請願

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請願(せいがん)とはこいねがうことである。また、法律用語においては地方公共団体に意見や要望、苦情の要請を行う事で、特に日本国憲法第16条に記された公務員の罷免や法律制定あるいは、改廃または損害請求する事を示す。後者については請願権を参照。

形式としては書類の形をとり、多数の人々に署名されたものだが、現在では口頭や電子メールで請願することもある。日本では、一般的な方法についてを請願法が定めており、住所および氏名を記して、所轄の官公庁に書面で提出しなければならないことになっている。

陳情[編集]

請願のうち、実情を一切打ち明ける事を陳情(ちんじょう)といい、政治用語としては、ある問題についての決定権をもつ上位の者に実情を説明することをいい、特に、国会官公庁に実情を述べ、善処を要請することという意味で使う。これは、日本特有の請願の形式といえる。

なお、地方議会では、議員の紹介のあるものを請願、ないものを陳情と称し、原則として同様に扱うことがある。

嘆願[編集]

詳しい事情を一切打ち明け一心に同情心に訴えるように嘆き願う事を嘆願(たんがん)(または、懇願哀訴哀願)という。これらは、国や地方自治体といった国家機関ではない法人個人に対して特に、通常では不可能である事を頼むと言ったニュアンスが多い。また、何らかの処分を受ける物に似対しての軽減または重罰にしてもらおうとすることも嘆願という。いずれにしろ、相手の同情心に訴えるため、客観的に見ると妥当とは言い難いものである。

関連項目[編集]

関連書籍[編集]

  • 中島正郎 『請願・陳情ガイドブック』 ぎょうせい、1992年。