コスプレ幽霊 紅蓮女

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コスプレ幽霊 紅蓮女』(コスプレゆうれい ぐれんおんな)は、上甲宣之小説、およびそれを原作としたテレビドラマ

あらすじ[編集]

小学校(ドラマ版では高校)教師の辺倉文代は、陰気な性格で人と接する事が大の苦手。そんな彼女は唯一の楽しみとして、コスプレに身を包み、都市伝説上の存在「紅蓮女」と称して怪奇スポットに現れては他人を驚かしていた。しかし、そこで様々な変人や本物の妖怪幽霊と出会ってしまう。

登場人物[編集]

辺倉史代(なべくらふみよ) / 紅蓮女
無気力な小学校教師で、4年3組の担任。29歳。京都府山崎在住。他人と関わる事が極端に苦手で、生徒はおろか、同僚の教師とさえまともに会話する事ができない。
自らを「脅人(きょうじん)」と称し、都市伝説上の存在である「紅蓮女」の扮装をしてホラースポットを徘徊し、通りかかった人間を脅かす趣味を持っている。そもそも「紅蓮女」自体が史代の創作であり、インターネットを使って長い時間をかけて全国に浸透させるなど、趣味に関しては忍耐力が強い。几帳面に自分の行動を記録しており、真実が露見しないように「紅蓮女」の活動を注意深く自制してもいる。「紅蓮女」の衣装やメイク、小道具などは大変に凝った逸品で、史代は日々研究・改良を続けている。また、小道具をそれと悟られずに使う手品の類にも精通している。
「紅蓮女」の扮装をしている時は、普段の姿からは考えられないほどプライドが高くなり、心が屈する事を何よりも嫌う。自分より危険な相手に遭遇しても決して怯まず、逆に相手を精神的に打ち負かす。
武藤英麻
3組の副担任、体育専攻。
剣塚小五郎
4年2組担任。27歳。史代が密かに思いを寄せている同僚。
こごろー
史代が飼っているパスバレー・フェレット

補足[編集]

そのケータイはXX(エクスクロス)で』とリンクしており、同作品の出来事から8ヶ月後の後日談が書かれている。また、『地獄のババぬき』ともリンクする。

書籍情報[編集]

テレビドラマ版[編集]

2008年1月11日から3月28日までテレビ東京ドラマ24枠で放送された。

登場人物・キャスト[編集]

辺倉史代 / 紅蓮女(演:高部あい
聖アナスタシア学園の、さえない国語教師。東大にストレートで入学した才女だが、非常に内向的であるため人と接するのが極端に苦手。紅蓮女に変身し、人を脅かすのが唯一の生き甲斐。ただし、脅かすだけで、決して傷つけたりはしない。変身後の決め言葉は「紅蓮の炎で、凍りつくがいい」。登場する時に「探しているの…私の体に火をつけた奴。私を燃やしたのは、あんた?」と問いかけ、火を放つ。ポリシーは「火の用心」。技を繰り出した後、必ずマッチの燃えカスを拾って片付ける几帳面な性格。驚いたときに「なんぞー!」と、技が決まって快感を得たときに「あぁ~ん…とっぶぅ~!」と叫ぶ。自宅は阿佐ヶ谷付近の「コーポあさひ」202号室。11歳当時も今も、実家は田園調布三丁目並木通り付近。大好物は蟹。携帯電話はドコダ。誕生日は2月29日で、第8話で24歳となる。11歳の時点で、16歳になる姉の珠代が居たが、交通事故で亡くしている。
剣塚小五郎(演:進藤学
イケメン物理教師。同僚である史代の苗字すら覚えていない。
都市伝説同好会(TDD)
関係者以外立ち入り禁止で平成20年4月解体予定の旧部室棟(担当責任者は関谷教頭)に部室を構える。以下の6名で構成され、顧問は史代。
武藤英麻(演:薗田杏奈
3年桃組、クラス委員。
神田歩美(演:中浜奈美子
3年桃組、同好会会長。
後藤佐織(演:中村静香
3年桃組、紅蓮女サイトBBSでのハンドルは「サオリン」。
本間響子(演:秋山奈々
2年生、好物はシシャモ。調布在住で、イギリスに留学中の姉が居る。
中川美雪(演:高山侑子
1年生、レールスルイス製の車(運転手付き)で通学。
一条舞衣(演:加藤みづき
1年生。
尾崎留美(演:夏目ナナ
保健室のせんせい。真冬でも、常に胸元が露な薄着に白衣という出で立ち。
伊田隆(演:羽場裕一
ストーカー殺人犯(第4話からのクレジット)。13年前のクリスマス、吉本有香の背後から灯油を浴びせ火を放って殺し、前橋東刑務所に服役、仮出所中。紅蓮女サイトBBSでのハンドルは「Yuka(ハートマーク)」。
関谷(演:片桐竜次
教頭。フランス語教師。事ある毎、史代に説教をする。史代は、技の練習をする際、彼の写真を標的にしている。
中鉢大輝(演:熊井幸平
謎のお隣さん。「コーポあさひ」201号室の住人。隣室との壁は薄く、同棲中の彼女とイチャつく声が漏れ聞こえ、それが史代のイライラの種。何かと史代に物を借りに来る。
史代の母(声:有希九美
聖アナスタシア学園に通う秀才の珠代に比べ、成績の悪かった史代に厳しく接していたが、決して愛情が無い訳ではなく、それには理由があった。
今井真司(演:村杉蝉之介
週刊ZBA!(ズバ)記者。
こごろー(声:我修院達也
橋の下で拾ってきたパソコンソフトのキャラクターで、史代の唯一の友達。成人並みの知性と会話能力を持ち、チェーンメールを最初に送ったアドレスを突き止める特技がある。

ゲスト[編集]

  • 第6話
  • 第7話
    • 前園コージ:柳ユーレイ … テレビ関東プロデューサー
    • サツキ:金子さやか … 13年前に自殺した女優の幽霊
    • 日向:倉貫匡弘 … テレビ関東フロアディレクター
  • 第9話
  • 第10話
    • 珠代/セーラーさん:寉岡萌希 … 史代の姉。誕生日は3月11日。17歳の誕生日が命日。
    • 史代(少女時代):優希
    • 伝説マニア:石井智也

原作との相違点[編集]

  • 原作では主人公は三十路前の小学校教師だが、ドラマでは高校教師に変更されている。
  • 都市伝説同好会はドラマオリジナルの設定。
  • 原作の舞台は京都だが、ドラマの舞台は東京になっている。
  • こごろーが原作ではフェレットだが、ドラマでは橋の下で拾ったPCソフト。

スタッフ[編集]

サブタイトル[編集]

  • 第1話『都市伝説の女王 降臨』
  • 第2話『VS 受験君』
  • 第3話『VS 恐怖のチェーンメール』
  • 第4話『監禁!! 呪いの廃病院』
  • 第5話『呪いの裏花言葉』
  • 第6話『ベットの下の殺人鬼』[2]
  • 第7話『紅蓮女 遂にテレビで生放送』[3]
  • 第8話『スクープ! 紅蓮女の正体』
  • 第9話『恐怖! 皆殺しコスプレパーティー』
  • 第10話『走れ! 呪いのセーラーさん』
  • 第11話『死闘!紅蓮女VSニセ紅蓮女』
  • 最終話『バレた!紅蓮女の正体!』

主題歌[編集]

関連[編集]

火災調査官・紅蓮次郎

脚注[編集]

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  1. ^ オンエア時に、椿孝之と間違ってクレジット表示された
  2. ^ 本来はベッドであろうが、オンエア時の表記はベットであった
  3. ^ 番組公式サイト上では「紅蓮女、テレビで暴かれる!」となっている

外部リンク[編集]

テレビ東京 ドラマ24
前番組 番組名 次番組
コスプレ幽霊 紅蓮女
(2008.1.11 - 2008.3.28)
秘書のカガミ
(2008.4.11 - 2008.6.27)