片品村
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かたしなむら 片品村 | |||||
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国 |
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地方 | 関東地方 | ||||
都道府県 | 群馬県 | ||||
郡 | 利根郡 | ||||
市町村コード | 10443-4 | ||||
法人番号 |
8000020104434 ![]() | ||||
面積 |
391.76km2 | ||||
総人口 |
3,907人 [編集] (推計人口、2021年2月1日) | ||||
人口密度 | 9.97人/km2 | ||||
隣接自治体 |
沼田市、利根郡みなかみ町、川場村 栃木県日光市 福島県南会津郡檜枝岐村 新潟県魚沼市 | ||||
村の木 | シラカバ | ||||
村の花 | ミズバショウ | ||||
村の鳥 | ヤマドリ | ||||
片品村役場 | |||||
村長 | 梅沢志洋 | ||||
所在地 |
〒378-0498 群馬県利根郡片品村大字鎌田3967-3 北緯36度46分21秒東経139度13分30.8秒 ![]() | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
片品村(かたしなむら)は、群馬県の北北東に位置する村。東京から約180キロメートルの北に位置する。国道120号が村のほぼ中央を通っている。1889年(明治22年)の市町村制施行で発足して以来、合併や村名の変更がない。
関東地方唯一の特別豪雪地帯でありスキーが盛んな地として知られ、毎年冬になると多くの観光客で賑わう。
2007年8月30日に尾瀬国立公園が日光国立公園から分離され、誕生したが、その尾瀬の群馬県側の麓である。尾瀬国立公園誕生を記念して、尾瀬の郷片品村は恵まれた自然をいつくしみ感謝する日として「尾瀬の日」を条例で定め、8月30日を尾瀬の日とした。
地理[編集]
隣接している自治体[編集]
気候[編集]
片品アメダス(標高860m)では降水量のみが観測されている。先述の通り特別豪雪地帯に指定されているものの、冬季[1]の降水量は多くなく、利根郡みなかみ町藤原の約3分の1で、みなかみ町や吾妻郡草津町の観測地点よりも少ない。
片品の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
降水量 mm (inch) | 55.6 (2.189) |
59.1 (2.327) |
71.6 (2.819) |
75.0 (2.953) |
96.1 (3.783) |
129.8 (5.11) |
165.7 (6.524) |
156.1 (6.146) |
175.6 (6.913) |
103.7 (4.083) |
58.8 (2.315) |
54.7 (2.154) |
1,201.7 (47.311) |
出典 1: 理科年表 | |||||||||||||
出典 2: 気象庁 (平均値:1981年-2010年、極値:1888年-現在)[2]<ref> |
歴史[編集]
沿革[編集]
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い利根郡に片品村が誕生。以降合併や改称は行われていない。
- 1963年(昭和38年) - 片品村史編纂委員会『片品村史』が発刊される。
- 2010年(平成22年) - 片品村制120周年記念『広報「かたしな」縮刷版』(第2巻、第3巻)が発刊される。
- 2014年(平成26年) - 片品村誌編纂委員会『片品村誌』が発刊される。
人口[編集]
![]() | |
片品村と全国の年齢別人口分布(2005年) | 片品村の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 片品村
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 |
片品村(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
行政[編集]
- 村長:梅沢志洋
- 三期務めた千明村長は2017年の村長選に不出馬[3]。
経済[編集]
産業[編集]
地の利を生かしたスキーを中心とした観光(ならびにその関連産業)と農業が主である。高原野菜や果物の栽培が盛んであり、中でも、ハウス栽培のトマトがかつて主力だった大根に代わって群を抜いた片品農産品ブランドとなっている。
地域[編集]
警察[編集]
- 沼田警察署
- 尾瀬駐在所
消防[編集]
- 利根沼田広域消防本部
- 東消防署(沼田市利根町平川1269)
教育[編集]
- 片品村立片品中学校
- 片品村立片品小学校
- 廃校
交通[編集]
鉄道[編集]
村内を鉄道路線は走っていない。最寄り駅は、JR東日本上越線沼田駅。
道路[編集]
- 国道120号(栃木県方面は冬期閉鎖)
- 国道401号(大清水小屋以北・福島県方面は歩行者のみ通行可、沼田市までは国道120号と重複)
- 群馬県道1号沼田檜枝岐線(福島県道と共通、但し一般車は通年通行禁止で福島県側への車両通り抜けも不可。沼田市までは国道120号・国道401号と重複)
- 群馬県道63号水上片品線(みなかみ町方面冬期閉鎖)
- 群馬県道64号平川横塚線
- 群馬県道260号尾瀬ヶ原土出線(一般車通行不可)
- 奥鬼怒スーパー林道(一般車通年通行不可)
バス[編集]
- 関越交通
- (鎌田 - 金精道路 - 栃木県日光市中禅寺温泉) - 2016年(平成28年)5月1日に24年ぶりに復活[6]。
- 2017-2018スキーシーズンから、主にスキー客向けとして、冬季限定で バスタ新宿 - 道の駅尾瀬かたしな 間を結ぶ[注 1]「かたしなスノーエクスプレス号」を期間中毎日往復1便運行している。2020-2021シーズンの運行スケジュールは、運行期間 2020年12月24日~2021年3月28日、往路 7:15 バスタ新宿発 / 10:55 道の駅尾瀬かたしな着、復路 16:00発 / 19:45着 である。運賃は片道3,500円(子ども1,750円)、往復6,000円(子ども3,000円)。道の駅尾瀬かたしなからはオグナほたかスキー場、かたしな高原スキー場、ホワイトワールド尾瀬岩鞍、スノーパーク尾瀬戸倉、丸沼高原スキー場への無料シャトルバス(かたしなスノーエクスプレス号利用者限定・要事前予約)が運行されている。かたしなスノーエクスプレス号は高速バスネットで予約できる(バス停としてスキー場を選択することでシャトルバスの予約も行える)。また宿泊パック等も販売されている[7]。
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

花の谷湧水(花の谷公園内、平成の名水百選「尾瀬の郷片品湧水群」)
- 片品の猿追い祭り - 花咲の武尊神社で三百数十年続く祭りで、猿の害を防ぐため始まったと伝えられ、毎年旧暦9月の中の申の日に行われる[8]。2000年12月27日に国の重要無形民俗文化財に指定された。
- 片品温泉
- 丸沼温泉
- 尾瀬
- 千明牧場
- かたしな高原スキー場
- スノーパル・オグナ武尊
- サエラスキーリゾート尾瀬
- 丸沼高原スキー場
- 四季の森ホワイトワールド尾瀬岩鞍
- スノーパーク尾瀬戸倉
- 金精峠
- 丸沼ダム
- 丸沼
- 大尻沼
- 菅沼
- 日本ロマンチック街道
- 白根魚苑
- 花の駅・片品 花咲の湯
- 尾瀬戸倉温泉
- 寄居山温泉 ほっこりの湯
- 武尊牧場(武尊牧場スキー場)- 武尊祭
- 針山の天王ザクラ(オオヤマザクラ)
- 道の駅尾瀬かたしな
- 2005年2月に高校総体スキー大会が開催されたほか、2006年2月には国民体育大会スキー大会が開催された。2004年から2013年にかけては「オフロード版トライアスロン」とも称されるエクステラの全日本選手権(XTERRAジャパンチャンピオンシップ)が毎年8月に開催されていた。
出身有名人[編集]
ゆかりのある人物[編集]
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ ここでは12〜2月の期間
- ^ “平年値(年・月ごとの値)”. 気象庁. 2008年8月10日閲覧。
- ^ 「千明・片品村長:引退の意向表明」毎日新聞、2017年5月3日
- ^ 公立幼稚園・小学校・中学校の設置・廃止等について - 群馬県ウェブサイト
- ^ 公立幼稚園・小学校・中学校の設置廃止等について - 群馬県ウェブサイト
- ^ “片品―日光間、路線バス復活へ 5月〜10月、1日2往復 24年ぶり”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 群馬全県版. (2016年4月15日)
- ^ 関越交通. “かたしなスノーエクスプレス号(季節運行)”. 2021年2月23日閲覧。
- ^ 井上実于 (2016年10月18日). “人口減と高齢化、「猿追い祭」に影 廃校、児童参加せず 片品”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 群馬全県版
外部リンク[編集]
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