いすみ市

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いすみし
いすみ市
大原海水浴場千葉ねじ式 124.jpg
Flag of Isumi Chiba.JPG
いすみ市旗
Symbol of Isumi Chiba.svg
いすみ市章
2005年12月5日制定
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 千葉県
団体コード 12238-6
面積 157.51km²
総人口 38,942
推計人口、2014年10月1日)
人口密度 247人/km²
隣接自治体 勝浦市
長生郡一宮町睦沢町
夷隅郡大多喜町御宿町
いすみ市役所
所在地 298-8501
千葉県いすみ市大原7400-1
北緯35度15分14.1秒東経140度23分6.7秒
いすみ市役所本庁舎
外部リンク いすみ市ポータルサイト

いすみ市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

 表示ノート編集履歴 ウィキプロジェクト

いすみ市(いすみし)は、千葉県房総半島南部に位置する茂原市への通勤率は10.2%(平成22年国勢調査)。

概要[編集]

平成の大合併によって2005年12月5日夷隅郡夷隅町大原町岬町合併し、千葉県内34番目の市として誕生。千葉県内において名前に平仮名を用いた市町村はいすみ市が初であり、唯一の存在。

地理[編集]

千葉県の房総半島東部に位置し、当市内を夷隅川と支流の落合川・桑田川が流れる。穏やかな起伏の丘陵地の谷津には水田が見られる。

北東部には九十九里平野の南端に位置する太東岬があり、ここで九十九里浜は終わる。これより南方は、少しずつ丘陵地になっている。北東部では、稲作と合わせて梨栽培をする兼業農家も見られる。南西部はなだらかな房総丘陵に連なっている。中央部には溜池や河川水を利用した水田が広がる。南部では、特に国道128号沿線から海岸まで丘陵地が続き、磯海岸になっている。

地下資源としては世界有数のヨウ素があり西部では、天然ガスも含めて日宝化学合同資源産業などがかん水から採掘を行っている。

用水は、地下水に乏しく、夷隅川など天水に頼らなければならない。

交通は、半島東部に位置するため、外房有料道路の市内への延長や東京湾横断道路へのアクセスなど望まれる。観光シーズンの国道128号線の渋滞は市民生活にも影響を与える。 夷隅地区では、茂原駅へのアクセスに運行されるバスの本数に利便性が乏しく、外房線から離れた市の西部では、路線バスの廃線などで、過疎化が進行している。

大原駅から千葉駅までは、各駅で所要時間65分程度、特急で蘇我駅までが40分、東京駅まで1時間10分である。

隣接する自治体[編集]

現在の住所表記[編集]

旧大原町および旧夷隅町は現在、「いすみ市」となるが、旧岬町(みさきまち)は「いすみ市岬町(みさきちょう)」となる。

  • 夷隅郡大原町○○ → いすみ市○○
  • 夷隅郡夷隅町○○ → いすみ市○○
  • 夷隅郡岬町○○  → いすみ市岬町○○

歴史[編集]

沿革[編集]

行政区域変遷[編集]

  • 変遷の年表
  • 変遷表

人口[編集]

Demography12238.svg
いすみ市と全国の年齢別人口分布(2005年) いすみ市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― いすみ市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
いすみ市(に相当する地域)の人口の推移
1970年 43,112人
1975年 43,100人
1980年 42,816人
1985年 43,453人
1990年 43,431人
1995年 43,547人
2000年 42,835人
2005年 42,305人
2010年 40,969人
総務省統計局 国勢調査より

行政[編集]

市長[編集]

  • 太田 洋(おおた ひろし) 2005年(平成16年)12月25日 - 現職(2期目)
    (旧岬町長)

市役所[編集]

  • いすみ市役所
    • 本庁舎 (旧大原町役場)
      千葉県いすみ市大原7400-1
    • 夷隅庁舎 (旧夷隅町役場)
      千葉県いすみ市国府台1524-1
    • 岬庁舎 (旧岬町役場)
      千葉県いすみ市岬町長者549

警察[編集]

消防[編集]

その他[編集]

  • 千葉地方法務局いすみ出張所
  • ハローワーク大原(茂原公共職業安定所いすみ支所)
  • 夷隅地域整備センター
  • 夷隅農林振興センター
  • 南部漁港事務所大原支所

経済[編集]

当市内の国道128号沿線にはスーパーセンター(ベイシア)、ホームセンターカインズホーム)、家電量販店ケーズデンキ)などが出店し、夷隅郡市における経済の中心地となっている。これは、平地が少ない夷隅郡市北西部や南部に比べ、いすみ市の国道128号線沿線は比較的平地が広く、大型店が出店しやすいためと思われる。

産業[編集]

  • 農業
  • 漁業
    • 夷隅川水系では川魚の放流も行われている。
    • 岬地区の太東漁港と大原地区の大原漁港などは「夷隅東部漁業協同組合」を形成しており、漁協別のイセエビ水揚げ量が日本一となっている。

姉妹・友好都市[編集]

旧夷隅町、旧大原町、旧岬町の姉妹・友好都市は、いすみ市に引き継がれる。

国内[編集]

旧岬町と旧南魚沼郡大和町との間で友好親善町の締結。
旧大原町と長野原町との間で交流都市の提携。

海外[編集]

  • アメリカ合衆国の旗 ウォパン市(アメリカ合衆国ウィスコンシン州
    1995年8月29日、旧夷隅町とウォパン市との姉妹都市提携に関する同意書を交換し、文化、教育に関する交流を開始した。きっかけは、1991年に夷隅町立国吉中学校(当時)とウォパン市立ウォパン中学校が姉妹校の提携をし、両校の間で文通や絵画の交換を行い、相互に理解と親善を深めた事から始まり、姉妹都市提携の機運が高まった事から実現された。
  • アメリカ合衆国の旗 ダルース市(アメリカ合衆国・ミネソタ州
    1990年10月3日、旧大原町とダルース市は、平和の梵鐘)が機縁となり姉妹都市同意議定書を結んだ。きっかけとなった平和の鐘とは、かつて大原町寄瀬地区の長栄寺にあった梵鐘で、太平洋戦争中に軍用物資製造用材料として供出されたものの、使用されないうちに終戦を迎え、1946年に米軍によりアメリカ本土に渡り、ダルース市の市長室に飾られていた。その後、この梵鐘について返還の陳情を行ったところ、大原町に返還されることになり、1954年に米国海空軍の協力で再び太平洋を渡って大原町に戻り、当時の大原町長であった土屋幸正によって“日米親善平和の鐘”と命名された。

教育[編集]

小学校[編集]

  • 大原地区
  • 夷隅地区
    • いすみ市立国吉小学校
    • いすみ市立千町小学校
    • いすみ市立中川小学校
  • 岬地区
    • いすみ市立太東小学校
    • いすみ市立長者小学校
    • いすみ市立中根小学校
    • いすみ市立古沢小学校

中学校[編集]

高校[編集]

特別支援学校[編集]

その他[編集]

  • いすみ市郷土資料館
  • いすみ市水彩ギャラリー
    • 全国でも珍しい水彩画だけのギャラリー。

公共施設[編集]

文化施設[編集]

  • 夷隅文化会館
  • 大原文化センター
  • 岬ふれあい会館文化センター

公民館[編集]

  • 夷隅公民館(夷隅文化会館内)
  • 大原公民館(大原文化センター内)
  • 岬公民館

交通[編集]

鉄道路線[編集]



路線バス[編集]

以前は小湊鐵道千葉中央バス都自動車の路線が市内域を運行していたが、現在では純然たる民営の路線バスは市内では運行されていない。

道路[編集]

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

八幡岬と八幡岬から見る海岸線

祭事・催事[編集]

名所・旧跡[編集]

観光スポット[編集]

  • 鵜之島
  • 椿公園
  • 童謡の里
  • 椿の里
  • 源氏ぼたるの里
  • 太東海浜植物群落
  • トンボの沼
  • 海水浴場
    • 太東海水浴場
    • 大原海水浴場

出身有名人[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 大原町史編さん委員会編『大原町史 通史編』、大原町、1993年より
  2. ^ 岬町『岬町史』、岬町、1983年より
  3. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 12 千葉県』、角川書店、1984年 ISBN 4040011201より

外部リンク[編集]