アーリオ・オリオ・ペペロンチーノ

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アーリオ・オリオ・ペペロンチーノ

アーリオ・オリオ・ペペロンチーノ: aglio olio e peperoncino)は料理でイタリア料理のひとつ。日本ではペペロンチーノの名で広く知られている。

目次

料理の概要 [編集]

イタリア語で、アーリオはニンニクを、オリオは油(特にオリーブ・オイル)を、ペペロンチーノはチリペッパーを意味する。これらニンニク・オリーブオイル・唐辛子(とパスタの茹で汁)3つを調理してソースとするパスタ料理全般を指す。

材料・作業工程の少ないシンプルな料理ではあるが、素材の選別から下処理、火の通し方、仕上げ方に至るまで調理法は多岐にわたり、素材の質と料理人の技量が味に直結しはっきりと現れ、ごまかしの利かない料理でもある。

パスタとしてスパゲッティを選んだスパゲッティ・アーリオ・オリオ・ペペロンチーノは、上記のニンニクと唐辛子が効いたオイルソーススパゲティペンネなどのパスタ類を絡めたシンプルな料理で、イタリアのみならず各国の家庭で好まれている料理である。

イタリアでも家庭で頻繁に食べられているが、外食となると家庭では食べる機会が少ない凝ったものを選びたがる傾向があるので、イタリアのレストランなどのメニューに並ぶ事はあまりない。イタリアのレストランでは肉や魚のセコンド・ピアットが主な料理であり、プリモ・ピアットであるスパゲッティには単純なものしか用意されておらず、それでもメニューには並ぶことがほとんどないというのが現地イタリアでのリストランテ格のメニューの実態である。日本ではレストランでもメニューにしっかりと並んでいる。

家庭でありがちな、まともに材料を用意していないような"絶望的な"状況でも作ることができるので「絶望のパスタ」などとユーモアを込めて呼ばれることもごく稀にある[1]

典型となる材料の例(1人分) [編集]

スパゲッティなどのロングパスタ (100g) 、ニンニク(1片)、オリーブオイル (30cc) 、唐辛子(1-2本)のみ。他に、パスタを茹でる湯と塩を適量。後は好みによってイタリアンパセリなどハーブ類、胡椒アンチョビを加える程度だが、ブイヨンなどで味をしっかりとつけて出す店もある。

一般的にスパゲッティ(1.9mm前後)よりも細目の、スパゲッティーニ(1.6mm前後)やフェデリーニ(1.4mm前後)が好まれる。

基本的な作り方 [編集]

ガラスの瓶詰め容器に保存などしたりする

ニンニクを切るか潰して芯芽を取り除く。唐辛子(鷹の爪)も切るかちぎって中の種を取り除く。

冷たいフライパンに、ニンニク、唐辛子、オリーブオイルを入れる。フライパンを傾け、弱火でじっくりと熱して香りと辛みのエキスをオイルに移し(オイルソースを参照)、茹で汁30cc程度を加え合わせておく。

パスタはたっぷりの湯に1%の塩分を加えて茹でる。アルデンテに茹で上げたら、フライパンに入れ、オイルソースと絡める。絡める直前にオイルソースをよくかき混ぜ、オリーブオイルと茹で汁をよくなじませておくとよい。

脚注・出典 [編集]

  1. ^ ただ本当の「絶望のパスタ」は、アーリオ・オリオ・ペペロンチーノとは別物だ、とする説もある。

関連書籍 [編集]

  • 一流シェフが手ほどきする パスタ&ピッツァ 世界文化社 ISBN 4-418-97101-7
アーリオ・オリオ・ペペロンチーノのレシピが9人のシェフによって9通り紹介されている。
イタリア料理店のオーナーシェフが、アーリオ・オリオ・ペペロンチーノについて語ったエッセー集。レシピも幾つか紹介されている。

関連項目 [編集]

外部リンク [編集]