コッペパン
コッペパン(英: hot dog bun)とは、紡錘形で底の平たいパンである。
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[編集] 名称の由来
「コッペパン」という名称はフランス語(仏: coupé pain)で、和製外来語である。フランス語での意味は、パン切り包丁または、パンを切るための物。コッペパンの「コッペ」は、フランス語で「切られた」を意味する「coupé」が訛った物とされるが、「コッペパン」という名称がいつ頃から定着したかは不明とされている。また、フランスパンの一種に「クーペ」があり、これが日本のコッペパンの原型になったとする説もあるが、フランスパンとは原材料が異なり、フランスパンよりもやわらかい。材料は角食パンに近い。
[編集] 太平洋戦争とコッペパン
太平洋戦争中、主食が配給制だったときに考案され、1個が1人の1食相当とされた。
[編集] 学校給食とコッペパン
学校給食が開始されると、献立によくコッペパンが登場していた。その理由として
などがあった。1950年(昭和25年)当時の学校給食用パンの規格では、原料配合率は小麦粉100・砂糖3・マーガリン2・イースト2・食塩1.7、含水率は37%以下、製品重量は10食あたり1424gとなっている。 現在ではご飯食が主なので、パン食は週に1,2回程度。コッペパン以外にも食パンやロールパン、クロワッサンなどの多種多様なパンが出されるため、昔に比べてコッペパンの登場回数は減っている。
[編集] 市販品
市販のコッペパンとしては山崎製パンの具材入りのシリーズが広く知られている(例:ジャム&マーガリン)他、イケアの食材コーナーでもビストロ(ファストフードカウンター)で販売されているホットドッグの材料と同じ物が販売されている。
コロッケや焼きそば、スパゲティといった具材を挟んだ物も惣菜パンとして市販されている。これはサンドイッチの一種であるが、昼食のメニューとして今も昔も人気の品といえる。
[編集] コッペパンの応用例
そのままか、厚みを半分に切ってつぶあんやマーガリン、ジャムなどを塗ったり、おかずをはさんだりして食べる。牛乳に浸して食べることもある。
- 黒糖パン - 黒糖を用いた生地のコッペパン。
- チーズパン - 角切りのプロセスチーズが入ったもの。
- パンプキンパン - カボチャの種が入ったもの。
- キャロットパン - すりおろしたニンジンを生地に混ぜ焼いたもの。
- 揚げパン - パンを油であげてきな粉や砂糖などをまぶしたもの。学校給食にパンが登場したばかりのころは、まだ一般市民にパン食の習慣がなかったため、子どもたちにパンを残さず食べてもらう工夫として登場した。
- 焼きそばパン - 焼きそばをはさんだもの。
- ホットドッグ - ソーセージなどをはさんだもの。
- クリームパン - 生クリームやカスタードクリームをはさんだもの。
- 小倉マーガリン - 小倉あんとマーガリンをはさんだもの。
- レーズンパン - 生地にレーズンが入ったもの。
- 背割りコッペ - 具材をはさむために縦の切り込みが入っているもの。
- ゴマパン - コッペパンにゴマを練りこんだもの。香ばしい匂いがする。
- コッペパンに塗ったりはさんだりするものには、つぶあん、マーガリン、ジャムのほかにもマーシャルビーンズ(大豆を原料とするチョコレート風スプレッド。丸和油脂株式会社の製品)、ピーナッツバター、給食のおかずなどがある。
- サラダパン - マヨネーズで和えた沢庵漬けをはさんだもの。
- 広島県呉市・広島市・大竹市・三原市ではコッペパンといえばメロンパンのことを指す。全国で言うところのコッペパンは「給食パン」、「味付けパン」または単に「パン」と呼ぶ。[要出典]呉におけるメロンパンはアーモンド型(紡錘型メロンパンとも)をしていて、中にはカスタードクリームが多量に詰まっていて重みがあるパン。「メロンパン」という名のパン屋でしか売られていなかったため、呉市民には「メロンパンのメロンパン」として古くから親しまれている。近年は呉の名産品として広島市内のデパ地下でも買える。三原市の老舗パン屋であるオギロパンでも同様の呼称をしており、一般的なメロンパンをコッペパンと呼び、メロンパンはアーモンド形として認識されることが多い。
- 山口県東部(柳井以西は除く)や愛媛県松山周辺でもコッペパンといえばメロンパンのことをさす。
- 青森県内でカツサンドといえば、サンドイッチ用のパンではなくコッペパンを使うものを指すことが多い。これは、青森県のパンメーカーの工藤パンが製造・販売している、コッペパンにチキンカツを挟んだ「ニューカツサンド」が県内でよく食されているからである。