新潟県第2区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
日本の旗新潟県第2区
衆議院小選挙区 新潟県.svg衆議院小選挙区 凡例.svg
行政区域 新潟市西蒲区南区(旧味方村月潟村域)・西区(旧巻町域)、柏崎市燕市佐渡市長岡市(旧越路町三島町与板町寺泊町和島村小国町域)、西蒲原郡三島郡刈羽郡
(2017年7月16日現在)
比例区 北陸信越ブロック
設置年 1994年2002年区割変更)
選出議員 鷲尾英一郎
有権者数 303,311人
1.27 倍(一票の格差鳥取1区との比較)
総務省・2017年9月1日)
テンプレートを表示

新潟県第2区(にいがたけんだい2く)は、日本衆議院議員総選挙における選挙区1994年平成6年)の公職選挙法改正で設置。(2002年(平成14年)に一部区割りの見直しが行われた)。

区域[編集]

2002年の公職選挙法改正以降、旧西蒲原郡黒埼町の区域が2区から1区に変更となった。

歴史[編集]

柏崎刈羽原子力発電所を管内に抱えており、相川火力発電所や吉井・東柏崎ガス田などエネルギー関連の重要施設が密集している選挙区で、パナソニック新潟工場やブルボンツインバード工業なども拠点を構える県下屈指の工業地帯である。公職選挙法改正前は旧新潟1区および旧新潟3区に跨っていた。中選挙区時代は自由民主党の有力議員を輩出していたが、近年は発電所や企業労働者の組合員の影響力も強い。

この2区の地域は当初は旧1区のうち佐渡市を拠点とする自民党の近藤元次の地盤であったが1994年に近藤は死亡しており、自民党は代わりに本来の地盤は南魚沼郡であったが旧3区地域に影響力を持つ桜井新を出馬させた。しかし、これに近藤の長男であった近藤基彦が反発して無所属で出馬を強行し、1996年第41回衆議院議員総選挙では自民桜井と無所属近藤の保守分裂選挙となったが、桜井が勝利して近藤は落選した。しかし、2000年第42回衆議院議員総選挙でも続けて出馬を強行した近藤の前に桜井は敗北し完全落選した。この結果を受けて自民党は近藤を追加公認して2区支部長とし、桜井を第19回参議院議員通常選挙比例区に回して当選させて分裂状態を解消した。

2003年第43回衆議院議員総選挙でも候補の一本化に失敗した野党を尻目に近藤が大差で再選した。2005年第44回衆議院議員総選挙では連合新潟が民主党の新人鷲尾英一郎に付いて支援に当たり、近藤はこれを振り切って当選したが、鷲尾も比例復活で初当選した。2009年第45回衆議院議員総選挙では民主旋風の追い風を受けた鷲尾が大差で近藤を破り当選。比例復活もできず落選した近藤は政界を引退した。

しかし、2012年第46回衆議院議員総選挙では自民党の新人細田健一が鷲尾を破り初当選し、小選挙区で敗れた鷲尾は比例復活に回った。続く2014年でも細田がわずか102票差という激戦を制して当選し、敗北した鷲尾は比例復活した。

2017年第48回衆議院議員総選挙では鷲尾は希望の党合流を拒否して無所属での出馬を表明。県内6選挙区で唯一、野党共闘が成立しなかったが社会民主党が候補擁立を断念するなど一定の配慮を行い、結果として鷲尾が3期ぶりに小選挙区で当選して細田は比例復活で議席を得た。

小選挙区選出議員[編集]

選挙名 当選者 党派
第41回衆議院議員総選挙 1996年 桜井新 自由民主党
第42回衆議院議員総選挙 2000年 近藤基彦 無所属
第43回衆議院議員総選挙 2003年 近藤基彦 自由民主党
第44回衆議院議員総選挙 2005年 近藤基彦 自由民主党
第45回衆議院議員総選挙 2009年 鷲尾英一郎 民主党
第46回衆議院議員総選挙 2012年 細田健一 自由民主党
第47回衆議院議員総選挙 2014年 細田健一 自由民主党
第48回衆議院議員総選挙 2017年 鷲尾英一郎 無所属

選挙結果[編集]

第48回衆議院議員総選挙 新潟県第2区

解散日:2017年9月28日 投票日:2017年10月22日
当日有権者数:302,713人 最終投票率:63.82%(前回比:+8.55ポイント)

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
鷲尾英一郎40無所属97,808票
51.6%
――×
比当細田健一53自由民主党81,705票
43.1%
83.5%公明党
五十嵐健彦37日本共産党10,055票
5.3%
10.3%
第47回衆議院議員総選挙 新潟県第2区

解散日:2014年11月21日 投票日:2014年12月14日
当日有権者数:304,858人 最終投票率:55.27%(前回比:-4.97ポイント)

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
細田健一50自由民主党70,589票
43.0%
――公明党推薦
比当鷲尾英一郎37民主党70,487票
42.9%
99.9%
渡辺英明64社会民主党11,801票
7.2%
16.7%
五位野和夫52日本共産党11,434票
7.0%
16.2%
第46回衆議院議員総選挙 新潟県第2区

解散日:2012年11月16日 投票日:2012年12月16日
当日有権者数:309,710人 最終投票率:60.24%(前回比:-15.54ポイント)

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
細田健一48自由民主党81,537票
45.5%
――公明党推薦
比当鷲尾英一郎35民主党69,389票
38.7%
85.1%国民新党推薦
渡辺英明62社会民主党18,169票
10.1%
22.3%
宮路敏裕54日本共産党10,042票
5.6%
12.3%
第45回衆議院議員総選挙 新潟県第2区

解散日:2009年7月21日 投票日:2009年8月30日
当日有権者数:315,884人 最終投票率:75.78%(前回比:+2.24ポイント)

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
鷲尾英一郎32民主党122,686票
52.3%
――
近藤基彦55自由民主党86,960票
37.0%
70.9%公明党推薦
米山昇57社会民主党22,866票
9.7%
18.6%
菅原智49幸福実現党2,257票
1.0%
1.8%
第44回衆議院議員総選挙 新潟県第2区

解散日:2005年8月8日 投票日:2005年9月11日
当日有権者数:320,718人 最終投票率:73.54%(前回比:+4.04ポイント)

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
近藤基彦51自由民主党113,916票
49.7%
――
比当鷲尾英一郎28民主党101,637票
44.3%
89.2%
細井良雄56日本共産党13,727票
6.0%
12.1%
第43回衆議院議員総選挙 新潟県第2区

解散日:2003年10月10日 投票日:2003年11月9日
当日有権者数:321,636人 最終投票率:69.50%(前回比:-6.35ポイント)

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
近藤基彦49自由民主党95,391票
43.9%
――
藤島正之60無所属56,002票
25.8%
58.7%×
坂上富男76民主党49,382票
22.7%
51.8%
米山洋子55日本共産党12,225票
5.6%
12.8%
西川攻58無所属4,132票
1.9%
4.3%×
第42回衆議院議員総選挙 新潟県第2区

解散日:2000年6月2日 投票日:2000年6月25日 最終投票率:75.85%

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
近藤基彦46無所属123,811票
49.1%
――×
桜井新67自由民主党100,220票
39.7%
80.9%
村山史彦65日本共産党24,172票
9.6%
19.5%
川原勇61無所属4,009票
1.6%
3.2%×
第41回衆議院議員総選挙 新潟県第2区

解散日:1996年9月27日 投票日:1996年10月20日

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
桜井新63自由民主党94,203票
40.8%
――
近藤基彦42無所属89,044票
38.5%
94.5%×
小林一三49民主党17,335票
7.5%
18.4%
野崎洪49日本共産党13,883票
6.0%
14.7%
稲村稔夫68新社会党12,503票
5.4%
13.3%
西川攻51無所属4,093票
1.8%
4.3%×

関連項目[編集]