沖縄県第2区

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日本の旗沖縄県第2区
衆議院小選挙区 沖縄県.svg衆議院小選挙区 凡例.svg
行政区域 宜野湾市浦添市中頭郡
(2017年7月16日現在)
比例区 九州ブロック
設置年 1994年2002年区割変更)
選出議員 照屋寛徳
有権者数 (2017年7月16日区割変更前)
286,987人
1.23 倍(一票の格差福島4区との比較)
総務省・2016年9月2日)
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沖縄県第2区(おきなわけんだい2く)は、日本衆議院議員総選挙における選挙区1994年平成6年)の公職選挙法改正で設置。2002年(平成14年)に一部区割りの見直しが行われた。

現在、社民党照屋寛徳が選出されている。

区域[編集]

(☆印は2002年の区割り見直しで3区から移動した自治体)

区域の変遷[編集]

  • 1994年に衆議院の選挙制度が小選挙区比例代表並立制になった際に区割りが制定。従来の中選挙区制では沖縄県参議院同様県全域を一選挙区とする「沖縄全県区」だったため、国政選挙で初めて複数の選挙区となり3つに分かれた(沖縄県における戦後の国政選挙参加は本土復帰前の1970年国政参加選挙から)。当時の区域は浦添市・宜野湾市・西原町と沖縄本島南部(周辺離島を含む、那覇市は除く)で、導入初の選挙だった1996年10月の第41回衆議院議員総選挙と次の2000年6月の第42回衆議院議員総選挙はこの区域で行われた。
  • その後2000年の国勢調査をもとにした2002年の議員定数是正とそれに伴う区割り見直し(いわゆる4増4減)で沖縄県は人口増加で選挙区が1つ増え4選挙区となった。そのため選挙区域も見直され、浦添市・宜野湾市・西原町以外の自治体が入れ替えられた。これまで区域だった沖縄本島南部は本島部が新設される4区に、周辺離島(久米島慶良間諸島粟国諸島大東諸島)は那覇市と同じ1区へ移動した。かわって3区から読谷村・嘉手納町・北谷町・北中城村・中城村が移動した。これにより本島南部中心から中部中心の選挙区となった。
  • 沖縄の中でも特に米軍関連施設が多い。また那覇都市圏の拡大に伴って市街地も年々この2区内に広がってきており、人口は現在も増加している。

歴史[編集]

第42回衆議院議員総選挙および第43回衆議院議員総選挙を例外に、300ある選挙区のうち共産党が唯一公認候補を一貫して擁立しない共産空白区として知られる(42回と43回は全選挙区で擁立)。社会党時代から対立の続く共産党が社民党の候補者を支援し、全国唯一の社共共闘を行っている。民主党も独自の候補者を立てず事実上社民党の候補者を支援し、革新派が共闘する体制を取っている。これは普天間飛行場を抱える宜野湾市を中心に、沖縄県でも特に米軍施設が占める割合が高い選挙区であることが最大の要因である。第43回衆議院議員総選挙より社民党の照屋寛徳が一貫して当選を重ねており、社民党として唯一の小選挙区での議席を守っている。

小選挙区選出議員[編集]

選挙名 当選者 党派
第41回衆議院議員総選挙 1996年 仲村正治 新進党
第42回衆議院議員総選挙 2000年 仲村正治 自由民主党
第43回衆議院議員総選挙 2003年 照屋寛徳 社会民主党
第44回衆議院議員総選挙 2005年 照屋寛徳 社会民主党
第45回衆議院議員総選挙 2009年 照屋寛徳 社会民主党
第46回衆議院議員総選挙 2012年 照屋寛徳 社会民主党
第47回衆議院議員総選挙 2014年 照屋寛徳 社会民主党
第48回衆議院議員総選挙 2017年 照屋寛徳 社会民主党

選挙結果[編集]

第48回衆議院議員総選挙 沖縄県第2区

解散日:2017年9月28日  投票日:2017年10月22日
当日有権者数:287,525人 最終投票率:56.06%(前回比:ポイント)

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 重複
照屋寛徳 72 社会民主党 92,194票
58.9%
――
宮崎政久 52 自由民主党 64,247票
41.1%
69.7% 公明党
第47回衆議院議員総選挙 沖縄県第2区

解散日:2014年11月21日  投票日:2014年12月14日
当日有権者数:人 最終投票率:%(前回比:ポイント)

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 重複
照屋寛徳 69 社会民主党 85,781票
62.2%
―― 日本共産党生活の党沖縄社会大衆党
緑の党、「新風会」[1]支持
比当 宮崎政久 49 自由民主党 52,156票
37.8%
60.8% 公明党
第46回衆議院議員総選挙 沖縄県第2区

解散日:2012年11月16日  投票日:2012年12月16日
当日有権者数:人 最終投票率:%(前回比:ポイント)

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 重複
照屋寛徳 67 社会民主党 73,498票
49.0%
――
比当 宮崎政久 47 自由民主党 55,373票
36.9%
75.3% 公明党
金城利憲 58 日本維新の会 19,551票
13.0%
26.6% みんなの党
永井獏 68 無所属 1,556票
1.0%
2.1% ×
第45回衆議院議員総選挙 沖縄県第2区

解散日:2009年7月21日  投票日:2009年8月30日
当日有権者数:人 最終投票率:%(前回比:ポイント)

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 重複
照屋寛徳 64 社会民主党 101,820票
61.1%
―― 沖縄社会大衆党推薦
安次富修 53 自由民主党 60,773票
36.5%
59.7% 公明党推薦
富川昇 65 幸福実現党 4,044票
2.4%
4.0%
第44回衆議院議員総選挙 沖縄県第2区

解散日:2005年8月8日  投票日:2005年9月11日
当日有権者数:人 最終投票率:%(前回比:ポイント)

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 重複
照屋寛徳 60 社会民主党 71,861票
46.7%
―― 沖縄社会大衆党推薦
比当 安次富修 49 自由民主党 60,540票
39.3%
84.2% 公明党推薦
島尻昇 47 無所属 14,617票
9.5%
20.3% ×
西平守伸 55 日本共産党 6,875票
4.5%
9.6%
第43回衆議院議員総選挙 沖縄県第2区

解散日:2003年10月10日  投票日:2003年11月9日
当日有権者数:人 最終投票率:%(前回比:ポイント)

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 重複
照屋寛徳 58 社会民主党 74,123票
55.4%
―― 民主党・沖縄社会大衆党推薦
上原吉二 50 自由民主党 47,759票
35.7%
64.4% 公明党・保守新党推薦
前宮徳男 52 日本共産党 6,560票
4.9%
8.9%
金城邦男 53 無所属 5,297票
4.0%
7.1% ×
第42回衆議院議員総選挙 沖縄県第2区

解散日:2000年6月2日  投票日:2000年6月25日
当日有権者数:人 最終投票率:%(前回比:ポイント)

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 重複
仲村正治 68 自由民主党 88,544票
49.3%
―― 公明党・保守党推薦
島尻昇 42 民主党 30,970票
17.3%
35.0%
金城浩 52 自由連合 30,946票
17.2%
34.9% 社会民主党支持
仲西常雄 55 日本共産党 29,039票
16.2%
32.8%
  • 島尻は第41回・第43回は1区から出馬も落選。
  • 金城は第44回は4区から出馬も落選。
第41回衆議院議員総選挙 沖縄県第2区

解散日:1996年9月27日  投票日:1996年10月20日
当日有権者数:人 最終投票率:%(前回比:ポイント)

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 重複
仲村正治 65 新進党 66,421票
41.3%
――
仲本安一 61 沖縄社会大衆党 51,689票
32.2%
77.8% 日本共産党・新社会党推薦
金城浩 48 自由連合 18,696票
11.6%
28.1%
金城邦男 46 自由民主党 18,142票
11.3%
27.3%
安里仁一郎 38 新党さきがけ 5,801票
3.6%
8.7% 民主党推薦
  • 仲本は地域政党の公認だったため、全国規模・本土のメディアや公式では「諸派」扱い。共産党が全選挙区中、唯一公認候補を擁立せず仲本の推薦に回った。

脚注[編集]

  1. ^ 新基地県内移設に反対した元自民党の那覇市議会会派

関連項目[編集]