猿島郡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
茨城県猿島郡の範囲(1.五霞町 2.境町 水色・薄緑:後に他郡から編入された区域)

猿島郡(さしまぐん)は、茨城県下総国)の

人口33,501人、面積69.7km²、人口密度481人/km²。(2015年5月1日、推計人口

以下の2町を含む。

郡域

当初の郡域は以下の通り。のちに編入された郡域については、西葛飾郡の項目を参照。

  • 坂東市(全域)
  • 古河市(北山田、谷貝、東山田、長左衛門新田、山田、新和田、大和田、仁連、上片田、下片田、駒込、五部、上和田、諸川、諸川新田)
  • 猿島郡境町(全域)

歴史

近代以降の沿革

  • 旧高旧領取調帳」に記載されている明治初年時点での支配は以下の通り。●は村内に寺社領が存在。下記のほか、諸川新田、生子新田、幸田新田、猫実新田、神田山新田、大口新田、内ノ山村(いずれも幕府領)が存在したが、記載されていない。内ノ山村は沓掛村に、その他は同名の村に含まれているものと推測される。また、東山田村(新田)、東山田新田吉左衛門受は東山田村に、馬立村(新田)は馬立村に含める。(1町81村)
知行 村数 村名
幕府領 幕府領 20村 ●諸川村、●仁連村、東山田村、東山田村(新田)、東山田新田吉左衛門受、長左衛門新田、逆井村、●生子村、●沓掛村、大浜新田、弓田村、●馬立村、馬立村(新田)、平八新田、勘助新田、●幸田村、大口村、庄右衛門新田、●猫実村、●神田山村
旗本領 2村 五部村、北山田村
幕府領・旗本領 1村 山村
藩領 下総関宿藩 1町46村 谷貝村、志鳥村、横塚村、稲尾村、猿山村、下砂井村、栗山村、蛇池村、長井戸村、上小橋村、下小橋村、西泉田村、山崎村、菅谷村、内門村、大歩村、境町、染谷村、●伏木村、●借宿村、半谷村、●冨田村、●寺久村、一ノ谷村、浦向村、金岡村、百戸村、●若林村、●三村、上出島村、●駒跿村、長須村、●鵠戸村、●岩井村、●辺田村、下出島村、●長谷村、中里村、●大谷口村、●小泉村、●桐ノ木村、●小山村、●莚打村、●矢作村、大崎村、法師戸村
下総古河藩 2村 駒込村、上片田村
下野壬生藩 2村 下片田村、大和田村
下総関宿藩・丹後峰山藩 1村 上和田村
幕府領・藩領 幕府領・下野壬生藩 1村 新和田村
旗本領・下野壬生藩 1村 山田村
幕府領・旗本領・下総関宿藩 1村 塚崎村

町村制以降の沿革

1.古河町 2.新郷村 3.勝鹿村 4.岡郷村 5.桜井村 6.香取村 7.五霞村 11.静村 12.長田村 13.八俣村 14.幸島村 15.猿島村 16.森戸村 17.生子菅村 18.逆井山村 19.七重村 20.沓掛村 21.弓馬田村 22.飯島村 23.神大実村 24.岩井村 25.七郷村 26.中川村 27.境町 28.長須村 (紫:古河市 赤:境町 桃:坂東市 青:五霞町)
  • 1889年(明治22年)
    • 3月31日 - 下記の町村の統合が行われる。(1町17村)
      • 静村 ← 横塚村、塚崎村、稲尾村、志鳥村(現境町)
      • 長田村 ← 長井戸村、猿山村、蛇池村、下砂井村、栗山村、西泉田村、上小橋村(現境町)
      • 八俣村 ← 北山田村、谷貝町、東山田村、長左衛門新田、山田村(現古河市)
      • 幸島村 ← 新和田村、大和田村、仁連町、上片田村、下片田村、駒込村、五部村、上和田村、諸川町、諸川新田(現古河市)
      • 猿島村 ← 下小橋村、山崎村、内門村、大歩村、染谷村、浦向村、金岡村(現境町)
      • 森戸村 ← 伏木村、百戸村、一ノ谷村、若林村(現境町)
      • 生子菅村 ← 生子村、生子新田、菅谷村(現坂東市)
      • 逆井山村 ← 逆井村、山村(現坂東市)
      • 七重村 ← 半谷村、富田村、借宿村、駒跿村、寺久村、三村、上出島村(現坂東市)
      • 沓掛村 ← 沓掛村、内野山村(現坂東市)
      • 弓馬田村 ← 弓田村、馬立村、幸田村(現坂東市)
      • 飯島村 ← 大馬新田、平八新田、勘助新田、幸田新田、猫実新田、神田山新田、大口新田、庄右衛門新田(現坂東市)
      • 神大実村 ← 神田山村、大口村、猫実村(現坂東市)
      • 岩井村 ← 岩井村、辺田村、鵠戸村(現坂東市)
      • 七郷村 ← 法師戸村、矢作村、大崎村、小泉村、大谷口村、下出島村、中里村(現坂東市)
      • 中川村 ← 長谷村、桐木村、小山村、莚打村(現坂東市)
      • 境町(単独町制。現境町)
      • 長須村(単独村制。現坂東市)
    • 4月1日 - 上記1町17村が町村制を施行。
  • 1896年(明治29年)
  • 1923年大正12年)4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
  • 1926年(大正15年)7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
  • 1900年(明治33年)7月4日 - 岩井村が町制施行し、岩井町となる。(3町22村)
  • 1932年昭和7年)7月1日 - 新郷村伊賀袋、立崎の一部が埼玉県北埼玉郡川辺村(現加須市)に編入。
  • 1950年(昭和25年)8月1日 - 古河町が市制施行し、古河市となり郡より離脱。(2町22村)
  • 1954年(昭和29年)3月20日 - 沓掛村が町制施行し、沓掛町となる。(3町21村)
  • 1955年(昭和30年)
    • 2月1日 - 生子菅村・逆井山村が合併し、富里村が発足。(3町20村)
    • 2月11日 - 幸島村・八俣村が結城郡名崎村と合併し、三和村(みわむら)が発足。(3町19村)
    • 3月1日 - 岩井町・中川村・七郷村・神大実村・飯島村・弓馬田村・七重村・長須村が合併し、改めて岩井町が発足。(3町12村)
    • 3月15日 - 新郷村が古河市に編入。(3町11村)
    • 3月16日(3町4村)
      • 勝鹿村・岡郷村・桜井村・香取村が合併し、総和村が発足。
      • 境町・静村・長田村・猿島村・森戸村が合併し、境町が発足。
  • 1956年(昭和31年)4月1日 - 沓掛町・富里村が合併し、富里町が発足。富里町は即日改称して猿島町となる。(3町3村)
  • 1968年(昭和43年)1月1日 - 総和村が町制施行し、総和町となる。(4町2村)
  • 1969年(昭和44年)1月1日 - 三和村が町制施行・改称し、三和町(さんわまち)となる。(5町1村)
  • 1972年(昭和47年)4月1日 - 岩井町が市制施行し、岩井市となり郡より離脱。(4町1村)
  • 1996年平成8年)6月1日 - 五霞村が町制施行し、五霞町となる。(5町)
  • 2005年(平成17年)
    • 3月22日 - 猿島町が岩井市と合併し、坂東市が発足したため郡より離脱。(4町)
    • 9月12日 - 総和町・三和町が古河市と合併し、改めて古河市が発足したため郡より離脱。(2町)

変遷表

参考文献