アルデンテ

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アルデンテイタリア語al dente)とは、スパゲッティなどのパスタを茹でるとき「歯ごたえが残る」という茹で上がり状態の目安とされる表現。パスタの料理によって使われる。

概要[編集]

麺が完全に茹で上がらずに麺の中心が髪の毛の細さ程度の芯を残して茹であげることをいう。

芯を残して茹で上げるのは、茹で水の塩分が麺に完全に入らない分辛くならず、茹で水の水分が麺に完全に入らない分ソースも麺に入りやすくなり美味しさが増す。

"al dente" を直訳すると「歯に~」であり、茹で上がりの「歯ごたえのある状態」を示す用語。パスタ以外にも、野菜などの茹で上がり状態を表現する際にも用いる。

誤解[編集]

パスタは一般的に茹で上げた後、うどんやそばのように水で締めない為、その後も余熱で芯まで火が通っていく。その為、パスタは茹であげたときにアルデンテの状態が好ましいとされる。フライパンでソースを絡めたあとや、皿に盛られ口にする瞬間なのではない。

各国での実例[編集]

イタリア国内・スイスのイタリア語圏内[編集]

アルデンテとはイタリア国内でも乾麺を主体に食べる南イタリア地方で一般的な概念である。 また、その南イタリア内にでも地域、店舗、家庭によって好まれる硬さの程度は異なり、ソースの種類や食べる時の状態に合わせて堅さを変えることもある。 ローマではパスタをかなり硬めに茹でる習慣があり他の地域から「鉄のアルデンテ」と評される事がある。一方、北イタリア地方、特にヴェネツィアでは他地域より柔らかめに茹でる傾向があると言われている。

なお、アルデンテは乾麺でなければ成立しない概念であり、生パスタを利用する時はこの概念は適用されない。(コシのある茹で方を行う程度。)

ナポリ近辺でのパスタは芯が残ってやや硬い傾向がある。スイスのイタリア語圏では、このアルデンテよりも長い茹で時間で柔らかい状態のパスタが供される場合が多い。

日本国内[編集]

うどんそばなど独自の麺文化のある日本においては、アルデンテでは若干硬く日本人の嗜好に合わないと考える人もいる。日本で売られているスパゲッティに書かれた茹で時間も、もちもちとして程よく芯が柔らかい状態である。「アル・デンテ」という言葉が日本人によく知られるようになったのは1980年伊丹十三のエッセイ『女たちよ!』からである。スパゲッティの召し上がり方をはじめ、多くのことが教えられた。

登録商標は、ソニーが取得した。[要出典]2013年現在は、穀物加工品に関して「アルデンテ」を表示する登録を日清食品ホールディングスが行っている。その他、食品や日用品などの分野では明治製菓倉敷紡績スタイリングライフ・ホールディングスなど数社が商標登録を出願し、取得している。

関連項目[編集]