コンテンツにスキップ

石巻港駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
石巻港駅
震災前の駅北側の着発線(専用線分界点。2009年1月)
いしのまきこう
Ishinomakikō
陸前山下 (1.8 km)
地図
所在地 宮城県石巻市南光町2丁目222
北緯38度25分13.43秒 東経141度17分11.91秒 / 北緯38.4203972度 東経141.2866417度 / 38.4203972; 141.2866417座標: 北緯38度25分13.43秒 東経141度17分11.91秒 / 北緯38.4203972度 東経141.2866417度 / 38.4203972; 141.2866417
所属事業者 日本貨物鉄道(JR貨物)
所属路線 仙石線(貨物支線)
キロ程 1.8 km(陸前山下起点)
電報略号 カマ(1950年)
駅構造 地上駅
開業年月日 1939年昭和14年)11月7日[1]
備考 貨物専用駅
テンプレートを表示
釜駅
かま
Kama
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 仙石線(貨物支線)
開業年月日 1953年昭和28年)7月20日[1]
廃止年月日 1971年(昭和46年)4月1日[1]
テンプレートを表示
石巻港駅
いしのまきこう
Ishinomakikō
(2.9 km) 石巻埠頭
所属事業者 日本貨物鉄道
所属路線 仙石線(貨物支線)
開業年月日 1968年昭和43年)10月11日
廃止年月日 1999年平成11年)11月1日
テンプレートを表示

石巻港駅(いしのまきこうえき)は、宮城県石巻市南光町2丁目にある日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物駅仙石線貨物支線の終着駅である。

日本製紙石巻工場の西端に位置し、同工場は当駅発着貨物の最大の荷主でもある。

歴史

[編集]

構造

[編集]

コンテナホーム1面1線、数本の仕分け線・留置線を有する地上駅である。駅東側にある日本製紙石巻工場へ向けて、専用鉄道が6本分岐している。駅構内には営業窓口のJR貨物石巻営業所が置かれている。コンテナ貨物、車扱貨物の取扱駅である。コンテナ貨物は、12フィートコンテナと日本製紙専用鉄道発着のコンテナを取り扱っている。

駅構内の入換作業は仙台総合鉄道部所属のDE10形ディーゼル機関車愛知機関区DD200形ディーゼル機関車が担当し、専用鉄道内の入換作業は日本製紙グループの南光運輸が保有するディーゼル機関車(スイッチャー)が担当している。

貨物列車

[編集]

1日上下8本の高速貨物列車が発着する。発着駅は仙台貨物ターミナル駅小牛田駅のいずれかで、同駅で別の列車に継送されている。最終的な輸送先は新座貨物ターミナル駅などの首都圏の駅である。

利用状況

[編集]
  • 2002年度の発送貨物は535,558トン、到着貨物は26,550トンであった。

駅周辺

[編集]
備考

かつては当貨物駅付近に「十條ショッピングセンター」があったが、閉店した。

隣の駅

[編集]
日本貨物鉄道(JR貨物)
仙石線貨物支線
陸前山下駅 - (貨)石巻港駅 - *石巻埠頭駅
*打消線は廃駅

かつて存在した路線

[編集]
日本国有鉄道
仙石線貨物支線
釜駅 - (貨)石巻港駅(初代)

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、479頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ “石巻港駅10月再開へ がれき用ホーム拡張も”. 産経新聞. (2012年7月11日). https://web.archive.org/web/20120711205524/http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120711/dst12071118460018-n1.htm 2012年8月8日閲覧。 
  3. ^ “JX 鉄道輸送きょう再開 「仙台臨海」全支線が復旧”. 河北新報. (2012年9月7日). http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120907t12007.htm 2012年9月13日閲覧。 
  4. ^ “石巻港駅、貨物営業を再開”. 三陸河北新報社(石巻かほく). (2012年10月10日). http://www.sanriku-kahoku.com/news/2012_10/i/121010i-kamotu.html 
  5. ^ 日本製紙専用線が再開 三陸河北新報社(石巻かほく). (2013年2月14日)

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]