2020年夏季オリンピック
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| 2020年夏季オリンピック | |
|---|---|
| 第32回オリンピック競技大会 Games of the XXXII Olympiad |
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| 開催都市 | 2013年9月7日に第125次IOC総会で決定予定 |
2020年夏季オリンピック(2020ねんかきオリンピック)は、2020年に開かれる予定の第32回夏季オリンピックである。2013年9月7日にアルゼンチンのブエノスアイレスで行われる第125次IOC総会で開催地が決定する[1]。
目次 |
開催地決定までの流れ [編集]
詳細は2020年夏季オリンピックの開催地選考を参照
- 2011年
- 5月16日 - 国際オリンピック委員会(IOC)が開催地決定までのスケジュールを発表し、立候補都市の申請手続きを開始した。
- 7月29日 - 世界反ドーピング機関規定への準拠とスポーツ仲裁裁判所の司法権の事前審査のため、立候補を希望する都市と各国オリンピック委員会がこの日までにIOCへ文書を提出した。
- 9月1日 - 立候補都市の申請が締め切られ、翌2日にIOCが、バクー、ドーハ、イスタンブール、マドリード、ローマ、東京の6都市からの立候補申請を正式に受理したと発表した。
- 11月3日-11月4日 - IOCが申請都市へのインフォメーションセミナーを開催。
- 12月8日 - IOCの理事会において、プレゼンテーションや現地視察の順番を決める抽選が行われ、イスタンブール、東京、ローマ、バクー、ドーハ、マドリードの順となった。
- 2012年
- 2月14日 - 財政難からの脱却を目指しているイタリアのマリオ・モンティ首相がローマの招致計画を承認しなかったため、ローマは立候補を取りやめた。
- 2月15日 - IOCへの申請ファイル提出期限日。申請ファイルは、各項目ごとにIOCからの質問に答える形の概要計画書である。
- 4月14日 - モスクワで開かれた各国オリンピック委員会連合(ANOC)の総会で、申請都市の5都市による初のプレゼンテーションが行われた。
- 5月23日 - ケベックシティで開催されるIOC理事会において1次選考が行われ、申請ファイルの審査の結果、大会の開催能力があると認められたイスタンブール、東京、マドリードの3都市が正式立候補都市に選出され、1次選考を通過した。
- 7月27日-8月12日 - ロンドンオリンピック開催期間中、立候補都市による視察プログラムが行われた。
- 2013年
- 1月7日 - 詳細な開催計画をまとめた立候補ファイルの提出期限日を迎え、イスタンブール、東京、マドリードの3都市がIOCへファイルを提出した。
- 3月 - IOCの評価委員会が各立候補都市を現地視察する。
- 7月 - IOCの評価委員会が、現地視察による各立候補都市の長所と短所を記した報告書を公表する。報告書はIOC委員が開催都市を決定する際の参考資料となる。
- 7月 - スイスのローザンヌにおいて、各立候補都市のプレゼンテーションが行われる。
- 9月7日 - ブエノスアイレスで開かれる第125次IOC総会において、第32回オリンピック競技大会の開催都市が決定する。まず、各立候補都市による最終プレゼンテーションが行われ、その後にジャック・ロゲ会長や立候補都市を抱える国の委員以外の約100人のIOC委員の投票が行われる。投票は電子投票で行われ過半数の票を得た都市が開催都市に選出されるが、1回目の投票で過半数の票を得た都市がなかった場合、最も票の少ない都市を脱落させて2回目の投票を行い、この手順で過半数を得る都市が出るまで投票を繰り返す。投票終了後、ジャック・ロゲ会長によって開催都市が発表される。
立候補都市 [編集]
- 立候補都市の詳細については2020年夏季オリンピックの開催地選考を参照
トルコ - イスタンブール- 2011年8月13日に立候補を表明。2000年夏季オリンピック、2008年夏季オリンピックは正式立候補都市に選定されたものの、開催地決定投票でそれぞれシドニー、北京に敗れた。また、2004年夏季オリンピックと2012年夏季オリンピックにも立候補したが、書類選考で落選した。トルコはUEFA EURO 2020の開催国としても立候補しており、イスタンブールが2020年五輪の開催都市に決まった場合、EUROの開催は認めないとIOC会長のジャック・ロゲが述べている[2]。またUEFA会長のミシェル・プラティニも同様の発言をしている[3]。
日本 - 東京都- 2011年7月16日に立候補を表明。2016年夏季オリンピックに立候補したが、2回目の投票で敗れた。1964年夏季オリンピックの開催経験がある。また、2010年に柔道世界選手権、2011年には世界体操競技選手権を開催した。国内では、札幌市が1972年冬季オリンピックを、長野市が1998年冬季オリンピックを開催。2002年には大韓民国との共催でFIFAワールドカップを開催した。2019年にはIRBワールドカップを開催する。しかし体罰問題が柔道日本代表にまで及んだ影響で、イギリスなどに配信され誘致にマイナスイメージが生まれた。
スペイン - マドリード- 2011年7月12日に立候補を表明。1972年夏季オリンピック、2012年夏季オリンピック、2016年夏季オリンピックに立候補したものの、開催地決定投票でそれぞれミュンヘン、ロンドン、リオデジャネイロに敗れた。1982年FIFAワールドカップの決勝戦や、1986年の世界水泳選手権を開催。国内ではバルセロナが1992年夏季オリンピックを開催した。
その他の都市 [編集]
1次選考で落選した都市 [編集]
アゼルバイジャン - バクー- 2011年9月1日に立候補を表明。2018年冬季オリンピックにも立候補したが、1次選考で落選した。2020年大会でもインフラの未整備や国際大会の開催経験の乏しさを指摘され、1次選考を通過することはできなかった。
カタール - ドーハ- 2011年8月26日に立候補を表明。2016年夏季オリンピックにも立候補したが、1次選考で落選した。その後カタールが2022年のFIFAワールドカップ開催国に決まり、オリンピック開催も目指して2度目の立候補となったが、10月開催による観客数やテレビ視聴者の低下、気象条件の悪さなどを指摘され、再び1次選考で落選した。
立候補後に断念した都市 [編集]
イタリア - ローマ- 2010年5月19日に立候補を表明。国内候補都市選定でベニスを破って選ばれた。2004年夏季オリンピックに立候補したが、アテネとの決戦投票で敗れた。1960年夏季オリンピック以来、60年ぶりの夏季五輪開催を目指してIOCに立候補を申請したが、2012年2月14日に欧州危機による財政難からの再建を進めているマリオ・モンティ首相が招致計画を支持しないことを表明し、事実上ローマが立候補を取り消すこととなった。
立候補の意欲を示していた都市 [編集]
以下の都市は、立候補を表明あるいは立候補を検討したものの、IOCへ正式な立候補の申請には至らなかった都市である。
広島・長崎 - 当初はこの2市で広島・長崎オリンピック構想を打ち出したが、オリンピック憲章違反であることから長崎市が辞退し、広島市が単独でヒロシマ・オリンピック構想を進めたものの、2011年に行われた広島市長選挙で招致反対派の候補が当選し、断念した。[4]
釜山 - 2018年冬季オリンピック開催地に同国の平昌が決まったことを受け、計画は白紙となった。[5]
ドバイ[6]
ブリスベン、パース
オークランド
カイロ
ラバト[7]、カサブランカ
ダーバン[8][9][10]、ヨハネスブルグ[10]、ポートエリザベス[10]、ケープタウン - 2010FIFAワールドカップの開催成功により、ジェイコブ・ズマ大統領が招致に意欲を見せた。開催地としてダーバン・ケープタウン・ヨハネスブルグの3都市が取り沙汰されていた[11][12]。当初はダーバンのみ立候補したが、その後ケープタウンとヨハネスブルグが関心を示したため、ダーバンと協議し、ダーバン以外の都市からの受け付けを2010年10月末を締め切りに再開。[13]2011年4月に南アフリカオリンピック委員会のサム会長がダーバン・ヨハネスブルグ・ポートエリザベスの3都市が興味を示したことを明らかにした。ケープタウンについては、財政問題などを理由に招致を断念した[10]。しかしその後、5月26日にサム会長が政府の支持が得られなかったため五輪招致を断念すると表明したが[14]、7月4日にサム会長が五輪招致について政府が方針を撤回し、立候補を再検討する可能性を明らかにした[15]。結局、8月17日になり立候補断念が決定した[16]。
トロント - 2012年に当地で開催が予定されているグレイ・カップの開催責任者であり、カナダのトップアマチュアスポーツ選手トレーニングセンターの所長でもある元ラクロス選手のクリス・ラッジが、2015年に当地で開催が決定しているパンアメリカン競技大会で得られる運営ノウハウや新設施設を活用しての開催を提言していた[17]。
モンテレー
セントポール、デンバー、バーミンガム、ボストン、ラスベガス - 2016年夏季オリンピックの開催地選考でのシカゴの敗北を受け、アメリカオリンピック委員会(USOC)は2020年夏季オリンピックには国内の都市の立候補を受け付けないことを発表した。IOCへの立候補申請期限の直前になってラスベガスの市民団体が立候補を求めたが、USOCに拒絶された。
リマ - 2020年あるいは2024年大会への立候補構想があった。[18]
ブルッヘ
コペンハーゲン
ハンブルク
ブダペスト[19]
パレルモ[20](国内候補都市選考でローマに敗れた)、ヴェネツィア[20]
サンクトペテルブルク、モスクワ
パリ
プラハ - 前哨戦として2016年大会に立候補したものの、2020年大会への立候補を2009年6月に断念した[21]。
実施競技の見直し [編集]
2012年のロンドンで実施された26競技に加え、リオ・デ・ジャネイロでは7人制ラグビーとゴルフを加えた28競技が実施していた。2013年2月12日にIOCはレスリングを除外[22]した25競技を「中核競技」とし、2020年にはリオ・デ・ジャネイロの2競技を含めた27競技に、レスリング、男子野球、女子ソフトボール、空手、武術、スカッシュ、ローラースポーツ、スポーツクライミング、水上スキーのウエークボードから1競技を2013年5月の理事会で絞り込むとしている。
「中核競技」とはIOCが実施競技選定に導入した新方式で、25競技を(特別な事情がない限り)固定化するというもの。実施競技の上限は28競技とし、中核競技以外に五輪活性化の為の実施競技入れ替えが大会ごとの追加枠で採用される「その他の競技」がある。
脚注 [編集]
- ^ Six Applicant Cities for the 2020 Olympic Games - IOC PressRelease
- ^ Doyle, Mark (2012年4月17日). “Turkish Football Federation confirms Euro 2020 bid”
- ^ “UEFAプラティニ会長、EURO2020の「多国間開催」を構想”. スカイパーフェクTV. (2012年7月1日)
- ^ “広島市は五輪招致検討を続行”. 中国新聞. (2010年1月15日). オリジナルの2010年1月26日時点によるアーカイブ。 2010年1月15日閲覧。
- ^ 2020年の夏季五輪、釜山が招致承認を要請 中央日報
- ^ Olympics, World Expo key Dubai 2020 goals - gulfnews.com (June 28, 2009)
- ^ Rabat 2020[リンク切れ]
- ^ “【五輪招致】南アの候補都市はダーバン”. 産経新聞. (2010年9月9日). オリジナルの2010年10月9日時点によるアーカイブ。 2010年9月9日閲覧。
- ^ “南アの五輪候補都市はダーバン”. スポーツニッポン. (2010年9月8日). オリジナルの2010年9月12日時点によるアーカイブ。 2010年9月8日閲覧。
- ^ a b c d “20年五輪に3都市が興味 南ア、立候補は政府が決定”. 産経新聞. (2011年4月7日) 2011年4月7日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “南アW杯:南ア大統領、アフリカ初の五輪招致に意欲”. 毎日新聞. (2010年7月4日). オリジナルの2010年7月8日時点によるアーカイブ。 2010年7月9日閲覧。
- ^ “【W杯】五輪招致にも意欲見せる南ア 日本のライバルにも?”. 産経新聞. (2010年7月9日). オリジナルの2010年7月11日時点によるアーカイブ。 2010年7月9日閲覧。
- ^ “【20年夏季五輪招致】南ア、立候補受け付けを再開”. 産経新聞. (2010年10月22日). オリジナルの2010年11月6日時点によるアーカイブ。 2010年10月22日閲覧。
- ^ “南ア、20年五輪招致断念”. 産経新聞. (2011年5月26日) 2011年5月26日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “【20年夏季五輪】南アが招致再検討も”. 産経新聞. (2011年7月5日). オリジナルの2011年7月11日時点によるアーカイブ。 2011年7月5日閲覧。
- ^ “2020年夏季五輪招致、南アフリカが断念表明”. 読売新聞. (2011年8月18日) 2011年8月18日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “Rudge gets another amateur gig”. グローブ・アンド・メール. (2010年6月23日) 2010年7月9日閲覧。
- ^ GamesBids.com - Olympic Bid News and Information Website
- ^ “Act on the Preparation of the Budapest Olympic Bid” (English). BOM Association (2008年12月18日). 2009年10月2日閲覧。
- ^ a b 20年五輪:パレルモが名乗り イタリアで3都市目 - 毎日.jp(毎日新聞) 2009年10月14日(2009年10月23日時点のアーカイブ)
- ^ It’s Official – Prague Out Of 2020 Bid
- ^ “IOC理事会、レスリング除外を勧告 2020年五輪から”. cnn.co.jp (2013年2月13日). 2013年2月13日閲覧。
関連項目 [編集]
外部リンク [編集]
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