名古屋大学教育学部附属中学校・高等学校

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名古屋大学教育学部附属中学校・高等学校
名大附 夜の中庭.jpg
過去の名称 岡崎高等師範学校附属中学校・高等学校
国公私立の別 国立学校
設置者 国立大学法人名古屋大学
学区 保護者同居で通学時間60分以内の地域
設立年月日 1947年昭和22年)
共学・別学 男女共学
中高一貫教育 併設型
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学期 2学期制
高校コード 23001E
所在地 464-8601
公式サイト 名古屋大学教育学部附属中・高等学校
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名古屋大学教育学部附属中学校・高等学校(なごやだいがくきょういくがくぶふぞくちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、愛知県名古屋市千種区不老町に所在し、中高一貫教育を提供する国立中学校高等学校名古屋大学教育学部附属学校であり、国立学校では唯一の併設型中高一貫校である。略称は「名古屋大附属」、「名大附属」など。

概要[編集]

名古屋大学教育学部附属学校であり、教育学の実践と研究に取り組んでいる。

総合的な学習の時間が取り入れられる以前より科目「総合人間科」で総合学習を実践している。

中学は2クラス、高校は3クラスの小規模校であり、併設型中高一貫校の利点を活かして様々なプログラムが組まれている。

2006年以来、2016年から5年間(第Ⅲ期)までのスーパーサイエンスハイスクール (SSH) の指定を受けている。また、2015年から5年間、スーパーグローバルハイスクール (SGH) に指定されている。また、2010年7月にはユネスコ・スクールに登録された。プログラムはこれらの影響を大きく受け変更されている。

名古屋大学東山キャンパス西側に位置する。校紀は緩く、自主的に取り組ませる方針である。

沿革[編集]

授業[編集]

50分授業が6限まであるというのが一般的であったが、2006年度高校入学者以降学年進行で1週間に1日7限授業がある。2015年度現在水曜日である。

高校生の希望者対象に、大学と連携してより専門的な内容を学習する「学びの杜・学術コース」が土曜日の午前中に設けられている。これを修了すると追加の単位として認定される(進級の際には使えない)。単位認定の根拠は学校教育法施行規則97条に基づく。

中学生の希望者にも「学びの杜・総合コース」が土曜日の午前中に設けられている。内容は学術コースに比べ難易度は低い。これは1回で完結する授業で行われる。

校舎・設備[編集]

運動設備は、それぞれバレーボールコート2面分の第1・第2体育館テニスコート3面とグラウンド(野球場2面、ハンドボールコート1面)、プール弓道場がある。

名古屋大学東山キャンパス内に立地している。そのため、授業・行事などで豊田講堂博物館を利用することができる。

新棟[編集]

2013年-2014年にかけて大規模な校舎改修が行われ、2014年度5月までに交流棟、中学棟・高校棟・中央棟からなる新棟が中央棟の東側に完成した。耐震補強工事がされている。また、新棟の建設に伴い、学校の玄関は新棟2階東側の道路の高さになった。

  • 各教室にエアコンが設置されている。冷房は原則6月から9月、暖房は12月から3月までしか使えない。また、夏休み中は冷房の使用ができない(中央で制御されている)。
  • 各教室には職員室と直通のインターホンがあり、緊急時に使用できる。
  • 中学棟・高校棟の屋上にはソーラーパネルがあり、立ち入り禁止となっている。これにより得られた電力量は玄関の表示板に表示されている。
  • 車椅子を使用する生徒のために、中学棟・高校棟・交流棟のそれぞれにエレベーターが設置されている。車椅子を使用しない生徒は通常は利用できない。

校長[編集]

任期は2であり、再任されれば3年になる。教育学部の教授の中から選挙により決定される。

服装[編集]

  • 服装は服装規定により次の通りに定められている。
    • 男子の冬服は黒つめ襟学生服。
    • 男子の夏服は白の開襟シャツ、またはカッターシャツと黒長ズボン。
    • 女子の冬服は紺背広型上衣、紺スカート。
    • 女子の夏服は白開襟型上衣、紺スカート。
  • 校章を男子は左襟に、女子は左胸に付ける。
  • 夏服の着用期間は6月1日から9月30日まで(前後1週間は調整期間)である。しかし、最近では調整期間が1週間ずつ延長されることが多くなっている。
  • 鞄と靴は自由である。

年間主要行事[編集]

前期 4月 入学式、始業式、中1・高1オリエンテーション、中・高新入生歓迎会、自転車通学指導、心電図・貧血検査、検尿、離任式、中・高立会演説会、高校生徒総会 (1)
5月 眼科・耳鼻科・内科検診、遠足(中2・高1除く)、スポーツテスト、中学生徒総会、高1・中2林間学校、高3実力テスト1、中3実力テスト1、第1期教育実習、高校生徒総会 (2)、X線検査
6月 前期中間試験、中学球技大会、高校球技大会、林間学校(中2、高1)
7月 短縮授業・保護者面談、演劇鑑賞会(隔年)、休業前全校集会
8月 夏期休暇
9月 全校集会・整理テスト(中1〜高2)、高三実力テスト2、第2期教育実習、学校祭
後期 10月 名古屋大学ホームカミングデー、中高別朝礼、名大附属農場講演会、中高合同朝礼、通知表渡し、全学防災訓練
11月 中高別朝礼、中1フィールドワーク、中3研究旅行、高2研究旅行、高3実力テスト3、中高合同朝礼、後期中間試験
12月 中高別朝礼、保護者面談、休業前全校集会、スキー教室(希望者)
1月 大掃除、中1中2整理テスト・中3実力テスト、高1高2実力テスト、中学検査・高校検査
2月 高3自由登校、中高合同朝礼、学年末試験
3月 卒業式、合唱祭、中学3年生を送る会、追認試験、終業式・修了式

光粒祭[編集]

本校の学校祭(文化祭、運動会)は光粒祭(こうりゅうさい)と呼ばれている。2002年度の学校祭のテーマで、「一人ひとりが光り輝く粒となり様々な人と交流していこう」という意味が込められている。翌年に学校祭のテーマを募集するときに前年度のテーマが大変良いものなのでこのまま残していこうということになり、「光粒祭」」という名称に変更した。

光粒祭の期間中に演劇コンクールと体育祭(一般で言う運動会)が行われるのが通例だったが、正式な体育祭は2008年~2010年と中止され、2011年を最後に行われていない。また、2013年度には中学生徒会主導のミニ体育祭が実施予定だったが、雨天のため中止になっている。2014年度は、高校生のみの体育祭(名称:「炎天祭」)が開催されたが、2015年度は体育祭は行われないことが決定された。

光粒祭のテーマ
  • 2007年 -「infinity ∞」
  • 2008年 -「パレット」
  • 2009年 -「あいうえおんぱれーど」
  • 2010年 -「附れっしゅ」
  • 2012年 -「名大附革命~Legend of 俺~」
  • 2013年 -「皆集幸時」
  • 2014年 -「New附らいと!」
  • 2015年 -「M D Fantasy」
  • 2016年 -「MameDaiFuku」
  • 2017年 -「点P」

大概9月の第3金曜と土曜に行われており、土曜が一般公開となっている(要事前登録)。小学生は、保護者と一緒に名前を記入し入場できる。2015年度は9月第1金曜と土曜に行われる。中学生・高校生は、制服を着用し、生徒手帳を持っていないと入場できない。名古屋大学の学生は、学生証を見せれば入場できる。卒業生は身分証明書を見せ、高3時の担任を答えることで入場できる。

中学演劇コンクール[編集]

各クラスで一つ台本を決めてそれがいかに上手いかを競う。賞はいくつかあり、優秀賞・最優秀賞・最優秀主演賞・最優秀助演賞・生徒が選ぶ最優秀賞・大道具賞などがある。なお、毎年賞は変わる。(中学のみ)

高校ホームルーム企画[編集]

通称「ホームルーム」、表記「HR」。その年の光粒祭のテーマに合ったテーマをクラスで考えさまざまな企画をして来場者の方に楽しんでいただくという企画。一種のクラス対抗戦。これにも賞があり、基本的には来場者の方の投票によって決まるが、その審査基準や必要性を巡りここ数年議論がある。(高校のみ)

部・サークル[編集]

規定[編集]

  • 部とサークルの違い
    • 基本は、部は対外試合の費用を生徒会が負担するがサークルは負担されない。
  • 予算について
    • 各部は年度末に来年度予算を請求することができる。基本的に請求できるものは「備品等で必要最低限でそれがないと困るもの」である。なお、最終的または結果的に「個人の持ち物」になるものは認められない(議会において合意が得られたときはこの限りではない)。
    • 中高合同で活動している部は高校に予算を請求し、中高別の部はそれぞれ予算を請求することができる。
    • 合宿等を行う場合はその都度部員から徴収する。
    • サークルは基本的に予算はつかないがサークル全体として数万円の予算が用意されている。

部・サークルの一覧[編集]

(2017年1月現在)

備考[編集]

著名な出身者[編集]

脚注[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]