芝山町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
しばやままち
芝山町
Danotukanisikohun1.JPG
Flag of Shibayama Chiba.JPG
円型は合併の和と結束とを示し、4枚の翼は町の飛躍を表わしています。
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 千葉県
山武郡
団体コード 12409-5
面積 43.47 km²
総人口 7,460
推計人口、2014年11月1日)
人口密度 172人/km²
隣接自治体 成田市富里市山武市
山武郡横芝光町香取郡多古町
町の木 ヤマザクラ
芝山町役場
所在地 289-1624
千葉県山武郡芝山町小池992
北緯35度41分34.9秒東経140度24分51.4秒
Shibayama Town Office.JPG
外部リンク 芝山町公式ホームページ

芝山町位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

 表示ノート編集履歴 ウィキプロジェクト
芝山町

芝山町(しばやままち)は、千葉県山武郡にあるである。国の構造改革特別区域法に基づき2003年4月21日国際空港特区に認定された。成田市への通勤率は18.6%(平成22年国勢調査)。

地理[編集]

成田国際空港(成田空港)の南側に位置し、一部空港用地が町内にかかっている。芝山町は町域のほとんどが成田空港を離着陸する航空機の航路の真下に位置し、航空機の高度が低い場所であるため、成田空港周辺市町村の中でも最も騒音被害の大きい地域である。成田市に次いで空港反対同盟の活動の拠点になっている。

町域全体が丘陵地帯で、住民には農業従事者が多い。

隣接する自治体[編集]

歴史[編集]

  • 5世紀から7世紀ごろまで作られた古墳群があり、埴輪などが多数出土している。この頃の芝山町周辺の様子については分からないことの方が多い。
  • 「芝山」の由来は町の南部にある天台宗の寺院「芝山仁王尊」による。芝山仁王尊の建立は奈良時代前期と伝えられている。
  • 芝山仁王尊は江戸時代まで成田市の成田山新勝寺と信者を2分するほどの隆盛を誇っていた。現在の総武本線に相当する東京東部から千葉県東総地域への鉄道設置の計画段階では、芝山を経由して芝山仁王尊への参拝客の利用を見込んだプランもあった。またその後、1920年代には東京成芝電鉄が計画されるも、結局未成線として終わっている。成田山と決定的に参拝客の差が生じたのは、成田に鉄道が建設された20世紀初頭以降の事である。

近世[編集]

成田国際空港関連の詳しい歴史に関しては成田空港の歴史の項目を参照。

行政区域変遷[編集]

  • 変遷の年表
  • 変遷表

人口[編集]

Demography12409.svg
芝山町と全国の年齢別人口分布(2005年) 芝山町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 芝山町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
芝山町(に相当する地域)の人口の推移
1970年 8,198人
1975年 7,873人
1980年 7,971人
1985年 8,331人
1990年 8,347人
1995年 8,517人
2000年 8,401人
2005年 8,389人
2010年 7,922人
総務省統計局 国勢調査より

行政[編集]

  • 町長 相川勝重

経済[編集]

芝山町は空港に隣接しているため、臨空工業団地(芝山第2工業団地、空港南部工業団地)などに多くの企業が進出しており、国の構造改革特別区域法に基づく国際空港特区の一端を担っている。また、その波及効果も大きく、町内はもとより周辺市町村への雇用拡大や、平成16年度より固定資産税収入の増収により、芝山町は普通交付税不交付団体(財源超過団体)になり、財政の健全化にも貢献している。

第一次産業[編集]

農業従事者が多く、人口の30%程度を占めている。近年スイカと花きの出荷が増加。後者に関しては、成田空港から海外に輸出されるものも多い。

第二次産業[編集]

町内には芝山(向野地区・千葉県企業庁)(木崎地区・千葉県まちづくり公社)、第2芝山(千葉県企業庁)、空港南部(千葉県企業庁)の3つの工業団地がある。芝山工業団地内にある日本オーチス・エレベータのエレベータの試験塔、芝山テストタワー(高さ:154.2m、地上:39階建て)が目立つ。また、現在も物流団地の拡大が続けられている。

第三次産業[編集]

空港施設そのものはほとんどが成田市域にあり、騒音被害に見合うだけの収入がないと言う不満の声も聞かれる。

町内の主な物流拠点

地域[編集]

教育[編集]

中学校[編集]

  • 芝山町立芝山中学校

小学校[編集]

  • 芝山町立芝山小学校
  • 芝山町立東小学校
  • 芝山町立菱田小学校

専修学校[編集]

交通[編集]

空港[編集]

鉄道[編集]

路線バス[編集]

空港シャトルバス[編集]

  • 横芝屋形海岸・蓮沼・松尾・芝山千代田駅 - 成田空港(千葉交通)

高速バス[編集]

  • 東京駅八重洲南口 - 芝山千代田駅・八日市場駅・匝瑳市役所(JRバス関東、千葉交通)

道路[編集]

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

芝山仁王尊観音教寺
江戸時代、成田山新勝寺(成田不動)と共に民間信仰を集め、親しまれてきた。781年の創建を伝える天台宗の古刹である。仁王門に安置され、厄除け、火事、泥棒除けの利益があるという仁王像と、本尊厄除十一面観世音菩薩で知られている。境内の三重塔は千葉県の有形文化財に指定されている。
航空科学博物館
日本の航空機の歴史や技術、現状が、一目でわかる日本初の航空博物館。館内には、日本で初めて飛行が行われた、アンリ・ファルマン複葉機の原寸大模型、や実物の航空機のエンジンが展示されている他、フライト・シミュレーター装置による搭乗体験ができる。5階の360度パノラマ展望台からは、成田国際空港を離着陸する航空機を間近に見る事が出来る。また、屋外展示場には、戦後初の国産型旅客機「YS-11試作1号機」も展示されている。
芝山公園
15haの園内に、梅の花木園、芝生園など、落ち着いた雰囲気の公園。また、千葉県の有形文化財に指定されている江戸時代の農家(旧藪家住宅)が移築され、休憩施設、野球場、ミニアスレチックなどの施設があり、休日や祝日には家族連れで賑わっている。
芝山古墳・はにわ博物館
芝山公園内にあり、県内、九十九里地方から出土した埴輪や古墳時代(3世紀末〜7世紀)の考古遺跡が展示されている。館内は、県内や関東地方の古墳文化のおおよそを写真や解説図で理解することができ、古墳時代の遺跡と暮らしがぶりがわかるように、古墳や住居跡から出土した遺物を展示している。
はにわ祭
1982年から毎年11月第2日曜日に開催。
サテライト成田・f-keiba成田
2008年7月にオープンした競輪場外車券売場2012年7月には構内に場外勝馬投票券発売所もオープンしている。

脚注[編集]

  1. ^ 朝日新聞-「頭にきて眠れず」森田知事 (2009.10)
    かつて反対同盟熱田派の一員で、国とシンポジウムを通じて話し合った経験を持つ副会長の相川勝重・芝山町長は~
  2. ^ 全国町村会-地域と空港と「真の共栄」を目指して~千葉県芝山町長・相川勝重(全国町村会)
  3. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 12 千葉県』、角川書店、1984年 ISBN 4040011201より

外部リンク[編集]