扶桑薬品工業

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扶桑薬品工業株式会社
Fuso Pharmaceutical Industries, Ltd.
FusoPhram.jpg
本社事務所(城東工場)
種類 株式会社
市場情報
大証1部(廃止) 4538
2013年7月12日上場廃止
略称 扶桑薬工
本社所在地 日本の旗 日本
536-8523
大阪市城東区森之宮2丁目3番11号
本店所在地 541-0045
大阪市中央区道修町1丁目7番10号
設立 1937年(昭和12年)3月25日
(大和商会)
業種 医薬品
法人番号 5120001077541
事業内容 医薬品製造
代表者 代表取締役社長 戸田幹雄
資本金 10,758百万円
発行済株式総数 94,511,690株
売上高 連結:47,469百万円
単独:47,428百万円
営業利益 連結:1,642百万円
単独:1,620百万円
純利益 連結:1,144百万円
単独:1,114百万円
包括利益:924百万円
純資産 連結:26,263百万円
単独:27,060百万円
総資産 連結:59,453百万円
単独:59,929百万円
従業員数 連結:1,377人
単独:1,377人
決算期 3月31日
主要株主 ぶどう協和会 6.60%
敷島振興 5.15%
三井住友銀行 4.89%
三井住友信託銀行 4.31%
三菱UFJ銀行 3.94%
(2018年9月30日現在[1]
主要子会社 扶桑興発株式会社 100%
外部リンク http://www.fuso-pharm.co.jp/
特記事項:経営指標は 2011年3月 第88期 有価証券報告書
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扶桑薬品工業株式会社(ふそうやくひんこうぎょう)は、本店を大阪市中央区道修町に、本社事務所を、大阪市城東区に置く医薬品メーカーである。

会社概要[編集]

注射液をはじめとする医療用医薬品を主力としている。中でも人工腎臓透析液分野でトップシェアである。

1993年の放送開始より、現在まで続いているよみうりテレビ制作・日本テレビ系番組「ダウンタウンDX」のスポンサーを同番組スタートの同年10月から半年間だけつとめたことがある。また「ダウンタウンDX」の前に放送されていた「所さんのお騒がせデス」のスポンサーも担当していた。ちなみに、同じ扶桑の冠で大阪市中央区に本社があり化学企業である『扶桑化学工業』とは関係ない。

現在まで同社を代表する医薬品の一つとして痔疾用舌下錠「ヘモリンド(東菱薬品工業が製造)」が知られているが、2017年10月に小林製薬に販売権を譲渡した。

沿革[編集]

  • 1937年(昭和12年)3月 - 国産ブドウ糖の専門商社として、大阪市南区大和商会設立。
  • 1942年(昭和17年)12月 - 時局の進展にともないブドウ糖が一元的配給統制になったため、ブドウ糖を原料とする注射液の製造へ転換を企図、商号を扶桑産業株式会社に変更。
  • 1943年(昭和18年)6月 - 大阪市東成区に今里工場を設置し、ブドウ糖注射液、リンゲル液、生理食塩液などの注射液の製造販売を開始。
  • 1949年(昭和24年)3月 - 商号を扶桑薬品工業株式会社に変更。
  • 1948年(昭和23年)7月 - 本店を大阪市東区道修町(現・大阪市中央区)に移す。
  • 1957年(昭和32年)3月 - 大阪市城東区に城東工場設置、今里工場は廃止。
  • 1963年(昭和38年)4月 - 痔疾治療用舌下錠「ヘモリンド」発売。ヒット商品となる。
  • 1964年(昭和39年)
    • 4月 - 大阪市城東区に京橋工場設置、内用剤分野の拡張強化。
    • 8月 - 日本で最初の透析液として「人工腎臓灌流原液“フソー”」を開発し供給開始。
  • 1966年(昭和41年)4月 - 人工腎臓用透析液「キンダリー液1号」、同「2号」発売。
  • 1970年(昭和45年)
    • 10月 - 大阪証券取引所市場第二部に株式を上場。
    • 10月 - 扶桑興発株式会社を設立(現:連結子会社)
  • 1973年(昭和48年)
    • 2月 - 大阪市城東区(京橋駅付近)に文化・スポーツセンター扶桑会館竣工、扶桑興発株式会社に賃貸し経営委託。
    • 11月 - 小型ディスポーザブル血液透析器開発、医療用機器分野へ進出。
  • 1979年(昭和54年)12月 - 大阪府大東市平野屋新町に大東工場設置、内用剤生産工場として操業開始、これに伴い京橋工場は閉鎖。
  • 1981年(昭和56年)3月 - 大阪市城東区(城東工場近接地)に新研究開発センター(地上5階)竣工。
  • 1983年(昭和58年)9月 - 大阪証券取引所市場第一部に株式を上場。
  • 1985年(昭和60年)5月 - 岡山県浅口郡里庄町に岡山工場(地上6階)設置。
  • 1989年(平成元年)12月 - 東京証券取引所市場第一部に株式を上場。
  • 1993年(平成5年)2月 - ポータブル血液分析器およびヒト精子機能検出用試薬を発売、臨床検査分野へ進出。
  • 1994年(平成6年)4月 - 本社所在地に扶桑道修町ビル(地下2階・地上10階)竣工。
  • 1995年(平成7年)5月 - 茨城県北茨城市に茨城工場(地上6階)設置。
  • 2001年(平成13年)1月 - 東京都中央区に扶桑日本橋ビル(地下1階・地上8階)完成。
  • 2007年(平成19年)1月 - 扶桑興発株式会社のスポーツ事業(ボウリング等)の廃止。廃止後、建物が解体されコインパーキングを経て2013年エディオンライフが建設。
  • 2017年(平成29年)10月 - 唯一の一般向け医薬品であった「ヘモリンド」の販売権を小林製薬に譲渡[2]・・・公式サイトには記載なし

主な商品[編集]

医療用医薬品[編集]

  • 人工腎臓用透析用剤「キンダリー」
  • 前立腺疾患治療剤「セルニルトン」
  • 痔疾用舌下錠「ヘモリンガル」
  • 新生児点眼剤「ボンハッピー」
  • ブドウ糖製剤「グルノン」
  • 生理食塩液「フィシザルツ」
  • 注射用水「ワッサー"フソー"」
  • 抗プラスミン剤「ニコルダ」

一般向け医薬品[編集]

  • 痔疾治療用舌下錠「ヘモリンド」(2017年10月以降、販売権をもつ小林製薬と提携)

脚注[編集]

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  1. ^ 四半期報告書(第96期第2四半期)
  2. ^ 製造元の東菱薬品工業からの告知 https://tobishipharm.com/otc/info/haemolind-201710.pdf

外部リンク[編集]