愛知県第1区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
日本の旗愛知県第1区
衆議院小選挙区 愛知県拡大枠.svg衆議院小選挙区 愛知県名古屋市.svg衆議院小選挙区 凡例.svg
行政区域 名古屋市東区北区西区中区
(2017年7月16日現在)
比例区 東海ブロック
設置年 1994年
選出議員 熊田裕通
有権者数 390,146人
1.63 倍(一票の格差鳥取1区との比較)
総務省・2017年9月1日)
テンプレートを表示

愛知県第1区(あいちけんだい1く)は、日本衆議院における選挙区1994年平成6年)の公職選挙法改正で設置。

区域[編集]

歴史[編集]

名古屋市中選挙区制の末期頃から野党の勢力が伸長しており、1996年第41回衆議院議員総選挙では「新進王国」と呼ばれるほどの強さを誇った。新進党解党後は多くの議員が民主党入りしたこともあり、一時期は全国屈指の「民主王国」と呼ばれた地域だった。2009年8月現在の人口は458,766人。

名古屋市の中でも特に1区は新進、民主と渡り歩いてきた河村たかしが全国的な知名度から過去の選挙では党勢に関係なく無類の強さを誇っていた。

河村は2009年3月25日、名古屋市長選挙(同年4月26日投開票)へ立候補することを正式表明する。4月7日、河村の議員辞職願が衆議院本会議で受理された[1]ことにより、1区は同年4月から7月21日衆議院解散時まで欠員状態となった。

2009年8月の第45回衆議院議員総選挙では、河村の元秘書で選挙区内を地盤とする元愛知県議の佐藤夕子が初当選した。その後、佐藤は民主党を離党、河村が代表を務める減税日本へ移籍した。

2012年12月の第46回衆議院議員総選挙では、自民党新人の熊田裕通が、減税日本所属国会議員が合流した日本未来の党所属となった佐藤と、前回は比例東海ブロック単独で当選した吉田統彦の二人の現職候補者を破り初当選した。これにより、当選挙区導入後河村は佐藤と合わせて守り続けてきた議席を手放すこととなった。

2014年12月の第47回衆議院議員総選挙では、民主党吉田統彦が現職である自民党熊田裕通に挑むも敗れた。減税日本の広沢一郎は支持が広がらなかった。

2017年10月の第48回衆議院議員総選挙では吉田と佐藤がそれぞれ立憲民主党希望の党へ鞍替えして熊田に臨むも熊田が制した。吉田は比例で復活当選を果たしたが佐藤は落選。

小選挙区選出議員[編集]

選挙名 当選者 党派
第41回衆議院議員総選挙 1996年 河村たかし 新進党
第42回衆議院議員総選挙 2000年 河村たかし 民主党
第43回衆議院議員総選挙 2003年 河村たかし 民主党
第44回衆議院議員総選挙 2005年 河村たかし 民主党
第45回衆議院議員総選挙 2009年 佐藤夕子 民主党
第46回衆議院議員総選挙 2012年 熊田裕通 自由民主党
第47回衆議院議員総選挙 2014年 熊田裕通 自由民主党
第48回衆議院議員総選挙 2017年 熊田裕通 自由民主党

選挙結果[編集]

第48回衆議院議員総選挙 愛知県第1区

解散日:2017年9月28日 投票日:2017年10月22日
当日有権者数:388,992人 最終投票率:47.45%(前回比:+0.24ポイント)

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 重複
熊田裕通 53 自由民主党 74,298票
41.1%
―― 公明党推薦
比当 吉田統彦 42 立憲民主党 57,780票
32.0%
77.8%
佐藤夕子 54 希望の党 48,633票
26.9%
65.5% 減税日本推薦
第47回衆議院議員総選挙 愛知県第1区

解散日:2014年11月21日 投票日:2014年12月14日
当日有権者数:377,177人 最終投票率:47.21%

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 重複
熊田裕通 50 自由民主党 73,003票
42.4%
―― 公明党・新党改革推薦
吉田統彦 40 民主党 49,230票
28.6%
67.4%
大野宙光 51 日本共産党 20,143票
11.7%
27.6%
広沢一郎 50 減税日本 18,343票
10.7%
25.1%
身玉山宗三郎 41 次世代の党 6,422票
3.7%
8.8%
平山良平 66 社会民主党 5,076票
2.9%
7.0%
第46回衆議院議員総選挙 愛知県第1区

解散日:2012年11月16日 投票日:2012年12月16日
当日有権者数:373,297人 最終投票率:52.69%

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 重複
熊田裕通 48 自由民主党 77,215票
40.7%
―― 公明党
佐藤夕子 49 日本未来の党 60,293票
31.8%
78.1% 新党大地
吉田統彦 38 民主党 36,578票
19.3%
47.4% 国民新党
大野宙光 49 日本共産党 15,512票
8.2%
20.1%
第45回衆議院議員総選挙 愛知県第1区

解散日:2009年7月21日 投票日:2009年8月30日
当日有権者数:369,526人 最終投票率:62.0%

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 重複
佐藤夕子 46 民主党 122,348票
54.4%
――
篠田陽介 36 自由民主党 78,691票
35.0%
64.3%
木村恵美 59 日本共産党 14,485票
6.4%
11.8%
平山良平 61 社会民主党 6,082票
2.7%
5.0%
河田成治 42 幸福実現党 3,352票
1.5%
2.7%
  • 河村は名古屋市長選出馬のため辞職したが、任期満了直前のため解散までは欠員とされた。
第44回衆議院議員総選挙 愛知県第1区

解散日:2005年8月8日 投票日:2005年9月11日
当日有権者数:360,007人 最終投票率:59.69%

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 重複
河村たかし 56 民主党 105,449票
50.0%
――
比当 篠田陽介 32 自由民主党 82,486票
39.1%
78.2%
木村恵美 55 日本共産党 15,585票
7.4%
14.8%
小林正和 56 社会民主党 7,560票
3.6%
7.2%
第43回衆議院議員総選挙 愛知県第1区

解散日:2003年10月10日 投票日:2003年11月9日
当日有権者数:355,527人 最終投票率:52.00%

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 重複
河村たかし 55 民主党 97,617票
54.2%
――
谷田武彦 59 自由民主党 64,968票
36.1%
66.6%
木村恵美 53 日本共産党 17,510票
9.7%
17.9%
  • 谷田は第42回では比例単独候補として当選。
第42回衆議院議員総選挙 愛知県第1区

解散日:2000年6月2日 投票日:2000年6月25日

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 重複
河村たかし 51 民主党 79,817票
42.1%
――
平田米男 51 公明党 53,841票
28.4%
67.5% 自由民主党・保守党
宮田正之 54 無所属 27,689票
14.6%
34.7% ×
新谷由紀子 56 日本共産党 24,523票
12.9%
30.7%
石川昭彦 29 諸派 2,036票
1.1%
2.6%
伊東マサコ 54 自由連合 1,770票
0.9%
2.2%
  • 平田は第41回は新進党から比例単独候補として当選。
  • 宮田は自由民主党所属の前名古屋市議、その後自由党へ入党。
第41回衆議院議員総選挙 愛知県第1区

解散日:1996年9月27日 投票日:1996年10月20日

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 重複
河村たかし 47 新進党 66,876票
40.0%
――
今枝敬雄 72 自由民主党 42,969票
25.7%
64.3%
佐藤泰介 53 民主党 33,503票
20.1%
50.1%
岩中美保子 43 日本共産党 22,209票
13.3%
33.2%
伊東マサコ 51 文化フォーラム 616票
0.4%
0.9%
山田浩 51 国民党 566票
0.3%
0.8%
浅野光雪 45 無所属 312票
0.2%
0.5% ×

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 河村たかし氏:名古屋市長選立候補で衆院議員辞職 - 毎日jp 毎日新聞 2009年4月8日 0時20分(最終更新 4月8日 02時40分)

関連項目[編集]