勝浦市

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かつうらし
勝浦市
Katuura big hinamaturi kaidan-bina.jpg
Flag of Katsura Chiba.JPG
勝浦市旗
Katsuura Chiba chapter.JPG
勝浦市章
1957年5月6日制定
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 千葉県
団体コード 12218-1
面積 94.20km²
(境界未定部分あり)
総人口 19,474
推計人口、2014年2月1日)
人口密度 207人/km²
隣接自治体 鴨川市いすみ市
夷隅郡大多喜町御宿町
市の木 アジサイ
勝浦市役所
所在地 299-5292
千葉県勝浦市新官1343-1
北緯35度9分7.9秒東経140度19分15秒
勝浦市役所本庁舎
外部リンク 勝浦市ホームページ

勝浦市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

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勝浦市(かつうらし)は千葉県南東部に位置する市である。太平洋に面し、上総地方の南部に位置する。

地理[編集]

勝浦市の市勢について

本市は房総半島の南東部、太平洋側(外房)に面しており、県庁所在地である千葉市から南約60kmに位置する。東京都心から75km圏内である。なお、東京からは東京湾アクアラインを利用するルートが最短であり、約75kmである[1]

広い市域の北東部を総野地区、北西部を上野地区、南東部を勝浦地区、南西部を興津地区と呼称する[1]。これは、昭和の大合併で「勝浦市」が成立する前の自治体の行政区域と一致する。太平洋沿岸部は国道128号、内陸部は大多喜方面へと接続する国道297号が縦貫している。

中心部の勝浦地区には勝浦漁港という銚子漁港に次ぐ県下2位の漁獲量のある[2]漁港を持ち、古くから漁師町として栄えた。市の北西部である上野地区は房総丘陵地帯であり、海抜150~250mの丘陵性山地が広く分布している。南西部である興津地区は勝浦海中公園を持ち、海岸線のほとんどはリアス式海岸になっており、南房総国定公園に指定されている。そのため、市域の3分の2が山地[3]となっており、人口が増加しにくく、夷隅郡市内では比較的平野部が多いいすみ市のほうが人口が多くなっている。

市域[1]

  • 面積 94.20㎢
  • 南北 12.5km
  • 東西 14km
  • 最高地 268m
  • 最低地 0m(海抜)
1974年(昭和49年)撮影の勝浦市中心部周辺の空中写真。1974年撮影の5枚を合成作成。
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。

隣接する自治体[編集]

北西: 大多喜町 北: 大多喜町 北東: いすみ市
西: 鴨川市 勝浦市 東: 御宿町
南西: 太平洋 南: 太平洋 南東: 太平洋

気候[編集]

太平洋に面し、黒潮の影響を受けやすいため、冬は暖かく、夏は涼しい海洋性気候であり、特に夏は県内では銚子と並び最も涼しい。8月の平均気温は25.3度で、最高気温は30度を超えることは少なく、ヒートアイランドの影響も無いため熱帯夜も少ないなど避暑地となっている。一方、1月の平均気温は6.4度、最低気温は2.4度と暖かく避寒地でもある。[3]

勝浦市の気候
平均気温(℃) 平均降水量(mm)
1月 5.1 86.2
2月 7.2 112.2
3月 10.0 186.0
4月 13.3 169.4
5月 18.0 154.5
6月 21.0 207.9
7月 23.1 146.6
8月 25.7 127.3
9月 23.5 249.5
10月 19.4 246.1
11月 14.8 149.8
12月 9.8 73.0
平均 15.9
総計 1908.6

地域[編集]

勝浦市は、主に1955年の合併以前の旧町村ごとに以下の4地域に分類される。

  • 勝浦地区
  • 勝浦
  • 川津
  • 浜勝浦
  • 出水(いでみず)
  • 墨名(とな)
  • 新官
  • 串浜
  • 沢倉
  • 部原(へばら)
  • 松部
  • 関谷(せきやつ)
  • 興津地区
  • 興津(おきつ)
  • 吉尾
  • 鵜原(うばら)
  • 植野
  • 守谷
  • 浜行川(はまなめかわ)
  • 大沢
  • 興津久保山台
  • 上野地区
  • 上野
  • 名木
  • 大森
  • 中里
  • 中島
  • 台宿(だいじゅく)
  • 赤羽根
  • 貝掛(かいがけ)
  • 上植野
  • 小羽戸(こばと)
  • 法花(ほうげ)
  • 総野地区
  • 松野
  • 佐野
  • 大楠
  • 市野川
  • 宿戸
  • 市野郷
  • 花里
  • 小松野
  • 南山田
  • 杉戸
  • 新戸
  • 白木
  • 中倉
  • 芳賀
  • 平田
  • 白井久保
  • 蟹田

沿革[編集]

地名の由来[編集]

天富命とともに阿波国から房総半島に移住した勝占忌部氏の名が由来となったとする説がある[4]。また、紀伊半島の勝浦も同じく忌部氏に由来する。

歴史[編集]

行政区域変遷[編集]

  • 変遷の年表
  • 変遷表

人口[編集]

Demography12218.svg
勝浦市と全国の年齢別人口分布(2005年) 勝浦市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 勝浦市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
勝浦市(に該当する地域)の人口の推移
1970年 28,065人
1975年 26,755人
1980年 25,462人
1985年 25,159人
1990年 25,334人
1995年 24,328人
2000年 23,235人
2005年 22,198人
2010年 20,797人
総務省統計局 国勢調査より

首都圏の市で唯一人口が3万人を割り込んでおり、一番人口が少ない市である。

20歳前後の人口が突出しているが、これは市内にある国際武道大学の学生である。国際武道大学の学生が市の全人口の約1割を占める。

行政[編集]

市長[編集]

歴代市長
歴代 氏名 就任 退任 備考
初代 富田好三
2代 吉野貴
3代 山口吉暉 1967年 1999年3月12日
4代 藤平輝夫 1999年3月13日 2011年3月12日
5代 山口和彦 2011年3月13日 2011年6月12日 在任中死去[7]
6代 猿田寿男 2011年7月31日 現職

市役所[編集]

  • 市役所庁舎
    勝浦市新官1343-1
  • 市役所庁舎分館(勝浦市水道課事務所)
    勝浦市沢倉515-2

警察・消防[編集]

  • 勝浦警察署(管轄は勝浦市および夷隅郡大多喜町)
  • 夷隅郡市広域市町村圏事務組合 勝浦消防署
    • 勝浦市消防団(2009年4月1日現在、11分団30班416人[8][9]
      • 第一分団 - 勝浦、浜勝浦、出水、墨名、新官(一部地域)、串浜、松部
      • 第二分団 - 川津、沢倉、新官、部原
      • 第三分団 - 鵜原、吉尾
      • 第四分団 - 守谷、興津、興津久保山台、浜行川、大沢
      • 第五分団 - 植野、中里、赤羽根、中島
      • 第六分団 - 大森、古新田、台宿、名木、上植野
      • 第七分団 - 荒川、法花、貝掛、南山田、小羽戸
      • 第八分団 - 関谷、中谷、平田、新戸、宿戸、白木
      • 第九分団 - 芳賀、蟹田、白井久保、大楠
      • 第十分団 - 松野、小松野、中倉、杉戸
      • 第十一分団 - 佐野、市野郷、市野川、花里

経済[編集]

産業[編集]

漁業[編集]

勝浦は古くから漁業がさかんで、なかでも勝浦漁港は国内有数のカツオの水揚げ港である。カツオの水揚げは1990年に日本一を記録している。また、海岸線のほとんどがリアス式海岸のため岩場が多く、マグロキンメダイカジキイカなども多く水揚げされる[2]

  • 勝浦東部漁港
    • 豊浜漁港
    • 川津漁港
  • 勝浦漁港
  • 串浜漁港
  • 松部漁港
  • 鵜原漁港
  • 守谷漁港
  • 浜行川漁港
  • 大沢漁港

農業[編集]

ご当地グルメ[編集]

姉妹・友好都市[編集]

教育[編集]

大学[編集]

高等学校[編集]

中学校[編集]

小学校[編集]


公共施設[編集]

文化施設[編集]

運動施設[編集]

医療施設[編集]

  • 塩田病院

交通[編集]

鉄道[編集]

バス路線[編集]

高速バス[編集]

御宿/安房小湊~上総興津~勝浦駅~高速武大入口~高速宿戸⇔市原鶴舞BT東京駅八重洲口前~浜松町BT東京湾アクアライン経由)
◆市原鶴舞BTで羽田空港・横浜行/成田空港行高速バスに乗り換えができる。
勝浦市民バス

路線バス[編集]

  • 小湊鐵道
    • 勝浦駅 - 市野川・大多喜駅方面
    • 勝浦駅 - 御宿駅方面
    • 勝浦駅 - 海中公園センター・上総興津駅・西原方面
    • 塩田病院前 - 勝浦駅 - 勝浦市役所
  • 鴨川日東バス
    • 上総興津駅 - 鴨川市方面
  • 勝浦市民バス(勝浦市)
    • 西浦~勝浦線 (火・木曜日運行)
    • 西原~興津~勝浦線 (月・水・金曜日運行)
    • 大楠~勝浦線 (火曜日運行)
    • 松野~興津線 (月・木曜日運行)

道路[編集]

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

名所・旧跡・観光スポット[編集]

  • 朝市(日本三大朝市)[2]
勝浦の朝市安土桃山時代天正19年1591年)に徳川家康の江戸入府に伴って勝浦に入った植村土佐守泰忠によってはじめられ、日本三大朝市の一つにあげられている。主に出店されているのは地元農家が栽培した野菜や勝浦漁港など地元で水揚げされた海産物、干物等の加工品が中心となっている。毎週水曜日が定休日だが、お盆と年末は水曜日でも営業している。営業時間は決まっていないが、ほとんどの店が午前5:00頃から午前11:00頃まで。
勝浦城主 正木頼忠の実の娘、養珠院(お万の方)立像が公園内にある。養珠院(お万の方)は、徳川家康の側室で徳川頼宣徳川頼房の母。
  • 官軍塚
戊辰戦争で新政府軍の援軍のため、横浜から寺尾九郎右衛門をはじめとする熊本藩士約350名が函館へと出港した。しかし、勝浦沖で暴風雨に遭い船は沈没。勝浦の住民が救助にあたったが、乗員のうち約130名が犠牲になった。この時の犠牲者を埋葬供養したのが官軍塚である。周囲には歌人の斎藤茂吉の歌碑や、藩士と同郷である中村汀女の句碑が建っている。
遠浅の湾内には渡島(わたしま)が浮かび、水質は本州でも屈指の透明度を誇る。「日本の渚百選」「快水浴場百選」「日本の水浴場88選」に選ばれており、2010年は約35万人に達し、県内2位となっている[10]。平成4年11月8日には「第12回全国豊かな海づくり大会」が開催された。天皇、皇后両陛下も参列され、記念像も建てられている。
浜行川・大沢両地区との境にあたる旧街道沿いの海に面した崖上に「孝女おせんの碑」が建っている。

祭事・催事[編集]

鵜原の大名行列、勝浦の秋祭り以外は開催日が変更になる場合がある。

ゆかりの人物[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 勝浦市紹介”. 勝浦市. 2012年4月10日閲覧。
  2. ^ a b c 21.勝浦藩と勝浦の朝市・カツオまつり”. 千葉県. 2012年4月10日閲覧。
  3. ^ a b c d e 勝浦市の概要 (PDF)”. 2012年4月10日閲覧。
  4. ^ 参考:「日本各地における阿波忌部の足跡~安房国編~」(林博章著)
  5. ^ 勝浦市史編さん委員会、2006年、『勝浦市史 通史編』、勝浦市
  6. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会、1984年、『角川日本地名大辞典 12 千葉県』、角川書店 ISBN 4040011201
  7. ^ 勝浦市の山口和彦市長が死去 - MSN産経ニュース(2011年6月12日付)
  8. ^ 消防団の組織概要 (PDF, 60 KiB) - 総務省消防庁
  9. ^ 各分団の管轄区域は「勝浦市消防団条例施行規則」第六条による
  10. ^ 平成22年海水浴客等の入込状況について”. 千葉県商工労働部観光課. 2012年4月10日閲覧。

外部リンク[編集]