北茨城市

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きたいばらきし
北茨城市
五浦海岸
Flag of Kitaibaraki, Ibaraki.svg Kitaibaraki, Ibaraki municipal emblem.JPG
北茨城市旗 北茨城市章
1956年8月10日制定
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 茨城県
団体コード 08215-5
法人番号 4000020082155
面積 186.80km2
総人口 42,255[編集]
推計人口、2019年6月1日)
人口密度 226人/km2
隣接自治体 高萩市
福島県いわき市東白川郡鮫川村塙町
市の木 マツ
市の花 シャクナゲ
市の鳥、魚 カモメ
アンコウ
北茨城市役所
市長 豊田稔
所在地 319-1592
茨城県北茨城市磯原町磯原1630番地
北緯36度48分6.8秒東経140度45分3.7秒
北茨城市
外部リンク 公式ウェブサイト

北茨城市位置図

― 市 / ― 町・村

特記事項 世帯数:17,315世帯(2007年8月1日)
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北茨城市(きたいばらきし)は、関東の北部、茨城県北東部の県北地域にある

概要[編集]

茨城県の最北端で、律令時代には東海道の最北端でもあった。

20世紀頭になると、久原房之助常磐炭田の運営に乗り出し、炭鉱町として発展した。炭鉱町の時期は、高度経済成長期まで続いた。

常磐線国道6号常磐自動車道が縦断し、南の水戸市までは57キロメートル (km)、日立市までは25 km、北のいわき市までは38 km、いわき市小名浜までは25 kmである。このため、県境を越えたいわき市との関係も親密であり、観光面でも、県内の他の市町村とよりも、いわき市と提携する傾向が強い。又、いわき市の小名浜以南では、北茨城市の景勝案内が随所で見られる。商圏では、概して日立や平への傾斜が目立つ[1]

野口雨情の出身地であり、岡倉天心が愛でた五浦海岸を抱えるなど、美的な景勝地が多い。天心と親交のあったインドの詩人タゴールも訪れている。

地理[編集]

市域は北西に細い角を伸ばす三角形をしており、北がいわき市、南が高萩市、西の端が鮫川村塙町に接する。市域の大半は低い多賀山地の山林である。東に太平洋に面し、市街は海岸沿いの平地にある。北西部の花園山から花園川が南東に下り、海岸近くで大北川に合流する。大北川は西の高萩市から来て太平洋に注ぐ。北部では里根川が北西から南東に流れる。花園山は分水嶺で、山の西はいわき市の鮫川水系に属する四時川の上流部となっている。

隣接している自治体[編集]

歴史[編集]

沿革[編集]

行政区域変遷[編集]

  • 変遷の年表
  • 変遷表

人口[編集]

Demography08215.svg
北茨城市と全国の年齢別人口分布(2005年) 北茨城市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 北茨城市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
北茨城市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

行政[編集]

  • 市長:豊田稔(1990年12月14日 - 1995年5月21日、2007年6月18日 - 現職。6期目)

歴代市長[編集]

氏名 就任年月日 退任年月日 備考
初-2代 片寄富七 1956年5月5日 1964年5月4日
3-5代 豊田実 1964年5月5日 1975年4月18日 在職中に死去
6-8代 柴田章 1975年6月7日 1986年10月29日 在職中に死去
9代 松崎龍夫 1986年12月14日 1990年12月13日
10-11代 豊田稔 1990年12月14日 1995年5月21日 収賄容疑で逮捕され辞職
12-14代 村田省吾 1995年6月18日 2007年6月17日
15-18代 豊田稔 2007年6月18日 現職

議会[編集]

北茨城市議会[編集]

  • 定数:19人
  • 任期:2017年3月31日 - 2021年3月30日[3]
  • 議長:鈴木啓一
  • 副議長:豊田弘俊

茨城県議会[編集]

  • 選挙区:高萩市・北茨城市選挙区
  • 定数:2人
  • 任期:2019年1月8日 - 2023年1月7日
  • 投票日:2018年12月9日
  • 当日有権者数:62,174人
  • 投票率:47.66%
候補者名 当落 年齢 党派名 新旧別 得票数
岡田拓也 42 自由民主党 10,754票
豊田茂 47 無所属 10,635票
志賀秀之 72 自由民主党 7,799票

衆議院[編集]

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
石川昭政 45 自由民主党 61,450票
比当 浅野哲 35 希望の党 56,098票
川崎篤子 64 日本共産党 10,027票

経済[編集]

工業[編集]

漁業[編集]

  • 平潟漁港
  • 大津漁港
東日本大震災で被害を受けた大津漁港

金融業[編集]

銀行・信用金庫

郵便[編集]

  • 北茨城郵便局(集配局)
  • 大津郵便局(集配局)
  • 大津西町郵便局 
  • 南中郷郵便局
  • 大塚郵便局
  • 平潟郵便局
  • 橋場郵便局 
  • 北茨城華川郵便局 
  • 関本郵便局 

商業[編集]

磯原地区が商業の中心であるが、商店街が鉄道によって東西に分断されていること、店舗密度が低いこと、歩道や駐車場整備が不十分なことなどの要因から、日立や平へ購買力が流出している[1]

主な大型店

主な学校[編集]

高等学校
中学校
  • 北茨城市立中郷中学校
  • 北茨城市立磯原中学校
  • 北茨城市立華川中学校
  • 北茨城市立常北中学校
  • 北茨城市立関本中学校
小学校
  • 北茨城市立中郷第一小学校
  • 北茨城市立中郷第二小学校
  • 北茨城市立石岡小学校
  • 北茨城市立精華小学校
  • 北茨城市立明徳小学校
  • 北茨城市立中妻小学校
  • 北茨城市立華川小学校
  • 北茨城市立関南小学校
  • 北茨城市立大津小学校
  • 北茨城市立平潟小学校
  • 北茨城市立関本小学校

交通[編集]

鉄道[編集]

路線バス[編集]

高速バス[編集]

道路[編集]

高速道路
一般国道
主要地方道
一般県道
その他

名所・観光地・祭り[編集]

名所・観光地[編集]

六角堂消失後の様子
  • 六角堂 - 岡倉天心が日本美術館の本拠を移し思索にふけったと言われる、真紅な六角形の建物。周辺は微妙なコントラストを持つ観光の名所である。2011年3月11日に東日本大震災による津波で消失し[4]、再建されて2012年4月28日から一般公開されている。
  • 大津漁港・平潟漁港
  • 二つ島海水浴場
  • 五浦海岸・磯原海岸・長浜海岸
  • 大津岬灯台
  • 公共の宿「マウントあかね」
  • 花園オートキャンプ場
  • 中郷温泉「通りゃんせ」
  • 天心の湯
  • ガラス工房「シリカ」
  • 茨城パシフィックカントリー倶楽部
  • 七ツ滝
  • 磯原駅東のからくり時計
  • 天心焼
  • 皇祖皇太神宮天津教

祭り[編集]

  • 中郷 石岡さくら祭り(4月)
  • 大津の御船祭り(5年に1度開催)
  • 花園のささら(5月)
  • 大津盆船流し(8月)
  • 北茨城市民まつり(8月)
  • 雨情の里港まつり(11月)
  • 磯原節大会(12月)
  • 富士ヶ丘棒ささら

出身有名人[編集]

姉妹都市・提携都市[編集]

国内[編集]

海外[編集]

  • ニュージーランドの旗 ワイロア地区

その他[編集]

揚枝方衛星通信所

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 寅貝(1988):72ページ
  2. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 8 茨城県』、角川書店、1983年 ISBN 4040010809より
  3. ^ 選挙の種類と任期”. 北茨城市役所 (2018年4月5日). 2019年6月19日閲覧。
  4. ^ "被災地文化財300件 あぁ松島、六角堂消失"産経新聞2011年3月26日付、12版17ページ

参考文献[編集]

外部リンク[編集]