五反田

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

五反田(ごたんだ)は東京都品川区の北部の地域名。大崎周辺と共に大崎副都心を形成している。

住所表記上「五反田」という地名は現存せず、西五反田東五反田と五反田を冠した地名が存在。

目次

[編集] 概要

JR山手線都営地下鉄浅草線東急電鉄池上線五反田駅を中心とした地域の通称。山手線上では目黒駅大崎駅の間に立地する。

五反田駅周辺から西五反田方面は主にオフィス街繁華街として栄えており、事業所や飲食店が密集している。ポーラ本社(化粧品メーカー)、TOC本社・TOCビル学習研究社本社(2008年竣工)などの大手企業本社も多数存在する。かつてはソニー本社(現在は御殿山テクノロジーセンター)の最寄り駅であったため、「ソニー村の玄関口」としても知られている。(五反田駅東口から品川駅方面に伸びる「八ツ山通り」は通称「ソニー通り」と呼ばれている。)都市銀行の支店がすべて駅周辺に揃っており、大崎郵便局シティバンク城南信用金庫(信用金庫中の預金量・貸出金量第2位)本店も立地している事から、金融需要のある街と言える。

駅周辺を離れると東五反田を中心として由緒ある武家屋敷跡の邸宅街・参議院公邸・外国大使館・大学などの閑静な緑地エリアが広がっており、隠れ家的有名飲食店も多数点在している。NTT東日本関東病院などの先進的な医療施設やクリニック・診療所等も充実しており、住環境レベルの高い地域として昔から人気がある。

一方、駅前繁華街の一角には風俗店が密集するエリアも古くから残っており(現在は都市計画で縮小しつつある)、五反田の街全体のイメージが風俗街として、(マスコミの一方的なイメージ報道により)大きな誤解をされてしまう事も多い。実際には規模は小さく、地域の中ではむしろ異色的な存在である。巨大な交通網を持ちながら、路面に特に目立った商業施設やランドマークが少ない事も路地裏に密集する特殊なビジネスエリアを際立たせている要因となっている。

2008年春には東急電鉄JR東日本五反田駅に直結した複合商業施設を相次いで開業し、都市再開発(東五反田2丁目計画・御殿山プロジェクト)に伴い、超高層マンションや低層オフィスなどが現在も急ピッチで計画・整備がされており、ここ数年で街全体の景色が大きく変貌しつつある。

五反田駅の西側(西五反田)は桜田通り(国道1号線)、八ツ山通り沿いを中心として主にオフィス街繁華街となっており、駅から離れたTOCビルまで広い範囲で続いている。目黒線(国道2号線)を超えた桐ヶ谷・東急不動前駅の周辺は主に住宅エリアとなっている。東西に走る目黒川は桜の名所でもあり、春には多くの観光客で賑わう。

五反田駅の東側(東五反田)は駅前の一部がオフィス街風俗店などの密集する繁華街となっている。打って変わり、奥手には通称「島津山」・「池田山」・「御殿山」(住所表記上は北品川」)と言われる山手を代表する高級邸宅街が広がっている。(品川区上大崎港区高輪白金台と隣接する。)皇后美智子も当地(東五反田五丁目)のご出身である。

[編集] 地理

目黒川の谷がほぼ東西に流れ、その谷の水田が地名のおこりという。桜田通り国道1号)は江戸時代の中原街道の一部でほぼ西北に通る。

[編集] 地名の由来

江戸時代に「五たんだ」として出現した地名。目黒川の谷がほぼ東西に流れ、その谷周辺の水田が一区画が5反(約5000m²)あったために名づけられたと思われる。五反田は大崎村の小字であり周辺でしか知られていない地名であったが、1911年山手線の五反田駅が開業し、星一が大規模な製薬工場(星製薬)を建設したことで知られるようになった。

[編集] 交通

[編集] 主な施設

[編集] 東五反田

[編集] 西五反田

[編集] 関連項目

他の言語