鹿嶋市

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かしまし
鹿嶋市
Kashima-jingu roumon.JPG
Flag of Kashima, Ibaraki.svg
鹿嶋市旗
1980年7月10日制定)
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 茨城県
団体コード 08222-8
面積 106.02km²
総人口 66,788
推計人口、2015年2月1日)
人口密度 630人/km²
隣接自治体 潮来市神栖市行方市鉾田市
市の木 マツ
市の花 ハマナス
市の鳥 キジ
鹿嶋市役所
所在地 314-8655
茨城県鹿嶋市大字平井1187-1
北緯35度57分56.3秒東経140度38分41.4秒
Ibaraki-Kashima-City-Office.JPG
鹿嶋市役所
外部リンク 鹿嶋市役所

鹿嶋市位置図

― 市 / ― 町・村

特記事項 コミュニティ放送FMかしま
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鹿嶋市(かしまし)は、茨城県南東部に位置するである。

概要[編集]

常陸国一宮である鹿島神宮門前町として栄えた。現在は神栖市とともに重要港湾である鹿島港を中心とした鹿島臨海工業地帯を形成し、新日鐵住金企業城下町として鉄鋼企業を中心とした工業都市である。

また、Jリーグ鹿島アントラーズホームタウン(他に潮来市神栖市鉾田市行方市)の中心であり、関東でも有数の「サッカーの街」としても有名である。

市制施行の際、佐賀県鹿島市と重複しないように、「島」を異体字の「嶋」に変えて鹿嶋とした。

地理[編集]

茨城県の南東部に位置し、東京から110km東に位置する。市の東側は太平洋鹿島灘)に面していることから海岸、海水浴場をもつ。西側は北浦鰐川に面し、筑波山を望むことができる。

総武本線の分岐線系統である鹿島線東関東自動車道(厳密には潮来市内)の沿線であり、交通網が水戸からでも土浦からでもなく、千葉から順に整備されたことから、茨城県の他の地域よりも、国道51号を通じた千葉県東部(香取成田、千葉、銚子など)との関係が深い。

隣接している自治体[編集]

市名について[編集]

合併・市制施行後の名称については、Jリーグ鹿島アントラーズの本拠地であるなどの理由から、旧鹿島町の名称を引き継いだ「鹿島市」とすることを希望していた。しかし、佐賀県に「鹿島市」が存在しており、重複を避けるために「鹿嶋神宮」(『延喜式神名帳』における表記)にちなみ異体字の「嶋」を用いて「鹿嶋市」として市制を施行した。

現在でも市内では「鹿島」の地名が一般的に使われ、市内の団体・施設・企業などは鹿島アントラーズ鹿嶋市立鹿島中学校新日鐵住金鹿島製鐵所のように従前の「鹿島」表記を用いている事例が多い。類例としては「塩釜」の表記が多用される宮城県塩竈市が存在する。

北浦

歴史[編集]

年表[編集]

市制施行以前[編集]

市制施行以後[編集]

行政区域変遷[編集]

  • 変遷の年表
  • 変遷表

行政[編集]

歴代市長

衆議院[編集]

参議院[編集]

役所[編集]

  • 鹿嶋市役所 - 鹿嶋市大字平井1187-1
    • 大野支所 - 鹿嶋市大字津賀1919-1

警察[編集]

  • 鹿嶋警察署(鹿嶋市、神栖市を管轄)
    • 宮中交番、荒井駐在所、小山駐在所、津賀駐在所

消防[編集]

  • 鹿島地方事務組合消防本部
    • 鹿嶋消防署
    • 大野消防署

国の行政機関[編集]

経済[編集]

第一次産業[編集]

漁業[編集]

市に面した鹿島灘ではさまざまな海産物が獲れるが、タコヒラメなどが有名であり、特にハマグリは全国的にも有名である。

農業[編集]

第二次産業[編集]

鹿島臨海工業地帯

高度経済成長期に、神栖市とともに鹿島港を中心とした鹿島臨海工業地帯が造成されて以降、工業都市として進展した。新日鐵住金企業城下町となっており、市内には新日鐵住金系列の企業が数多く立地している。また、工業地帯には風力発電所火力発電所などが置かれている。

市内に工場を置く主要企業[編集]

第三次産業[編集]

市の商業地域は、国道124号沿いや鹿嶋市役所前通りがある宮中地区・鉢形地区を中心に広がっている。ショッピングセンターチェリオを中心とし、家電量販店・ホームセンター・ディスカウントストア・書店・飲食店などロードサイド店舗が数多く並ぶ。

市内にある主な商業施設

金融[編集]

姉妹・友好都市[編集]

海外[編集]

地域[編集]

人口[編集]

Demography08222.svg
鹿嶋市と全国の年齢別人口分布(2005年) 鹿嶋市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 鹿嶋市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
鹿嶋市(に相当する地域)の人口の推移
1970年 34,700人
1975年 48,230人
1980年 51,355人
1985年 55,924人
1990年 59,092人
1995年 60,667人
2000年 62,287人
2005年 64,435人
2010年 66,030人
総務省統計局 国勢調査より

町名一覧[編集]

  • 粟生
  • 青塚
  • 明石
  • 旭ケ丘
  • 荒井
  • 泉川
  • 大船津
  • 下津
  • 神野
  • 木滝
  • 木滝佐田谷原入会
  • 宮中
  • 国末
  • 荒野
  • 小宮作
  • 小山
  • 佐田
  • 猿田
  • 志崎
  • 清水
  • 下塙
  • 城山
  • 新浜
  • 神向寺
  • 須賀
  • 高天原
  • 武井
  • 武井釜
  • 棚木
  • 田野辺
  • 田谷
  • 田谷沼
  • 大小志崎
  • 津賀
  • 角折
  • 爪木
  • 長栖
  • 奈良毛
  • 沼尾
  • 根三田
  • 鉢形
  • 鉢形台
  • 浜津賀
  • 平井
  • 平井南
  • 緑ヶ丘
  • 港ケ丘
  • 宮下
  • 宮津台
  • 山之上
  • 谷原
  • 鰐川


スポーツ[編集]

鹿島神宮参道脇にある鹿島アントラーズのモニュメント

サッカー[編集]

鹿島アントラーズの本拠地であり、アントラーズを核に地域ぐるみでサッカーを町おこしに活用している。Jリーグ発足以降、近年は高校サッカーにおいて、鹿島高等学校鹿島学園高等学校などが全国高等学校サッカー選手権大会に出場(鹿島は6回出場、鹿島学園は4回出場)するなど、鹿嶋は茨城県内サッカーの中心地になりつつあり、アントラーズには鹿島ユースチームからの生え抜きの選手も増えてきている。2002年FIFAワールドカップの開催地にも選ばれた。

野球[編集]

サーフィン[編集]

太平洋に面した鹿島灘には広範囲にわたり良質な波が絶え間なく打ち寄せ、高速道路による東京都心からのアクセスも良く、週末には東京や埼玉から大勢のサーファーが訪れる。平井海岸や下津海岸をはじめ、数々の良質なビーチブレイクが楽しめる事により水温が低くなる冬でも大勢のサーファーで賑う。近年ではJPSA(日本プロサーフィン連盟)主催の鉾田プロ(ロングボード)がトップサンテポイントにて開催されている。

スポーツ施設[編集]

教育[編集]

高等学校[編集]

中学校[編集]

小学校[編集]

  • 市立
    • 三笠小学校
    • 鹿島小学校
    • 平井小学校
    • 高松小学校
    • 鉢形小学校
    • 波野小学校
    • 豊郷小学校
    • 豊津小学校
    • 大同東小学校
    • 大同西小学校
    • 中野東小学校
    • 中野西小学校

文化施設[編集]

図書館[編集]

  • 鹿嶋市立中央図書館
  • 大野分館

博物館[編集]

ホール・コミュニティセンター[編集]

交通[編集]

鉄道路線[編集]

中心駅:鹿島神宮駅

JR logo (east).svg 東日本旅客鉄道(JR東日本)
鹿島線
鹿島臨海鉄道
大洗鹿島線
鹿島臨港線(貨物線)
  • 鹿島サッカースタジアム駅

道路[編集]

市内に高速道路はない。東関東自動車道の終点となるはずだったが、基本計画段階には行方市を経て北上するルートに変更され、潮来ICから鹿嶋市方面への計画は放棄された。

高速バス[編集]

鹿嶋市と東京方面を結ぶ高速バスは鹿島神宮駅を始発(一部はカシマサッカースタジアム始発)とし、鹿嶋市内を経由する(神栖市、潮来市も経由)。 鹿島神宮駅と東京駅を結ぶかしま号は、東京方面への利用客や鹿島臨海工業地帯への出張客、カシマサッカースタジアムで開催される鹿島アントラーズの試合観戦客を中心に利用されている。 現在、東京駅発着の高速バス路線の中では便数・利用者数が最も多いドル箱路線となっている。

運行路線

路線バス[編集]

港湾[編集]

メディア[編集]

常陸鹿島テレビ中継局送信設備[編集]

常陸鹿島テレビ中継局も参照。

デジタル中継局
放送局名 リモコンキーID 物理チャンネル 空中線電力 ERP 放送対象地域 放送区域内世帯数 開局年月日
NHK水戸総合テレビ 1 20 3W 15.5W 茨城県 3万6467世帯 2004年12月1日
NHK東京教育テレビ 2 26 全国放送
NTV日本テレビ 4 25 12W 関東広域圏 3万8763世帯 2008年12月16日
EXテレビ朝日 5 24
TBSテレビ 6 22
TXテレビ東京 7 23
CXフジテレビ 8 22

放送局[編集]

ラジオ[編集]

新聞[編集]

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

寺院・神社[編集]

公園[編集]

レジャー[編集]

祭り・イベント[編集]

出身有名人[編集]

歴史上の人物
スポーツ選手
文化人・芸能人

鹿嶋市を舞台にした作品[編集]

テレビドラマ[編集]

その他[編集]

鹿嶋市に因んだ詞[編集]

  • 鹿島立ち」:遠い旅路への出発。律令時代、鹿島周辺の民衆が、鹿島神宮で必勝祈願をしてから、大宰府のある北九州に赴いたことに由来する。
  • 鹿島の事触れ」:大きな出来事の発生を暗示する事。幸運にも凶運にも用いられる。鹿島神宮の神官が、農村にを配って歩いたことに由来する。

脚注[編集]

  1. ^ 字区域の変更(昭和60年5月30日 茨城県告示864号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第7351号: pp.2-4, (1985年5月30日) 
  2. ^ 町の名称変更 (平成7年8月8日 自治省告示第144号) 2014年7月5日閲覧。
  3. ^ 町を市とする処分 (平成7年8月8日 自治省告示第145号) 2014年7月5日閲覧。
  4. ^ 『鹿島町史 第3巻』、鹿島町、1981年より
  5. ^ 『鹿島町史 第4巻』、鹿島町、1984年より
  6. ^ 鹿島町史編さん委員会編『鹿島町史 第5巻』、鹿嶋市、1997年より
  7. ^ 大野村史編さん委員会編 『大野村史』、大野村教育委員会 、1979年より
  8. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 8 茨城県』、角川書店、1983年 ISBN 4040010809より

関連項目[編集]

外部リンク[編集]