業務は日本貨物鉄道(JR貨物)グループのジェイアール貨物・東北ロジスティクスが受託している。入換作業は4・5番線ならびに5番線の北側に存在する側線2線で行っている。旅客列車の操車業務は当駅の信号担当社員が行う。

東日本大震災によって、仙石線の高城町駅 - 陸前小野駅間が不通となったため、その代替として石巻線東北本線を経由し、途中駅をすべて通過して仙台駅と当駅を結ぶ「直通快速」列車が平日の朝と夕に1往復ずつ運行されていたが、仙石線全線復旧前日の2015年5月29日をもって運行を終了した。

利用状況[編集]

乗車人員推移
年度 一日平均乗車人員
2000 5,075
2001 4,914
2002 4,807
2003 4,788
2004 4,703
2005 4,513
2006 4,392
2007 4,197
2008 3,936
2009 3,811
2010 3,627
2011 -
2012 2,077
2013 2,154
2014 2,050
2015 3,005
2016 3,327

駅周辺[編集]

石巻の中心市街地が広がる。

駅北側[編集]

駅南側[編集]

バス[編集]

  • 【ミヤコーバス】
  • 湊町二丁目・筒場経由渡波駅前行
  • 湊町二丁目・鹿妻経由渡波駅前行
  • 土曜・休日は全便運休となる。
  • 湊町二丁目・渡波経由女川運動公園前行
  • 湊町二丁目・渡波経由鮎川港
  • 荻浜地区住民バス(福貴浦行)
  • 3:【ミヤコーバス】
  • 水明町・大橋先回り
  • 蛇田・日赤病院先回り
  • 大学の休校日は一部便が運休となる。
  • 山下先回り市内循環(門脇五丁目方面)
  • 門脇先回り便は、東日本大震災の影響により運休中。
  • 4:【ミヤコーバス】
  • 蛇田・日赤病院経由イオンモール石巻行(日赤病院先回り循環バス)
  • 上野町・石巻西高校経由イオンモール石巻行(上野町先回り循環バス)
  • 蛇田経由イオンモール石巻行
  • 蛇田・イオンモール石巻経由河南総合支所行
  • 朝・夕の一部便を除き日赤病院を経由する。
  • 蛇田経由日赤病院行
  • 中里経由日赤病院行
  • 土曜・休日は全便運休となる。
  • 日赤病院・鹿又駅前経由飯野川行
  • 稲井地区乗合タクシー『いない号』のりば:【稲井地域乗合タクシー運行協議会】
  • 高木経由水沼行
  • 真野金山経由水沼行
  • その他
  • 宿泊送迎バス・観光バスのりば(ロマン回遊21前:石巻市や女川町、南三陸町志津川の宿泊施設12社専用)
  • 乗合タクシー(ロマン回遊21前:山の手地区乗合タクシー運行協議会:ハーフデマンド方式): 山の手(大手町・宜山町・泉町など)地区方面
    • 山の手地区乗合タクシーの運営費はほかの住民バスと違って町内会費から徴収されているため、羽黒町町内会、泉町町内会、日和会、日和三丁目町内会、第一日和親交会、宜山町町内会、大手町町内会の町民以外は利用することができない。
  • 住民バス(ロマン回遊21前:ジャンボタクシー:定時定路線型)
  • 水押・開北地区方面
  • 水明・大橋地区方面

その他[編集]

駅舎が独立していた当時の仙石線用駅舎(1990年4月撮影)
  • 「南三陸金華山国定公園の玄関口」として、2002年東北の駅百選に選定された。
  • 仙石線が元宮城電気鉄道の路線であった名残で、1944年1990年にかけては仙石線と石巻線の駅舎がそれぞれ別の場所におかれていて、乗り換え客は一旦改札を出る必要があった。地元では仙石線の駅を「電車駅」、石巻線の駅を「汽車駅」と呼んで区別していた。駅長室やみどりの窓口は石巻線側にあった。国鉄時代には、このような形態の駅がここ石巻駅の他、尼崎駅東海道本線福知山線と福知山線支線)・浜川崎駅南武線鶴見線)・宇美駅香椎線勝田線)と3つ存在した。
  • 石巻市は、宮城県出身の漫画家、石ノ森章太郎の協力を得て「石巻マンガランド基本構想」を策定し、「萬画」を活かした創造性ある街造りに取り組んでいる。その一環として、石ノ森萬画館の最寄り駅である当駅、および石ノ森萬画館までの道「マンガロード」では数々の石ノ森章太郎作品のキャラクターを見ることができる。

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道
石巻線
普通
曽波神駅 - 石巻駅 - 陸前稲井駅
仙石線
普通
陸前山下駅 - 石巻駅
仙石東北ライン
特別快速
矢本駅 - 石巻駅
快速(赤快速)
陸前山下駅 - 石巻駅 - 陸前稲井駅
快速(緑快速)
陸前山下駅 - 石巻駅

脚注[編集]

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  1. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  2. ^ 石巻線列車臨時ダイヤ(2011年7月1日訂補)東日本旅客鉄道仙台支社
  3. ^ 石巻線代行バス時刻(2011年7月16日訂補)東日本旅客鉄道仙台支社
  4. ^ 仙石線石巻方・列車臨時ダイヤ(2011年7月16日改正)東日本旅客鉄道仙台支社
  5. ^ 仙石線代行バス時刻(2011年7月16日改正)東日本旅客鉄道仙台支社
  6. ^ 東北地方の運転見合わせ区間”. JR東日本 (2012年2月23日). 2012年2月24日閲覧。
  7. ^ a b 2015年5月 ダイヤ改正について (PDF) 東日本旅客鉄道 仙台支社(2015年2月26日)
  8. ^ 仙石東北ライン一部列車の女川駅直通運転の開始について (PDF) - 東日本旅客鉄道仙台支社プレスリリース 2016年6月29日
  9. ^ “石巻駅前「エスタ」惜しまれ閉店 中心街からスーパー消える”. 石巻かほく. (2017年6月2日). http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2017/06/20170602t13003.htm 2017年6月5日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]