宮城交通泉営業所

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宮城交通泉営業所(みやぎこうつう いずみえいぎょうしょ)は、宮城県仙台市泉区明通四丁目1にある宮城交通の営業所である。

初代の泉営業所は現在の仙台北営業所だが、本項では仙台市営バス泉パークタウン出張所を引き継いだ営業所(2代目)について説明する。

また、バス停である泉パークタウン車庫前バス停にも触れる。

沿革[編集]

管轄下にある車庫[編集]

所管路線[編集]

泉中央駅行(2022年11月4日)

将監団地線[編集]

富谷営業所、野村車庫と共管

  • 将監交番先回り(循環)
    • 泉中央駅泉区役所・イズミティ21前 → 健康増進センター前 → 将監交番前 → 将監十丁目 → 将監西保育所前 → 将監五丁目 → 将監小学校前 → 将監団地入口 → 西裏 → 泉中央駅
  • 将監入口先回り(循環)
    • 泉中央駅 → 西裏 → 将監団地入口 → 将監小学校前 → 将監五丁目 → 将監西保育所前 → 将監十丁目 → 将監交番前 → 健康増進センター前 → 泉中央駅

朝は将監交番先回り、夕方以降は将監入口先回りが多めに運行され、平日20時・土日祝19時以降は将監入口先回りのみ、更に21時以降は将監交番前行となる。また6時台に将監交番前→将監入口→泉中央駅間が設定されている。

この他、以前は将監交番先回り→仙台駅前(休日運休)や将監交番前→将監入口→仙台駅前(休日運休)便が設定されていた。ちなみにどちらも仙台駅前に向かう際は、泉中央駅前は経由せず、前沖北→泉警察署前での運行となっていた。

泉パークタウン線[編集]

富谷営業所、野村車庫と共管

  • 桂・高森経由
    • 泉中央駅 - 健康増進センター前 - 泉高校前 - 桂一丁目 - 高森三丁目 - (宮城大学・仙台保健福祉専門学校前 - 泉パークタウン工業団地 - 明通四丁目/明通四丁目西) - 泉パークタウン車庫前
    • 泉中央駅 - 健康増進センター前 - 泉高校前 - 桂一丁目 - 高森三丁目 - 宮城大学・仙台保健福祉専門学校前 - 東京エレクトロン前 - テクノヒルズ東
  • 寺岡・紫山経由
    • 泉中央駅 - 健康増進センター前 - 泉高校前 - 桂一丁目 - 高森ショッピングプラザ - 寺岡一丁目北・泉アウトレット - JCHO仙台病院 - 紫山一丁目 - (宮城大学・仙台保健福祉専門学校前 - 泉パークタウン工業団地 - 明通四丁目 - )泉パークタウン車庫前
    • 泉中央駅 → 健康増進センター前 → 泉高校前 → 桂一丁目 → 高森ショッピングプラザ → 寺岡一丁目北・泉アウトレット → JCHO仙台病院 → 紫山一丁目 → 泉西郵便局前 → 寺岡一丁目北・泉アウトレット → 高森ショッピングプラザ → 桂一丁目 → 泉高校前 → 健康増進センター前 → 泉中央駅
  • 寺岡三丁目発着
    • 泉中央駅 - 健康増進センター前 - 泉高校前 - 桂一丁目 - 高森ショッピングプラザ - 寺岡一丁目北・泉アウトレット - 寺岡三丁目( - 朝日二丁目北)
  • 泉総合運動場前発着
    • 泉中央駅 - 泉高校前 - 泉総合運動場前(事実上、野村車庫の入出庫系統)
      • 1987年(昭和62年)7月15日 - 地下鉄南北線開業に伴う補償で仙台市交通局より一部路線移譲、仙台市営バスと共同運行。
      • 1992年(平成4年)7月15日 - 泉中央駅開業により始発地を八乙女駅から変更。
      • 2002年(平成14年)10月7日 - 仙台市交通局より全面路線移譲。
      • 2009年(平成21年)3月31日 - 泉パークタウン車庫前 - 古内北 - 宮城学院前間系統廃止。
      • 2011年(平成23年)4月18日 - 工業団地経由の一部便をテクノヒルズ東発着に振り替え。
      • 2012年(平成24年)3月26日 - 泉パークタウン車庫前→高森六丁目→地下鉄泉中央駅の系統(平日朝2本のみ)を廃止。
      • 2013年(平成25年)1月21日 - 仙台駅前発着の桂・高森・工業団地 - 泉パークタウン車庫前を廃止。
      • 2015年(平成27年)12月6日 - 地下鉄泉中央駅バス停を、泉中央駅と改称。
      • 2018年(平成30年)10月1日 - 寺岡・紫山経由の循環バスの運行を開始。工業団地経由に明通四丁目西経由(流通団地を経由しない)の系統を新設[1]
      • 2021年(令和3年)5月1日 - 寺岡・紫山系統がJCHO仙台病院に乗り入れ[2]
      • 2022年(令和4年)10月1日 - 循環便に泉西郵便局前バス停を新設[3]
      • 2023年(令和5年)10月1日 - 平日のみ寺岡三丁目発着の一部便を泉パークタウン朝日地区に乗入れ[4]

また、以前は仙台駅前発着の寺岡・紫山・工業団地 - 泉パークタウン車庫前もあったが、廃止になっている(時期は不明。2012年改正現在現存しない)。

鶴が丘ニュータウン行(2022年11月1日)

鶴が丘ニュータウン線[編集]

松陵ニュータウン線[編集]

向陽台団地線[編集]

東北学院大学線[編集]

加茂長命ヶ丘線[編集]

長命ヶ丘二丁目行(2022年8月17日)

富谷営業所と共管

  • 八乙女駅 - 上谷刈三丁目 - 加茂小学校前 - 加茂五丁目北 - 長命ヶ丘二丁目
    • 2000年(平成12年)4月 - 旭ヶ丘駅 - 虹の丘・加茂団地 - 八乙女駅の系統が仙台市交通局から宮城交通へ移譲、市営バス八乙女駅 - 泉館山高校前 - 長命ヶ丘と実沢営業所 - 八乙女駅の系統廃止。
    • 2002年(平成14年)10月7日 - 八乙女駅発着の系統を仙台市交通局から宮城交通へ路線移譲、バス停名称変更「加茂公設市場前」→「加茂四丁目南」。
    • 2004年(平成16年)頃 - バス停新設「長命沼」。
    • 2006年(平成18年)4月1日 - バス停名称変更「二ッ谷」→「上谷刈三丁目」、「北浦」→「上谷刈二丁目」、「大谷地」→「上谷刈一丁目」、「丸田沢」→「上谷刈一丁目東」
    • 2007年(平成19年)10月 - 加茂五丁目北始発・発着の系統を長命ヶ丘二丁目まで延長(平日朝の仙台駅行きを除く)。
    • 2008年(平成20年)10月16日 - 乗客減少・燃料高騰などにより大幅減便。八乙女駅 - 賀茂神社 - 長命ヶ丘系統は土曜休日運休、旭ヶ丘駅 - 虹の丘・加茂 - 八乙女駅系統は休日運休へ。
    • 2015年(平成27年)12月6日 - 地下鉄旭ヶ丘駅・地下鉄八乙女駅バス停を、旭ヶ丘駅・八乙女駅とそれぞれ改称。
    • 2021年(令和3年)11月1日 - 加茂四丁目南経由が廃止[5]
仙台港フェリーターミナル行(2022年11月4日)

仙台港線[編集]

野村車庫、富谷営業所と共管

  • (北根車庫 → 北仙台 → 県庁市役所前 → )仙台駅前 - 苦竹駅前 - 陸前高砂駅 - 中野栄駅 - アウトレット仙台港 - 夢メッセみやぎ前 - 仙台港フェリーターミナル
    • 2008年(平成20年)9月10日 - 三井アウトレットパーク 仙台港の開業に伴い増便し、「中野栄駅」「出花団地」「アウトレット仙台港」バス停を新設。また仙台駅前 - アウトレット仙台港間無停車の快速便(土休のみ運行)と県庁市役所前→仙台港フェリーターミナル間系統(下り便のみ)を新設。
    • 2009年(平成21年)2月2日 - 快速便を廃止、仙台港フェリーターミナル→仙台駅前間系統(上り便のみ、各停留所停車)となる。
    • 2011年(平成23年)4月18日 - 北根車庫発の一部便を除き、地下鉄泉中央駅発着となる。
    • 2015年(平成27年)12月6日 - 地下鉄泉中央駅バス停を、泉中央駅と改称。
    • 2018年(平成30年)10月1日 - 北根車庫発の一部便を除き、仙台駅前発着となる[1]
宮城学院前行(2022年11月1日)

宮城学院線[編集]

宮城大学線[編集]

泉桜ヶ丘線[編集]

地下鉄泉中央駅行(2022年9月22日)

野村車庫と共管

  • 泉中央駅 - 七北田公園西口 - 加茂一丁目 - 加茂小学校前 - 古内南 - 宮城学院前 - 桜丘小学校前 - 桜ヶ丘ロータリー - 桜ヶ丘団地入口 - 本沢三丁目西 - (北山トンネル) - 木町 - 東北大学病院前 - 春日町 - 青葉通一番町駅 - 仙台駅前
    • 2004年(平成16年)3月 - 仙台市交通局からの委譲により、桜ヶ丘住民へのサービス向上策として地下鉄泉中央駅 - 宮城学院前 - 桜ヶ丘ロータリー - 桜丘小学校前間で運行開始。
    • 2008年(平成20年)10月16日 - 燃料高騰などにより土曜・休日の運行本数を半減。
    • 2009年(平成21年)10月1日 - 加茂小学校経由へ経路変更(朝の便のみ従来通り加茂四丁目南経由で運行)、「上谷刈三丁目北」バス停を新設。
    • 2012年(平成24年)3月26日 - 桜ヶ丘団地入口以南を北山トンネル経由で仙台駅前まで延伸(桜ヶ丘団地内の回り方が従来と逆になる)。加茂四丁目南経由便を加茂小学校経由に統一。
    • 2015年(平成27年)12月6日 - 地下鉄泉中央駅バス停を、泉中央駅と改称。
地下鉄泉中央駅行(2022年9月1日)
みずほ台経由宮城野原駐車場前行(2022年10月1日)

虹の丘団地線[編集]

富谷営業所、野村車庫と共管

  • (宮城野原駐車場前 - 仙台医療センター入口 / 宮城野原駅仙台医療センター前 - 二十人町 - )仙台駅前 - 県庁市役所前 - 北仙台 - 東勝山一丁目 - 東勝山中央 - 虹の丘三丁目 - 水の森公園キャンプ場入口
  • (宮城野原駐車場前 - 仙台医療センター入口 / 宮城野原駅・仙台医療センター前 - 二十人町 - )仙台駅前 - 県庁市役所前 - 北仙台 - 北根三丁目 - 黒松団地入口 - 三島学園・東北生活文化大学高校前 - 水の森公園キャンプ場入口( - みずほ台東 - 泉中央駅/←八乙女駅)
  • 八乙女駅 → 上谷刈三丁目 → 加茂小学校前 → 賀茂神社 → 水の森公園キャンプ場入口 → 三島学園・東北生活文化大学・高校前 → 黒松団地入口 → 北根三丁目 → 北仙台 → 県庁市役所前 → 仙台駅前
    • 2007年(平成19年)4月1日 - 「虹の丘四丁目」発着便を「水の森公園キャンプ場入口」まで延長。
    • 2012年(平成24年)10月1日 - みずほ台経由地下鉄八乙女駅発着便を廃止、地下鉄泉中央駅発着便に一本化。
    • 2013年(平成25年)1月27日 - みずほ台経由地下鉄八乙女駅発着便を再開(但し、朝の仙台駅前行のみ)。
    • 2015年(平成27年)12月6日 - 地下鉄旭ヶ丘駅・地下鉄八乙女駅・地下鉄泉中央駅バス停を、旭ヶ丘駅・八乙女駅・泉中央駅とそれぞれ改称。
    • 不明 - 旭ヶ丘駅系統廃止
    • 2022年(令和4年)10月1日 - 仙台駅前発着便の一部を宮城野原駐車場前まで延長[3]
  • 以前は仙台市営バスも虹の丘団地に乗り入れていたが、現在は撤退して宮城交通に一本化している。
泉パークタウン車庫行(2022年11月4日)

将監ニュータウン線[編集]

  • 泉中央駅 - 将監二丁目 - 将監殿四丁目 - 桂四丁目 - 北高森 - 宮城大学・仙台保健福祉専門学校前 - 泉パークタウン工業団地 - 明通四丁目西 - 泉パークタウン車庫
  • 泉中央駅 - 将監二丁目 - 将監殿四丁目 - 桂四丁目 - 泉パークタウン車庫
    • 2009年(平成21年)4月1日 - 運行開始。
    • 2018年(平成30年)10月1日 - 明通四丁目西経由に変更。

南富谷サニータウン線[編集]

過去の担当路線[編集]

荒井多賀城線[編集]

泉パークタウン車庫前バス停[編集]

泉パークタウン車庫前バス停は宮城交通の停留所である。以前は仙台市営バスとの共用バス停だったが、仙台市営バスの泉パークタウン出張所からの撤退に伴い、宮城交通単独のバス停となった。

停車路線[編集]

  • 高森・桂経由泉中央駅
  • 泉パークタウン工業団地・高森・桂経由泉中央駅
  • 泉パークタウン工業団地・高森・桂経由仙台駅
  • 紫山・寺岡経由泉中央駅
  • 紫山・寺岡経由仙台駅
  • 泉パークタウン工業団地・紫山・寺岡経由泉中央駅
  • 高森6丁目経由泉中央駅
  • 宮城大学・将監殿経由泉中央駅

脚注[編集]

  1. ^ a b 【仙台圏】平成30年10月1日(月)ダイヤ改正のお知らせ”. 宮城交通 (2018年9月15日). 2018年10月8日閲覧。
  2. ^ 【仙台圏路線バス】春のダイヤ改正のお知らせ(更新)”. 宮城交通 (2021年4月1日). 2021年5月5日閲覧。
  3. ^ a b 【仙台圏路線バス】秋のダイヤ改正のおしらせ”. 宮城交通 (2022年9月15日). 2022年10月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月2日閲覧。
  4. ^ 【仙台圏路線バス】秋のダイヤ改正のおしらせ”. 宮城交通 (2023年9月14日). 2023年9月30日閲覧。
  5. ^ 【仙台圏路線バス】11月1日(月)ダイヤ改正のおしらせ - 宮城交通、2021年10月7日(2021年10月30日閲覧)
  6. ^ 水族館へのお出かけに便利なバス路線の新設について(宮城交通 2015年12月3日、2016年6月5日閲覧。)