「孤独のグルメ」の版間の差分
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スマートフォン向け配信[[アプリケーションソフトウェア|アプリケーション]]「[[タテアニメ]]」で2017年11月29日よりWebアニメを配信。2017年10月13日、および11月15日、22日には監督インタビューの特番を配信<ref>[https://animeanime.jp/article/2017/10/12/35624.html アニメ「孤独のグルメ」井之頭五郎役に堀内賢雄! 監督は黄瀬和哉]アニメ!アニメ! 2017年10月12日</ref>。 |
スマートフォン向け配信[[アプリケーションソフトウェア|アプリケーション]]「[[タテアニメ]]」で2017年11月29日よりWebアニメを配信。2017年10月13日、および11月15日、22日には監督インタビューの特番を配信<ref>[https://animeanime.jp/article/2017/10/12/35624.html アニメ「孤独のグルメ」井之頭五郎役に堀内賢雄! 監督は黄瀬和哉]アニメ!アニメ! 2017年10月12日</ref>。 |
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内容は原作に沿っているが、一部のシーンがカットされ、料理の詳細な説明が省かれている。 |
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=== キャスト(タテアニメ) === |
=== キャスト(タテアニメ) === |
2017年11月29日 (水) 00:02時点における版
この記事に雑多な内容を羅列した節があります。 |
孤独のグルメ | |
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ジャンル | グルメ漫画 |
漫画 | |
原作・原案など | 久住昌之 |
作画 | 谷口ジロー |
出版社 | 扶桑社 |
掲載誌 | 月刊PANJA SPA!(特別編) |
発売日 | 1997年10月(単行本1巻) 2000年2月(文庫版) 2008年4月(新装版) 2015年9月(単行本2巻) |
発表期間 | 1994年 - 2015年 |
巻数 | 全2巻(単行本・文庫版・新装版) |
話数 | 全32話 |
テンプレート - ノート | |
ポータル | 漫画 |
『孤独のグルメ』(こどくのグルメ)は、原作・久住昌之、作画・谷口ジローによる漫画。
扶桑社の『月刊PANJA』誌上で1994年から1996年にかけて連載された。その後、『SPA!』2008年1月15日号に読み切りとして復活し、以後『SPA!』上で2015年まで新作が掲載されていた。食品会社とコラボレーション企画と称して、商品を食する漫画を掲載することもある[1]。
2012年1月期からテレビ東京系においてテレビドラマシリーズ化されている2015年5月期から台湾においてウェブドラマシリーズ化されている。
概要
個人で雑貨輸入商を営んでいる井之頭五郎(いのがしら ごろう)が、仕事の合間に立ち寄った店で食事をする様を描いたグルメ漫画である。主人公が訪れる場所は高級料理屋などではなく、大衆食堂のような店がほとんどである。出先での食事がメインのため、出張など(7話・19話・特別編)を除けば大半が東京を中心とする関東の店となっている。料理の薀蓄を述べるのではなく、ひたすらに主人公の中年男が独りで食事を楽しむシーンと心理描写を綴っているのが特徴である。ドラマティックな展開などは少なく、あたかもドキュメンタリーのごとく淡々と物語が進行する。
久住のデビュー作『夜行』は夜汽車で男が独り弁当を食べる漫画であるが、これを読んでいた『月刊PANJA』の編集者から「絵柄を変えて大人向きの漫画が描けないか」と持ちかけられたことがきっかけである[2]。その頃のグルメブームに辟易していた久住と編集者は、打ち合わせを行い「孤独にグルメを楽しんでいる漫画」の方向性を得てタイトルも決まった[2]。作画を谷口にすることは、編集者の希望であった[2]。1996年連載終了時までの作品(1話 - 18話)をまとめた単行本が出版されている。当初は3刷で絶版になるなど、けっしてヒット作とは言えなかった[2]。2000年になり文庫版が出版されてから年2回の増刷がかかるようになり、その実績から2008年に新装版が発売されている[2]。2007年の時点で文庫版は21刷、8万8千部とロングセラーで、女性読者が4割を占める[3]。
主人公の井之頭五郎を輸入雑貨商にした理由は、『月刊PANJA』編集者の知り合いに実在していた、時間が自由になる[2]、の2点による。独身であることは、先行するグルメ漫画『美味しんぼ』『クッキングパパ』との差別化のためである。下戸であることは主人公に弱点を設ける意味合いもあるが、連載の8ページに収めるために食事と酒を組み合わせる話題を避けるためであると、久住は語っている[2]。
2014年9月10日の読売新聞夕刊誌上にて「待望の漫画第2弾!『孤独のグルメ2』2014年10月発売予定」と掲載されたが、2014年以内に発売されず、以降順延し、2015年9月27日に発売された[4]。
2015年1月時点でイタリア、フランス、スペイン、ブラジル、台湾、韓国、ドイツで翻訳版が発売されており[2]、久住昌之が自身のブログで言及した所によれば、イタリアでは10万部が売り上げられたという。中国、ポーランド、デンマークでの出版も決定している[2]。
前述のように台湾版が発売されており、タイトルは『孤独的美食家』。これは直訳ではあるが、久住は違和感を覚えていた。TVドラマ版が台湾で放送された際のタイトルは『美食不孤単』。「おいしいものがあれば孤独ではない」との意味になり、久住はこのほうが内容にあっているとコメントしている[2]。
2017年2月に作画の谷口ジローが死去[5]。久住は本作の今後については、「絵を描く人がもう旅立ってしまった」[6]「3巻が出ることはありません」[7]とコメントしている。久住によれば、谷口が描かなかった最後の1話の未発表エピソードが存在するという[8]。
登場人物
- 井之頭 五郎(いのがしら ごろう)
- 本作の主人公。輸入雑貨の貿易商を個人で営んでいる。孤高で自由な生き方をモットーとし、結婚や店を構えることについては「人生が重たくなる」として敬遠している。
- 現在、特定の恋人はいない。回想では「小雪(さゆき)」という名の女優を始め、数人の女性と交際経験がある。父親はすでに他界、母親については記述無し。その他の詳しい家族構成は不明だが、離婚して出戻った姉がおり、その姉の子、太(ふとし)は高校球児。普段はやや人見知りで消極的。初めての店に入るのをためらうこともある。
- 自分なりの食事に対する信念をいくつも持っており、これに則って食事を楽しんでいる。例えば食い合わせを気にしたり、同じ食材を使った料理を選ばないように注意したりし、その選択を「うんうんバランスいいぞ」などと自賛することも多いが、いざ食べ始めてみるとメニューの食材のダブり(豚肉炒めと豚汁、卵焼きとおでんの卵、ポテトサラダと肉じゃがなど)に気づき、度々後悔している。空腹の勢いから後先考えずに注文し食べ過ぎたり、食べきれず残してしまうこともしょっちゅうである。
- 愛煙家で、食事が終わった後にたばこを一服つけるのが癖。アルコールに関しては全くの下戸(酒呑みや彼らの醸す雰囲気を嫌っているわけではない)で、テレビドラマ版では飲み物としてウーロン茶を注文しているシーンが多い。甘党であり、特に和菓子系の甘い物に目がない。
- 普段は背広姿で、家に居る時でもネクタイすら外さない。テレビドラマ版Season1の第五話でのみ、昔なじみの常連に誘われたというストーリーの設定上、私服姿で登場している。
- かなりの筋肉質。これは祖父が古武術の館長であり、高校まで古武術を叩き込まれていたことに由来する。気に入らない店主や店の客に文句を付け、武術の技を掛けたこともある。
- 輸入車を好んでおり、初期はBMWのセダン、後にボルボのステーションワゴンに乗る。テレビドラマ版ではBMW・5シリーズのセダンと535iツーリングに乗っている。
五郎が食べた料理
括弧内は劇中で確認できる注文した料理の金額。
『孤独のグルメ』
- 第1話 東京都台東区山谷のぶた肉いためライス
- ぶた肉いため(400円)、ライス、おしんこ(100円?)、豚汁
- 豚肉入りの野菜炒めではなく、豚肉のみを炒めたものであり、少量のキャベツの千切りと不思議な存在感がある練りからしが添えてある。豚汁は豆腐と豚肉のみが具として入っており、単品でおかずとして成立するほどに汁も具も量は多い。ナスのおしんこの漬かり具合は程良く、豚肉が中心となる料理の中では特に爽やかな味わいをもたらす。
- 第2話 東京都武蔵野市吉祥寺の廻転寿司
- 回転寿司(1皿130円)
- 吉祥寺駅近くの『天國寿司』にて。どの品も130円。値段の割に味は良く、午後1時半から5時までのタイムサービス中は、大トロが一皿130円となる。五郎はマグロ、イカ、エビ、ネギトロ、アナゴ、イワシ、大トロ、ウニ、アワビなど全部で11皿の寿司を食べた。
- 第3話 東京都台東区浅草の豆かん
- 豆かん(400円)
- たっぷりの豆と寒天に黒蜜がかかっただけのシンプルな甘味。豆は粒が大きく、艶がありとても柔らかい。黒蜜はクセがなくサッパリしており、あまり甘すぎない。
- 第4話 東京都北区赤羽の鰻丼
- うな丼(750円)、生ゆば刺し 京都風(400円)、いくらのどぶ漬け(600円)、岩のり(250円)
- 早朝の納品の後、朝も営業している居酒屋で注文した品。うな丼にセットで肝吸いとおしんこも付いてくる。いくらは大粒で量も多い。うなぎは身は小ぶりだが脂が乗っている。生ゆば刺しは中にあさつきが巻いてあり、ポン酢で食べる。
- 第5話 群馬県高崎市の焼きまんじゅう
- 焼きまんじゅう(アンなし140円 アン入り150円)
- タレをぬって焼いたまんじゅう。アンなしとアン入りがある。タレは甘いが、アンなしは軽くて素朴な味。一方アン入りの方は、複雑で強烈な甘さとなっている。
- 第6話 東京発新幹線ひかり55号のシュウマイ
- ジェットボックスシュウマイ(600円)、ごはん(230円)、お茶
- 大阪へ出張に行く際、五郎が購入した弁当。容器の底に石灰が入っており内部の水袋から出た水が発熱しシュウマイを温める。シュウマイのみで米飯が付いていないため、五郎は隣の店で追加で購入していた。
- 第7話 大阪府大阪市北区中津のたこ焼き
- たこ焼き
- 大阪での商談を終えた五郎が、ホテルの前の屋台で食べたたこ焼き。店主曰く「ゴマ入りネギ入りの特製」で12個入り。
- 第8話 京浜工業地帯を経て川崎セメント通りの焼肉
- 焼肉、チャプチュ、ライス、キムチ、ウーロン茶
- 川崎セメント通りの焼き肉屋『なんてんかく』で頼んだメニュー。焼肉はミノ、上カルビ、上ロース他。チャプチュは春雨と牛ばら肉と野菜(ニラ、ネギ、ニンジン、シイタケ、モヤシ)を炒めたもの。
- 第9話 神奈川県藤沢市江ノ島の江ノ島丼
- 江ノ島丼セット(1300円)、さざえの壺焼き(850円)
- 江ノ島丼に蟹の味噌汁、おしんこが付いたセット。五郎はこれに加えてさざえの壺焼きも頼んだ。江ノ島丼は一見親子丼風。卵が甘めで、メインの具はさざえ。蟹の味噌汁は、蟹の半身が入っていて見た目は派手だが味は薄め。さざえの壺焼きはやや塩味が強い。
- 第10話 東京都杉並区西荻窪のおまかせ定食
- おまかせ定食(850円)、いわしと大根のカレーライス大盛り
- 五郎が訪れた自然食の店のおまかせ定食。全体的にボリュームは少ないがオカズ数は多く、メニュー内容は玄米、大根の葉と油揚げの味噌汁、ひじきの煮物、大根の糠漬け、ほうれん草のおひたし、いわしの南蛮風あんかけ、高野豆腐と炒り卵、ポテトサラダ。追加で「いわしと大根のカレーライス」を大盛りで注文した。
- 第11話 東京都練馬区石神井公園のカレー丼とおでん
- カレー丼(650円)、おでん、チェリオ・メロン味(100円)
- 五郎が石神井公園の休憩所で注文したもの。肉は鶏肉、グリーンピースが多めで、カレーは黄色味が強い。
- 第12話 東京都板橋区大山町のハンバーグ・ランチ
- 大山ハンバーグランチ(550円)
- 大山町の定食屋で五郎が注文した、店のお勧めメニュー。鉄板に乗ったハンバーグ(ケチャップベースのソース)、目玉焼き、ポテトフライ、カレー味のスパゲッティに、ライスと味噌汁がセットになっている。
- 第13話 東京都渋谷区神宮球場のウィンナー・カレー
- ウィンナーカレー(650円)ペプシコーラ
- 甥っ子の太が出場している甲子園の予選を見に行った時に五郎が神宮球場で食べたカレー。カレーは肉と玉葱が多少入った、いわゆるスタンド風の味。そこにお湯で温めた魚肉ウィンナーが3本入っている。ウィンナーなしのカレーよりも50円増(しかし、直前のページではウィンナーなしのカレーは550円と書かれている)。福神漬けはセルフサービス。
- 第14話 東京都中央区銀座のハヤシライス(の消滅)とビーフステーキ
- ビーフステーキ
- 銀座の『エビスヤ』のステーキ。ライスとサラダらしき料理がセットになっている。本来は五郎のお気に入りの店である『ブラジリア』のハヤシライスを食べる予定だったが、6年ぶりに訪れると店はなくなっていた。
- 第15話 東京都内某所の深夜のコンビニ・フーズ
- コンビニ・フーズ
- 深夜のコンビニで五郎が購入した夜食。「うずらと牛肉の中華風」、「おしんこ」、「玉子焼き」、「キンピラゴボウ」、「冷や奴」、「コンビーフ(馬肉入り)」、「ソーセージ」、「野菜の煮物」、「ナメコ汁」、「あきたこまち新米」、「焼プリン」を購入し、金額は1892円。その後に「おでん(タマゴ、ダイコン、シラタキ)」も追加で購入。
- 第16話 東京都豊島区池袋のデパート屋上のさぬきうどん
- 月見おろしうどん(350円)フランクフルト
- 池袋のデパート屋上で食べたさぬきうどん。生卵がひとつとたっぷりの大根おろしに加え、揚げ玉とネギが入っている。ツユの色は薄く、あっさりしている。麺は手打ち風で、角が立ってしっかりしている。
- 第17話 東京都千代田区秋葉原のカツサンド
- 万世橋カツサンド(480円)、缶コーヒー
- 『肉の万世橋』で売っているカツサンド。
- 第18話 東京都渋谷区渋谷百軒店の大盛り焼きそばと餃子
- 大盛り焼きそば(720円)、餃子(480円)
- 焼餃子専門店『太河宛』で、五郎が注文した品。
- 特別編 東京都内某病院のカレイの煮つけ(【新装版】収録)
- 病院食
- 肋骨を骨折して入院した五郎が病院で食べた食事。作中では2食登場している。1食目は和風で、白飯、ジャガイモの味噌汁、ネギと一緒に煮つけたカレイ、野沢菜、おでん(大根、きんちゃく)。翌日の朝食は洋風で、コッペパン(ピーナッツマーガリンつき)、トマト味の野菜スープ、バナナ、牛乳。
『孤独のグルメ2』
- 第1話 静岡県静岡市青葉横丁の汁おでん
- 汁おでん
- 静岡へとやって来た五郎が立ち寄ったおでん屋での食事。そこは「静岡おでん」とは微妙に異なる「汁おでん」の店で、おでん(しらたき、だいこん、ちくわ、こんにゃく)が出てくると辛味のある汁で食べるものであった。次いで焼き海苔黒はんぺん、おでんのおかわりとともに、きぬかつぎ、むかご、網焼きコロッケ、マグロブツとマグロ串焼きを注文、その味を堪能する。
- 第2話 東京都新宿区信濃町のペルー料理
- フレホーレスセット、ロモサルタードセット、インカコーラ
- 偶然発見したペルー料理店での食事。 フレホーレスセットは金時豆(フレホーレス)・タマネギ・豚肉の煮込み、ロモサルタードセットは豚肉・タマネギ・完熟トマト・ポテトフライのピリ辛炒めがそれぞれガーリックライスにかけられ、付け合せにチョリソ、ヤシの芽、ポテトサラダが盛られ、箸休めのタマネギの酢漬けとオリーブの実が添えられている。前者だけでは足らなかったため、さらに後者を頼んでいる。
- 第3話 東京都品川区東大井の冷やし中華とラーメン
- 冷やし中華(950円)、ラーメン、サイダー
- 数年ぶりの大井町で、昔行っていたラーメン店に行くことにする。しかし目的の店は混雑していて諦め、すぐ近くの昭和的雰囲気の残るレトロな中華料理店に入店し冷やし中華を注文。隣席の客がラーメンを食べているのを見て「温かいスープが恋しい」と結局ラーメンも注文した。
- 第4話 東京都三鷹市下連雀のお茶漬けの味
- ハムエッグ、あたりめ(600円)
- 「お茶漬け」と看板に掲げた居酒屋の前を通りかかった五郎は、小津安二郎監督の映画『お茶漬の味』を観たことを思い出し、入店する。お茶漬けを頼む前にハムエッグとあたりめを食していたが、カウンター席に座っていたサラリーマン風の3人組と小競り合いとなり、お茶漬けを食すことなく店を出てしまうが、自宅に帰った後、パックご飯と瓶詰め塩辛で塩辛茶漬けを自作した。
- 第5話 東京都世田谷区下北沢の裏路地のピザ
- ピザ、コカ・コーラ
- 道に迷った五郎は、脇道でピザの店を見つける。プレーンのピザに自分で具をトッピングする方式で、Lサイズ(28cm)を注文。サラミとトマトとピーマンをチョイス、さらにアンチョビを追加する。届いたピザをメキシコのタバスコとアメリカのコカ・コーラで食べる。
- 第6話 鳥取県鳥取市鳥取市役所のスラーメン
- 素ラーメン(250円)、鳥取カレー(500円)
- パーティーに出席するため鳥取を訪れた五郎は、鳥取砂丘を観光した後、案内人から紹介された鳥取市役所の食堂を訪れる。最初に案内人が勧めた素ラーメン(うどんのつゆ(関西風)にラーメンの麺を入れたもの)を注文、続けて鳥取カレーを追加する。しかし梨・ラッキョウ・蟹のエキスが入っているという鳥取カレーの味は普通であった。鳥取県鳥取市は作画担当の谷口ジロー氏の出身地である。
- 第7話 東京都世田谷区駒沢公園の煮込み定食
- 煮込み(並:600円)、御飯(並:200円)、漬物(100円)、茶漬け
- 商談を纏めた五郎は、顧客から勧められた煮込み定食専門店『らっぱ』を訪れる。煮込み料理の味も五郎が「原寸大にウマイ」と評するほどで、大満足で食事を終えた。店のメニューにあった茶漬けが気になっていた五郎はその店を再訪するも、茶漬けは市販品のインスタントの茶漬けであった。
- 第8話 東京都文京区東京大学の赤門とエコノミー
- 赤門(ハーフ:330円)、エコノミー(400円)
- 東京大学を訪れた五郎が立ち寄った学生食堂で、食堂の構造やメニュー表記の複雑さに辟易しながらも注文した品。赤門はまろやかな辛さのあんかけ汁無し麺。エコノミーはいわゆる日替わり定食であり、五郎が注文した時は野菜あんのかかった和風カツライスとサラダとみそ汁の組み合わせだった
- 第9話 東京都千代田区有楽町ガード下の韓国料理
- 韓国冷麺+miniチャーシュー丼(1,000円)
- 韓国料理店『まなん』で注文したセットメニュー。前菜としてレンコンのキンピラ、昆布の煮物、キムチが付いてくる。冷麺の麺は硬すぎず細い。チャーシュー丼は上に生卵をかける方式。
- 第10話 東京都渋谷区松濤のブリ照り焼き定食
- ブリ照焼定食(1,000円)、明太子(サービス)
- 鮮魚料理店『魚九』で注文した定食。注文札を取ってから席に着く方式。注文札の裏に書かれた数字が「当たり」だったためサイドメニューから1品サービスとして明太子を選択。定食はご飯とシジミのみそ汁がおかわり自由。定食のおかずはブリの照焼のほか、小鉢のマグロ、大根おろし、ヒジキ(取り放題)が付いてくる。結局ご飯を3杯たいらげた。
- 第11話 東京都千代田区大手町のとんこつラーメンライス
- とんこつラーメン、半ライス×2、サンマの味噌煮の缶詰、替え玉(100円)
- ラーメン屋『太手町ラーメン』で注文した品々。最初はラーメンとライス(200円)を注文するが、昼は替え玉か半ライスがサービスで付くと言われ、ライスを取りやめてサービスの半ライスに変える。半ライス一杯で足りずに半ライスを追加注文した。麺の量を少なく感じて替え玉を注文するも、予想以上の替え玉の量に苦戦し、麺を半分残した。
- 第12話 東京都荒川区日暮里繊維街のハンバーグステーキ
- ハンバーグステーキ(700円)、ライス(大盛り300円)ハムエッグ(600円)、ソーダ水
- 五郎が繊維街で見つけた洋食屋『ニューカクヤ』で注文した品々。他の客が食べている卵が乗ったハンバーグを見て、注文した「ハンバーグステーキ」は卵が乗っておらず、卵が乗るのは50円増しで注文できる「ハンバーグステーキインペリアル」の方であった。どうしても卵が食べたくなった五郎はハムエッグを追加注文し、上に乗っていた卵を半分ハンバーグに乗せて後付けインペリアル化させた。
- 第13話 フランス・パリのアルジェリア料理
- アルジェリア料理、セレクト
- 仕事でフランスを訪れた五郎が、かって小雪と訪れたことがあるアルジェリア食堂を再訪し、注文した品々。席に着くと最初に注文とは別にフランスパンが出てくる。クスクスとケバブを注文したほか、他の客が食べていた料理を英語とジェスチャーを使って注文した。出てきたのはトリッパの煮込み(ハチノス、ニンジン、ジャガイモ、ズッキーニ、レンズ豆)とハリラスープ(トマト、パセリ、羊肉、短いパスタの具入りスープにレモンを絞って飲むもの)セレクトは食事中に購入したジュースで、五郎は「ひねくれたコーラ味」と評した。さらにクスクスの歯ごたえに物足りなさを感じた五郎は、追加でサフランライスを注文している。
書誌情報
- (1997年10月発売) ISBN 4-5940-2137-9
- 文庫版(2000年2月発売) ISBN 4-5940-2856-X
- 新装版(2008年4月22日発売) ISBN 978-4-5940-5644-5
- (2015年9月27日発売) ISBN 978-4-5940-7337-4
テレビドラマ
日本版
孤独のグルメ | |
---|---|
ジャンル | テレビドラマ |
脚本 | 田口佳宏 ほか |
監督 | 溝口憲司 ほか |
出演者 | 松重豊 |
製作 | |
プロデューサー |
川村庄子(テレビ東京) 吉見健士(共同テレビ) |
制作 | テレビ東京 |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
公式ウェブサイト | |
Season1 | |
放送期間 | 2012年1月5日 - 3月22日 |
放送時間 | 木曜日0:43 - 1:13 |
放送分 | 30分 |
回数 | 12 |
Season2 | |
放送期間 | 2012年10月10日 - 12月26日 |
放送時間 | 水曜日23:58 - 翌0:45 |
放送枠 | ソコアゲ★ナイト |
放送分 | 47分 |
回数 | 12 |
Season3 | |
放送期間 | 2013年7月10日 - 9月25日 |
放送時間 | 水曜日23:58 - 翌0:45 |
放送枠 | ソコアゲ★ナイト |
放送分 | 47分 |
回数 | 12 |
Season4 | |
放送期間 | 2014年7月9日 - 9月24日 |
放送時間 | 水曜日23:58 - 翌0:45 |
放送枠 | ソコアゲ★ナイト |
放送分 | 47分 |
回数 | 12 |
Season5 | |
放送期間 | 2015年10月3日 - 12月19日 |
放送時間 | 土曜日0:12 - 0:52 |
放送枠 | ドラマ24 |
放送分 | 40分 |
回数 | 12 |
お正月スペシャル~真冬の北海道・旭川出張編~ (2016年) | |
放送期間 | 2016年1月1日 |
放送時間 | 金曜日23:15 - 翌0:15 |
放送分 | 60分 |
回数 | 1 |
真夏の東北・宮城出張編 | |
放送期間 | 2016年8月3日 |
放送時間 | 水曜日22:00 - 23:08 |
放送分 | 68分 |
回数 | 1 |
2017お正月スペシャル~井之頭五郎の長い一日~ (2017年) | |
放送期間 | 2017年1月2日 |
放送時間 | 月曜日23:20 - 翌0:20 |
放送分 | 60分 |
回数 | 1 |
Season6 | |
放送期間 | 2017年4月8日 - 7月1日 |
放送時間 | 土曜日0:12 - 0:52 |
放送枠 | ドラマ24 |
放送分 | 40分 |
回数 | 12 |
大晦日スペシャル~瀬戸内出張編~ (仮題、2017年) | |
放送期間 | 2017年12月31日 |
放送時間 | 月曜日22:00 - 23:30 |
放送分 | 90分 |
回数 | 1 |
ドラマ |
主演の松重豊は本作が初主演番組である。ドラマ本編に加え、終盤に原作者の久住昌之がその日のドラマに登場した店を実際に訪れるミニコーナー「ふらっとQUSUMI」で構成されている。テレビ東京制作の連続ドラマ作品は近年はほとんどが製作委員会方式を採用しているが、この作品は製作委員会方式ではなく、テレビ東京の単独製作となっている。
制作は共同テレビジョンが担当しており、吉見健士プロデューサーが強く望んで、松重を主役に起用[10]した。久住はSeason1以前にも長嶋一茂を主演としたドラマ化のオファーがあったが断った[11]。ドラマ化の企画は当初フジテレビへ持ち込んだが一蹴され、仕方なくテレビ東京へ持ち込んだ[12]。当初はドラマではなくドキュメンタリーとしての映像化を企画していた[13]。
基本的にあえて原作を使わず、全てドラマオリジナルの話となっている。時間軸は原作より後年の設定で井之頭五郎も経年から性格が原作よりもやや柔和になっているほか、登場する店はすべて実在しているため、基本的に原作のような失敗エピソードは無い[14]。原作での五郎の言動が挿入される演出が度々行われ、Season1第8話のように原作に近いエピソードや、Season1第4話やSeason3第1話のように原作の延長にあるエピソードも存在し、あちこちでドラマ版が原作のやや後年であることを示唆する演出がありSeason3第1話では回想したかのようなセリフが盛り込まれ、Season4第9話は回想の場面はほぼ原作通りの展開である。食事シーンがメインである点は同じだが、原作ではほとんど触れられることのない「本業」である輸入雑貨の購入を検討する顧客とのやり取りが概ね毎回描かれている。
各Seasonの最終話にドラマの中で久住がカメオ出演している[15]。最終話での五郎の締めの台詞も微妙に言い回しは変わっているものの「さあ、明日は浅草だ。何を喰おうか」となっている。Season5最終話に同Seasonでオープニングナレーターを務めた野田圭一がゲスト出演を果たした。紹介される店は関東を中心に大衆食堂など庶民的な店ばかりだが、放送後は「同じものを食べてみたい」と長蛇の列ができるという。店の選定のため、1シーズンにつき150軒程度をスタッフが手分けして回り、同じ店に複数回通った上で撮影オファーを出している[13]。逆に店の側から売り込んでくることも多いが、一軒も採用していない[13]。
番組内で松重演じる井之頭の健啖ぶりが視聴者の食欲を刺激し「夜食テロ」の言葉で人気を博する[16]。当初は成功を不安視して「漫画とは別物」と述べていた久住も、言を訂正して絶賛する仕上がりとなった[17]。松重自身はSeason3で辞するはずだったが、意外にも高齢者たちから「次は何時やるのか?」と言われ自分が必要とされる事がそう無い上に続ける意義が残った事と、人間ドックにも引っかからなかったために現在に至っている[18][19]。BSジャパンでは2013年1月10日からSeason1を遅れネット[20]。有料CSのチャンネル銀河ではSeason1・Season2・Season3を遅れネットしている[21]。
- Season1
- 2012年1月5日から3月22日まで、テレビ東京系で、毎週木曜日0:43 - 1:13の時間帯でテレビドラマ化(以下、特記無き場合は“Season1”と呼称)。
- Season2
- 2012年に『孤独のグルメ Season2』と題した第二期ドラマが10月10日から12月26日まで、Season1同様テレビ東京系にて毎週水曜23:58 - 翌0:45に放送される[22]。放送時間が30分から47分間に拡大される。Season1同様、食事の前にカフェや甘味処に立ち寄り、本編終了後に原作者の久住昌之がドラマで登場した街のグルメを紹介する「ふらっとQUSUMI」も継続される。
- Season2は東京ドラマアウォード2013で、連続ドラマ部門優秀賞を受賞[23]する。
- Season3
- 2013年7月10日から9月25日まで『孤独のグルメ Season3』が放送され[24]、「ふらっとQUSUMI」も継続される。
- Season4
- 2014年7月9日から9月24日まで『孤独のグルメ Season4』が放送され、「ふらっとQUSUMI」も継続される。8月9日にドラマ版初となる1時間特番『孤独のグルメ Season4 特別編! 真夏の博多出張スペシャル』が夕方4時から放送されて五郎が初めて西日本で食事をする[25]。同時期に松重は『HERO』にも出演し、Season3まで1%台の視聴率がSeason4で2%台に上昇した[26]。
- Season5およびお正月スペシャル(2016年)
- 2015年10月3日から12月19日まで『ドラマ24』10周年記念作品として、『孤独のグルメ Season5』を放送[27]する。『ドラマ24』では初めてのテレビ東京単独製作の作品で、枠移動に従い放送時間は47分から40分間になり、「ふらっとQUSUMI」も継続される。
- 第4・5話では五郎がシリーズで初めて海外(台湾)に出張し、同じくシリーズ初となる前後編として異国の地で食事をする[28]。4・5話では後述する台湾版ドラマで「伍郎(ウーラン)」を演じたウィンストン・チャオ(趙文瑄)も出演し、両国の主役が同じ店の飯を食う「夢の共宴」となる。
- 2016年1月1日23時15分 - 翌0時15分にテレビ大阪を除くテレビ東京系列5局と独立局のびわ湖放送とテレビ和歌山で、Season5の“ シメ ”も兼ねた1時間特番『孤独のグルメ お正月スペシャル〜真冬の北海道・旭川出張編』が放送[29][30]される。
- 真夏の東北・宮城出張編
- 『孤独のグルメスペシャル! 真夏の東北・宮城出張編』のタイトルで、2016年8月3日に放送[31]され、視聴率は5.1%(関東地区)[32]である。
- 2017お正月スペシャル〜井之頭五郎の長い一日〜(2017年)
- 2017年1月2日23:20 - 翌0:20に『孤独のグルメお正月スペシャル〜井之頭五郎の長い一日〜』が放送[33]される。
- Season6(2017年)
- 2017年4月8日(7日深夜)から『ドラマ24』枠で、『孤独のグルメ Season6』が放送を開始[34]する。松重は同枠前クール(2017年1月)作品『バイプレイヤーズ 〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら〜』から続けて主演し、同枠で初めて連続主演する。
- 孤独のグルメ 大晦日スペシャル〜瀬戸内出張編〜(仮題 2017年)
- 題名とおり、大晦日である12月31日の22:00 - 23:30に、シリーズ初となる生放送パートも挿入しつつ、いわゆる「紅白歌合戦対抗番組」として同番組の真裏で放送する予定[35]。
キャスト(日本版)
- 井之頭 五郎 - 松重豊
ゲスト(日本版)
本作品での役名は全て劇中クレジットを参照し記載する。
- Season1(2012年)
- Season2(2012年)
- 第二話
- 第三話
- 第四話
- 第五話
- 第六話
- 第七話
- 第八話
- 第九話
- 第十話
- 第十一話
- 第十二話
- ふらっとQUSUMIゲスト(Season2)
- Season3(2013年)
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- 第一話
- 第二話
- 第三話
- 第四話
- 第五話
- 第六話
- 第七話
- 第八話
- 第九話
- 第十話
- 第十一話
- 第十二話
- Season4(2014年)
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- 第一話
- 第二話
- 第三話
- 第四話
- 第五話
-
- 山下 - 徳井優
- 特別編! 真夏の博多出張スペシャル
- 第六話
- 第七話
- 第八話
- 第九話
- 第十話
- 第十一話
- 第十二話
- Season5(2015年)
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- 第一話
- 第二話
- 第三話
- 第四話
- 第五話
-
- 劉真一 - 水間ロン
- 伍郎 - ウィンストン・チャオ(趙文瑄)
- 第六話
- 第七話
- 第八話
- 第九話
- 第十話
- 第十一話
- 第十二話
- お正月スペシャル〜真冬の北海道・旭川出張編〜(2016年)
- Season6(2017年)
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- 第一話
- 第二話
- 第三話
- 第四話
- 第五話
- 第六話
- 第七話
- 第八話
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- 竹内 - 岡田浩暉
- 第九話
- 第十話
- 第十一話
- 第十二話
スタッフ(日本版)
- 原作 - 作・久住昌之[39] / 画・谷口ジロー『孤独のグルメ』(扶桑社刊 / 週刊SPA!)
- 脚本 - 田口佳宏 / 板坂尚(Season1) / 児玉頼子(Season2 - 3、Season5-6)
- 脚本協力 - 田口佳宏
- 音楽 - The Screen Tones(久住昌之、フクムラサトシ、河野文彦、Shake、栗木健、戸田高弘)
- 音楽録音 - 戸田高弘(Season1 - 3) / 田村俊英(Season4)
- 監督 - 溝口憲司 / 宝来忠昭(Season1 - 3) / 井川尊史(Season3 - 4)
- 演出補 - 宝来忠昭、井川尊史、北畑龍一
- タイトルバック
- 「荒野のグルメ」(作曲:久住昌之、フクムラサトシ / Season1 - 2)
- 「孤独のツンドラ」(作曲:久住昌之 / Season3)
- 「Oriental Goro」(作曲:久住昌之 / Season4)
- 「ンマヤ・ンマヤ」(作曲:久住昌之 / Season5)
- 「哀愁のグルメ」(作曲:久住昌之 / Season6)
- オープニングナレーション - 柏木厚志(Season1 - 4)[40] →野田圭一(Season5 - )
- ナレーター - 植草朋樹[41](テレビ東京アナウンサー)
- オープニングCG - GASP
- 音響効果 - 金子寛史(フローレス)
- キャスティング協力 - 高柳亮博(Season4)
- 編成 - 井関勇人(Season1 - 2) / 反町豊(Season3 - 4)
- プロデューサー - 川村庄子、吉見健士(共同テレビ) / 阿部真士(Season2) / 菊池武博(Season4)
- チーフプロデューサー - 山鹿達也(Season5)
- AP - 鈴木美奈子(Season4)
- AD - 村上遥香(Season1 - 2) / 田端綾子、北尾賢人(Season3) / 山下未於、李受眞(Season4)
- 制作協力 - 共同テレビ
- 製作著作 - テレビ東京
楽曲
- オープニングテーマ
- 「JIRO'sTitle」(作曲:久住昌之)
- ドラマ本編エンディング曲
- 松重“五郎”豊のテーマ 「STAY ALONE」(作曲:久住昌之、フクムラサトシ)
- エンディングテーマ
- 「五郎の12PM」(作曲:久住昌之 歌:伝美)
放送日程
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ネット局と放送時間
- Season1
放送対象地域 放送局 系列 放送日時 放送期間 備考 関東広域圏 テレビ東京(TX) テレビ東京系列 木曜 0:43 - 1:13(水曜深夜) 2012年1月5日 - 3月22日 制作局 北海道 テレビ北海道(TVh) 同時ネット 福岡県 TVQ九州放送(TVQ) 2012年1月12日 - 3月22日 第2話まで遅れネット(後述)
第3話以降同時ネット岡山県・香川県 テレビせとうち(TSC) 金曜 15:00 - 15:30 2012年10月5日 - 12月28日 愛知県 テレビ愛知(TVA) 金曜 1:00 - 1:30(木曜深夜) 2013年1月11日 - 3月29日 大阪府 テレビ大阪(TVO) 土曜 11:03 - 11:30 2016年4月2日 - 6月25日 本放送実施済みのテレビ東京系列5局でも、テレビ東京発の再放送として同時放送
テレビ大阪のみ、本放送が2015年度以前に実施されていなかったため、本放送扱いでの放送
- ※TVQでは第1話はテレビ東京と同時刻放送であるも遅れネット、第2話を1月18日水曜0:53 - 1:23(火曜深夜)に遅れ放送し、第3話以降は同時ネットとなっている。
- ※テレビ東京系列の置局がない県域民放局における系列外ネットは多くの地域で別途実施されている。
- Season2 - 4
- 「ソコアゲ★ナイト」を参照
- Season1同様、テレビ東京系列の置局がない県域民放局における系列外ネットは多くの地域で別途実施されている。
- Season5 - 6
- 「ドラマ24」を参照
中国版
孤独的美食家台湾版 (台湾版『孤独のグルメ』) | |
---|---|
ジャンル | ウェブドラマ |
脚本 |
朱璐莎 謝淑芳 |
監督 | 江豊宏 |
出演者 | ウィンストン・チャオ ほか |
オープニング | コアラ・リォ『Oh! Let it be』 |
エンディング | ビクター・ウォン『一個人不一定不快楽』 |
製作 | |
プロデューサー | 黄宥驊 |
制作 |
三匠影視 阿里数娯 北京派睿莱斯文化伝媒公司 Youku Tudou 天猫魔盒 (放送ウェブ) |
放送 | |
放送国・地域 | 中国 |
放送分 | 30分 |
Youku 公式ウェブサイト | |
Season1 台湾編 | |
放送期間 | 2015年5月28日 - 8月13日 |
放送分 | 30分 |
回数 | 12 |
ドラマ |
台湾版『孤独のグルメ』 | |
---|---|
各種表記 | |
繁体字: | 孤獨的美食家中國版 |
簡体字: | 孤独的美食家中国版 |
拼音: | Gūdú dì měishíjiā zhōngguó bǎn |
注音符号: | ㄍㄨ ㄉㄨˊ ㄉㄜ˙ ㄇㄟˇ ㄕˊ ㄐㄧㄚ ㄓㄨㄥ ㄍㄨㄛˊ ㄅㄢˇ |
発音: | グーヅーディー メーシージャー ヂョングォバン |
英文: | Lonely Gourmet |
キャスト(中国版)
ゲスト(中国版)
- 第1話(ジャズ・トリオ)
- 第2話(スケジュールに従って老人)
- 第3話(千金方)
- 第4話(パパのチャーハン)
- 第5話(タピオカ‧ミルクティー)
- 第6話(成長のインプリント)
- 第7話(スポットライトの下で夢)
- 第8話(宛先不明)
- 第9話(古くない情)
- 第10話(トマトとコーヒー)
- 第11話(グルメのビデオ)
- 第12話(永遠の友達)
- その他
-
- 小美(シァオメイ) - 傅小芸(フィオン・フー)
アプリ配信アニメ
この節には放送または配信開始前の番組に関する記述があります。 |
スマートフォン向け配信アプリケーション「タテアニメ」で2017年11月29日よりWebアニメを配信。2017年10月13日、および11月15日、22日には監督インタビューの特番を配信[47]。 内容は原作に沿っているが、一部のシーンがカットされ、料理の詳細な説明が省かれている。
キャスト(タテアニメ)
- 井之頭五郎 - 堀内賢雄
スタッフ(タテアニメ)
- 監督 - 黄瀬和哉
関連商品
ドラマCD
2009年9月26日、キャラアニからドラマCDが発売された[48]。井之頭役は小山力也が演じている。第1話、第4話、第5話、第16話、第3話、第12話(公式通販サイトでの「収録内容」掲載順)に加え、ボーナス・トラックとして小山が自身の当たり役であるジャック・バウアーのノリで第1話を演じる「スペシャル・アレンジ・ヴァージョン」(公式通販サイトより)も収録されている。加えて音楽は原作者である久住がオリジナルの楽曲を製作・演奏し、ジャケットは谷口による描き下ろしである。
2010年3月27日、ドラマCDのvol.2が発売された[49]。井之頭役はvol.1同様小山力也である。第11話、第18話、第10話、第15話、第2話、第8話、第2話スペシャル・アレンジ・ヴァージョン、および久住によるテーマソングと一人芝居が収録されている。
サウンドトラック
2012年5月20日、レコードレーベル・地底レコードからテレビドラマ版のオリジナルサウンドトラック「孤独のグルメ」発売[50]。テレビドラマ版の音楽を担当した「The Screen Tones」が制作しており、原作者の久住もメンバーの一員である[51]。2012年11月に音楽配信サイトのOTOTOYで同サウンドトラックを配信開始[52][53]。iTunesでの配信は2013年3〜4月頃に開始[53]。全43曲で、劇中にて数十秒しか使われなかった効果音や背景音楽などをフルバージョンに仕立て上げ、ソロやボーカル音を加えるなどのアレンジを行っている。
楽曲はJASRAC非登録曲である。楽曲の使用は版権元である地底レコードの許諾が必要。2015年現在、連絡さえもらえれば、選挙運動での利用、アダルトビデオや社会のモラルに反する作品への利用を除けば、利用許諾を行っている[54]。
映像ソフト
テレビドラマ版「Season1」のDVD-BOXが2012年5月16日に発売され、Blu-ray BOXが2013年2月20日に発売[55]。DVDレンタルが2012年5月16日に開始[56]。
テレビドラマ版「Season2」のDVD-BOXとBlu-ray BOXが2013年3月20日に発売され[57]。DVDレンタルが2013年3月20日に開始[58]。
アプリケーション
- 孤独のグルメタイピング
- ゲームゲートより2012年12月5日からAndroid端末用のアプリケーション[59]、2013年9月4日からiOS端末用のアプリケーション、の利用をそれぞれ開始した[60]。無料のアプリであるがアイテム課金制となっている。テレビドラマ「孤独のグルメSeason2」の主人公・井之頭五郎の数々の名言を制限時間内にフリック入力してタイムを競い、名言をコレクションするフリックゲームで、アプリ内にある各エピソードが実際のテレビドラマの内容となっており、出題された名言を打ち込んでクリアしていく。クリアすると名言がコレクションができ、コレクションした名言はいつでも再生できる。アプリにテレビドラマ「孤独のグルメ」の楽曲も使用されている。
- 孤独のカメラ
- BookLiveより2013年8月30日からiOS端末用のアプリケーションを利用開始した[61]。無料のアプリである。漫画「孤独のグルメ」のキャラクターや名台詞をデコレーション用フレームとして収録していて写真に合成できる。原作漫画モチーフの撮影用フレームを14種類収録。撮影時にフレームを反映させたり、撮影済みの写真にフレームを追加適用することができる。作成した写真は、カメラロールに保存したり、Facebook、Twitter、LINEへの投稿が可能。
アクションフィギュア
マックスファクトリーからアクションフィギュア「figma井之頭五郎」が発売された。
通常版の「並盛りver.」と、第1話に出てきた「ぶた肉いため」、「とん汁」、「机」、「パイプいす」といった付属物を追加した豪華版の「大盛りver.」の2種類が同時発売される[62][63]。
ムック本
- 『孤独のグルメ 巡礼ガイド』(扶桑社)
- 2014年7月24日発売の公式ガイド。ドラマ劇中(Season1 - 3)で五郎が訪れた飲食店の中から約30件が掲載されている。原作者の久住や五郎を演じた松重のインタビュー記事なども掲載している[64]。
- ISBN 978-4594609221
- 『孤独のドラめし』(NEXCO)
- NEXCO東日本が、管内の154カ所のサービスエリア、パーキングエリアで『「孤独のグルメ」巡礼ガイド 番外編』として2015年1月25日より配布する。全16ページ。
- 「井之頭五郎が仕事の合間に立ち寄ったサービスエリア、パーキングエリアで休息を取り、空腹を満たすために食べた」という設定で、料理の写真と井之頭五郎のコメントが添えられている[65]。
カプセルトイ
2014年10月、タカラトミーアーツよりカプセルトイ発売。ドラマ版の五郎(松重)の似顔絵などが描かれたストラップやキーホルダーなど、全6種類[66]。
ストリーミング配信
- 2015年3月20日よりニコニコ動画のストリーミングサービス、「ニコニコ生放送」で全シリーズを48時間ストリーミング一挙配信を開始。[67]
- 3/21(土)0時〜 3/22(日)24時 孤独のグルメSeason1
- 3/25(水)0時〜 3/26(木)24時 孤独のグルメSeason2
- 3/27(金)0時〜 3/28(土)24時 孤独のグルメSeason3
- 3/29(日)0時〜 3/30(月)24時 孤独のグルメSeason4
脚注
- ^ 孤独のグルメ【番外編】行列のできる店のラーメン 和歌山 贅沢特濃スープ | 日刊SPA!
- ^ a b c d e f g h i j “変わる食:「孤独のグルメ」 みんなおなかがすく そこを面白おかしく”. 毎日新聞 (2015年1月26日). 2015年4月20日閲覧。
- ^ 朝日新聞2007年11月25日の記事より。文庫版は2013年2月の時点で47刷を数え、帯に「単行本&文庫 累計35万部突破」と記されている。
- ^ “「孤独のグルメ」18年ぶりの新刊が9月に発売!10月からはドラマ新シーズン”. コミックナタリー (2015年8月25日). 2015年9月26日閲覧。
- ^ 訃報:谷口ジローさん69歳=漫画家「孤独のグルメ」,毎日新聞,2017年2月11日
- ^ [1]
- ^ [2]
- ^ [3]
- ^ “NEXCO東日本と漫画「孤独のグルメ」が初のコラボレーション!ドライバー向け巡礼ガイド「孤独のドラめし」を配付!特設WEBサイトもオープン!”. 東日本高速道路株式会社 (2015年1月26日). 2015年9月26日閲覧。
- ^ ドラマ「孤独のグルメ」Pが語る 松重豊を五郎役に決めたワケ、日刊ゲンダイ、2015年9月30日、2015年10月1日閲覧。
- ^ 2010年2月4日19:10のツイート - 久住昌之 @qusumi 2010年2月4日
- ^ 「孤独のグルメ」はフジでボツに テレ東躍進はロケ率にあり - 日刊ゲンダイ
- ^ a b c 孤独のグルメ プロデューサーが語るヒットの裏側 "葛藤"と"挑戦"も - 毎日新聞・2016年1月1日
- ^ Season1第11話のように食事中に絡まれたり、Season3第12話のように食べ物自体は美味しかったが、目的としていたものが食べられず愕然とすることはあった。
- ^ “ドラマ「孤独のグルメ Season6」最終回に悲しみの声続出 最終回は居酒屋メニューが登場”. ダ・ヴィンチニュース. KADOKAWA (2017年7月4日). 2017年7月6日閲覧。
- ^ またまた“夜食テロ”に襲われる!? 深夜ドラマ「孤独のグルメ」第3シーズン、7/10から
- ^ 原作者・久住昌之に聞く『孤独のグルメ』の"つぼ"
- ^ 朝日新聞2014年8月16日朝刊、beテレビ「孤独のグルメ Season4に出演 松重豊」より。
- ^ 『週刊文春』2014年9月18日号 p.51 ”顔芸“で俄然注目 「HERO」躍進の陰の立役者・松重豊
- ^ 「孤独のグルメ」が2013年1月10日(木)〜 BSジャパンで放送されます! - 孤独のグルメ(テレビ東京) 2012年12月27日
- ^ チャンネル銀河HP 「孤独のグルメ」番組紹介
- ^ 孤独のグルメSeason2 - 孤独のグルメSeason2(テレビ東京) 2012年9月29日
- ^ “『あまちゃん』7冠! 東京ドラマアウォード2013授賞式”. オリコンスタイル. オリコン (2013年10月22日). 2013年10月27日閲覧。
- ^ “孤独のグルメ : 実写ドラマ早くも“Season3”へ 主演・松重豊「過剰に期待しないで」”. 毎日新聞デジタル. (2013年5月24日)
- ^ オリコンスタイル (2014年7月23日). “『孤独のグルメ』が博多に出張 松重豊、故郷でノリノリ収録”. 2014年7月23日閲覧。
- ^ 『週刊文春』2014年9月18日号 p.51 “顔芸”で俄然注目 「HERO」躍進の陰の立役者・松重豊
- ^ 「孤独のグルメ」シーズン5放送決定!五郎、海外へ ウォーカープラス 2015年8月25日閲覧。
- ^ テレビ東京「孤独のグルメ Season5」公式サイト (2015年10月7日). “初の海外出張先は台湾!2話にわたり異国情緒溢れる料理の数々を食す”. 2015年10月7日閲覧。
- ^ “孤独のグルメ:元日SPが決定 極寒の北海道・旭川で五郎が食べまくる!”. まんたんウェブ(毎日新聞デジタル). (2015年12月10日)
- ^ ドラマ『孤独のグルメ』正月SPが元日に放送、舞台は旭川 CINRA.NET 2015年12月13日閲覧。
- ^ “『孤独のグルメ』宮城編8・3 放送 ゲストは向井理ら”. ORICON STYLE. (2016年7月19日) 2016年7月19日閲覧。
- ^ “「孤独のグルメ」松重豊の食べっぷりで5.1%”. 日刊スポーツ. (2016年8月4日). オリジナルの2016年8月7日時点におけるアーカイブ。 2016年8月7日閲覧。。
- ^ [『孤独のグルメお正月SP』1・2放送決定 東京グルメを堪能 http://www.oricon.co.jp/news/2082319/full/] ORICON STYLE 2016年12月1日発行、同日閲覧。
- ^ “『孤独のグルメ』4・7スタート 原作の漫画家・谷口ジローさんを追悼”. ORICON STYLE. (2017年3月1日) 2017年3月1日閲覧。
- ^ “テレ東 大みそかに「孤独のグルメ」 松重“自虐”「この時間捨てた」”. スポーツニッポン. (2017年11月21日) 2017年11月21日閲覧。
- ^ Shake、戸田高弘は欠席。
- ^ 一富大将本人がドラマ本編に出演。
- ^ テレビ東京HP内「読むテレ東」2017年5月5日分記事
- ^ 劇中にも登場している。久住さん(立ち喰いそばさとう客〈Season2第12話〉)(いわし料理だるまや客〈Season3第12話〉)(居酒屋さいき客〈Season4第12話〉)
- ^ 劇中にも登場している。つくねピーマンを頼んだ客(Season1第1話) / 五郎の隣に座った客(Season1第10話) / 三ちゃん食堂の客(Season2第1話) / おでん屋の店主(Season2第6話) / 大衆割烹田やの中年客1(Season2第10話) / うどん屋客(Season4特別編)。2014年11月3日に死去、45歳没。
- ^ ふらっとQUSUMIナレーション / 劇中にも登場している。滝山 (声)(Season2第9話)。
- ^ 『週刊ザテレビジョン2012 No.19』、角川マガジンズ、27頁、2012年9月3日閲覧。
- ^ 『週刊ザテレビジョン2013 No.7』、角川マガジンズ、33頁、2013年3月14日閲覧。
- ^ 「発表! 第82回ドラマアカデミー賞」『ザテレビジョン関西版』第20巻46号(2014年11月21日号)、KADOKAWA、10頁。
- ^ この回は「ふらっとQUSUMI」のコーナーなし。
- ^ 台湾版「孤独のグルメ」が台北でロケ - 人民網日本語版
- ^ アニメ「孤独のグルメ」井之頭五郎役に堀内賢雄! 監督は黄瀬和哉アニメ!アニメ! 2017年10月12日
- ^ CADC-0013 ドラマCD 孤独のグルメ - キャラアニ.com
- ^ CADC-0031 孤独のグルメ ドラマCD vol.2 - キャラアニ.com
- ^ 久住昌之’スクリーントーンズ「孤独のグルメ」発売開始 - 地底レコード 2012年5月20日
- ^ B54F スクリーントーンズ(THE SCREENTONES) 孤独のグルメ/O・S・T - 地底レコード 2012年7月4日
- ^ スクリーントーンズ「孤独のグルメ」O.S.T. - OTOTOY
- ^ a b 地底レコードCD配信開始!! - 地底レコード 2012年11月27日
- ^ “孤独のグルメ他の著作権について”. 地底レコード (2015年1月26日). 2015年4月20日閲覧。
- ^ 孤独のグルメ DVD-BOX / Blu-ray BOX - ポニーキャニオン
- ^ 孤独のグルメ 1 / 2 / 3 - ポニーキャニオン
- ^ 孤独のグルメ Season2 DVD-BOX / Blu-ray BOX - ポニーキャニオン
- ^ 孤独のグルメ Season2 レンタル(1) / (2) / (3) - ポニーキャニオン
- ^ “Android「孤独のグルメタイピング」配信”. GAME Watch (2012年12月5日). 2015年12月12日閲覧。
- ^ “iPhoneアプリ『孤独のグルメタイピング』が配信開始。テレビ東京大ヒットドラマ「孤独のグルメ」の名言が蘇る!”. Gpara.com (2013年9月4日). 2015年12月12日閲覧。
- ^ “「孤独のグルメ」の合成写真が作れる無料カメラアプリ「孤独のカメラ」”. Internet Watch (2013年8月30日). 2015年12月12日閲覧。
- ^ ねとらぼ:「孤独のグルメ」の五郎ちゃんといつも一緒、「figma井之頭五郎」爆誕
- ^ 【特別企画】コミック「孤独のグルメ」の主人公がアクションフィギュア“figma”に! - GAME Watch
- ^ “多くの胃袋を刺激した“夜食テロ”ドラマ『孤独のグルメ』初の公式ガイド!”. 日経トレンディネット (2014年9月3日). 2015年2月18日閲覧。
- ^ ““ドラ飯”そういうのもあるのか NEXCO東日本で「孤独のグルメ」巡礼ガイド番外編「孤独のドラめし」配布”. ねとらぼ (2015年1月27日). 2015年2月18日閲覧。
- ^ タカラトミーアーツ 商品詳細情報「タイムカプセル・孤独のグルメ」
- ^ 孤独のグルメSeason1-4 一挙放送プロモーション特設サイト
外部リンク
- 孤独のグルメ - テレビ東京
- 孤独のグルメ (@tx_kodokugurume) - X(旧Twitter)
- 孤独のグルメ (kodokugurume) - Facebook
- 孤独のグルメ - 新浪微博(簡体字中国語)(孤独的美食家)
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