一宮町
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2008年4月1日に周辺市町村と合併し茂原市となる計画が進められていたが、頓挫した。詳細は茂原市#合併計画を参照。
目次 |
[編集] 地理
千葉県東部太平洋側のほぼ中央、九十九里浜及び九十九里平野の最南部に位置する。北部を一宮川が東西に横断して太平洋に流れる。西部は房総丘陵の端部で山林と長く深い谷津が広がっており農業用水用の溜池が点在している。その他の町域は、ほとんどが九十九里平野の沖積平野となっている。また、東部の太平洋岸は九十九里浜の砂浜海岸になっている。JR東日本外房線と国道128号線が町域中央をほぼ南北に縦貫しており、中心市街地は外房線 上総一ノ宮駅周辺に広がっている。
- 山:城山、高藤山、軍荼利山
- 河川
- 湖沼(溜池)
- 最高地点:95,0m
[編集] 隣接している自治体
[編集] 地名
[編集] 大字
※田町は大字一宮上の町名、白山は大字宮原上の町名。
- 新地(あらち)
- 一宮(いちのみや)
- 船頭給(せんどっきゅう・せんどうきゅう)
- 田町(たまち)
- 綱田(つなだ)
- 東浪見(とらみ)
- 白山(はくさん)
- 宮原(みやばら)
[編集] 主な小字
| 大字地番 | 地区 | 字地番 |
|---|---|---|
| 新地 | 新地甲(あらちこう)、新地丙(あらちへい)、砂田、砂之堀上、砂畑、南卯高入 | |
| 宮原 | 榎戸 | |
| 一宮 | 北東部 | 一宮海岸(いちのみやかいがん)、竜宮(りゅうぐう) |
| 南東部 | 上ノ原(かみのはら)、中ノ原(なかのはら)、下ノ原(しものはら) | |
| 市街地 | 沢井(さわい)、沢井町(さわいちょう)、下村(したむら)、下宿(しもじゅく)、中宿(なかじゅく) | |
| 南西部 | 内宿(うちじゅく)、老女子(おいなこ)、奥谷(おくやつ)、柏谷(かしわやつ)、城ノ内、七島(ななしま)、松子(まつご)、柚ノ木(ゆずのき) | |
| 西部 | 関東台(かんとうだい)、道祖神(どうそじん)、細田(ほそだ)、待山(まちやま)、南待山(まちやま)、野中(やなか)、東野中(やなか)、 西野中(にしやなか)、北野中(きたやなか)、谷中(やなか) |
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| 東浪見 | 北部 | 新熊(あらくま)、新熊新田(あらくましんでん)、稲荷塚(いなりづか)、岩切(いわきり)、岩切新田(いわきりしんでん)、川間台(かわまだい)、 軍荼利(ぐんだり)、新浜(しんはま)、原(はら)、矢畑(やばた)、矢畑新田(やばたしんでん) |
| 南部 | 大村(おおむら)、川間新田下、権現前(ごんげんまえ)、釣(つり)、釣ヶ崎下、鳴山(なるやま)、鳴山下、枇杷畑(びわばたけ) | |
| 綱田 | 堂見谷、西原、新田、吹上 |
[編集] 歴史
- 玉前庄の一地域として栄えた。町域にある玉前神社が上総国の一宮であったことから、一帯を一宮庄と称されるようになり、以後「一宮」と呼ばれるようになる。
- 戦国時代には、一宮城が築城されたが、里見氏に攻められて落城する。
- 江戸時代には、脇坂氏や加納氏が一帯を治めている(一宮藩)。なお、加納氏と地元の関係は深く、廃藩置県後も旧藩主(久宜)が同町長を務めている。
- 明治中期から昭和初期にかけては別荘町として有名で、100軒以上が軒を連ね、俗に「東の大磯」と呼ばれた。著名な人物では斎藤実、上原勇作、加藤友三郎、平沼騏一郎、加納久宜、大河内正敏などがいた。
[編集] 年表
- 1869年(明治2) - 版籍奉還により、加納藩16代久宜は一宮藩知事となり藩庁を陣屋に置く。学問所(藩校)を開設、崇文館(すうもんかん)と名付ける。
- 1871年(明治4) - 廃藩置県により、一宮藩が一宮県となる。玉前神社が国幣中社に列せられる。
- 1873年(明治6) - 一宮西小学校(崇文館を仮校舎とする)、一宮東小学校、東浪見小学校、綱田小学校が設立。一宮郵便局開設。
- 1878年(明治11) -一宮西小学校が一宮東小学校を統合し一宮小学校となる。
- 1879年(明治12) - 一宮戸長役場を観明寺に置く。
- 1884年(明治17) - 一宮警察署が茂原警察署の分署として発足。
- 1891年(明治24) - 一宮区裁判所新設。
- 1894年(明治27) - 一宮消防組設立。
- 1897年(明治30)4月 - 房総鉄道大網駅~一ノ宮駅開通。一ノ宮駅旅客・貨物取扱い営業開始。
- 1901年(明治34) - 東浪見小学校が綱田小学校を統合。
- 1908年(明治41) - 11月 - 全国に先駆けて一ノ宮駅~一宮海岸の間で耕地整理事業が始まる(~1919年)。
- 1911年(明治44) - 一宮海水浴場が出来る。
- 1913年(大正2) - 芥川龍之介が一宮に来訪。
- 1914年(大正3) - 一宮に初めて電灯が灯る。
- 1916年(大正5)1月1日 – 一ノ宮駅が上総一ノ宮駅に改称。
- 1919年(大正8) - 加納久宜公死去、74歳。
- 1925年(大正14) - 一宮実業学校(現在の一宮商業高校の前身)設立。
- 1930年(昭和5)7月 - 大雨にため一宮川堤防が決壊し、宮原地区に被害。
- 1940年(昭和15) - 一宮川潮止堰が完成。
- 1943年(昭和18)11月 - 風船爆弾、1号が一宮海岸より打ち上げられる。
- 1944年(昭和19) - 詩人の白鳥省吾が東浪見に疎開。
- 1947年(昭和22) - 一宮中学校、東浪見中学校が設立。千葉地方検察庁一宮支部発足。
- 1958年(昭和33) - 一宮中学校と東浪見中学校が統合。
- 1965年(昭和40) - 両総用水が完成。
- 1967年(昭和42) - 町役場本庁舎が現在地に新設移転。
- 1970年(昭和45) - 町の木に「クロマツ」が選定される。
- 1972年(昭和47) - 中央公民館が竣工。町内全域に上水道が整備完成する。長生郡市広域市町村圏組合消防本部南消防署が開設。(開設時は分遣所。1974年に分署、1982年に消防署へと昇格。)
- 7月15日 - 房総東線が全線電化完成し、外房線に改称。
- 1979年(昭和54) - 当時日本最大級の省エネルギー温室団地が完成。東浪見海水浴場が出来る。
- 1982年(昭和57)4月 - 山梨県一宮町(現・笛吹市)と友好町締結
- 1987年(昭和62)12月17日 - 千葉県東方沖地震(マグニチュード6.7)発生。
- 1989年(平成元) - 町の花に「ヤマユリ」が選定される。
- 1995年(平成7) - JAグリーンウェーブ長生が完成。台風12号により、大きな被害を受ける。
- 1996年(平成8) - 台風17号が房総半島に接近し、大きな被害を受ける。
- 2000年(平成12) - 一宮町保健センターが完成。
[編集] 行政
[編集] 歴代町長
※1953年に一宮町と東浪見村が新設合併した以降の歴代町長を記載
| 代 | 氏名 | よみがな | 就任年月日 | 退任年月日 |
|---|---|---|---|---|
| 初代 | 久我捴太郎 | くがそうたろう | 1953年11月21日 | 1956年5月25日 |
| 2代 | 近藤三郎 | こんどうさぶろう | 1956年5月26日 | 1960年5月25日 |
| 3代 | 1960年5月26日 | 1964年5月25日 | ||
| 4代 | 清水孝平 | しみずこうへい | 1964年5月26日 | 1968年5月25日 |
| 5代 | 近藤三郎 | こんどうさぶろう | 1968年5月26日 | 1976年5月25日 |
| 6代 | 1972年5月26日 | 1976年5月25日 | ||
| 7代 | 向井十郎 | むかいじゅうろう | 1976年5月26日 | 1980年5月25日 |
| 8代 | 1980年5月26日 | 1984年5月25日 | ||
| 9代 | 1984年5月26日 | 1988年5月25日 | ||
| 10代 | 渡辺英光 | わたなべひでみつ | 1988年5月26日 | 1992年5月25日 |
| 11代 | 1992年5月26日 | 1996年5月25日 | ||
| 12代 | 近藤 直 | こんどうなおし | 1996年5月26日 | 2000年5月25日 |
| 13代 | 2000年5月26日 | 2004年5月25日 | ||
| 14代 | 2004年5月26日 | 2008年5月25日 | ||
| 15代 | 玉川孫一郎 | たまがわまごいちろう | 2008年5月26日 | ( 現 職 ) |
[編集] 行政区域の変遷
- 1878年 - 郡区町村編制法制定により、一宮本郷村、新笈村(あらおい)、東浪見村、綱田村が置かれる
- 1881年12月28日 - 一宮本郷村と新笈村が合併、一宮本郷村となる。
- 1888年10月10日 - 東浪見村と綱田村が合併、東浪見村となる。
- 1889年4月1日 - 町村制施行により、長柄郡一宮本郷村、東浪見村が置かれる。同時に、東浪見村と綱田村が合併。
- 1890年10月27日 - 一宮本郷村が町制施行し、一宮町となる。
- 1897年4月1日 - 長柄郡が上埴生郡と合併し、長生郡となる。
- 1953年11月3日 - 一宮町と東浪見村が新設合併し、現在の一宮町となる。
- 1954年4月1日 - 一松村(現在の長生村東部)船頭給を編入。
- 1955年4月1日 - 一松村新地を編入。
- 1955年9月30日 - 八積村(現在の長生村西部)宮原を編入。
[編集] 産業
[編集] 農業
特産農産物
[編集] 工業
[編集] 人口
| 一宮町と全国の年齢別人口分布図(比較) | 一宮町の年齢・男女別人口分布図 | ||||||||||||||||||
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■紫色は一宮町
■緑色は日本全国 |
■青色は男性
■赤色は女性 |
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| 総務省統計局 / 国勢調査(2005年) | |||||||||||||||||||
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 国内
[編集] 公共施設(町営)
- 一宮町中央公民館
- 一宮町保健センター
- まちの図書室(一宮町商工会館内)
[編集] スポーツ・レクリエーション施設
- 国民宿舎一宮荘
- 町営テニス場
- 町営野球場
- GSSセンター
- 振武館
- 憩いの森
[編集] 教育
- 高等学校
- 中学校
- 一宮町立一宮中学校
- 小学校
- 一宮町立一宮小学校
- 一宮町立東浪見小学校
- 養護学校
- 千葉県立長生特別支援学校
- 保育所・保育園
- 一宮保育所
- 原保育所
- 東浪見保育所
- 愛光保育園
[編集] 交通
[編集] 鉄道
[編集] 道路
- 国道128号(房総横断道路)
- 千葉県道30号飯岡一宮線(九十九里ビーチライン)
- 千葉県道123号一宮片貝線
- 千葉県道148号南総一宮線
- 千葉県道152号一宮椎木長者線
- 千葉県道228号一宮停車場線
- 千葉県道274号松丸一宮線
- 千葉県道405号九十九里一宮大原自転車道線
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集] 観光スポット
- 一宮海水浴場
- 新浜海水浴場
- 東浪見海水浴場
その他の観光スポット
- 九十九里浜一宮乗馬センター
[編集] 祭事・催事
- 上総十二社祭り
- 毎年9月13日に行われる、玉前神社の例大祭並びに神幸祭。(※正確には9月10日の鵜羽神社お迎え祭も含む。)西暦807年(大同2年)に始まる。
- 「十二社まつり」や「上総はだか祭り」などの通称は主に神幸祭の方を指す。
- 上総の国一宮まつり
- 毎年9月上旬(最近では主に第1・2土曜日)に行われる。通称・上総おどり。
- 祭りのメインは「上総おどりコンクール」で町内の学校やクラブ、企業など20連ほどの団体が参加する。
- また他にも、町内の小中学校・高校の金管・吹奏楽部の演奏・パレードや、「なぎさ太鼓」(和太鼓)の演奏、テント村での駄菓子などの模擬店や地元の農作物の販売など、様々な催し物が行われる。
- 納涼花火大会
- 毎年、主に8月上旬に行われる。打ち上げ場所は一宮海岸の北端、一宮川河口付近。打ち上げられる花火は約5000発。
- 上総火まつり
- 1995年より毎年元旦に、一宮海岸で行われている。夜明け間から始まり、浜辺では燃え盛る大きな火やぐらと「なぎさ太鼓」の音色で、初日の出を迎える。
[編集] 過去の名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- ポンポン船(一宮川観光汽船)
- 毎年夏に、上総一ノ宮駅から一宮海岸への観光客を輸送するために、一宮川を航行していた小型の観光汽船。
- 愛称である「ポンポン船」の名前は、エンジン音が「ポンポン」と聞こえるところから。
- 駅から300m程北の、外房線の一宮川橋梁のたもとに上総一ノ宮駅側、新一宮橋の手前に一宮海岸側の乗り場がそれぞれあったが、船体及びエンジンの保守が困難になった為、廃止された。
- 九十九里はだしで歩こう大会
- 毎年5・6月頃に行われていたが、砂浜の減少により2003年から中止されている。行程は、スタートが南隣の岬町(現 いすみ市)太東海水浴場で、一宮海水浴場がゴールとなっていた。
- 灯篭流し
- 毎年お盆に一宮川で行われていたが、川が汚れてしまうため行われなくなった。
[編集] 文化財
[編集] 国指定・登録文化財
- 梅樹双雀鏡(ばいじゅそうじゃくきょう)
- 1953年11月14日指定 玉前神社所有(千葉県立総南博物館に寄託)
- 芥川荘(あくたがわそう)
- 2001年5月16日登録 ホテル一宮館所有
- 一宮海水浴場近くの一宮川沿いにある、旅館のホテル一宮館(旅館)に所在する。
- 「芥川荘」の名は、1916年8月17日~9月2日に作家・芥川龍之介が久米正雄と共に滞在したことに因む。
- 明治30年代の建築で、木造平屋建て・萱葺の建物。広い縁側や三方向に大きく広くとられた間口などの別荘地ならではの建築様式が、ほぼ当時のままの状態で保存されている。
- 滞在中、芥川龍之介は後に妻となる塚本文に数多くの恋文(求婚の手紙)を送っており、当建物内に展示されている。また、一宮に滞在したことや思い出は「微笑」「海のほとり」「玄鶴山房」「蜃気楼」などいくつかの作品に登場している。
- 現在「芥川荘」は、ホテル一宮館の離れの客室として、宿泊することができる。
[編集] 千葉県指定文化財
| 種別 | 文化財名 | よみがな | 指定年月日 | 所有者 / 所在地 |
|---|---|---|---|---|
| 彫刻 | 木造軍荼利明王立像 | もくぞうぐんだりみょうおうりゅうぞう | 1958年4月23日 | 東浪見寺 / 東浪見3446 |
| 無形民俗文化財 | 玉前神社神楽 | たまさきじんじゃかぐら | 玉前神社 / 一宮3048 | |
| 東浪見甚句 | とらみじんく | 1965年4月27日 | 東浪見 | |
| 天然記念物 | 軍荼利山植物群落 | ぐんだりさんしょくぶつぐんらく | 1957年1月17日 | 東浪見 |
| 建造物 | 玉前神社社殿と棟札 | たまさきじんじゃしゃでんとむなふだ | 1996年3月22日 | 玉前神社 |
| 無形民俗文化財 | 上総十二社祭り | かずさじゅうにしゃまつり | 2003年3月28日 | 玉前神社ほか |
| 彫刻 | 十一面観音立像 | じゅういちめんかんのんりゅうぞう | 観明寺 / 一宮3316 |
[編集] 一宮町指定文化財
「一宮町指定文化財一覧」を参照
[編集] 出典・参考文献
- ゼンリン住宅地図 長生郡一宮町 (1994年発行)
- わたしたちの一宮 第3版 (1996年4月1日/一宮町教育委員会 発行)
- 一宮町の文化財 (1999年3月18日/一宮町教育委員会 社会教育課 編集発行)
- 一宮町町勢要覧2004 (2004年/一宮町役場 編集発行)
[編集] 外部リンク
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