出没!アド街ック天国
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出没!アド街ック天国 | |
---|---|
ジャンル | 情報番組 / バラエティ番組 |
企画 | 菅原正豊(ハウフルス、監修兼務) |
構成 | 海老克哉 |
演出 | 堀江昭子(ハウフルス)ほか |
監修 | 菅原正豊(ハウフルス、企画兼務) |
出演者 |
井ノ原快彦(20th Century) 片渕茜(テレビ東京アナウンサー) 峰竜太 薬丸裕英 山田五郎 ほか |
ナレーター |
津野まさい 平野義和 隆麻衣子 |
製作 | |
プロデューサー |
田中晋也(テレビ東京) 佐藤実(ハウフルス) 小高亮(テレビ東京)・増田君儀(ハウフルス)(CP) |
制作 | テレビ東京 |
放送 | |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | ![]() |
放送期間 | 1995年4月15日 - 現在 |
放送時間 | 土曜 21:00 - 21:54 |
放送分 | 54分 |
回数 | 1270 |
公式サイト | |
特記事項: 放送回数は2020年5月2日放送分時点で、2022年4月16日放送分からTVerでリアルタイム配信を実施。 |
『出没!アド街ック天国』(しゅつぼつ アドまちックてんごく)は、テレビ東京系列でテレビ東京とハウフルスが共同制作し、1995年4月15日から毎週土曜日の21:00 - 21:54[注 1](JST)に放送されている情報バラエティ番組。
略称は「アド街(あどまち)」で、2022年4月16日放送分からTVerでリアルタイム配信を実施している。
概要[編集]
毎回1つの「街」(エリア)を対象に、名所・建造物・店舗・名物・特徴・風土・自然・人物などを、番組側(かつては放送上「アド街ック高感度30人委員会」と表記)が独自に作成したランキングに沿って20位(2013年11月16日放送分までは30位)から1位まで順に紹介する。「観光客も多く訪れるような街から、意外な街まで、あらゆる街に出没する地域密着型情報バラエティー」と称しているが、実際には 東京周辺の都市の特定エリアを取り上げることがほとんどで、とくに東京23区内の駅周辺が多い[注 2]。ちなみに、2015年3月までの放送回で最も多く出没した街は浅草である[1]。
放送開始から20年を超える長寿番組で、2020年10月改編時点でテレビ東京が放送している情報バラエティ番組では、『開運!なんでも鑑定団』(当番組より1年早く1994年4月から放送開始)に次いで長い。2005年に第22回ATP賞の長寿番組賞を受賞[2]。後述する2015年3月7日放送分で放送回数が1000回に到達。
司会者に当たる「あなたの街の宣伝部長」(後に「宣伝本部長」)は、第1回から愛川欽也が担当。80歳だった2014年9月には、「情報テレビ番組の最高齢の現役司会者(Oldest factual TVshow presenter)」としてギネス世界記録に認定されたため、「奥秩父温泉郷」を取り上げた同月27日放送分のエンディングでギネス公式認定員によるサプライズ認定式が催された[3]。しかし、放送1000回を記念した2015年3月7日放送の「2時間スペシャル」を最後に勇退(同年4月15日に逝去)。同年4月4日放送分からは、浅草出身の井ノ原快彦(当時はV6/20th Centuryのメンバー)が2代目の「宣伝部長」を務めている。
アシスタントに当たる「秘書」には、テレビ東京の女性アナウンサーを代々起用。八塩圭子(2003年3月の降板後に退社・フリーアナウンサーへ転身)→ 大江麻理子(2013年4月のニューヨーク支局赴任を機に降板)→ 須黒清華[4](結婚後の第1子懐妊に伴って2020年12月で降板)を経て、2021年の初回(1月9日)放送分から、片渕茜が『開運!なんでも鑑定団』のアシスタントと兼務している[5]。
出演者[編集]
現在[編集]
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司会(あなたの街の宣伝部長)[編集]
- 井ノ原快彦(20th Centuryのメンバー・俳優・ジャニーズアイランド代表取締役社長、2015年4月4日 - 、2018年5月19日からは「inostagram」→「今週のイノッチ部長」のリポーターも兼務)[6]
アシスタント(秘書)[編集]
レギュラーパネリスト[編集]
- 峰竜太(レギュラーパネリストでは唯一、1995年の初回放送分から出演。 2015年3月14日から3月28日までは「あなたの街の宣伝本部長 代理」として司会を代行)
- 薬丸裕英(「薬丸印の新名物」「薬丸印の新名曲」のプレゼンターも兼務、1996年10月 - )
「街に詳しい」コメンテーター[編集]
- 山田五郎(1998年4月 - 、オープニングの字幕では「街に詳しい 山田五郎」と紹介)
ゲスト[編集]
その回で紹介する街と縁のある著名人(出身者や居住経験者など)が呼ばれることが多い。テレビ東京が制作する特別番組や、同局が制作に関与する映画の出演者が登場したり、「その街に憧れがある」「他の番組で取材した経験がある」「自分はその街に縁もゆかりもないが(漫才コンビやユニットなどの)相方がその街に縁がある」という程度の著名人を招いたりすることもある。
ただし、過去に放送した地域の総集編(~スペシャル)や広域でグルメなどに絞った放送をする場合には、「宣伝部長」と「秘書」だけで番組を進行する。
過去[編集]
司会(あなたの街の宣伝本部長)[編集]
番組スタート当初は宣伝部長だったが、その後宣伝本部長に昇格した。2015年3月7日放送の放送1000回記念スペシャルを以て卒業[注 4]。そして、番組卒業から約1ヶ月後の4月15日に死去した[8]。死去後すぐの放送となった4月18日放送分では、番組クロージングに当番組での写真と、「前宣伝本部長 愛川欽也さん 4月15日永眠 心よりご冥福をお祈りいたします。20年間ありがとうございました」と書かれたお悔やみのテロップを添えて放送した[9]。
- 峰竜太(2015年3月14日 - 2015年3月28日)
愛川が急遽降板した際に、代打として司会を3週務めた。なお、愛川の降板については当初正式にアナウンスされず「放送1000回を機に、愛川さんはバカンス中です。」と説明した。3月28日放送分の終盤部分にてVTRで愛川本人が登場し、自身の降板に関して正式なコメントを発した。
- 井ノ原快彦(2015年4月4日 - )
愛川が正式に降板した後、4月の改変時期に合わせて正式に司会を引き継いだ。なお、代打として司会を務めた峰はこの週から再びレギュラーとして復帰している。
アシスタント(秘書)[編集]
- 2013年4月の人事異動で約1年間ニューヨーク支局へ赴任することが決まったため、同年3月30日のレギュラー放送(横浜 中華街編)を最後に当番組を卒業[10]。赴任期間満了後の2014年4月から、報道局所属のキャスターとして、『ワールドビジネスサテライト』月 - 金曜日のメインキャスターを務めた。
- 後任秘書の須黒も、当番組の収録と並行しながら、2018年4月から『ワールドビジネスサテライト』の月・木曜日でフィールドキャスターを担当。2020年4月から12月までは、テレビ東京における「働き方改革」の一環で、同番組のメインキャスターを大江(月 - 木曜日)と須黒(金曜日、木曜日のフィールドキャスターと兼務)で分担していた[11]。
- 須黒清華(テレビ東京アナウンサー、2013年4月6日 - 2020年12月19日)
- 出演期間中に、司会が初代の愛川から第2代の井ノ原に交代。2020年8月の結婚を経て、第1子を懐妊していることを同年11月19日に公表したうえで、年内最後の収録分まで出演を続けた。2021年1月から産前産後休暇を取得[12]。翌2月の第1子出産を経て、2022年3月からアナウンサーとしての活動を再開したが、当番組には復帰していない。
レギュラーパネリスト[編集]
- 越川大介(1995年4月 - 1996年9月、薬丸と交代で降板)
- 番組の途中で「越川印のCM」(後述)を制作していた。
「街に詳しい」コメンテーター[編集]
- 泉麻人(1995年4月 - 1998年3月)
- 降板後もゲストとして登場することがある。800回SP・1000回SPにもゲスト出演した。
変遷[編集]
期間 | 司会 | 秘書 | レギュラー | コメンテーター | ||
---|---|---|---|---|---|---|
1995.04.15 | 1996.09 | 愛川欽也 | 八塩圭子 | 峰竜太 | 越川大介 | 泉麻人 |
1996.10 | 1998.03 | 薬丸裕英 | ||||
1998.04 | 2003.03 | 山田五郎 | ||||
2003.04 | 2013.03.30 | 大江麻理子 | ||||
2013.04.06 | 2015.03.07 | 須黒清華 | ||||
2015.03.14 | 2015.03.28 | 峰竜太 | - | |||
2015.04.04 | 2020.12.19 | 井ノ原快彦 | 峰竜太 | |||
2021.1.9 | 現在 | 片渕茜 |
主なコーナー[編集]
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基本として1回の放送で1つのエリアを取り上げるため、コーナー名には当該エリアの地名を挿入。地方公共団体の一部エリアや、複数の地方公共団体にまたがるエリアを扱うことも多いため、オープニング映像では当該エリアを地図とナレーションで紹介している。
以下では、放送で取り上げるエリアの地名を、便宜上「○○」と表記する。ちなみに、コーナーで使用されるBGMは、番組開始以来ほとんど変わっていない。
現在のコーナー[編集]
- ○○BEST20
- 当番組のメインコーナー(詳細前述)。スタジオパートのオープニングでは、「あなたの街の宣伝(本)部長、○○です」「秘書の●●です」という自己紹介を皮切りに、収録回で取り上げる街や施設の印象について、レギュラーパネリストとゲストが自筆で記したフリップを掲げることが番組開始以来の恒例になっていた。
- 愛川が宣伝(本)部長として出演していた時期には、「(『お待ちどうさまでした』という意味の)お待っとさんでした!!」という口癖にちなんで、「お待っとさんでした!! 地域密着系都市型エンターテインメント『出没!アド街ック天国』 あなたの街の宣伝(本)部長、愛川欽也です」という口上でスタジオパートを始めていた。
- 須黒の秘書担当中からは、秘書の自己紹介を割愛する代わりに、収録回で取り上げる街や施設の印象を井ノ原が述べたうえで、上記のパターンに沿ってゲストを紹介。井ノ原は、「地域密着系都市型エンターテインメント『出没!アド街ック天国』 あなたの街の宣伝部長」という口上を愛川から引き継いでいた。
- 2020年に入ってからの放送では、宣伝部長としての自己紹介も割愛。レギュラーパネラーの峰・薬丸やゲストに対しても、フリップを用いずに、街の印象や思い出を口頭だけで披露させる趣向に変更した。ただし、「地域密着系都市型エンターテインメント」というキャッチフレーズは、オープニング映像のタイトルロゴに残されている。
- スタジオパートからロケVTRへ移るタイミングで、宣伝部長/本部長(愛川 → 峰 →井ノ原)が右の掌、秘書(八塩 → 大江 → 須黒 → 片渕)が左の掌を前方に上げながら、声を揃えて「出・没!」と言うことが特徴。井ノ原と須黒以降の秘書による「出没!」コールは、過去の宣伝(本)部長・秘書コンビと違って口調が早めで、「出」と「没」の間を空けていなかった。片渕の秘書在任中(2020年の途中)からは、スタジオパートを大幅に変更したことなどを受けて、放送上「出没!」コールを割愛。
- 放送初期は「○○ベスト10」であり、前半と後半に分けた上で、後述のさまざまなコーナーを放送し、終了時に「○○達人への基本」のナレーションが挿入された。スペシャルの際はベスト50や100などになる。通常のベスト30のときは、効果音が各順位のすべてにおいて栓抜で栓を抜くような音である(10ランク毎に音を変えている)が、30以上のランクがあるときは音がタンバリンを叩いた音などに変わる。ランキング紹介の途中でCMをはさむ場合には、CM明けの直後に紹介する順位の予告映像がCMへ切り替わる直前に、フットプリント(靴の足跡風の影)と急停止風の効果音を予告映像へ挿入するという演出を施している。
- ランキングのオープニング映像には、「選定:アド街ック高感度30人委員会」というテロップが右下に表示される。この表示については、2014年から一時消滅していたが、後に復活。2008年1月19日放送の「通の神楽坂」の回では、神楽坂在住の峰も選定に参加したため、「選定:アド街ック高感度30+1人委員会」というクレジットがテロップに入れられた。
- 1位・11位・21位がオレンジ、2位・12位・22位が青という具合に10種類の色を規則的に使用していたが、2013年6月15日放送分の「茅場町」以降1位 - 10位が金色、11位 - 20位が銀色、21位 - 30位が銅色と3色のみでまとめられるようになった。
- 長きに渡ってベスト30であったが、2012年頃から地方の放送回でベスト20となりはじめ、2013年11月16日放送分の「秩父温泉」が最後のベスト30となり、以降の1時間レギュラー版ではベスト20で統一されている。ただし、放送枠を拡大したスペシャル版で、ベスト30を紹介することがある。
- 2020年2月までは、前述した地図の映像の後に提供クレジットを挿入してから、ランキングの紹介を始めていた。以降に放送されるベスト20では、2021年3月まで、20 - 15位の紹介映像の合間に提供クレジットを挿入。ただし、挿入のタイミングが放送回によって違っていた。2021年4月以降は、15位の映像→番組スポンサーの30秒CM×2本→提供クレジット→スポンサーの30秒CM×2本→14位の映像の順に放送。
- 2014年以降のランキングでは、「食」(グルメや特産の飲食物)に関する施設や店舗でほぼ占められることや、街全体のイメージ、住民のライフスタイル、通勤・通学者の行動パターンなどを表す「概念」が1位に挙げられることがある(2017年1月14日放送分「豊洲」ランキングでの「豊洲ライフ」など)。2021年に入ってからは、「武蔵小山じゃない方の街」として9月11日放送分で西小山を取り上げたことを皮切りに、(地名の一部が同じなどの理由で)知名度が相対的に高い街と混同されやすい近隣の街に焦点を当てる「~じゃない街シリーズ」も順次放送。
- 2019年の途中からは、ゲストによるコメント映像を、ランキング映像の合間にワイプ方式で挿入する演出を導入。スタジオの収録には同席しないものの、取り上げる街と縁の深い著名人が街の魅力や思い出を語ったインタビュー映像を、ランキング映像のオープニングや途中に盛り込むこともある。
- 2020年3月放送分のエンディングでは、次回の予告映像に続いて、(放送時点で)取材中のエリア(6カ所程度)の地名を字幕で紹介する映像を放送。視聴者に向けて、該当エリアに関する情報の提供を呼び掛けていた。
- ○○コレクション 'XX
- その街を歩く女性(子連れの女性の場合もある)や大型商業施設の女性店員などが1人0.5秒(15フレーム、最後の60カット目は1秒、30フレーム)ずつ次々と登場し、60種類のファッションを紹介する。タイトルは「西暦 ○○コレクションと季節(季節の変わり目の時には「SUMMER & AUTUMN」などと表記)」。「60人」ではなく「60種類」なのは同一人物がいたからで、登場する女性は60人ちょうどではなく57 - 59人である。BGMにはパティ・オースティンの『Kiss』という曲のワンコーラスが用いられるが、1990年代は頻繁に曲を変えて用いていた。
- 放送回によっては、特定のファッションビルやデパート店員だけの時や平均年齢が著しく高いとき、若い女性→お年寄りの女性がグラデーションのように登場するときもあり、その題材によっては60種類ではないとき(例えば30人とか。1人あたりの秒数が長くなる)も場合もある。
- 画面構成は、画面右側に地名などの名前が半透明で表示される。左側は基本的に空欄だが、女性店員のうちデパートやアパレルショップの店員などの場合は左下に店のロゴ、大学生だけの登場の場合は同じく左下に校名や校章(複数の大学の学生が登場の場合)、クラブ名(特定の大学の学生に絞って登場の場合。主に体育会系のクラブ)が表示される時もある。ただし、一般人と学生が混じって登場の場合、あるいは施設全体の女性(例えば案内係など)はこの限りではない時もある。
- まれにタレントや著名人が1人混じっている場合もあり、過去には深田恭子や渡辺美奈代、八塩圭子アナ、小久保利恵(2006年度ミス日本グランプリ)、日本テレビの女子アナらが出ている。渡辺はたまたま取材先の店にいたところを、深田も取材先の七里ヶ浜でドラマ『Fighting Girl』(フジテレビ、2001年)の収録と鉢合わせしたらしく、ベスト30の中にも少しだけ登場していた。小久保は2007年2月10日放送の「厚木・七沢温泉郷」の回に登場し、コレクションの他、ベスト30にも登場した(16位「2006年度ミス日本グランプリ」)。深田以外はいずれも60番目での登場である(深田は58番目での登場)。
- 「通の神楽坂」の回では、60番目に峰の娘が、自宅の前で撮影されたものが放送され、峰が「うちの娘だ」と反応した。
- 岡部磨知(茨城県日立市出身の ヴァイオリニスト)は、スタジオゲストの1人として出演した「水戸」の回(2019年2月23日放送分)で「水戸コレクション」のVTRを流し終えた直後に、「仙川」の回(2003年2月8日放送分)で「仙川コレクション」に登場していたことを告白。桐朋学園大学の学生時代に取材を受けたもので、当時の取材映像も改めて放送された。
- 埼玉県秩父市出身の林家たい平をスタジオに迎えた「秩父温泉郷」の回(2019年11月16日放送分)では、60番目にたい平の実姉が実名で登場。たい平へのサプライズを兼ねた登場で、VTRの最後には、たい平に向けてメッセージを送っていた。
- 「新宿二丁目」を扱った回では、あくまで「新宿二丁目に遊びに来た女の子60人」ということになっていた。八塩も大江もコレクションに入る際はこの点を強調していたものの、「可愛いニューハーフやゲイを1人か2人混ぜているのでは?」という噂が根強かった。しかし、2007年12月8日の放送で「'07 二丁目に遊びに来た娘コレクションwinter(ゲイが2名います)」と公式にかわいいゲイを2人入れて発表した。
- 東京ディズニーリゾート関連施設を扱った回では、60番目をミニーマウスに固定させている。
- 基本としてベスト5の発表の前に放送されるが、以前はベスト10前などで発表されるなどあまり固定されず、週によってまちまちだった。また、ベスト30の上位のランクで大型商業施設などを取り上げると、ついでとばかりにそこで放送されることもある。逆に、スペシャル版では基本として放送されない。
- 2010年8月14日放送の「買い物に行きたい銀座」の回では、銀座で買った物を紹介する「銀座 買い物コレクション」が放送された(放送されたのは21品)。
- 井ノ原が「宣伝部長」として出演を始めた直後の放送では、VTRの最後に登場した女性がスタジオの井ノ原に対して(放送で紹介する街にちなんだ)誘い文句を伝えるなど、構成を若干変更。VTRの放送後には、井ノ原がその女性への返答や、VTRに登場した女性全般の印象を手短に述べていた。その後は映像を流すだけにとどめているが、最後に登場した女性のコメント入り映像で終えることもあった。
- 2020年の初頭から新型コロナウイルスへの感染が拡大している影響で、同年春から「○○BEST20」自体のロケを一時的に休止していた。「○○BEST20」の新規ロケを再開してからも、感染拡大防止策の一環で「○○コレクション」の撮影と放送を見合わせていたが、2021年12月4日放送の「代々木上原」の回から復活。復活前と同じく、ベスト5発表の直前に放送されている。なお、復活後は紹介する人数を30人に限る一方で、タイトルロゴに「ファッションチェック」という字幕を加えている。
- 若手・中堅クラスの芸人やプロのクリエイター・ミュージシャンを志す若者が代々多く暮らしている「高円寺」(東京都杉並区)を取り上げる場合には、「ファッションチェック」に代わって、そのような人物の一部を男女を問わず紹介する企画に充てている。2018年10月20日放送分では「夢追い人コレクション」と称して、30名の「夢追い人」(クリエイターやミュージシャンなどを志しながら高円寺で生活・活動していた若者たち)を「夢」と共に紹介。2022年10月15日放送分では、「芸人さんたちの高円寺」というテーマで全編を構成していた関係で、「芸人コレクション」(収録の時点では世間での知名度が低いながらも高円寺の界隈で実際に居住していた20組の芸人を所属の事務所名と合わせて紹介する企画)を特別に流している。「芸人コレクション」については、同年7月16日(「千川・要町」の回)でも、高円寺と同様の地域事情から「SMA芸人コレクション」(「SMA」ことソニー・ミュージックアーティスツに所属する20組の芸人を紹介する企画)として放送。
- ○○ストリート
- メインストリートと両脇に並ぶ店を早回しで紹介する。小さな街の時は放送されない週もある。大型施設がある街の場合、その内部を同様の形式で紹介する場合がある。テーマにより車か徒歩で映像を流す。
- 2005年10月半ばまではよくこのコーナーを放送していたが、現在は過去放送した街の場合は紹介されず、不定期で放送されている。
- ○○物語
- 街の名前の云われや昔話のコーナー。主に初めて特集される回に登場する。2回目以降は放送しないか、角度を変えて取り上げる。
- BGMは、往年の歌手松島詩子のヒット曲「マロニエの木蔭」のインストゥルメンタル。
- 2008年11月29日放送の「新宿西口」の回では新宿西口出身の玉袋筋太郎がゲストとして登場し、「玉袋筋太郎 新宿西口物語」として玉袋の幼少時代から少年時代までの様子が紹介された。
- 2010年6月5日放送の「鳥越」の回では、かつて鳥越にあったメッキ工場に荷物を届けていた大橋巨泉がゲストとして登場し、「大橋少年物語」として巨泉の幼少時代から芸能界入りまでの様子が紹介された。
- 2013年4月6日放送の「後楽園」の回では、須黒清華が3代目秘書として登場した回もあって、「須黒清華物語」を紹介された。
- 気にスポ
- 「亀有」を取り上げた2015年9月5日放送分から始まったコーナーで、タイトルは「気になるスポット」の略称。ベスト20に入れたスポット以外で、「営業中にもかかわらず人の気配が見られない」「初めて訪れる人が入りにくそうな雰囲気を醸し出している」「外観からではいつ営業しているのか分からない」などの理由から、取材スタッフが特に気になったスポットを1ヶ所紹介する。
- BGMは、『ウルトラQ』、『ウルトラゾーン』[注 5] などで使用されるオープニングテーマを使用。ロケVTRを流す前には、「○○BEST20」中の「出・没!」コールと同じ要領で、井ノ原と「秘書」(須黒→片渕)が声を揃えて「気にスポ」と言っている。
- 後述する井ノ原の突撃取材企画が始まった2018年5月頃から事実上中断していたが、その企画を組み込まなかった2019年9月14日放送分の「相模原 橋本」で復活。復活後は井ノ原の取材企画を上回る頻度で放送されていたが、「○○コレクション」と同様の事情から、2020年春以降は再び休止していた。2021年内の最終回に当たる「大浅草」(12月25日に2時間枠で編成)から放送を再開。
「○○BEST20」からのスピンオフ企画[編集]
- 当番組で本放送を済ませた映像から本編の動画を配信しているParaviでは、過去の「○○BEST20」で「出没」していない街を対象に、「この街はアド街で出来るかな? ブレイク直前芸人が先行ロケハン!」というスピンオフ動画シリーズの配信を2022年4月から開始。「ロケハン」(ロケハンティング)に成功した場合には、対象の街を番組スタッフが地上波の放送向けに改めて取材するほか、ロケハンを任された芸人がゲストとしてスタジオでの収録に参加できる[13]。
- 動画1本分の配信時間は20 - 30分程度で、過去に登場した「ブレイク直前芸人」と、ロケハンを実施した街は以下の通り。地上波での放送と違って、リポーターを務める芸人が、取材した街のランキングも決めている[13]。
休止中のコーナー・企画(2021年12月時点)[編集]
- inostagram(イノスタグラム)→ 今週のイノッチ部長
- 井ノ原による突撃取材企画で、「二子玉川」を取り上げた2018年5月19日放送分から開始。放送上は「○○BEST20」の一部に組み込まれていて、当初のタイトルである「inostagram」には、井ノ原の苗字とinstagramを重ねている。また、同年の途中までは、視聴者向けの三者択一式プレゼントクイズ(後述)と連動していた。ただし、過去に放送した地域の総集編(~スペシャル)を放送する場合には、突撃取材企画もクイズも実施しない。
- スタッフだけで収録する「○○BEST20」向けの取材先から、少なくとも1ヶ所を井ノ原が突然訪問。取材相手の人物から直々に話を聞いたり、取材先の飲食店で提供される飲食物を試食したりしてから、取材先の人々と集合写真の撮影に臨む。撮影された写真は、instagram風のフレーム処理を施したうえで、コーナーの途中か最後に紹介する。なお、撮影された写真に付けられているタグには、ハッシュタグの「#」ではなく、井ノ原の「井」が付けられている。
- 井ノ原が放送上、「抜き打ち」での訪問であることを強調しながら、宣伝部長らしく馴れ馴れしい口調でスタッフに接することが特徴。井ノ原自身は、初回の取材で二子玉川の中華料理店を訪れた際に、「(当番組の開始前から担当してきたNHK総合テレビ『あさイチ』の司会を2018年3月29日放送分で卒業したことによって)午前中に時間が空いたので、『宣伝部長』として、スタッフの仕事振りを抜き打ちでのぞいてみたくなった」と述べている。
- 2019年1月12日放送分(「那須塩原温泉郷」)から、コーナー名を「今週のイノッチ部長」へリニューアル。「inostagam」を継続する一方で、「イノスタヒストリー」という企画を新たに始めた。
- 「イノスタヒストリー」では、井ノ原が取材先でスタッフから渡されたモノクロ写真を手掛かりに、その写真に映っている地元の人と場所を探し出す。当事者を探し出せた場合には、当事者と井ノ原を被写体として、元の写真と同じ場所・アングルで番組スタッフがカラー写真を撮影する。
- 2019年7月20日放送分の「埼玉 深谷」では、「井ノ原が上戸彩と主演した他局制作のテレビドラマのロケ地(七ツ梅酒造跡)を再び訪れる」という趣向で、「俳優・井ノ原快彦」として現地周辺を取材した模様を放送。現地で撮影される映像作品のコーディネーター(本職は農家)の勧めで、『若女将の恋』というオリジナルのショートムービーを特別に製作した。この映像には、井ノ原が「山田五郎」という役名で登場したほか、他の映像作品でも頻繁にエキストラを務める数名の住民も出演した。
- 井ノ原による突撃取材企画は通算で60回以上放送されたが、「気にスポ」の放送が復活してからは、事実上休止している。ただし、2020年5月2日には、「イノッチ部長がおじゃ街ました イノスタグラム傑作選」を全編で放送。
- ご当地(生)クイズ
- 2018年5月19日放送分から、番組の中盤(当初はエンディング→後に終盤)に、テレビ東京および同時ネット局での視聴者へ三者択一式のクイズを出題。選択肢ごとに専用の電話番号を用意したうえで、放送日の24:00(翌日の0:00)まで、該当する番号での電話を通じて視聴者からの応募を受け付ける(受付のアナウンスを須黒が事前収録で担当)。クイズの当選者には、当日の「○○BEST20」の取材先の1つから提供されたプレゼントを、抽選で若干名に進呈する。
- 当初は「inostagram」との連動企画として放送。井ノ原の取材中の行為(試食したメニューなど)からクイズを出題していた。後に、「inostagram」から分離させたうえで、単独企画として同コーナーの前に放送。分離前と同じく「○○BEST20」の途中で出題されるが、直前に発表した項目の取材先から提供されたプレゼントを用意する一方で、「○○BEST20」を最後まで見ることによって正解を類推しやすくなるようなクイズに変えている。
- スペシャル版を放送する場合には、本編を事前に収録していながら、「生クイズ」と称して三者択一式のクイズを放送中に複数回実施。制限時間を本編の放送時間内に細かく設定したうえで、レギュラー版のクイズと同じく、電話で回答を受け付ける。受付時間の終了直後に当選者を決定することから、放送上は収録済みの映像に、当選者の居住地(都道府県のみ)と氏名(カタカナ表記)をリアルタイムで表示。また、あたかも本編が生放送であるかのように、須黒が受付開始・〆切の告知や当選者へのお祝いコメントを入れている。
- 当企画および「inostagram」の開始を機に、スタッフロール入りの次回予告映像で締めくくっていたエンディングの構成を変更。開始当初は、プレゼントクイズの選択肢・応募用の電話番号・プレゼントを紹介する映像の下部にスタッフロールを組み込む一方で、次回の予告をエンドカード風に短縮していた。クイズ出題のタイミングを本編の終盤→中盤へ移した当初までは、予告映像を当企画の開始前より短くまとめていたが、2019年1月からは開始前と同じ体裁に戻している。
過去のコーナー[編集]
- 街のコマーシャル制作のコーナー
- 当番組本来の趣旨であったコーナーで、番組タイトルの「アド」(advertisement)も、本編で取り上げた街のオリジナル広告(CM)をこのコーナーで作ることに由来している。
- すべてのコーナーが終了した後に、スタジオ出演者全員でキャッチコピー・映像・音楽などのプランを合議。愛川の判断と裁量でアイデアを絞り込んだ後に完成したCMを、エンディングで放送していた。CMを放送する直前に、「3・2・1(秒)」というカウントダウン映像をはさんでいたことが特徴。
- 放送回によっては、スタジオゲストから1人が、合議後に収録されるCMへ出演することもあった。もっとも、当時から出演している峰と薬丸の証言によれば、愛川のこだわりなどから合議の収録が毎回長時間に及んでいたため、収録前日から私案の練り上げに大変な労力を要したという。
- 1998年放送の「逗子」の回では、当時46歳の峰が「太陽が生れた街」、ゲストの石原良純(当時36歳)が「ハーフ・マイル・ビーチ」というキャッチコピーを提案。2人の案をつなげた「太陽が生まれた HALF MILE BEACH」というコピーが、逗子を宣伝するオリジナルCMに採用されたばかりか、CMの放送後から神奈川県逗子市・逗子市観光協会・京浜急行の連名による逗子海岸の公式キャッチコピー(「太陽が生まれた ハーフマイルビーチ」)にも使われている(2人が再び共演した2021年5月8日放送分「逗子海岸」の回で紹介)。
- かつて特集した街を再び紹介する場合が多くなったため、2005年10月で終了。2006年12月16日以降の放送では一時、このコーナーをベースとした日産・セレナのインフォマーシャルが番組の途中で流れていた。
- なお、同じテレビ東京系の『おはスタ』ではこの番組をまねた小学校を紹介する「アドスクール天国」というコーナーが金曜日に放送されており、ベスト3を紹介するが、本家ではもう見られなくなった「こんなCMができあがりました」が当時と同じ流れで放送されていた。また「○○コレクション」というコーナーも存在していた。
- 薬丸印の新名物→薬丸印の新名曲
- 薬丸がちょっとこじつけの強い街の新商品を紹介し、星5つならぬ“薬丸印5つ”で評価される(1ポイント毎の表示で「ポン」の音を打ち、0.5ポイントの場合は鐘1音が入る。5ポイント満点の場合は鐘の連打が入るが、5ポイント満点が出るケースはごくまれであり、滅多に見られない)。
- 商品紹介の際に流れるBGMは、商品発見前が後述のMisirlou、紹介前半がスタートレック映画シリーズ7作目のジェネレーションズのメインテーマで、後半の盆踊り調のBGMは、ハナ肇とクレージーキャッツの『馬鹿は死んでも直らない』の冒頭部分である。また、『タモリのボキャブラ天国』でおなじみだったボキャブラな言葉も表示される。
- 薬丸に代わってなぎら健壱が出演した回で「なぎら印の新名物」、八塩が秘書を務めていた時期の特別番組で「八塩印の新名物」が放送されたこともあったが、「薬丸印の新名物」としては2012年11月17日放送分で終了。翌週(11月24日放送分)から、「薬丸印の新名曲」に変更された。
- 「薬丸印の新名曲」では、「街には数々の名曲がある」という考えの持ち主である薬丸が、当日取り上げる街での取材協力者から「『街の名曲』を歌ってくれる逸材(趣味の一環として活動するアマチュアシンガーなど)」を発掘。番組スタッフを通じてオリジナル曲の制作を依頼したうえで、歌唱や演奏を披露したVTRを放送する。
- 「薬丸印の新名曲」で披露された楽曲については、「『薬丸レコード』という架空のレーベルへ加えられる」という設定が為されていたため、放送上は架空のレコードジャケットの画像やファイルナンバー(ナンバーは3桁の洋数字)も表示していた。ただし、「新名曲」がアマチュアシンガーによるオリジナル曲とは限らず、プロのシンガーが過去に発表した楽曲のアレンジバージョンが披露されることもあった。
- 「薬丸印の新名曲」では、「街には数々の名曲がある」という考えの持ち主である薬丸が、当日取り上げる街での取材協力者から「『街の名曲』を歌ってくれる逸材(趣味の一環として活動するアマチュアシンガーなど)」を発掘。番組スタッフを通じてオリジナル曲の制作を依頼したうえで、歌唱や演奏を披露したVTRを放送する。
- 愛川の宣伝本部長勇退・井ノ原の第2代宣伝部長就任後(2015年4月以降)は、「薬丸印の新名物」「薬丸印の新名曲」とも放送されていない。
- ○○百科事典
- 番組放送初期にあったコーナー。ランキングがベスト30ではなくベスト10形式であったため、より詳しい街の情報を一言のキャッチフレーズと共に紹介していた。
- その後、1995年9月から八塩アナの「この街の通になるためのページを開いてみましょう」という言葉をきっかけに「TO BE EXPERT 通になるために」が開始された(1997年3月で終了)。
- ○○の気持ち
- 代わり身の上話風に、様々なキャラクターの気持ちをナレーターが読み上げる(例として、さぬきうどん、SLパレオエクスプレスなど)。
- 越川印のCM
- 越川大介がレギュラー時代に行われていたコーナーで、現在の「薬丸印の新名物」と同じくボキャブラ言葉を使用していた。
- 看板しりとり
- 取り上げる街に住んでいる人1人が制限時間内に街中の看板でしりとりを行った。1996年頃に放送されていた。
- Men's Collection この街の美少年
- 2000年頃に「○○コレクション」コーナーの亜流として放送していた。毎週取り上げる街にゆかりのあるイケメンの若者1人にスポットを当てていた。最後は必ずスタッフが用意したクサイセリフと女性観客の歓声の効果音でしめており、パネラー陣の中で物議を醸した。しかし、なかなか出演してくれる人が見つけ辛いということもあり、短期間で終了した。
- 当番組が何度も「出没」している「東銀座」には、歌舞伎座や歌舞伎役者と縁の深いスポット・飲食店があることから、2000年の放送回で二代目 中村七之助(当時17歳)をこのコーナーで取り上げていた。コーナー内では、街頭で撮影された私服姿の映像や、歌舞伎座で歌舞伎の稽古を受けている姿の映像を放送。これに対して、当該回のスタジオゲストだった尾上辰之助が、「七之助だけ出しちゃ兄貴の立場がないじゃん」との感想を漏らす一幕があった。
- 入中(いりちゅう)
- 2週間後頃に放送予定の場所より中継を行う(出演者はいない)。ときにはストリップ会場からなどさまざまだった。基本的にはハウフルスのディレクターのネタ発表会と言える。コーナーの最後に「(「○○」)撮影快調!近日放送予定!!」のテロップを出した。長年続いたが、2002年2月半ばから入中クイズへと変化し、2週間後頃に放送予定の街から中継を行いその場所を当てたもので、当てた出演者はその地に馴染んだ商品を獲得できた。
- 2005年10月からはエンディングで入中風の撮影映像がスタッフロールと共に流れており、「只今 撮影中」「取材快調」のテロップを出していたが、2008年12月から「次回は『○○』です」のテロップに変更された。
- 選曲の3曲
- ベスト30のランキング映像で使用した楽曲(ソウル・ミュージックが中心)の音源を毎回3曲紹介した。レコード・CDの品番まで紹介するなど凝った造りだった。また、1曲毎にランクインされた10か所の紹介と地図も表示された。1999年頃にスタートし、2005年10月半ばで終了した。
- 2004年7月にはこのコーナー発のコンピCDが2枚同時リリースされた。
- 今週もおじゃ街ます
- 2002年4月 - 9月に放送されたコーナーで、街にいる一人のロングインタビューなどが取り上げられた。その後不定期で紹介された時があった。
- わたしのBEST3
- 2002年10月26日の西新井 - 2003年春頃に放送されたコーナーで、街に長く住んでいる人が自分しか知らない街の穴場スポットを取り上げるコーナーだった。散髪屋がランキングに入ることが多かった。
- 現在でもその街ゆかりの著名人などがランキング作成者になり、極稀に復活する。
- “あしたのジョー”ほう
- 「ベスト30」でランクインされた店舗(飲食店を含む)の協力が得られた時に、「明日(放送日の翌日は日曜日)、「アド街を見た!」と言って、(商品名)をお買い上げのお客様先着○名に△△円(金額)にて提供させて頂きます」などといった特典を視聴者に与えるコーナー。たまに商品名を指定せず買い物金額の設定や、特典も値引きではなく景品を提供するなど、特典はさまざまである。タイトルは『あしたのジョー』とのダジャレで、ナレーター(武田広)の決めゼリフは「行くべし」または「買うべし」。店舗によっては明日以外に行われるときもある。
- 2008年までは毎週必ず1店以上情報があったが、2009年は「越谷」の回でイオンレイクタウンの特売情報が出ていた程度であった。
- アド街写真館
- ベスト30で出演した人々の記念写真をモノクロで撮影する企画で、2004年春にスタート。一瞬流れるBGMはチャップリンの映画『ライムライト』で流れる『テリーのテーマ』である。なお、記念写真は紹介された店舗などに掲示される場合があった。
- 実際には、毎週放送されるとは限らず、長らく休止。ただし、2018年5月以降は、「inostagram」や「イノスタヒストリー」に事実上継承されている。
以下の企画は、「inostagram」「ご当地(生)クイズ」を開始した2018年5月以降放送されていない。
- こどもベスト10
- 取材エリア内の小学校に通う児童(放送上の呼称は「まちのこどもたち」)からのアンケートを基に、児童たちが気に入っているエリア内のスポットをベスト10形式で紹介する企画で、放送上の通称は「こどベス」。「鶯谷」を取り上げた2016年5月14日放送分で「気にスポ」の代わりに編成したところ好評だったため、同年7月16日放送分(「佐原」)から、レギュラー企画として「気にスポ」と交互に放送していた。
- 紹介VTRを流す前に井ノ原と須黒が声を揃えて「こどベス!」と言うことや、児童による手書き風の文字をタイトルロゴにそのまま出していることや、「日直:いのはら すぐろ」という文字や放送日・曜日をチョーク風に記した黒板のイラストをタイトルロゴの背景に使っていることが特徴。ベスト10に該当するスポットの映像の一部には、アンケートに答えた児童による推薦理由の直筆画像を挿入していた。
主なBGM[編集]
- 全般
-
- Misirlou / Dick Dale & His Del-Tones
- Irrésistiblement / Sylvie Vartan
- 都合のいい身体/ 椎名林檎
- ○○コレクション
-
- Kiss / パティ・オースティン
- 恋はメキ・メキ / トム・ジョーンズ
- ○○ストリート
-
- THE CLASH / The Surf Coasters
東京周辺以外で取り上げられた地域[編集]
北海道地方[編集]
東北地方[編集]
- 青森県
- 岩手県
- 宮城県
- 福島県
北関東地方[編集]
北関東の場合、一部の例外を除き、「県名+取り上げる地域」をサブタイトルにしている。
- 茨城県
- 潮来
- 筑波山
- 大洗・ひたちなか
- 水戸
- 茨城 古河
- つくば
- 茨城 真壁
- 茨城 結城
- 茨城 笠間
- 茨城 牛久
- 茨城 土浦
- 茨城 取手
- 茨城 鹿嶋
- 茨城 奥久慈
- 茨城 北茨城
- 茨城 高萩
- チャーミングな茨城
- 茨城 鉾田
- 栃木県
- 群馬県
東京都(島しょ部)[編集]
中部地方[編集]
- 新潟県
- 石川県
- 山梨県
- 長野県
- 岐阜県
- 静岡県
- 愛知県
近畿地方[編集]
- 大阪府
- 京都府
- 奈良県
- 兵庫県
- 三重県
- 滋賀県
中国地方[編集]
- 広島県
- 岡山県
- 島根県
四国地方[編集]
- 香川県
- 愛媛県
九州地方[編集]
- 福岡県
- 長崎県
- 大分県
- 熊本県
- 宮崎県
- 鹿児島県
- 沖縄県
その他[編集]
スタッフ(2023年1月以降)[編集]
- ナレーター:津野まさい(番組開始時 - )、平野義和(2018年8月頃 - )【毎週】、隆麻衣子(2023年3月頃-)【週替り】
- 構成:海老克哉
- 技術:ニユーテレス
- SW:河西純(以前はカメラ担当)【週替り】
- SW/カメラ:秋山勇人【週替り、回によって異なる】
- カメラ:二井内博紀【週替り】
- 音声:近藤友里子
- 調整:水野博道
- 照明:長治憲明・新井香澄(テレビ東京アート)【週替り】
- 美術:高津光一郎・道勧英樹(アート・フォー)
- 収録スタジオ:テレビ東京神谷町スタジオ、テクノマックス(合併前はアクトと表記)
- ロケ技術:プレゼンスクルー 長田洋平・姫野太希・和泉隆之・古谷智史・島田一男・大貫颯太・岡澤信悟(吾)・大保政太郎・西尾昌(正)英(大保・西尾→一時離脱→復帰)、ヌーベルバーグ 濱迫文哉・平山義典、テックサービス 磯光明・今野健(磯→一時離脱→復帰)【週替り】
- 編集:ミックビジョン 高木晋倫・駒形将貴・渡邉美保子【週替り】
- MA(マルチオーディオ):蜷川広泰
- 音効:佳夢音 柳原英博
- TK(タイムキーパー):丸山和子(ジャム・オフィス)
- スタイリスト:髙橋千春
- タイトルデザイン:井上嗣也&BEANS
- 番組宣伝:橋本彗(テレビ東京)
- 企画・監修:菅原正豊(以前は総合演出→監修のみ担当)
- AD:【週替り】清水裕太、長崎信、山田隆也、関尚輝、惠藤佳代子、大井甲介、千田雛、前島千寿、安藤大起、竹下佳球、角田匡駿、菅野有希、石岡紘汰郎、室優里奈、棟近菜穂子
- AP:遠藤美加子
- ディレクター:【週替り】山田渉(一時離脱→復帰)、高橋亮、高村建一郎、佐藤裕人、池ヶ谷学、田中光、山泉健、山元豊洋、山際春香、伊藤大佑、佐藤国世、近藤加奈、志村光紀(田中・伊藤・近藤・佐藤国・志村→以前はAD)
- 演出:堀江昭子【毎週】、川崎大志(川崎→以前はディレクター、一時離脱→復帰)、時崎豊(2020年3月14日 - 、以前はディレクター、一時離脱→復帰)【週替り】
- プロデューサー:田中晋也(テレビ東京、2021年4月17日 - )、佐藤実(ハウフルス、以前はディレクター)
- チーフプロデューサー(2021年4月17日 - ):小高亮(テレビ東京、以前はプロデューサー)、増田君儀(ハウフルス、以前はAP→プロデューサー)
- 製作:テレビ東京、ハウフルス
過去のスタッフ[編集]
- ナレーター:田中一成、阪口大助、多比良健、保村真、小倉淳(2016年4月2日 - 2018年3月31日)、山崎岳彦(2018年4月7日 - 2018年7月頃)、武田広(1995年4月15日 - 2019年11月30日)[14] [注 9]、津野しの(2022年7月23日 - )
- 構成:浜田悠、大辻民樹、小林哲也、森和盛、荒木美子、本末恵理子、村松浩介、山屋美晴、八木たかお、服部真由子、東郷奈穂子、牧田英士、重倉涼、後藤祐生、吉嶋亮
- SW:島本健司
- カメラ:野々村知彦、池田孝宏、小出豊、新美高志
- 音声:海老澤俊彦、高橋幸則
- 調整:瀧本恵司、宮本学、田畑司、高木稔、谷古宇利勝、土井理沙
- 照明:須田道雄(クリア)、瀬戸五郎(テレビ東京アート)
- 美術:立原英生(ジーケン・アート)、山浦俊夫、鈴木喜勝、林健一
- ロケ技術:アースジャパンプロ、ヌーベルバーグ 井澤和彦・寺戸秀行・山崎宏喜・和泉隆之・加美山稔・津野祐一、象|ZOU 岩井太郎・星野洋平・大塚恵理香・岡本立洋・熊内直美・大西光・老平勝利・渡辺敬太、GPA 冨田太雄・中園智貴・久下賢治・小柳健・遠藤美樹・寶(濱)田菜津美・向山勇太(大)・金晃成・梅本成(牧)人・印南豊、テックサービス 古川洋行・對馬千鶴・奥村知樹・水口智博・岡本隆朗・福原正貴・岡村隆朗・飯田一志・宮田翔太・半田健・峯岸玲也、写童団 堀憲明・安木憲剛、ハックベリー 吉元豊彦、冨永浩、末永照幸、GPA 花田弦・松澤拳太朗・森山弘喜・早見紀章、プレゼンスクルー 井澤和彦・田井良作
- 編集・MA:坂口信彦・笠原善之・今井純・前島真一・湯井浩司・小市亮・辻本昌義(ザ・チューブ)、村本直矢(ミックビジョン)
- 音効:平山稚子・渡邊みさき・明田悠依(佳夢音)
- TK:橋本玲奈、木下いずみ(ジャム・オフィス)
- スタイリスト:MINNIE
- リサーチ:オフィスゲイム
- 収録スタジオ:東京タワースタジオ、テレビ東京天王洲スタジオ
- 協力:昭文社
- 番組宣伝:神宮綾・佐伯真美・丸田晋・松山進・石井成臣・森村祥子・脇坂清人・里見有紀恵・西山麻衣子・長江瑠奈・宮本聖子・鈴木紀子・河村彩子(テレビ東京、鈴木→一時離脱→復帰)
- AP:尾形香代、瀬川一浩(瀬川→以前は制作進行)、鎌田真紀、丸山智子、藤枝祐一郎
- 演出:堤栄一(堤→末期はプロデューサーを担当)、宮本忠浩、佐藤浩仁、和久津一成、土井隆志、山崎徹、森大介(森→以前はディレクター、一時離脱→復帰)
- ディレクター:藤嶋祥行、小林正純、古畑雅之、永田暁児、岩渕渡、芝崎利行、森本展寧、及川博志、保延恒、椿原宏史、岡田至功、中村小市郎、中西浩平、春田英知、武富博志、白川雅泰、齋藤亮、本田啓一、芳賀羊介
- プロデューサー:小川治、深谷守、林祐輔、縄谷太郎(テレビ東京)、山田浩司、倉内重男、村松宏、五十嵐裕之、竹田幸市、津田誠、菅原茂友、河村圭子、田中優(ハウフルス、田中→2020年11月14日 - )
備考[編集]
![]() | この節に雑多な内容が羅列されています。 |
生放送[編集]
- 2006年2月11日の「表参道」の回では大江麻理子のリポートによる番組初の生中継を挿入した(表参道ヒルズがこの日にオープンしたため)。また、2009年8月29日の「高円寺」の回でも大江のリポートで東京高円寺阿波おどりの会場から生中継を挿入した。なお、この2つの回で生中継なのは土曜21:00から放送している局のみで、それ以外のネット局は当然「録画」となる。生中継が挿入される場合、オープニング前と終了約10分前に生中継場所から生中継される。
- 2006年12月16日の「旬の温泉BEST30」(2時間スペシャル)は群馬県の四万温泉内の旅館から番組初の完全生放送となった。今回も土曜21時から放送している局のみが生放送の対象となった。放送当時は携帯電話などで視聴者へクイズを出題し、番組スポンサーの日産自動車のミニバン、セレナ・ハイウェイスターなどをプレゼントした。
- テレビ東京系列の地上デジタル放送のリモコンキーID"7"(テレビ愛知は10)に因み「テレビ東京ネットワーク 七夕祭り」と定めた2007年7月7日は19:00(夜7時)から「懐かし風景が残る街BEST77」と題して3時間にわたって生放送された。同時ネット局はTXN6局(全時間帯スポンサードネット)とテレビ和歌山(IDは5)の計7局で、番組開始以来初めて取材VTRも含めた完全ハイビジョン制作(通常の場合取材VTRは4:3SD撮影)だった。当日は電話などで視聴者へクイズを出題し、番組スポンサーのNISSANとのコラボレーションで特注の七夕模様の入ったアドマーチや番組で紹介した地域ゆかりの品、宿泊券などをプレゼントした。なお、クイズの応募にはテレドームを使用していたが、番組スポンサーに当時PHS事業者のウィルコムが入っていたため、PHSの場合に限りEメールでの送信も可能だった。
- 2008年7月12日は「全国おいしい駅弁の街BEST50」として前年と同じく3時間の生放送を行った。同時ネット局はTXN6局のみ(全時間帯スポンサードネット。独立UHF局は全局同時ネットせずテレビショッピングなど別番組に差し替え)。こちらも取材VTRも含めた完全ハイビジョン制作だった。データ放送では「アド街ビンゴ!!」と題してビンゴカードの数字を都道府県名に置き換えたビンゴカード(A〜Gの中から選択)が表示され、ランクインした都道府県が出てくるたびに自動的にカードの穴が空けられる仕組みとなっていた。
取り上げたエリアに関して[編集]
- この番組はテレビ東京が制作しているにも関わらず、同局以外の在京キー局についても積極的に取り上げている。
- 日本テレビ
- 過去に「番町」を取り上げた際、対象エリアが当時の日本テレビの地元[注 10] であったことから、「○○コレクション」のコーナーでは同局の女性社員が次々登場し、女性アナウンサーも数名程度登場するという異例の試みがなされた。60人目は当時峰と『峰竜太のホンの昼メシ前』で共演していた河本香織(当時アナウンサー、現在はPR局宣伝部所属)で、「峰さーん」とエールを送っていた。また、「新橋」が取り上げられた際も同局の『ラジかるッ』の出演者がスタジオゲストで登場している。
- 2004年2月7日に「汐留」を取り上げた際には、同局の社屋が電通と共同通信社とひとまとめにされ「メディア基地」として、日本テレビのチャンネル番号と同じ4位にランキングされた。また、同局の汐留完全移転直前の放送でもあった。
- TBS
- フジテレビ
- テレビ朝日
- ただし、2009年12月12日放送分の「浜松町」の回では、元文化放送アナウンサーで現在も同局の番組を担当している吉田照美をゲストに迎えたものの、同地に所在する文化放送がランキングに入ることはなかった。これは愛川が文化放送で担当していた『キンキンのサンデー・ラジオ』を打ち切ったことに対する配慮とされている。
- 日本テレビ
- 特定の施設に絞って放送する例は、「東京ディズニーリゾート」「東京ミッドタウン」などがある程度である。
- 軽井沢は1度取り上げられた後に再び「冬の軽井沢」(2006年2月18日)、「美味しい軽井沢」(2015年8月8日)として紹介された。その他金沢、伊豆修善寺など関東圏以外の街で2度取り上げる例は数例ある。
- 2007年10月27日放送の回は「大宮」であったが、2位までの紹介を数秒ずつで端折り、1位の鉄道博物館(放送約2週間前の14日にオープンしたばかり)に放送の半分以上の時間を割いた。更には鉄道博物館単体でベスト10を行った。しかも2位までの内容も無理矢理鉄道に絡ませるようにしていたため(例:16位の大宮競輪場の選手のスピードを新幹線に例えるなど)、実質的に「鉄道博物館特集」と言える構成である。実際、ゲストも「これでは大宮というより鉄博特集だ」というコメントがあり、とりわけ大宮育ちの土田晃之は「氷川神社(の思い出話?)でもっと語りたかった」「市民の暴動起きますよ」などと明らかに内容に対して不満である発言をしており、番組後半の鉄博部分は完全に不機嫌であった。具体的な対象エリアを「大宮駅半径3キロ以内」としていたため、旧与野市にあるイオン与野ショッピングセンター(現:イオンモール与野)も15位で登場している一方、東大宮駅周辺などが範囲に入らない状態となっていた。番組公式ホームページの「アド街掲示板」においても他の回と比較して賛否両論(ほとんどが土田への同情論)が多い回となった。
- 約6年後の、2013年7月27日にも再び「大宮」が放送された。このときの1位は前述の氷川神社になり、鉄道博物館は3位になった。
- 同年2月3日放送分も対象エリアを武蔵村山としたものの、実際のところ半分以上が当時オープンして間もなかったダイヤモンドシティ・ミュー(現:イオンモールむさし村山、日産自動車村山工場跡地)の情報だった。
- 前述の通り、銀座や浅草などは取り上げられる機会が多く、浅草だけでも「浅草六区」「浅草千束」「浅草寺」「浅草花川戸」「浅草合羽橋」「西浅草」など細かな区分けで放送されている。2001年から2002年にかけては、銀座や浅草全体のベスト30として「The銀座」(ザぎんざ)や「The浅草」(ズィあさくさ)を放送したこともある。
- 2006年には、浅草をはじめとした下町(谷根千、上野など)を取り上げた書籍『出没!アド街ック天国 東京下町歩き』が発売されたこともある。
番組のパロディ[編集]
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- 制作局のテレビ東京及び同系列局でのパロディ
- 『おとぎ銃士 赤ずきん』の第2話では「出張!ドラ町ック全国」という題で、大江麻理子アナウンサーがモデルのキャラ「大江戸麻理子」なるアナウンサーが登場している。
- 『ケロロ軍曹』の第152話では、「出没!アド星ック天国」という題で、VTR構成や番組の内容・セット・ナレーションなどが、本家そのままの形で使われるという大掛かりなパロディを展開し、1話分そっくりそのままこの番組のパロディとして放送された。
- 朝の生番組『おはスタ』第2部のスーパーライブ金曜日(担当:南海キャンディーズ)の「アドスクール天国」では、この番組を真似たパロディを放送しており、我が小学校のベスト3を放送している。「○○小コレクション'○○[注 11]」を放送した後、アド街では既に終了したコーナーである「こんなCMができあがりました」のテロップが流れ、取材した小学校のCMを放送している。コーナーのBGMも、本家と同じ楽曲を使用している。
- 『ポケモン☆サンデー』(2009年9月27日放送分)では「ポケ街ック天国」というパロディが放送された。『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』のコガネシティをコレクション風にランキング形式で紹介するという内容。
- 『嬢王3 〜Special Edition〜』の第5話で、「六本木・シーサイドコレクション」として、キャバクラ・シーサイドのキャバクラ嬢達のコスプレなどを紹介。
- 『妖怪ウォッチ』(2014年12月19日放送分)では当番組とコラボレーション。「妖怪ウォッチベスト10」として、番組のフォーマット、ナレーションまでが全て本家と同じ形で紹介された。スタジオも本物を使い、「おまっとニャンでした」と挨拶し、「あなたの街の宣伝ニャンコ部長」を名乗るジバニャンと、アシスタントの須黒が進行した[15]。
- 他系列局での「○○コレクション」のパロディ
- 八塩がフリーになった後にレギュラーを務めたフジテレビ系列の情報番組『めざましどようび』とTBS系列の『イブニングワイド』で、同コレクションのパロディを放送したことがあった。
- テレビ朝日系列の『雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!』では「五反田芸人」および「熟女芸人」(第1弾)の回でパロディが放送された。いずれも途中で風俗嬢が顔を伏せて登場していた。
- フジテレビ系列の『トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』で、同コレクションのパロディが何度か放送された。
- 2009年5月にフジテレビ系列で放送された『ジャンクSPORTS』で、浜田雅功を起用した同コレクションのパロディがタイトル・曲込みで放送された。レギュラー放送最終回の2010年3月21日にも「浜田雅功Best5」を本家とそっくりな画面で紹介し、「浜田雅功コレクション」も放送された。
- 2009年12月30日夜から31日朝にかけてNHK総合テレビで放送された『紅白歌合戦 A to Z』では、「紅白歌合戦 A to Z コレクション」と題して、「紅白カウントダウン」ブログパーツに載せていた水樹奈々(この年初出場した声優・歌手)のファッション計60種類を紹介した。
- 2011年5月2日にNHK総合テレビで放送されたひるブラ「山手の丘の洋館ストリート〜神奈川県横浜市〜」の中で「○○コレクション」のパロディが本家番組のBGMも使用して放送された(詳細は不明)。この日、東京のスタジオゲストが本家番組にレギュラー出演している峰だったため、「どこかで聞いたことがあるような...」と発言しているが、感謝する表情も見られた。その後、同年7月19日にも大阪天神橋商店街からの中継でパロディ版である「天神橋辛いものコレクション」としてメニュー・店の写真・店員の写真が紹介された(このときの東京のスタジオゲストも峰が出演していた)。
- TBSで放送されていた『女神サーチ』は番組の様式がアド街に準じていた。
- 日本テレビ系列の番組で放送
- 2005年6月4日、『NNNニュースプラス1・サタデー』の「マル秘ウオッチ永田町」にて「○○コレクション」のパロディで「マル秘永田町コレクション」というタイトルで放送された。内容は国会議員の服装を「○○派」として紹介するものだった。
- 2009年2月21日、『ズームイン!!サタデー』のコーナー「ジャスト日本」の「原宿 最新ファッションのすべて」という企画で「'09原宿コレクション」として、原宿の女の子達のロリータ系ファッションを紹介。それ以降も2009年5月30日、2010年5月15日、2010年11月13日、2011年5月21日(66組)、2012年4月28日、2013年1月19日、2022年11月20日にも「'XX原宿コレクション」(XXは年数)を紹介。なおズムサタの司会に、2022年4月から制作局のテレビ東京出身のフリーアナウンサー・鷲見玲奈(本番組の出演経験はなし)がいる。
- 2010年9月27日に日本テレビで放送された『未確認文化発見バラエティー 激撮!世界カルチャーSCOOP』では、ケニアの33人の妻を持つ男性を紹介した時、「AKUKU's wives コレクション」と題して年齢の大きい順(89歳〜32歳)に33人を紹介した。
- 2011年5月22日、『シューイチ』の「とれナビ」のコーナーで、「プードル クリッピング・コレクション」として、髪の毛などをアレンジしたプードルを紹介(30組)。
- 2011年8月3日、『ZIP!』の「SHOWBIZ TIME」のコーナーで、「FUJI ROCKコレクション」として、FUJI ROCKを見に来ていた女性のファッションを紹介(40組)。2012年11月30日、同番組の「NEWS UPDATE」のコーナーで、「2012ブラジルサッカーコレクションinサンパウロ」として、サンパウロにいる一般人のサッカーをする姿を紹介(4組)。
- 2011年12月20日、『ヒルナンデス!』で、「'11カルピス美女コレクション」として、カルピスの美女社員を紹介。
- 2014年7月20日、『シューイチ』にて、「D-BOYSコレクション」として、メンバー全員を紹介した。
- 関西テレビ制作、フジテレビ系列で放送(関西テレビで2011年3月5日放送、他の地域の放送日時は異なる)された『芸能人もハマる!? 趣味初体験 シュミ★レーション』の「新宿二丁目芸能人が初心者に語る」で、「'11新宿二丁目コレクション」として新宿二丁目の人たちのファッションを紹介(24組)。
- TBS系列で2012年12月1日に放送された『ニッポンが分かる!急上昇ワード』では「塩系男子コレクション」が紹介。
- 2017年3月27日に『Nスタ』内の「日刊 中刷りニュース」のコーナーで「イチロー Tシャツコレクション」が紹介された。
- 2021年5月29日に裏番組の『日立 世界・ふしぎ発見!』では、在日外国人を紹介した。
- 2013年1月9日に放送された『THE TIME,』では、「プロ野球新人選手の寮生活&相棒コレクション」と題して、選手のお気に入りのものをコレクション形式で紹介した。その際に流れていたBGMは本番組のBGM。
- 他系列局でのその他のパロディ
- 2006年12月12日放送のTBS系列『学校へ行こう!MAX』では、明徳義塾中学校・高等学校の魅力を生徒たちへのアンケートをもとにランキング形式で紹介する際、出演者の森田剛が「アド街ック天国風にどうぞ!」と振った結果、「出没!アド学チック天国(読み:しゅつぼつ アドがチックてんごく)」と題して、オープニングのエリア紹介映像やベスト10のランキングムービー・効果音などが本家に準じたものになっていた。なお、当番組は2代目宣伝部長の井ノ原が所属するV6がレギュラーを務めていた。
- 日本テレビの情報番組『ラジかるッ』では、毎週金曜日にタカアンドトシが「あの町この町ランキング」というコーナーを放送していた(このコーナーは、本家の愛川の妻のうつみも認めている)。同じ日本テレビではかつて『メレンゲの気持ち』の中で「メレンゲ裏街ック天国」というコーナーがあった。
- TBS系列『サンデー・ジャポン』でも、「アドじゃぽック天国」というパロディが放送された。
- 文化放送『レコメン!』(月曜日)でもK太郎がメインパーソナリティを務めていた2012年3月まで「突撃!アド街ックK太郎」というパロディが放送されていた。BGMは本家の「薬丸印の新名物」の紹介前半と同じく、スタートレック映画シリーズ7作目のジェネレーションズのメインテーマが使用されていた。
- 日本テレビの情報番組『ZIP!』のコーナー「なりきりDANCEシアターグレート」で冒頭に番組の当時司会だった桝太一が「おまっとさんでした」と言う。
- ニッポン放送の『東貴博と新保友映のラジオビバリー昼ズ』の中でも「出没!アズ街ック天国」というパロディ企画が以前行われていた。この企画は聴取者から毎週番組が指定した地域やテーマに沿った場所のお勧めスポット等の情報を募り、2〜3通程度紹介するものだった。
- 制作局のテレビ東京が東京12チャンネル時代にネットワークを組んでいた毎日放送(MBSテレビ)では、2016年2月から一時、『ちちんぷいぷい』(平日午後に生放送の情報番組)火曜日の第2部(関西ローカルパート)で「アノ街ック天国(パラダイス)〜昭和な店を探して〜」というシリーズ企画を放送。MBSの本社がある大阪市内のビルや商店街を対象に、昭和時代の雰囲気を今でも残している店舗やスポットを、「○○BEST20」形式で紹介していた。
- TBS系列『Nスタ』の2018年4月2日放送の特集コーナーで「小江戸川越BEST10」が取り上げられた。
その他[編集]
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- この番組はプライムタイムに放送されているにもかかわらず、女性の入浴シーンはタオル巻きやモザイクがあまりなく、お尻を出すことが多い。そのため、温泉地や温泉を利用したホテル・旅館・施設を立て続けに紹介する回では、「スタッフ渾身の撮影」といった類いのフレーズがナレーションに含まれることがある。現在のロケ映像ではバストトップまでにとどめているが、かつては乳首もそのまま放送されていた。
- ランキングの際に使用されるBGMは対象と何らかの関わりのある言葉がタイトルや歌詞に含まれるものがほとんどである。
- 選曲の3曲で紹介されているCD以外にも、番組では紹介した街をまとめた本やCD-ROMが発売されている。
- ゴールデンウイークが終わる曜日が日曜日の場合に「明日行きたい街SP」が恒例のように取り上げられている(かつては8月にもあった。ただし、2008年は火曜日までゴールデンウィークがあるためなかった)。
- 2014年現在この番組は地上波でしか放送されておらず、BSテレ東(旧・BSジャパン)では放送はされていない。ただし、同局でも2000年12月の開局から数か月間放送されていた時期がある。(バラエティなどの大半の番組の放送は肖像権の関係で日本音楽事業者連合からの抗議によって、中止された。)
- 横浜市内に所在する放送ライブラリーでは、神奈川県および横浜市内を取り上げた内容を中心に、過去に放送された41回分を視聴することができる。
- テレビ東京では、日本国内における「世界卓球」「全仏オープンテニス」[注 12]の地上波テレビ放送権を保有している。このため、大会期間中の土曜日に当番組の放送枠で試合中継の延長や緊急中継を実施する場合には、系列局を含めて以下のように対応している。
- 2008年4月12日に放送された「春の鎌倉」は、当初同年3月1日に放送される予定だったが、「世界卓球2008」中継のため延期していた。
- 2010年7月10日に放送された「横浜石川町」は、当初同年5月29日に放送される予定だったが、「世界卓球2010」中継の延長により延期していた。当初の予定通り、翌週の6月5日は当時鳥越祭が開催されていた「鳥越」を、12日は当時葛飾菖蒲まつりが開催されていた「葛飾水元公園」と順次放送した。
- 2014年5月3日に放送予定であった「茨城笠間」は、当初予定から実に160分遅れとなる5月3日 23:40 - 5月4日 0:34までという異例の放送時間となった。これは「世界卓球2014」で、女子準々決勝(日本対オランダ)が第5試合(最終試合)の更にフルセットまでもつれる展開となり、大幅に放送時間を延長したことによるものである。『美の巨人たち』など、大半の番組が番組休止したが、当番組は休止にはしなかった。なお、放送当時は笠間市内で「陶炎祭」(笠間焼の陶器市で、5月5日まで開催)、「笠間のつつじまつり」、笠間稲荷神社の藤の見頃など笠間市の観光シーズンであり、仮に1週延期すると既に終了したイベントの紹介になってしまう可能性があった。
- 2015年5月2日に放送された「昭島 昭和の森」は、「世界卓球2015」の延長により20分遅れの21:20 - 22:14までの放送となった。
- 2016年3月5日に放送予定であった「西葛西」は「世界卓球2016・男子団体準決勝」放送のため、緊急蔵出し版として同年3月19日に延期された。
- 2017年6月3日に放送予定であった「チャーミングな北関東」は「テレ東スポーツ祭・世界卓球2017×全仏テニス」放送のため、緊急蔵出し版として同年9月9日に延期された。
- 2018年5月5日に放送予定であった「御殿場」は「世界卓球2018・女子団体」放送のため、緊急蔵出し版として同年7月28日に延期された。
- 2019年6月1日に放送予定であった「千葉印西」は「全仏オープンテニス」放送のため、緊急蔵出し版として同年9月7日に延期された。
- 2019年11月9日に放送予定であった「方南町」は「卓球ワールドカップ」放送のため、緊急蔵出し版として同月30日に延期された。
- 2022年10月8日に放送予定だった「綾瀬」は、「世界卓球2022・男子女子団体」の放送のため。11月19日に延期予定。[注 13][16]
- 回によってはスタジオ収録を行わず、愛川・大江が現地を散策することもある。上記「春の鎌倉」などが該当する。
- 2011年3月19日放送の『祝800回記念!あの時のあの街BEST30』で放送800回を迎えるはずであったが、前週の3月12日に放送予定であった「山谷 泪橋」が東日本大震災によるTXN報道特別番組を放送したため緊急蔵出し版として4月9日に延期され、実際には3月26日に放送した「芝 増上寺」が800回目の放送となった。
- 初代司会を務めた愛川が勇退後の2015年4月15日に死去し、発表当日(4月17日)午後から番組公式サイトに愛川の訃報に関してのコメントを掲載したほか、翌4月18日の放送ではクロージングに追悼テロップが表示された(こちらを参照)。
- 2019年1月5日は「平成に輝いた東京の街BEST20」と題して時間を拡大して22:24まで放送された。この回のエンディング後の提供読みで番組が終了したにもかかわらず「引き続き、『出没!アド街ック天国スペシャル』をお楽しみください」と間違ったナレーションがあったが、番組は終了したまま次番組へと移行した。
- 2020年には、4月4日放送分の『アド街の25年SPECIAL』まで、スタジオでの収録を続けていた。しかし、日本国内で新型コロナウイルスへの感染が拡大している影響で、翌週(同月11日)放送分の「浅草雷門」から制作体制を変更。感染拡大の防止に向けて「STAY HOME」(「不要不急の外出を控えよう」というニュアンスの英語によるメッセージ)が世界中で要請されていることを背景に、「おうちでバーチャル街遊び!」と称して、過去の取材・放送済み映像をエリア・コーナー単位で再び編集した内容を中心に放送していた。
- この期間には基本として、井ノ原と須黒だけが出演。4月25日放送分の「老舗の日本橋」からは、感染拡大の一因とされる飛沫感染のリスクを回避する目的で、井ノ原が自宅、須黒がスタジオ以外の場所からの中継出演に切り替えている。
- 2020年4月以降の本放送を前提に、同年3月までに取材ロケを済ませていたエリアについても、当初の予定に沿って放送で順次紹介している。ただし、ロケ映像には取材日と、放送日時点の情報を字幕で表示。本来はスタジオへ招くパネラーについては、取材エリアと特に縁の深い著名人から1名を、井ノ原・須黒とは別に収録した映像に登場させている。
- 2020年6月13日放送分「昭和の新宿」から、スタジオ収録を再開。再開当初の出演者は井ノ原・須黒・峰・山田のみで、従来のスタジオセットではなく、クロマキーによる映像の合成に対応したグリーンバックのスタジオで収録している。また、新規の取材ロケも再開。取材エリアと縁の深いゲストも、上記のスタジオへ徐々に招いている。その一方で、上位の発表前に挿入される提供クレジット映像の右側に、「おでかけの際は三密を避けてくださいね!」→「三密を避け STAY SAFEでおでかけください」という縦書きの字幕を表示。紹介したエリアを放送後に訪れようとする視聴者に向けて、新型コロナウイルスへの感染拡大の防止に留意することを喚起するようになった。
- 片渕が須黒から「秘書」の役割を引き継いでからも、クロマキー合成方式の放送を継続。一部の収録(須黒の「秘書」卒業挨拶や片渕の「十八番」である創作ダンスの披露など)では、従来のスタジオセットを別途使用しているが、共演者をはじめ立ち会う人の数を以前より減らすことで対応している。
- 第4代「秘書」の片渕は佐賀市の出身で、アナウンサーとしてテレビ東京へ入社するまでは、もっぱら九州で生活していた。「秘書」への就任後は「当番組で佐賀県を取り上げて欲しい」との希望を番組のスタッフへ頻繁に伝えている[17]が、県内では当番組を地上波(ネット局のTVQ九州放送を通じて)の直接受信やケーブルテレビ経由で視聴できる地域が一部に限られていることなどから、当番組では2022年9月までに県内の「街」を取り上げた実績がない。その一方で、片渕が「秘書」へ就任してからの井ノ原は、他の都道府県の「街」を取り上げる場合にも県内の話題へ相次いで言及。「井ノ原がフリートークの流れで県内の話題へ水を向けるたびに、片渕が県内の名物・人気スポット・思い出を佐賀弁で語る」というパターンが定着している。また、「大浅草2022」(2021年12月25日放送分)で「全国の『浅草っぽい』パワースポット」を取り上げる特集が組まれた際には、片渕が「幼少期に初詣でよく参拝していた」という祐徳稲荷神社(鹿島市)を取材することを番組スタッフに打診。その結果、祐徳稲荷神社が「佐賀の浅草っぽいスポット」として「大浅草2022」で実際に紹介された[17]。2022年に入ってからの放送では、佐賀県外の「街」で県内出身者が営む店舗や施設を取り上げる回で、片渕が番組スタッフとは別にその出身者を取材した模様を佐賀弁で語ることも相次いでいる。
- 番組開始当初から、メインスポンサーは一貫して日産自動車である。初期の頃は、前番組からの流れで日産自動車のグループ企業(日産グループ)を紹介する60秒のCMを放送していたが、2000年頃からは一般の日産のCMに変更された。
ネット局と放送時間[編集]
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 放送日時 | ネット状況 |
---|---|---|---|---|
関東広域圏 | テレビ東京(TX) | テレビ東京系列 | 土曜 21:00 - 21:54 | 制作局 |
北海道 | テレビ北海道(TVh) | 同時ネット | ||
愛知県 | テレビ愛知(TVA) | |||
大阪府 | テレビ大阪(TVO) | |||
岡山県・香川県 | テレビせとうち(TSC) | |||
福岡県 | TVQ九州放送(TVQ) | |||
岐阜県 | 岐阜放送(GBS) | 独立局 | ||
和歌山県 | テレビ和歌山(WTV) | |||
岩手県 | IBC岩手放送(IBC) | TBS系列 | 不定期放送[注 15] | 遅れネット |
秋田県 | 秋田放送(ABS) | 日本テレビ系列 | 日曜 15:00 - 15:55 | |
福島県 | 福島放送(KFB) | テレビ朝日系列 | 水曜 0:50 - 1:50(火曜深夜)[注 16][注 17] | |
山形県 | さくらんぼテレビ(SAY) | フジテレビ系列 | 週末午後に不定期放送[注 18] | |
新潟県 | NST新潟総合テレビ[注 19](NST) | 木曜 0:30 - 1:25(水曜深夜)[注 20] | ||
長野県 | 長野放送(NBS) | 土曜 16:30 - 17:25[注 21][注 22] | ||
静岡県 | 静岡放送(SBS) | TBS系列 | 土曜 12:10 - 13:05[注 23] | |
富山県 | チューリップテレビ(TUT) | 水曜 9:55 - 10:50[注 24] | ||
石川県 | 北陸放送(MRO) | 土曜 16:00 - 16:54 | ||
滋賀県 | びわ湖放送(BBC) | 独立局 | 土曜 15:00 - 15:55[注 25] |
備考[編集]
- 初期は、テレビ東京系列で前番組の『土曜スペシャル』がJリーグ中継に差し替えられたことがあったため、放送時間を5分繰り下げた時期があった。
- 2012年8月11日放送分の「東京スカイツリー」はテレビ東京系列で16:55 - 21:10の時間帯でロンドンオリンピックの中継が組まれるため、16分繰り下げて21:16から放送。ロンドンオリンピック中継を同時ネットしない岐阜放送は『日曜ビッグバラエティ 激録・警察密着24時!!〜絶対!逃がさない〜』(テレビ東京系列で同年7月1日放送)の時差放送を19:00 - 21:48に編成するため本番組の同時ネット放送を休止(後日時差放送は不明)。
- テレビ東京では、2000年頃まで金曜日の昼に再放送をしていた時期があり、その後2001年10月から2005年2月まで平日の昼に再放送をしていた時期があった(2001年10月 - 2002年3月は月曜日、2002年4月 - 2003年5月は火曜日、一時休止を経て2004年4月 - 2005年2月は金曜日)。その後も2008年10月から2009年3月まで金曜日(以前は土曜日も)の昼に「アド街アンコール」を放送していた。現在も拡大スペシャルの前に先日放送分の再放送を行うこともある。ただし、拡大放送(69分・75分・84分など)の時は54分に短縮して再放送される。また、2時間以上のスペシャル版がテレビ東京系列以外の局で放送される時は前編・後編に分けて放送されることがある。
- びわ湖放送では、2008年から2009年3月までは毎月最終土曜日に自社制作番組『持続可能な滋賀社会』を、また『滋賀県議会リポート』など不定期に自社制作の特別番組を放送するため休止となり、休止分は次週に繰り越して放送していた。また、特別番組として放送時間を拡大した時も放送されない(『滋賀経済NOW』と放送時間が被るため)。
- 奈良テレビでは、放送開始当初は自社制作番組放送のため遅れネットでの放送だった。毎月第2土曜日に『県民だより奈良 ならいいね!』(21:00 - 21:30)と『NEXT-輝け!アスリートたち-』(21:30 - 21:54)を放送、毎月第3土曜日は『奈良!そこが知りたい』(21:00 - 21:30、かつてTBS系で放送された『そこが知りたい』とは無関係)と『笑売繁昌!ならCoCo』(21:30 - 21:54)を放送、毎月第4土曜日は『県民だより奈良 ならいいね』と『笑売繁昌!ならCoCo』の再放送を放送するため、休止となっていた。2014年4月以降は不定期放送となっていたが、2015年9月5日より土曜 22:00 - 22:54に定期放送を再開。しかし、2016年4月以降は再び不定期放送となっていたが、2018年5月5日より定期放送を再開した。
以前放送されていた局[編集]
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 放送期間 |
---|---|---|---|
青森県 | 青森テレビ(ATV) | TBS系列 | 不定期放送 |
宮城県 | ミヤギテレビ(MMT) | 日本テレビ系列 | - 2010年5月27日[注 26] |
東北放送(TBC) | TBS系列 | 不定期放送 | |
秋田県 | 秋田テレビ(AKT) | フジテレビ系列 | 秋田放送へ移行 |
山形県 | 山形テレビ(YTS) | テレビ朝日系列 | - 2010年3月28日 |
山梨県 | テレビ山梨(UTY) | TBS系列 | 打ち切り時期不明 |
山梨放送(YBS) | 日本テレビ系列 | ||
長野県 | テレビ信州(TSB) | ||
長野朝日放送 (abn) | テレビ朝日系列 | ||
信越放送(SBC) | TBS系列 | 打ち切り時期不明 長野放送へ移行 | |
静岡県 | テレビ静岡(SUT) | フジテレビ系列 | 打ち切り時期不明[注 27] 静岡朝日テレビへ移行 |
静岡朝日テレビ(SATV) | テレビ朝日系列 | - 2006年3月[注 28] 静岡放送へ移行 | |
三重県 | 三重テレビ(MTV) | 独立局 | 打ち切り時期不明[注 29] |
奈良県 | 奈良テレビ(TVN) | - 2021年3月27日[注 30] | |
広島県 | 広島ホームテレビ(HOME) | テレビ朝日系列 | 打ち切り時期不明[注 31] |
中国放送(RCC) | TBS系列 | 不定期放送[注 32] | |
愛媛県 | テレビ愛媛(EBC) | フジテレビ系列 | - 2008年12月[注 33] |
高知県 | テレビ高知(KUTV) | TBS系列 | - 1998年11月 |
長崎県 | 長崎放送(NBC) | - 2015年3月7日[注 34] | |
熊本県 | 熊本放送(RKK) | 2005年4月 - 2017年3月28日[注 35] | |
大分県 | 大分放送(OBS) | 2003年4月 - 2003年9月 | |
鹿児島県 | 鹿児島放送(KKB) | テレビ朝日系列 | - 2004年[注 36] |
鹿児島テレビ(KTS) | フジテレビ系列 | - 2016年9月18日[注 37] | |
沖縄県 | 琉球放送(RBC) | TBS系列 | 1998年7月 - 1999年9月 |
インターネット向けの動画配信[編集]
配信元 | 更新日時 | 配信期間 | 備考 |
---|---|---|---|
Paravi | 土曜日の本放送終了後 | 無制限 | 2021年11月27日(「二子新地」)以降の放送回を 定額制見放題で配信 |
TVer | 7日間 | 最新回限定で無料配信 |
備考[編集]
- TVerでは、2022年4月16日放送分からリアルタイム配信も実施。同日の時点でネット局が存在しない県でも、インターネットで動画を再生できる環境が整っていれば、本編の動画を本放送と同時に無料で視聴できるようになった。
- Paraviでは2022年4月から、「この街はアド街で出来るかな? ブレイク直前芸人が先行ロケハン!」というスピンオフ動画の配信を開始。TVerでも、この動画を順次配信している。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 放送時間拡大の場合は、最大22:54まで。
- ^ 一例として、番組公式サイトのバックナンバーによると、2020年に放送された51回のうち、関東1都6県以外を取り上げた回は2月22日放送の信楽、3月21日放送のいわき、7月24日放送の「ニッポン!郷愁の風景が残る街」(日本全国の街を20箇所紹介)、12月5日放送の熱海の4回。いっぽうで東京都内を単独で取り上げた回は30回あり、うち24回は23区内。
- ^ なお、愛川は番組スタート前から裏番組の『土曜ワイド劇場・西村京太郎トラベルミステリーシリーズ』(テレビ朝日系)の亀井刑事役として出演していたが、通常タレントの重複出演で行われるような調整(スタジオ退出など)は行われなかった。
- ^ その次の放送回(2015年3月14日放送分)では、須黒が「愛川さんはバカンス中」と説明していたのみであった。なお、3月28日放送分のエンディングにおいて、愛川本人がVTRで登場し、退任(卒業)を発表した。
- ^ かつて同時ネット局の1つである、TVQ九州放送でネットされていた。
- ^ 当時は系列局の中継局がなかったため、肝心の地元では旭川送信所を遠距離受信できる地域以外は見られなかったが、上富良野中継局が2012年8月23日、富良野中継局(同年10月開局)が同年9月20日の試験放送開始をもって、番組自体は見られるようになった。当地ではこのほか同年11月に富良野市にある麓郷・東山の各中継局と南富良野町の幾寅・空知金山の両中継局がそれぞれ開局した。なお、2012年7月14日の放送では富良野市のほか、上富良野町・中富良野町・南富良野町も取り上げている(同年10月2日(火曜日)も19:00から北海道ローカルで再放送を行った。この再放送では珍しくローカルスポンサーがついていたほか、次回予告を兼ねたエンディング部分はスタッフロールのスーパー部分を残して上部の映像部分とナレーションを差し替えた)。
- ^ 当時は系列局の中継局がなかったため、肝心の地元では見られなかったが、2014年12月26日に礼文船泊中継局が、2015年8月31日に礼文・利尻仙法志両中継局が開局(実際には試験電波発射から)したため番組自体は見られるようになった。
- ^ 放送当時は系列局の帯広送信所がなかったため、肝心の地元では見られなかったが、2011年10月24日の試験放送開始をもって、番組自体は見られるようになった。
- ^ 2019年11月16日・23日放送分は休演
- ^ 現在同局の本社機能は汐留に移転したが、スタジオは麹町にも残っている(日テレ麹町ビル)。
- ^ 初期は本家のベスト5を真似て第1位発表前だった
- ^ 但し、2022年以降からは放映していない。
- ^ 当初は、22:20~23:14まで、80分遅れで放送予定だったが、世界卓球の試合中継延長により急遽休止となった。
- ^ この日NSTでは、最期に愛川が番組にコメントを寄せた2015年3月28日放送の「京成 立石」の回を放送。
- ^ 一時期は2週放送の後2週休止のパターンで放送されていたが、2014年7月から年末までは木曜・金曜の13:55からと14:50からの週4本ペースで放送、2015年1月から3月までは木曜・金曜の14:55からの週2本ペースで放送し、遅れが大幅に解消された。改編期を中心に放送枠の移動を繰り返し、2019年4月以降は水曜 10:25 - 11:20に放送。2020年3月25日で一旦打ち切り後、2021年4月から不定期放送を再開。
- ^ 「常磐ハワイ」(いわき市)の回は翌週に放送が行われ、その後通常放送が再放送。KFBでは2回放送していたことになる。
- ^ 2001年4月時点では日曜0:30(土曜深夜)からであったが、後に日曜15:25に変更。2012年10月からは土曜朝7時、2013年10月からは土曜昼12時に戻り、2015年4月からは土曜14:30 - 15:30。2020年10月からは、水曜0:50 - 1:50(火曜深夜)へ移動。
- ^ 2018年7月8日より放送開始。当初は日曜 12:00 - 12:55で放送していたが、後に不定期放送に降格した。
- ^ 2019年9月までは新潟総合テレビ。
- ^ 2017年9月までは土曜 1:30 - 2:25(金曜深夜)、2017年10月18日から2021年3月までは水曜 0:30 - 1:25(火曜深夜)に放送。2021年4月8日より、現在の時間で放送。
- ^ 2022年5月14日から。それ以前は主に長野県の話題を扱っている回のみ、土曜または日曜の昼で不定期放送していた。
- ^ 当局でのネット開始を持って長野県内に存在する民放全局で放送実績を持つこととなる。
- ^ 静岡朝日テレビでの打ち切り後、番販ネットを引き継いだ。
2011年3月5日までは毎月第1土曜日のみ自社制作番組『みちブラっ!静岡十八番』を放送するために休止となっていた。 - ^ 2015年7月から定期放送。それ以前にも定期放送と不定期放送を繰り返した時期がある。
- ^ 2015年4月16日より現在の時間で放送。2009年3月までと2014年4月から2015年3月までは同時ネット。2009年4月から2014年3月までは水曜 12:00 - 12:55に放送。
- ^ 放送時間は激しく変動していた(約3 - 6か月遅れ)。2005年3月に定期放送を打ち切り、ちなみに「仙台」(テレビ東京系列で1999年12月に放送)の回は特別に約2週間遅れで放送。その後2010年5月27日に金曜 1:08 - 2:03(木曜深夜)に単発放送。
- ^ 前々番組『テレビあッとランダム』から継続して、土曜13:00に日産グループ+地元スポンサーの提供つきで放送。
日産グループの静岡地区での提供はテレビ静岡での放送終了をもって打ち切り。 - ^ テレビ静岡での打ち切り後、ネットを引き継ぎ土曜深夜に放送。
- ^ ローカルスポンサーで放送。
- ^ 土曜 12:00 - 12:55に放送。
- ^ 日曜日12:00 - 12:55に放送。
- ^ 2009年1月9日から2013年9月25日まで水曜10:05 - 11:00で定期放送。定期放送前後にも単発放送をしていた。
- ^ かつては金曜深夜放送するも打ち切り。その後2007年4月5日(「浅草伝法院通り」)と12日(「旬の温泉ベスト30」)に単発放送。2008年10月から水曜14:05 - 15:00に定期放送を再開するも12月で再度打ち切り。ちなみに「松山」(テレビ東京系列で2001年3月に放送)の回は特別に本放送とは別に土曜昼に特別編成され、再放送も行われた。
- ^ 2010年11月から一時期定期放送された。2015年3月7日「ハウステンボス」の回を単発放送。
- ^ 2010年9月25日までは土曜 10:00 - 10:55に放送され、同年10月28日から2016年3月31日までは木曜 9:55 - 10:50、2016年4月5日から火曜 9:55 - 10:50に放送したが、2017年3月28日で打ち切り。
- ^ 放送時間は激しく変動していた(3か月以上遅れ)。「屋久島」(テレビ東京系列で2004年3月に放送)がテーマになった時は特別に約2ヶ月遅れで放送。
- ^ 2010年3月30日定期放送打ち切り、2010年7月7日から8月4日まで不定期で放送再開(『やりすぎコージー』放送休止に伴うもの、「湯布院」「代々木公園」「大手町」「神田猿楽町」「京急立会川」の回を放送。)。その後日曜14:00 - 14:55で定期放送が再開されたが、2016年9月18日で再度打ち切り。
出典[編集]
- ^ “キンキンからイノッチにバトンタッチ、テレ東『アド街ック天国』新司会者決定”. ORICON NEWS (2015年3月23日). 2017年1月12日閲覧。
- ^ “第22回 ATP賞テレビグランプリ”. 全日本テレビ番組製作社連盟. 2017年1月12日閲覧。
- ^ 愛川欽也がギネス認定! 『アド街』で情報テレビ番組の最高齢司会者に(『ORICON STYLE』2015年9月26日付記事)
- ^ 大江アナ後任はアド街須黒、モヤさま狩野-芸能ニュース:nikkansports.com(2013年2月19日閲覧)
- ^ a b 「アド街」秘書がバトンタッチ!3代目・須黒清華アナ産休入りで、後任は片渕茜アナウンサー/出没!アド街ック天国(テレビ東京2020年12月5日付「テレ東からのお知らせ」)
- ^ 井ノ原快彦 - オリコンTV出演情報
- ^ 愛川欽也 - オリコンTV出演情報
- ^ 訃報:愛川欽也さん80歳「キンキン」の愛称で親しまれ Archived 2015年4月17日, at the Wayback Machine. 毎日新聞 2015年4月17日閲覧
- ^ “『アド街』愛川欽也さんを追悼 テロップで感謝”. ORICON NEWS (2015年4月18日). 2017年1月12日閲覧。
- ^ 須黒清華オフィシャルブログ「ほんのさサヤカな気持ちです」2013年2月28日付記事『出没!アド街ック天国』 を参照
- ^ 大江後継!須黒清華アナがテレ東「WBS」金曜担当(『日刊スポーツ』2020年3月27日付記事)
- ^ 須黒清華アナが第1子妊娠を報告 仕事は年末まで(『日刊スポーツ』2020年11月19日付記事)
- ^ a b 出没!アド街ック天国:「街をつくるのは建物じゃない、人なんだ」愛川欽也さんのマインド今も スピンオフはあえての街ブラロケ(『MANTANWEB』2022年7月15日付記事)
- ^ 降板の詳細については、 [1]を参照。
- ^ 『妖怪ウォッチ』が『アド街』とコラボ ジバニャンがMCに挑戦 オリコン 2014年12月19日
- ^ “https://twitter.com/admati_official/status/1578739847312728064”. Twitter. 2022年10月8日閲覧。
- ^ a b <テレビ>25日「アド街」浅草スペシャルに祐徳稲荷神社 全国の「浅草的」パワースポットで 司会の片渕アナ「思い出深い場所」(『佐賀新聞』2021年12月24日付記事)
外部リンク[編集]
- テレビ東京『出没!アド街ック天国』 - 公式サイト
- 出没!アド街ック天国 (@admati_official) - Twitter
- 出没!アド街ック天国 (@admati_official) - Instagram
- 旧公式サイト - 2000年以前の放送アーカイブ
テレビ東京系列 土曜21:00 - 21:54枠 | ||
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