沼田駅
沼田駅 | |
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![]() 駅舎(2021年7月) | |
ぬまた Numata | |
◄岩本 (5.1 km) (5.2 km) 後閑► | |
![]() | |
所在地 | 群馬県沼田市清水町3155 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■上越線 |
キロ程 | 41.4 km(高崎起点) |
電報略号 | ヌタ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,440人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1924年(大正13年)3月31日[1] |
備考 | 業務委託駅 |
沼田駅(ぬまたえき)は、群馬県沼田市清水町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)上越線の駅である。
利根地方の中心都市・沼田市の代表駅であり、沼田盆地の中部、利根川と片品川によって形成された河岸段丘の西麓に位置する。吹割の滝・老神温泉・尾瀬などの片品川流域の観光拠点となっている。
歴史[編集]
- 1924年(大正13年)3月31日:開業[1]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[1]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる[1]。
- 2006年(平成18年)2月21日:自動改札機導入。[要出典]
- 2009年(平成21年)3月14日:東京近郊区間拡大により、ICカード「Suica」の利用が可能となる[2]。
- 2019年(令和元年)11月1日:業務委託化。管理駅業務を水上駅に移管。[要出典]
- 2022年(令和4年)11月30日:みどりの窓口の営業を終了[3]。
なお、上越線開業前の1911年(明治44年) - 1924年(大正13年)には、渋川から沼田市街地まで馬車鉄道・電気鉄道の利根軌道→東京電燈利根線が運行されていた。
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開業直前(開通記念絵葉書)
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1952年(昭和27年)頃の沼田駅(『沼田町史』より)
駅構造[編集]
水上駅管理の[要出典]業務委託駅で、JR東日本ステーションサービスに業務を委託している。
駅舎に接して単式ホーム1面1線、線路をはさんで島式ホーム1面2線とあわせて2面3線のホームを有する地上駅である。のりばは駅舎側から1番線、2番線、3番線とされている。互いのホームはエレベーター併設の地下通路で連絡している。
駅の整備は、ホームの嵩上げが1番線と3番線に行われているほか、建築された時期である大正時代風に駅舎をリニューアルする工事が2012年までに施工された。[要出典]
開業当初からの駅舎は天井が高く[要出典]、内部には待合所のほか、自動券売機、指定席券売機、自動改札機(2009年3月14日よりSuica対応)などがある。以前は待合室外に立ち食い蕎麦と酒まんじゅう販売所があり、立ち食い蕎麦はホーム側、改札外の両方から利用が可能だった。待合室内にはキヨスクがあった。[要出典]
のりば[編集]
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | ■上越線 | 上り | 渋川・高崎・大宮・上野方面[4] | |
2 | 待避列車 | |||
下り | 水上・長岡・新潟方面[4] | 一部列車、待避列車 | ||
3 |
2番線は上下共用の待避線である。定期列車としては水上方面の一部列車がレール磨きとして使用する程度であるが、上り列車も発着できるため、実際の案内標の方面表記は未記入となっている。大雨や大雪の時の折り返しに使われている。
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リニューアル前の駅舎(2003年4月)
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改札口(2021年7月)
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ホーム(2021年7月)
利用状況[編集]
JR東日本によると、2022年度(令和4年度)の1日平均乗車人員は1,440人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
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年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 2,422 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 2,326 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 2,231 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 2,199 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 2,166 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 2,135 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 2,102 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 2,041 | [利用客数 9] |
2008年(平成20年) | 2,100 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 2,005 | [利用客数 11] |
2010年(平成22年) | 1,973 | [利用客数 12] |
2011年(平成23年) | 1,910 | [利用客数 13] |
2012年(平成24年) | 1,943 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 1,963 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 1,863 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 1,867 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 1,806 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 1,783 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 1,721 | [利用客数 20] |
2019年(令和元年) | 1,622 | [利用客数 21] |
2020年(令和 | 2年)1,203 | [利用客数 22] |
2021年(令和 | 3年)1,354 | [利用客数 23] |
2022年(令和 | 4年)1,440 | [利用客数 1] |
駅周辺[編集]
2004年 - 2008年にかけて駅前にロータリーや駐車場が整備された。沼田駅は沼田市の下町にあるため、ここでは下町と上町に分けておく。
上町[編集]
- 沼田市役所
- 沼田郵便局
- 沼田城址
- 沼田公園
- テラス沼田(旧・グリーンベル21)
- FM OZE(テラス沼田2階)
- ハローワーク沼田(沼田公共職業安定所)(テラス沼田 5階)
- 群馬県立沼田女子高等学校
- 群馬県立沼田高等学校
下町 [編集]
- 沼田駅前郵便局
- 国道17号
- 群馬県道274号沼田停車場線
- 日本デルモンテ群馬工場
- 谷川ドライビングスクール(旧・東群馬自動車教習所 沼田支所)
- 沼田市立沼田西中学校
- 沼田労働基準監督署
- 利根沼田振興局庁舎
- 関越交通沼田営業所
バス路線[編集]
当駅から尾瀬や老神温泉等の温泉地や上越新幹線の上毛高原駅へ、関越交通のバスが連絡している。また、市街地が崖の上にあり、標高差が激しいため市街地方面のバスが多数設定されている。前橋市方面の高速バスも関越交通にて運行されている。
乗り場 | 運行事業者 | 系統・行先 | 備考 |
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1番線 | 関越交通 | 鎌田線:大清水 / 戸倉スキー場 / 鳩待峠行バス連絡所 | 大清水行は冬期間運休、戸倉スキー場行は冬期間運行 |
2番線 | 猿ヶ京線:猿ヶ京 鎌田線:上毛高原駅 |
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沼田市バス | 中山本宿線:中山本宿 | ||
3番線 | 関越交通 | 猿ヶ京線:沼田市保健福祉センター前 高速「アップル号」:群大病院 |
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沼田市バス | 中山本宿線:沼田三軒屋 | ||
4番線 | 迦葉山線:迦葉山・たんばらセンターハウス 奈良秋塚線:沼田駅 宇楚井原線:荘田城址公園 佐山線:佐山 南郷線:南郷 川田線:東下原団地 / 馬込貯水池 |
「迦葉山線」のたんばらセンターハウス行は土休日運行 「迦葉山線」以外はジャンボタクシーで運転し、土休日運休 | |
川場村営バス | 川場村循環線:沼田駅 | 立岩先回り / 生品先回り | |
- | 関越交通 | たんばらラベンダーパークシャトルバス:玉原センターハウス | 夏期間運転 |
隣の駅[編集]
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■上越線
- 臨時快速「SLぐんま みなかみ」停車駅
脚注[編集]
記事本文[編集]
- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、451頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『Suicaをご利用いただけるエリアが広がります。』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2008年12月22日。 オリジナルの2020年5月25日時点におけるアーカイブ 。2020年5月25日閲覧。
- ^ “駅の情報(沼田駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2022年11月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月1日閲覧。
- ^ a b “駅構内図(沼田駅)”. 東日本旅客鉄道. 2019年11月23日閲覧。
利用状況[編集]
- ^ a b “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月10日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月7日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 駅の情報(沼田駅):JR東日本