柳津駅 (宮城県)

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柳津駅
Yanaizu Station 20120905.jpg
駅前(2012年9月)
やないづ
Yanaizu
宮城県登米市津山町柳津字谷木196
北緯38度36分42.34秒 東経141度18分20.66秒 / 北緯38.6117611度 東経141.3057389度 / 38.6117611; 141.3057389座標: 北緯38度36分42.34秒 東経141度18分20.66秒 / 北緯38.6117611度 東経141.3057389度 / 38.6117611; 141.3057389
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 ヤナ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
30人/日(降車客含まず)
-2020年-
開業年月日 1968年昭和43年)10月24日[1]
乗入路線
所属路線 気仙沼線
キロ程 17.5 km(前谷地起点)
小牛田から30.3 km
御岳堂 (3.9 km)
所属路線 気仙沼線BRT
キロ程 17.5 km(前谷地起点)
前谷地 (17.5 km)
(4.8 km) 陸前横山
備考 簡易委託駅
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柳津駅
やないづ
Yanaizu
(4.8 km) 陸前横山
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 気仙沼線
キロ程 0.0 km(柳津起点)
廃止年月日 2020年令和2年)4月1日*
備考 * 東日本大震災により2011年3月11日から休止。翌年8月20日より同区間でBRT運行開始。
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柳津駅(やないづえき)は、宮城県登米市津山町柳津字谷木(やぎ)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)気仙沼線ならびに気仙沼線BRTバス停留所である。

当駅は鉄道路線地方交通線)としての気仙沼線の終着駅であり、BRTとの接続駅となっている。なお、BRTの一部の便は前谷地駅 - 当駅間をノンストップで運行している。

歴史[編集]

気仙沼線は、まず気仙沼駅から本吉駅までの区間が1957年(昭和32年)に開通し、次に前谷地駅から本吉駅に向かう形で線路の敷設工事が行われた。1968年(昭和43年)10月24日に前谷地駅から柳津駅までの区間が柳津線として開通し、柳津駅はこの時にその終端駅として開業した。その後、1977年(昭和52年)12月11日に気仙沼線は全線開通し、柳津駅は中間駅となった[2]が、柳津駅から気仙沼方は東日本大震災での被災を経てBRT化され、2020年(令和2年)4月1日付で43年ぶりに終端駅に戻った。

年表[編集]

駅構造[編集]

鉄道としては単式ホーム1面1線を有する地上駅跨線橋があり、駅舎、ホームおよび駅舎の反対側の道路を連絡している。

石巻駅管理の簡易委託駅で、駅舎は観光物産館「ゆうキャビン」が併設され、窓口がある。

かつては島式ホーム1面2線であり、1番線が下り気仙沼方面、2番線が上り前谷地方面であった。気仙沼線全通後は列車が折り返す機能はなく、途中駅として機能していた。2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響により、4月29日から当駅から前谷地方面への折り返し運転を実施している。当初は前谷地方から2番線に進入できず、また1番線の前谷地方に出発信号機がないため、構内の手前で一度停車をしたのち、手信号代用機で2番線に進入する方法が採られていた。のちに1番線の前谷地方に出発信号機が設置され、1番線での折り返し運転に変更された。BRT専用道の整備に合わせて2番線の線路が撤去され、鉄道は単線構内となったが、場内信号機や出発信号機は従前どおり設置・動作しているので、引き続き停車場の扱いとなっている。

BRTの乗降場は鉄道ホームの気仙沼方の専用道上にあり、2車線で上下便の同時停車が可能(番線の設定はない)。鉄道駅舎とは別に待合室が設けられている他、鉄道ホームと平面で直結する通路が整備されている。専用道は駅前広場と接続しており、前谷地駅発着便の出入りや、駅前広場への留置に利用される。BRTの運行開始時は駅前広場から発着していたが、2018年7月1日より現在の乗降場に移転した。

利用状況[編集]

JR東日本によると、2020年度(令和2年度)の鉄道の1日平均乗車人員は30人である[利用客数 1]。また、BRTにおける1日平均乗車人員は17人である[BRT 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

1日平均乗車人員推移
年度 BRT
2000年(平成12年) 68[利用客数 2]  
2001年(平成13年) 62[利用客数 3]
2002年(平成14年) 76[利用客数 4]
2003年(平成15年) 76[利用客数 5]
2004年(平成16年) 75[利用客数 6]
2005年(平成17年) 56[利用客数 7]
2006年(平成18年) 49[利用客数 8]
2007年(平成19年) 47[利用客数 9]
2008年(平成20年) 42[利用客数 10]
2009年(平成21年) 41[利用客数 11]
2010年(平成22年) 34[利用客数 12]
2011年(平成23年) 非公表
2012年(平成24年) 40[利用客数 13]
2013年(平成25年) 55[利用客数 14] 38[BRT 2]
2014年(平成26年) 51[利用客数 15] 32[BRT 3]
2015年(平成27年) 57[利用客数 16] 40[BRT 4]
2016年(平成28年) 58[利用客数 17] 33[BRT 5]
2017年(平成29年) 54[利用客数 18] 34[BRT 6]
2018年(平成30年) 43[利用客数 19] 36[BRT 7]
2019年(令和元年) 42[利用客数 20] 31[BRT 8]
2020年(令和02年) 30[利用客数 1] 17[BRT 1]

駅周辺[編集]

その他[編集]

  • 2021年(令和3年)5月 - 10月に放送されたNHK連続テレビ小説おかえりモネ」で、主人公が気仙沼へ帰省する際に当駅で撮影されたシーンが登場した。駅名は「桃津駅」とされた(第11回、2021年5月31日放送)。

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道(JR東日本)
気仙沼線
御岳堂駅 - 柳津駅

かつて存在した路線[編集]

東日本旅客鉄道(JR東日本)
気仙沼線(BRT転換区間)
柳津駅 - 陸前横山駅

隣の停留所[編集]

東日本旅客鉄道(JR東日本)
気仙沼線BRT
前谷地駅 - 柳津駅 - 陸前横山駅

脚注[編集]

[脚注の使い方]

記事本文[編集]

  1. ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、483頁。ISBN 978-4-533-02980-6
  2. ^ 『津山町史』後編376-389頁。
  3. ^ 鉄道ダイヤ情報』2001年12月号(交通新聞社)より。
  4. ^ “気仙沼線における暫定的なサービス提供開始について” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道仙台支社、東日本旅客鉄道盛岡支社, (2012年7月18日), オリジナルの2020年6月20日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20200620152010/http://jr-sendai.com/upload-images/2012/08/press20120718-kesennumasen.pdf 2020年6月21日閲覧。 
  5. ^ “気仙沼線BRT運行区間の前谷地駅延伸について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道仙台支社/東日本旅客鉄道盛岡支社, (2015年4月23日), オリジナルの2020年6月20日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20200620151343/http://jr-sendai.com/upload-images/2015/04/brt.pdf 2020年11月7日閲覧。 
  6. ^ “気仙沼線BRTダイヤ改正について” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道仙台支社、東日本旅客鉄道盛岡支社, (2018年6月8日), オリジナルの2018年12月15日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20181215052357/http://jr-sendai.com/upload-images/2018/06/20180608.pdf 2020年6月21日閲覧。 
  7. ^ “気仙沼線(柳津〜気仙沼間)及び大船渡線(気仙沼〜盛間)における鉄道事業の廃止の日の繰上げの届出について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2020年1月31日), オリジナルの2020年2月4日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20200204215535/https://www.jreast.co.jp/press/2019/20200131_ho01.pdf 2020年2月6日閲覧。 
  8. ^ “鉄道事業の廃止の届出に係る廃止の日の繰上げについて” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 国土交通省東北運輸局, (2020年1月29日), オリジナルの2020年2月1日時点におけるアーカイブ。, https://warp.da.ndl.go.jp/collections/content/info:ndljp/pid/11630437/wwwtb.mlit.go.jp/tohoku/sm/topics/td-haishitodoke0129.pdf 2020年2月6日閲覧。 

利用状況[編集]

  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月10日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月20日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月16日閲覧。

BRT[編集]

  1. ^ a b BRT駅別乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月10日閲覧。
  2. ^ BRT駅別乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  3. ^ BRT駅別乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  4. ^ BRT駅別乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  5. ^ BRT駅別乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  6. ^ BRT駅別乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月7日閲覧。
  7. ^ BRT駅別乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月20日閲覧。
  8. ^ BRT駅別乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月16日閲覧。

参考文献[編集]

  • 津山町史編さん委員会 『津山町史』後編 津山町、1989年。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]