ミヤコーバス石巻営業所

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ミヤコーバス石巻営業所

ミヤコーバス石巻営業所(ミヤコーバスいしのまきえいぎょうしょ)は、宮城県石巻市東中里一丁目1-1にあるミヤコーバスの営業所。統合前は宮交石巻バスの本社営業所であった。

沿革[編集]

  • 1923年(大正12年)6月20日 - 桜井きく経営の乗合自動車開業(石巻市 - 広淵村石巻市)。
  • 1924年(大正13年)9月3日 - 金華山軌道が石巻市 - 渡波町石巻市)などに乗合自動車開業。
  • 1926年(昭和2年)1月1日 - 鈴木吉助が牡鹿自動車設立、石巻市 - 鮎川村石巻市)に乗合自動車開業。
  • 1931年(昭和6年)- 飯野川貸切設立。
  • 1932年(昭和7年)12月6日 - 清水自動車商会開業(石巻市 - 広淵村(石巻市))。
  • 1935年(昭和10年)
    • 2月12日 - 都築自動車が飯野川貸切を買収。
    • 4月25日 - 都築自動車が牡鹿自動車を買収。
  • 1940年(昭和15年)5月3日 - 金華山軌道、鉄道線廃止でバス専業となり、金華山自動車に社名変更。
  • 1939年(昭和14年)8月15日 - 三陸自動車が都築自動車および桜井きく経営の自動車を買収。
  • 1940年(昭和15年)9月26日 - 三陸自動車が清水自動車商会を買収。
  • 1944年(昭和19年)10月31日 - 仙北鉄道と三陸自動車が合併、仙北鉄道石巻営業所となり、石巻市仲町(現・中央三丁目)に移転。
  • 1945年(昭和20年)6月4日 - 仙北鉄道が金華山自動車を買収。
  • 1947年(昭和22年)8月22日 - 鮎川駐在所設置。
  • 1949年(昭和24年)5月1日 - 雄勝駐在所(女川管理)設置。
  • 1951年(昭和26年)
    • 8月1日 - 尾崎駐在所(飯野川管理)設置。
    • 11月7日 - 石巻営業所改築。
  • 1952年(昭和27年)12月15日 - 車庫棟改築。
  • 1954年(昭和29年)1月1日 - 室浜駐在所(矢本管理、宮戸島)設置。
  • 1956年(昭和31年)
  • 1957年(昭和32年)9月 - 船越駐在所(女川管理)設置。
  • 1962年(昭和37年)2月15日 - 営業所を石巻市東中里(現在地)に移転、旧営業所は石巻案内所となる。
  • 1964年(昭和39年)4月14日 - 社名を宮城バスに改称、宮城バス石巻営業所となる。
  • 1965年(昭和40年)6月15日 - 白浜駐在所(飯野川管理)設置。
  • 1970年(昭和45年)10月1日 - 宮城バス・宮城中央バス・仙南交通の3社が合併、宮城交通設立。宮城交通石巻営業所となる。
  • 1994年(平成6年)3月15日 - 夜行高速バス「ポーラスター」を国道45号線経由で石巻まで延長。担当が仙台営業所から石巻営業所に変更。
  • 1997年(平成9年)9月30日 - 室浜線(小野駅前 - 室浜)、三陸線(飯野川 - 柳津駅前)廃止。
  • 1998年(平成10年)
  • 2000年(平成12年)- 石巻案内所廃止、窓口業務は石巻駅前に移転。停留所名を中央三丁目に改称。
  • 2004年(平成16年)
    • 3月31日 - 牡鹿町内線(鮎川港 - 寄磯)廃止。
    • 4月17日 - 夜行高速バス「ポーラスター」の仙台 - 石巻間廃止により、担当を仙台南営業所に移管。
  • 2005年(平成17年)3月31日 - 稲井線(石巻駅前 - 水沼)廃止。
  • 2007年(平成19年)1月1日 - 各地域子会社の統合に伴い、ミヤコーバス石巻営業所となる。
  • 2008年(平成20年)
    • 1月31日 - 観光貸切バス事業から完全撤退。
    • 3月31日 - 十三浜線、雄勝線廃止。
    • 4月1日 - 広渕線を日赤病院経由で前谷地駅前まで延長し、河南線に名称変更。佐沼線(豊里車庫 - 上品の郷)を区間変更し、桃生線に改称。
  • 2010年(平成22年)
    • 3月31日 - 桃生線、女川線(指浜 - 雄勝明神間)廃止。
    • 10月1日 - 河南線を途中延長し石巻支援学校前に乗入れ。
  • 2011年(平成23年)3月11日 - 東北地方太平洋沖地震東日本大震災)による大津波に伴う旧北上川氾濫により事務所1階部分が浸水。従業員が中に入れたのは5日後だった。
  • 2015年(平成27年)12月6日 - 特急仙台石巻・女川線において、ICカード乗車券「icsca」を導入。

事業所[編集]

  • 石巻営業所
    • 宮城県石巻市東中里一丁目1-1
  • 石巻駅前案内所
    • 宮城県石巻市鋳銭場9-1

廃止事業所[編集]

  • 石巻案内所
    • 宮城県石巻市中央三丁目
    • 2000年廃止、中央三丁目停留所に改称。
    • 仙北鉄道石巻営業所が起源
  • 女川車庫
    • 宮城県牡鹿郡女川町宮ケ崎字宮ケ崎65-9
    • 折り返し待機のみ。以前は車両を留置し現地出勤(電話点呼)で対応していたが、現在は石巻営業所から回送による送り込みになっている。待合室も使われていない。
  • 飯野川車庫
    • 宮城県石巻市相野谷飯野川町208-1
    • 折り返し待機のみとなり旧建屋は解体されたが、簡易トイレと待合室が設置されている。
  • 鮎川車庫
    • 宮城県石巻市鮎川浜湊川51(牡鹿公民館前バス停)
    • 鮎川港行きのバスが折り返し待機する場所になっている。東日本大震災の津波で破壊され、2015年5月現在建物は残っていない。
  • 鮎川待合所(鮎川大町)
    • 宮城県石巻市鮎川浜北28
    • 旅館(休業中)の1階部分を窓口及び待合室としていた。こちらも東日本大震災の津波により破壊され、2015年5月現在建物は残っていない。
  • 雄勝車庫
    • 宮城県石巻市雄勝町下雄勝三丁目32
    • 2008年4月より使用されなくなった。2009年1月現在、建屋は解体され資材置場になっている。
  • 大須車庫(大須浜)
    • 宮城県石巻市雄勝町大須船隠1-5
    • 2008年4月より路線移管され使用されなくなった。
  • 矢本車庫
    • 東松島市矢本中田229-3

高速バス所管路線[編集]

路線バス所管路線[編集]

※2017年10月現在、東日本大震災の影響により、

  • 女川線、鮎川線の網地島ライン前 - 石巻市立病院前 - 魚町 - (石巻女子商前)経由の運行を休止しており、旧来の湊町2丁目 - 筒場 - (石巻女子商前)経由に1本化。
  • 女川線の終点を女川日水前から女川運動公園に変更、また、女川町中心部から先、指ヶ浜までの運行を休止している。
  • 鮎川線については終点が鮎川港(金華山フェリーのりば)から手前の牡鹿公民館に変更されていたが、2012年1月10日から鮎川港までの運行に戻った。

◎は、地域間幹線系統(被災地特例系統)として、国・宮城県の補助を受ける[1]

河南線 (旧広渕線)◎

三陸線

石巻専修大学線 (旧開北線)◎

石巻市内線

  • (山下先回り)石巻駅前 → 山下二丁目 → 日本製紙前 → 門脇五丁目 → 石巻駅前
    • (門脇先回り)は東日本大震災の影響で現在も運休中。
    • 2017年(平成29年)8月7日 - 門脇地区の経路を変更[3]

中里線

  • 石巻駅前 - 石巻営業所 - 中里二丁目 - 新境町 - 向陽町五丁目 - 日赤病院
    • 土曜・日曜・祝日は全便運休。

石巻免許センター線

  • 石巻駅前 - 山下二丁目 - 上野町 - 大街道新橋 - 石巻運転免許センター - 石巻西高校 - 石巻あゆみ野駅 - のぞみ野四丁目 - イオンモール石巻 - 日赤病院 - 蛇田 - 石巻駅前
    • 2017年(平成29年)1月30日 - 石巻あゆみ野駅と復興住宅団地「のぞみ野団地」への乗り入れに伴い、運行経路と時刻を変更[4][5]

女川線

  • 石巻駅前 - (石巻営業所→) 湊町二丁目 - 石巻女子商業高校前 - 渡波駅前 - 女川駅前 - 女川運動公園前
    • 2008年と2010年に一部区間を廃止している(後述)。
    • 2015年(平成27年)3月21日 - 新女川駅開業に伴い女川町内の運行経路を変更[6]

日赤渡波線

  • 石巻駅前 → 石巻営業所 → 湊町二丁目 → 石巻女子商業高校前 → 渡波仲町 → 渡波駅前 → 石巻女子商業高校前 → 湊町二丁目 → 石巻駅前(ここ止まりの便あり) → 蛇田 → 日赤病院
  • 日赤病院 → 蛇田 → 石巻駅前 → 石巻営業所 → 湊町二丁目 → 石巻女子商業高校前 → 渡波仲町 → 渡波駅前 → 石巻女子商業高校前 → 湊町二丁目 → 石巻駅前
  • 日赤病院 - 蛇田 - 石巻駅前 - 石巻営業所

鹿妻線

  • 石巻駅前 - (石巻営業所→) 湊町二丁目 - 鹿妻 - さくら町東 - イオンスーパーセンター石巻東店
    • 2017年(平成29年)10月1日 - 運行開始[2]

渡波線

  • 石巻駅前 - (石巻営業所→) 湊町二丁目 - 鹿妻 - 渡波駅前
    • 土曜・日曜・祝日は全便運休となる。代車運行時を除き小型車(三菱ふそう・エアロミディMJ)で運行。
    • 2017年(平成29年)10月1日 - この日より石巻駅前行も(他路線と同様)内海橋経由(石巻営業所を経由しない)となる。

鮎川線

  • 石巻駅前 - (石巻営業所→) 湊町二丁目 - 石巻女子商業高校前 - 渡波駅前 - 万石橋 -(サンファンパーク)- 蛤浜 - 月浦 - 荻浜 - 大原 - 牡鹿公民館前 - 鮎川港

石巻仮設住宅循環線

  • 石巻駅前 - 石巻営業所 - 水明郵便局 - 開北橋 - ルネッサンス館 - 総合運動公園前 - 日赤病院 - 蛇田 - 石巻駅前

運行受託路線[編集]

荻浜地区住民バス

石巻市「荻浜地区住民バス」

  • 日赤病院 - 石巻駅前 - 石巻女子商業高校前 - 万石橋 - 小竹浜 - 折浜 - 蛤浜 - 荻浜 - 東浜小学校前 - 福貴浦
    • 荻浜地区住民バス運行協議会がバス運行を企画し、ミヤコーバスに運行委託している。一部区間では鮎川線と同じルートを走っている。
    • 東日本大震災発生前までは利用対象者が協議会加入者に限定され、一般客の乗車はできなかったが、2011年12月の運行再開からは1乗車100円均一として一般客の乗車もできるようになった。元日以外毎日、1日2往復の運行。

廃止路線[編集]

女川町内線

  • 女川日水前 - 女川海岸 - 高白 - 塚浜 - 小屋取

十三浜線

  • 上品の郷 - 飯野川 - 白浜 - 相川 - 神割崎入口
    • 2008年3月31日 - 廃止。翌日より石巻市北上地区住民バス(運行受託:松山観光バス)に移管。

雄勝線

  • 飯野川 - 赤柴 - 鳥屋森 - 尾の崎
    • 2008年3月31日 - 廃止。翌日より石巻市河北地区住民バス(運行受託:富士観光・富士タクシー)に移管。
  • 飯野川 - 釜谷入口 - 雄勝 - 立浜 - 大須浜
    • 2008年3月31日 - 廃止。翌日より石巻市雄勝地区住民バス(運行受託:雄勝タクシー・やまたけタクシー)に移管。

女川線

  • 明神 - 名振 - 船越 - 大須浜
    • 2008年3月31日 - 廃止(路線縮小)。翌日より石巻市雄勝地区住民バス(運行受託:雄勝タクシー・やまたけタクシー)に移管。
  • 指ヶ浜 - 雄勝公民館 - 雄勝 - 明神
    • 2010年3月31日 - 廃止。翌日より女川駅前起点の住民バスに移管。

桃生線

  • 桃生総合支所 - 五十五人 - 上品の郷 - 飯野川
    • 2008年4月1日 - 佐沼線(豊里車庫 - 上品の郷)を区間変更し、桃生線に改称。運行担当を佐沼営業所→石巻営業所に変更。
    • 2010年3月31日 - 廃止。翌日より住民バスに移管。
    • 土曜・日曜・祝日は全便運休であった。

車両[編集]

特急仙台石巻線では三菱日野いすゞが使用され、名鉄バス宮城交通(本体)からの移籍車のほか、新車も投入されている。

一般路線バスは2015年6月時点ではすべて中型バスと小型バスで運行され、三菱・日野・日産ディーゼル・いすゞの4メーカーの車両が在籍している。震災復興支援のため都営バスから移籍した日野中型車が主力となっているが、西武バス名鉄バス京王バスから移籍した車両や自社発注の車両もある。また1台は震災復興支援のため神姫バスから移籍した中型ノンステップ車で、社名を書き換えた以外は車両内外とも神姫時代のままで使用されている。

参考資料[編集]

  • 全国乗合自動車総覧(1934年、鉄道省)
  • 仙北鉄道社史(1959年、仙北鉄道社史編纂委員会)
  • 宮城バス社史(1970年、宮城バス社史編纂委員会)
  • 宮城交通設立10周年記念乗車券、シリーズVI宮城交通沿革と旧各社社章(1981年、宮城交通)

脚注[編集]

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外部リンク[編集]