大坂なおみ

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Naomi Osaka (15470664716).jpg
大坂 なおみ
基本情報
国籍 日本の旗 日本アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 大阪府大阪市
生年月日 (1997-10-16) 1997年10月16日(19歳)
身長 180cm
体重 69kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2013年
ツアー通算 0勝
シングルス 0勝
ダブルス 0勝
4大大会最高成績・シングルス
全豪 3回戦(2016)
全仏 3回戦(2016)
全米 3回戦(2016)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 1回戦(2017)
全仏 2回戦(2016)
全米 1回戦(2016)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 40位(2016年10月17日)
ダブルス 360位(2016年9月12日)
2017年1月23日現在

大坂 なおみ(おおさか なおみ、1997年10月16日 - )は、日本の女子プロテニス選手。自己最高ランキングはシングルス40位。身長180cm、体重69kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。日清食品所属(契約は日清食品ホールディングス扱い)[1][2]

人物[編集]

プロ入り前[編集]

実父はハイチ系アメリカ人、実母は日本人というハーフ[3][4]で、姉の大坂まりもプロテニス選手である。1997年に大阪府大阪市で生まれ、4歳時に一家でアメリカに移住し、実父の手ほどきでテニス競技を始める[4]。語学力に関しては、日本語よりも英語の方が流暢。大阪市内に住んでいた頃は、練習場は近所の靱公園にあるテニスコートであったという。

2013-15年[編集]

2013年にプロに転向し、ツアー下部大会を転戦した。2014年7月のWTAツアーバンク・オブ・ウェスト・クラシックで初めて予選を突破し本戦出場。1回戦で対戦したサマンサ・ストーサー(2011年全米オープン覇者)に2-1で勝利、最速193km/hのサーブで大番狂わせを演じた[4]。翌年の10月にはWTAファイナルのライジング・スター・インビテーショナルに出場[5]。予選ではキャロリン・ガルシアに敗れたが、決勝では雪辱を果たし優勝した。

2016年 グランドスラムでの躍進[編集]

全豪オープンでは予選を突破し、グランドスラム初出場。本戦でも2回戦で第18シードのエリナ・スビトリナに勝利し3回戦に進出した[6]4大大会初出場で3回戦進出は小幡陽子以来52年ぶり[7]。3回戦でビクトリア・アザレンカに敗れた。 3月のマイアミ・オープンでは予選を突破し本選出場、本選2回戦で元世界ランキング5位のサラ・エラニを破って3回戦まで進出した。大会後のランキングで95位となりトップ100入りを果たす。

全仏オープンでは1回戦で第32シードのエレナ・オスタペンコに6-4, 7-5で勝利。2回戦でもミリヤナ・ルチッチ=バロニに6-3, 6-3で勝利し、全仏でも3回戦進出。3回戦では世界ランク6位のシモナ・ハレプと対戦、第1セットを先取するも6-4, 2-6, 3-6で惜敗した。 ウィンブルドンはひざのけがのため欠場[8]全米オープンでは1回戦で第28シードのココ・バンダウェイに6-7(4), 6-3, 6-4で勝利、2回戦で段瑩瑩に6-4, 7-6(3)で勝利し3回戦進出。3回戦では第8シードのマディソン・キーズを相手に第3セット5-1で、あと2ポイントまで追い込むも、そこから逆転され、5-7, 6-4, 6-7(3)で敗れた[9]

9月の東レ パン・パシフィック・オープンではワイルドカードで出場。1回戦で土居美咲との日本勢対決に6-4, 6-4で勝利すると、2回戦で第6シードのドミニカ・チブルコバに6-2, 6-1で圧勝、準決勝でエリナ・スビトリナに1-6, 6-3, 6-2で逆転勝利と強豪を撃破し、WTAツアーで自身初の決勝進出を果たす。決勝で元世界ランキング1位のキャロライン・ウォズニアッキに5-7, 3-6で敗れ準優勝となった。大会後のランキングで47位となりトップ50入りを果たす。 これらの活躍が評価され、日本勢初となるWTAツアー最優秀新人賞を受賞した。[10]

11月25日、日清食品ホールディングスとの所属契約を結んだことを発表[1][2]

私生活[編集]

Instagramやtwitterでも積極的に情報発信している。ビヨンセや、K-popのG-dragon、防弾少年団のファン。テニス選手ではモニカプイユやベリンダベンチッチらとtwitterでもやり取りしていて、親交の深さが伺える。アメリカの実家では犬を飼っている。趣味は写真撮影。ツアー先で観光しながら写真を撮りinstagramにアップしている。また、ユーモアのセンスがあり、フォロワーとのやり取りが微笑ましい。

WTAツアー決勝進出結果[編集]

シングルス: 1回 (0勝1敗)[編集]

大会グレード
グランドスラム (0–0)
ツアー選手権 (0–0)
プレミア (0–1)
インターナショナル (0–0)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
準優勝 1. 2016年9月25日 日本の旗 東京 ハード デンマークの旗 キャロライン・ウォズニアッキ 5–7, 3–6

4大大会シングルス成績[編集]

略語の説明
W  F  SF QF #R RR Q# LQ A WG Z# PO SF-B S G NMS NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加
WG=デビスカップワールドグループ, Z#=デビスカップ地域ゾーン, PO=デビスカッププレーオフ, SF-B=オリンピック銅メダル, S=オリンピック銀メダル, G=オリンピック金メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, NH=開催なし.

大会 2016 2017 通算成績
全豪オープン 3R 2R 3–2
全仏オープン 3R 1R 2–2
ウィンブルドン A 3R 2–1
全米オープン 3R 2–1

受賞歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b “世界を沸かす "SAMURAI" テニスプレーヤー 大坂 なおみ選手と所属契約を締結” (プレスリリース), 日清食品ホールディングス, (2016年11月25日), https://www.nissin.com/jp/news/5654 2016年11月29日閲覧。 
  2. ^ a b “大坂なおみ日清食品と契約「子どもの頃から食べた」”. 日刊スポーツ. (2016年11月25日). http://www.nikkansports.com/sports/news/1743013.html 2016年11月25日閲覧。 
  3. ^ 大坂なおみ、目前で逃した全米16強 初出場の18歳を飲み込んだ会場の空気 スポーツナビ 2016年9月3日
  4. ^ a b c 朝日新聞 2014年8月14日朝刊14版 16面
  5. ^ 大会は1セット4ゲームマッチ
  6. ^ nikkansports. “大坂なおみ 父コーチ姉もプロ 公営コートで節約”. 2016年1月22日閲覧。
  7. ^ nikkansports. “大坂なおみ52年ぶり、初出場で3回戦「ハッピー」”. 2016年1月22日閲覧。
  8. ^ Yahoo!ニュース. “大坂なおみ 膝の故障でウィンブルドン欠場<女子テニス>”. 2016年9月4日閲覧。
  9. ^ 日刊スポーツ. “大坂なおみ 膝の故障でウィンブルドン欠場<女子テニス>”. 2016年9月4日閲覧。
  10. ^ tennis365.net. “大坂なおみ 最優秀新人賞授賞”. 2016年10月28日閲覧。

参考[編集]

外部リンク[編集]