新潟県第4区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
日本の旗新潟県第4区
衆議院小選挙区 新潟県.svg衆議院小選挙区 凡例.svg
行政区域 新潟市秋葉区江南区(旧横越町亀田町域)・南区(旧白根市域)・北区(旧横越町域)・中央区(旧亀田町域)・東区(旧亀田町域)、三条市加茂市見附市長岡市(旧栃尾市中之島町域)、南蒲原郡
(2017年7月16日現在)
比例区 北陸信越ブロック
設置年 1994年
選出議員 菊田真紀子
有権者数 30万7966人
1.331 倍(一票の格差鳥取1区との比較)
総務省・2021年10月18日)
テンプレートを表示

新潟県第4区(にいがたけんだい4く)は、日本衆議院議員総選挙における選挙区1994年平成6年)の公職選挙法改正で設置。

区域[編集]

2013年平成25年公職選挙法改正以降の区域は以下のようである[1][2]

2002年平成14年公職選挙法改正から2013年の小選挙区改定までの区域は以下のようである[4]

1994年平成6年公職選挙法改正から2002年の小選挙区改定までの区域は以下のようである[5]

  • 三条市
  • 新津市
  • 加茂市
  • 見附市
  • 栃尾市
  • 白根市
  • 中蒲原郡
  • 南蒲原郡

歴史[編集]

新潟県県央地域の中核を担う三条市を中心とした選挙区。中選挙区制時代は旧新潟2区および旧新潟3区に跨っていた。

小選挙区制度移行前は旧栃尾市(現長岡市)出身の自由民主党渡辺秀央が地盤を築いて6選していたが、渡辺は自民党を離党したため、旧新潟2区で無所属で当選していた栗原博久(出身地は秋葉区)を入党させて公認候補として4区に擁立した。また、民主党も旧3区時代に日本社会党公認で2度の当選経験を持つ坂上富男を擁立し、1996年第41回衆議院議員総選挙は渡辺・栗原・坂上の三つ巴の争いとなったが、栗原がこれを制して当選して渡辺は落選。坂上は3位ながら比例で復活して議席を得た。その後、渡辺は自由党に入党して第18回参議院議員通常選挙比例区から立候補して当選している。

2000年第42回衆議院議員総選挙で自由党は元加茂市議会議員の菊田真紀子に渡辺の地盤を継承させて擁立。菊田は栗原に2,694票差まで迫ったが、自由党の比例北陸信越ブロックの獲得議席は1つしか無く、比例1位に一川保夫が掲載されていた為に、菊田は惜敗率では北陸信越ブロックでトップながら落選する事になった。また、民主党の坂上も比例復活も叶わず落選した。

2003年第43回衆議院議員総選挙民由合併によって菊田と坂上で活動している選挙区が重複したが、民主党は坂上を2区へと転出させ、坂上の地盤も菊田に集約させて選挙に臨んだ結果、菊田が初当選し栗原は比例にもかからず落選した。続く2005年第44回衆議院議員総選挙では自民党は栗原洋志(博久の長男)を立てたが、菊田がこれに比例復活を許さず当選。2009年第45回衆議院議員総選挙でも菊田が栗原に完勝し当選した。

政権交代の前に菊田を取り立てた渡辺秀央は民主党を離れ、自由党時代の上司小沢一郎2012年国民の生活が第一を立ち上げて民主党の議員を大量に引き抜いて離党したが、菊田はこれに同調せずに民主党に残留する事を選んだ。そして同年に行われた第46回衆議院議員総選挙で自民党は新人の金子恵美を擁立して、選挙は金子が当選し菊田は辛うじて比例復活で議席を維持した。2014年第47回衆議院議員総選挙でも金子が勝利し、菊田は比例当選した。

2017年第48回衆議院議員総選挙の直前の民進党希望の党合流構想に菊田は反発し、無所属での出馬を表明。これを受けて日本共産党社会民主党自由党新潟県連は相乗りして菊田に推薦を取り付け、野党共闘が成立した。また、かつて自民党の4区支部長であった栗原洋志が無所属での出馬を模索していたが、最終的に自民党の比例単独下位での立候補になった[6][7]。金子vs菊田の一騎打ちとなったこの選挙で菊田は金子に圧勝して3期ぶりに小選挙区で当選を決め、金子は比例復活もできずに落選した。

2021年の第49回衆議院議員総選挙では立憲民主党公認で出馬した菊田が金子に代わって自民党公認候補として出馬した元三条市長の国定勇人を238票差で下し7選を果たした(国定も比例復活)。

小選挙区選出議員[編集]

選挙名 当選者 党派
第41回衆議院議員総選挙 1996年 栗原博久 自由民主党
第42回衆議院議員総選挙 2000年
第43回衆議院議員総選挙 2003年 菊田真紀子 民主党
第44回衆議院議員総選挙 2005年
第45回衆議院議員総選挙 2009年
第46回衆議院議員総選挙 2012年 金子恵美 自由民主党
第47回衆議院議員総選挙 2014年
第48回衆議院議員総選挙 2017年 菊田真紀子 無所属
第49回衆議院議員総選挙 2021年 立憲民主党

選挙結果[編集]

第49回衆議院議員総選挙2021年(令和3年)10月31日 新潟県第4区

時の内閣:第1次岸田内閣 解散日:2021年10月14日 公示日:2021年10月19日
当日有権者数:30万7471人 最終投票率:64.17%(前回比:増加0.1%) (全国投票率:55.93%(増加2.25%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
菊田真紀子52立憲民主党97,494票
50.06%
――日本共産党社会民主党新潟県連合推薦
比当国定勇人49自由民主党97,256票
49.94%
99.76%公明党推薦
第48回衆議院議員総選挙2017年(平成29年)10月22日 新潟県第4区

時の内閣:第3次安倍第3次改造内閣 解散日:2017年9月28日 公示日:2017年10月10日
当日有権者数:31万7754人 最終投票率:64.07%(前回比:増加10.78%) (全国投票率:53.68%(増加1.02%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
菊田真紀子47無所属112,600票
56.27%
――日本共産党・社会民主党・自由党新潟県連推薦×
金子恵美39自由民主党87,524票
43.73%
77.73%公明党推薦
  • 金子は比例北陸信越ブロックで比例同順位内の惜敗率が次点だったため、石崎徹の議員辞職に伴い繰り上げ当選の対象となったが、既に政界を引退していたため辞退した(次々点の小松裕が繰り上げ当選)。
第47回衆議院議員総選挙2014年(平成26年)12月14日 新潟県第4区

時の内閣:第2次安倍改造内閣 解散日:2014年11月21日 公示日:2014年12月2日
当日有権者数:31万6172人 最終投票率:53.29%(前回比:減少7.49%) (全国投票率:52.66%(減少6.66%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
金子恵美36自由民主党77,137票
46.70%
――公明党推薦
比当菊田真紀子45民主党74,073票
44.85%
96.03%
西沢博34日本共産党13,957票
8.45%
18.09%
第46回衆議院議員総選挙2012年(平成24年)12月16日 新潟県第4区

時の内閣:野田第3次改造内閣 解散日:2012年11月16日 公示日:2012年12月4日
当日有権者数:31万8807人 最終投票率:60.78%(前回比:減少12.51%) (全国投票率:59.32%(減少9.96%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
金子恵美34自由民主党80,514票
42.59%
――公明党
比当菊田真紀子43民主党66,457票
35.15%
82.54%国民新党
栗原博久65日本維新の会32,181票
17.02%
39.97%
西沢博32日本共産党9,908票
5.24%
12.31%
第45回衆議院議員総選挙2009年(平成21年)8月30日 新潟県第4区

時の内閣:麻生内閣 解散日:2009年7月21日 公示日:2009年8月18日
当日有権者数:32万1921人 最終投票率:73.29%(前回比:増加1.28%) (全国投票率:69.28%(増加1.77%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
菊田真紀子39民主党144,230票
62.51%
――
栗原洋志38自由民主党82,826票
35.90%
57.43%
関谷剛38幸福実現党3,660票
1.59%
2.54%
第44回衆議院議員総選挙2005年(平成17年)9月11日 新潟県第4区

時の内閣:第2次小泉改造内閣 解散日:2005年8月8日 公示日:2005年8月30日
当日有権者数:32万2023人 最終投票率:72.01%(前回比:増加4.49%) (全国投票率:67.51%(増加7.65%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
菊田真紀子35民主党114,843票
50.52%
――
栗原洋志34自由民主党93,971票
41.34%
81.83%
武藤元美48日本共産党18,503票
8.14%
16.11%
第43回衆議院議員総選挙2003年(平成15年)11月9日 新潟県第4区

時の内閣:第1次小泉第2次改造内閣 解散日:2003年10月10日 公示日:2003年10月28日
当日有権者数:32万1244人 最終投票率:67.52%(前回比:減少2.72%) (全国投票率:59.86%(減少2.63%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
菊田真紀子34民主党113,271票
53.45%
――
栗原博久56自由民主党83,880票
39.58%
74.05%
武藤元美46日本共産党14,776票
6.97%
13.04%
第42回衆議院議員総選挙2000年(平成12年)6月25日 新潟県第4区

時の内閣:第1次森内閣 解散日:2000年6月2日 公示日:2000年6月13日 最終投票率:70.24% (全国投票率:62.49%(増加2.84%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
栗原博久53自由民主党72,604票
33.21%
――
菊田真紀子30自由党69,910票
31.98%
96.29%
坂上富男73民主党58,008票
26.54%
79.90%
武藤元美43日本共産党18,069票
8.27%
24.89%
第41回衆議院議員総選挙1996年(平成8年)10月20日 新潟県第4区

時の内閣:第1次橋本内閣 解散日:1996年9月27日 公示日:1996年10月8日 (全国投票率:59.65%(減少8.11%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
栗原博久49自由民主党85,743票
41.60%
――
渡辺秀央62無所属62,823票
30.48%
73.27%×
比当坂上富男69民主党42,144票
20.45%
49.15%
渡辺憲彦53日本共産党15,408票
7.48%
17.97%

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 衆議院トップページ >立法情報 >制定法律情報 >第183回国会 制定法律の一覧 >衆議院小選挙区選出議員の選挙区間における人口較差を緊急に是正するための公職選挙法及び衆議院議員選挙区画定審議会設置法の一部を改正する法律の一部を改正する法律 法律第六十八号(平二五・六・二八)”. 衆議院 (平成25-06-28). 2021年10月2日閲覧。住居表示などにより変更あり。
  2. ^ 新潟県”. 総務省. 2021年10月2日閲覧。
  3. ^ 新潟県における衆議院議員の小選挙区 - 新潟県ホームページ”. www.pref.niigata.lg.jp (2019年3月29日). 2021年10月2日閲覧。
  4. ^ 衆議院トップページ >立法情報 >制定法律情報 >第154回国会 制定法律の一覧 >公職選挙法の一部を改正する法律 法律第九十五号(平一四・七・三一)”. 衆議院 (平成14-07-31). 2021年10月2日閲覧。地名は2002年(平成14年)当時のものである。
  5. ^ 衆議院トップページ >立法情報 >制定法律情報 >第131回国会 制定法律の一覧 >法律第百四号(平六・一一・二五)”. 衆議院 (平成6年11月25日). 2021年10月2日閲覧。地名は1994年(平成6年)当時のものである。
  6. ^ “【衆院解散】新潟4区、栗原洋志氏が出馬へ 父は元農林水産副大臣の博久氏”. 産経新聞. (2017年9月22日). http://www.sankei.com/politics/news/170922/plt1709220043-n1.html 2018年8月28日閲覧。 
  7. ^ “衆院選 :自民、比例候補に40人 中曽根元首相の孫も”. 毎日新聞. (2017年10月9日). https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171010/k00/00m/010/081000c 2018年8月28日閲覧。 

関連項目[編集]