玉村町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
たまむらまち
玉村町
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 群馬県
佐波郡
団体コード 10464-7
面積 25.78 km²
総人口 36,665
推計人口、2016年2月1日)
人口密度 1,420人/km²
隣接自治体 前橋市高崎市伊勢崎市藤岡市埼玉県本庄市
埼玉県児玉郡上里町
町の木 モクセイ
町の花 バラ
玉村町役場
所在地 370-1192
群馬県佐波郡玉村町大字下新田201番地
北緯36度18分15.9秒東経139度6分53.7秒
玉村町役場
外部リンク 群馬県佐波郡玉村町ホームページ

玉村町位置図

― 市 / ― 町 / ― 村

 表示ノート編集履歴 ウィキプロジェクト

玉村町(たまむらまち)は、群馬県の南部にあるである。

古くは日光例幣使街道宿場町で知られた。

群馬県南部の諸地域と同様に、冬は「空っ風」と呼ばれる強い北風の影響により寒く、夏は暑い。

地理[編集]

群馬県南部に位置し、南を烏川で画され、町の北部を利根川が、町の中央を滝川が流れる。全域が平野部であるが、南部の烏川流域が沖積低地であるのに対し、北部の利根川流域は洪積台地である。町の中心地はかつて例幣使街道の宿場町であった下新田地区である。人口は県内の町村としては大泉町に次ぐ。

町内を流れる主な河川[編集]

隣接する自治体[編集]

歴史[編集]

玉村町域において「ムラ」造りが始まったのは4世紀初頭のことである。玉村町では143基の古墳が確認されており、形態や副葬品から大和政権との繋がりが指摘されている[1]律令制のもとでは那波郡佐味郷と鞘田郷が置かれており、12世紀に入ると寄進地系荘園・玉村御厨が成立、伊勢神宮に寄進されている[2]。鎌倉時代に入ると玉村御厨の荘官玉村氏が上野国の守護安達氏のもとで活躍した。室町幕府のもとで関東管領に就任した上杉氏が上野国の守護となったがその勢力が衰えると、北条氏康上杉謙信武田信玄の間で上野の領有が争われるようになり、それら勢力の境にあった玉村も戦乱に揺れることとなった[3]。100年にも及んだ戦乱によって江戸開幕の頃には大いに荒廃した。代官伊奈忠次によって「代官掘」の呼ばれる用水路が引かれ、「新田」と呼ばれる集落が中心部に作られた。その後、玉村八幡宮を境にして「上新田村」・「下新田村」の二つの村ができた。江戸時代を通して、玉村宿・五料宿という2つの宿場町が栄えた。沼之上村(現玉村町五料)では天明期に、「卯の泥押」(1783年)、「午の満水」(1786年)と呼ばれる洪水により、壊滅的な被害を受けたこともあった[4]

  • 1889年(明治22年)4月1日 - 市制町村制施行
    • 那波郡南玉村、福島村、上飯島村、上之手村、角淵村、下新田村、西群馬郡上新田村、与六分村、斎田村の合併により那波郡玉村町が誕生した。
    • 那波郡川井村、下之宮村、箱石村、沼之上村、飯倉村、小泉村、後箇村、上茂木村、下茂木村が合併し、那波郡芝根村となる。
    • 那波郡藤川村、飯塚村、上福島村、山王村、西善村、中内村、東善養寺村が合併し、那波郡上陽村となる。
  • 1896年(明治29年)4月1日 - 合併に伴い、玉村町・芝根村・上陽村、佐波郡に所属。
  • 1955年(昭和30年)4月10日 - 玉村町と芝根村とが合併し町名を玉村町とする。
  • 1957年(昭和32年)
    • 8月1日 - 玉村町と上陽村とが合併し町名を玉村町とする。群南村の八幡原の一部と宇貫を編入。
    • 10月15日 - 群南村板井を編入。
  • 1960年(昭和35年)4月1日 - 西善、山王、中内、東善の4地区が前橋市に編入。
  • 1976年(昭和51年)4月1日 - 五料(ごりょう)地区の一部を伊勢崎市に編入。

町名の由来は、「龍の玉伝説」が満福寺に伝わるが、語源としては利根川や烏川などの「水が溜まり易い場所」であったことに由来すると思われる。

人口[編集]

Demography10464.svg
玉村町と全国の年齢別人口分布(2005年) 玉村町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 玉村町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
玉村町(に相当する地域)の人口の推移
1970年 12,992人
1975年 14,667人
1980年 17,643人
1985年 20,494人
1990年 24,423人
1995年 34,244人
2000年 37,522人
2005年 38,168人
2010年 37,551人
総務省統計局 国勢調査より

行政[編集]

行政機関[編集]

警察[編集]

消防[編集]

経済[編集]

産業[編集]

  • 主な産業

以前は養蚕が盛んであった。

  • 産業人口
    • 第一次産業 877人(5.1%)
    • 第二次産業 6,957人(40.2%)
    • 第三次産業 9,490人(54.8%)

工業[編集]

商業[編集]

金融[編集]

地域[編集]

町内の大字[編集]

  • 飯倉
  • 飯塚
  • 板井
  • 宇貫
  • 上飯島
  • 上新田
  • 上之手
  • 上福島
  • 上茂木
  • 川井
  • 小泉
  • 五箇
  • 五料
  • 斉田
  • 下新田
  • 下之宮
  • 下茂木
  • 角淵
  • 南玉
  • 箱石
  • 樋越
  • 福島
  • 藤川
  • 八幡原
  • 与六分

医療[編集]

  • 角田病院

教育[編集]

小学校[編集]

中学校[編集]

高等学校[編集]

大学[編集]

郵政[編集]

  • 玉村郵便局
  • 芝根郵便局
  • 玉村上福島簡易郵便局
  • 角淵簡易郵便局

文化[編集]

文化施設

  • 玉村町立図書館
  • 玉村町文化センター

運動施設

  • 北部公園サッカー場
  • 総合運動公園
  • 社会体育館
  • 東部運動場
  • B&G海洋センター
  • 烏川河川運動場
  • グラウンドゴルフ場

交通[編集]

鉄道路線[編集]

町内に鉄道は敷かれておらず、最寄りの駅は、烏川を挟んで南に隣接する高崎市新町地区JR東日本高崎線新町駅である。

道路[編集]

バス[編集]

地域放送[編集]

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

出身有名人[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 古墳時代玉村町
  2. ^ 奈良・平安時代玉村町
  3. ^ 中世玉村町
  4. ^ 近世玉村町

外部リンク[編集]