アーリオ・オリオ・ペペロンチーノ

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アーリオ・オリオ・ペペロンチーノ

アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ (aglio olio e peperoncino) は料理名でイタリア料理の1つ。正確には「spaghetti aglio olio e peperoncino」のように使用するパスタの名前を併記する。日本ではペペロンチーノの名で広く知られている。

目次

[編集] 料理の概要

イタリア語で、アーリオはニンニクを、オーリオは油(特にオリーブオイル)を、ペペロンチーノは肉厚で甘みがあり辛さの弱い唐辛子パプリカ)を意味する。これら3つ(とパスタの茹で汁)を調理してソースとするパスタ料理である。

スパゲッティ・アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノは、このオイルソースロングパスタを絡めた単純な料理であり、イタリアでは家庭などで簡単に作られる、いわば「お茶漬け」的な食べ物である。そのため、イタリアでは外食として食べることはまず無い。

材料・作業工程の少ないシンプルな料理だが、素材の選別から下処理、火の通し方、仕上げ方に至るまで調理法は多岐にわたる。素材の質と料理人の技量が味に直結する、ごまかしの利かない料理でもある。

[編集] 日本における普及

1970年代後半、スパゲッティが喫茶店などで「ミートソース」や「ナポリタン」としてしか知られていなかった頃、そこに加わる一品として登場し、その後「ペペロンチーノ」の略称で定着した。当初は肉や野菜と共に炒められるなど、本来とは異なる形で供されることが多かったが、1990年頃に起きたイタ飯(イタリアンレストラン)ブームを経て、本来のレシピが一般に知られるようになった。

しかしその後も「ペペロンチーノ」の略称は根強く残っており、現在でも喫茶店や洋食店などではピーマンやベーコンなどと共に炒められた洋食としての「ペペロンチーノ」が供されているところもある。イタリアではパスタを炒めるという行為は一般的ではない。

[編集] 材料(1人分)

スパゲッティなどのロングパスタ (100g) 、ニンニク(1片)、オリーブオイル (30cc) 、唐辛子(1 - 2本)のみ。他に、パスタを茹でる湯と塩を適量。後は好みによってイタリアンパセリなどハーブ類、胡椒アンチョビを加える程度だが、ブイヨンなどで味をしっかりとつけて出す店もある。

一般的にスパゲッティ(1.9mm前後)よりも細目の、スパゲッティーニ(1.6mm前後)やフェデリーニ(1.4mm前後)が好まれる。

[編集] 基本的な作り方

ニンニクを切るか潰して芯芽を取り除く。唐辛子(鷹の爪)も切るかちぎって中の種を取り除く。

冷たいフライパンに、ニンニク、唐辛子、オリーブオイルを入れる。フライパンを傾け、弱火でじっくりと熱して香りと辛みのエキスをオイルに移し(オイルソースを参照)、茹で汁30cc程度を加え合わせておく。

パスタはたっぷりの湯に1%の塩分を加えて茹でる。アルデンテに茹で上げたら、フライパンに入れ、オイルソースと絡める。絡める直前にオイルソースをよくかき混ぜ、オリーブオイルと茹で汁をよくなじませておくとよい。

[編集] 関連用語

[編集] 関連書籍

  • 一流シェフが手ほどきする パスタ&ピッツァ 世界文化社 ISBN 4-418-97101-7
アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノのレシピが9人のシェフによって9通り紹介されている。
イタリア料理店のオーナーシェフが、アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノについて語ったエッセー集。レシピも幾つか紹介されている。