南蒲原郡

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新潟県南蒲原郡の範囲(緑:田上町)

南蒲原郡(みなみかんばらぐん)は、新潟県

人口11,886人、面積31.71km²、人口密度375人/km²。(2017年5月1日、推計人口

以下の1町を含む。

郡域[編集]

1879年明治12年)に行政区画として発足した当時の郡域は、上記1町のほか、以下の区域にあたる。

  • 三条市
  • 長岡市の一部(信濃川以東のうち思川新田、押切新田、池之島、坪根、大口、品之木、横山、関根、島田、長呂以北)
  • 加茂市の一部(信濃川以南かつ狭口、下条以北)
  • 見附市の一部(概ね刈谷田川以北および葛巻南町・傍所町飛地
  • 燕市の一部(井土巻)

歴史[編集]

郡発足までの沿革[編集]

  • 慶応4年
  • 明治元年
  • 明治2年
  • 明治3年
    • 3月7日1870年4月7日) - 新潟県(第2次)の管轄となる。
    • 7月 - 越後国内で大規模な領地替えが行われ、与板藩領および高崎藩領の大部分を除き新潟県・新発田藩領となる(管轄は上表参照。例外として宮内村の一部が三日市藩領となった)。
    • 10月22日(1870年11月15日) - 長岡藩が廃藩となり、領地が新潟県の管轄となる。
  • 明治4年
  • 明治初年
    • 中村(現・見附市)が葛巻村に合併。(3町334村)
    • 谷地村(現・三条市上谷地)が上谷地村に改称。
  • 明治5年(1872年) - 浦新田・曽根新田が福島新田に合併。(3町332村)
  • 明治8年(1875年) - 吉田新村・吉田村古料が吉田村に、茗荷谷新田・塚野新田・後藤新田が田上村に、大島新田新田が大島新田に、代官島新田新田が代官島新田に、狐興野村が福島新田村(現・三条市)にそれぞれ合併。(3町324村)
  • 明治9年(1876年)(3町316村)
    • 下条中村・下条東村・下条西村が合併して下条村となる。
    • 高林新田が月岡村に、小川新田が三林村に、大沢新田が羽生田村に、土穿新田村・松ノ木新田村が新潟村に、鶴田新田が鶴田村にそれぞれ合併。
  • 明治10年(1877年)(3町305村)
    • 井栗東村・井栗西村が合併して井栗村となる。
    • 上天神林村・下天神林村が合併して天神林村となる。
    • 東保内村・西保内村が合併して上保内村となる。
    • 猿毛村が狭口村に、東俣新田・赤谷新田が上条村に、上川替地島田村が島田村に、葛巻新田村が葛巻村に、反田村新田が反田村に、市之坪興野村が市野坪村に、権太夫新田が並木新田にそれぞれ合併。
  • 明治11年(1878年) - 山吉新田村・西潟新田村が山吉村に合併。(3町303村)

郡発足以降の沿革[編集]

  • 明治12年(1879年)(3町305村)
    • 4月9日 - 郡区町村編制法の新潟県での施行により、新潟県蒲原郡のうち3町303村に行政区画としての南蒲原郡が発足。郡役所を三条町に設置。
    • 本成寺村のうち幕府領が東本成寺村、寺社領が西本成寺村に分村。
    • 曲淵村が上曲淵村・中曲淵村・下曲淵村に分村。
    • 中野村・長崎村が合併して長野村となる。
    • 谷地村(現・三条市下谷地)が下谷地村に、鬼木村上組が上鬼木村に、替地鬼木村が下鬼木村にそれぞれ改称。
    • 3ヶ所存在した中村がそれぞれ南中村(現・三条市南中)、西中村(現・三条市西中)、北中村(現・三条市北中)に改称。
    • 2ヶ所ずつ存在した高山新田、入蔵村、坂井村が東高山新田(現・三条市)、西高山新田(現・長岡市)、南入蔵村(現・三条市南入蔵)、北入蔵村(現・三条市北入蔵)、上坂井村(現・見附市)、下坂井村(現・三条市)にそれぞれ改称。
    • 2ヶ所存在した栗林村のうち1村(現・長岡市)が上栗林村に改称。
  • 明治13年(1880年)(3町301村)
    • 上曲淵村・中曲淵村・下曲淵村が合併して曲淵村となる。
    • 塚之目村替地が塚之目村に、塚野目村古料が塚野目村にそれぞれ合併。
  • 明治14年(1881年) - 山口新田が前谷内村・山王村に合併。(3町300村)
  • 明治15年(1882年
    • 福島新田が福島新田村(現・三条市)に改称。
    • 中野西村(与板藩領)が中野西村(幕府領)に、大和田村が福島新田村(現・三条市)にそれぞれ合併。(3町298村)
  • 明治16年(1883年) - 道金村・向今井新田・西今井新田が合併して今井村となる。(3町296村)
  • 明治17年(1884年) - 福島新田村(現・見附市)が福島村に合併。(3町295村)
  • 明治18年(1885年)(4町287村)
    • 見附町が見附本町・見附新町に分町。
    • 若宮新田新田・高橋新田が貝喰新田に、下鳥新田が下鳥村に、稲場新田村・漆原新田村・会津興野村が本所村に、十登新田が袋村に、下山吉村が上新田にそれぞれ合併。
  • 明治19年(1886年)(4町269村)
    • 上栗林村・六所興野・五十地新田・三右衛門興野・中新田が合併して六所村となる。
    • 東高山新田が福島新田村に、二俣村が小古瀬村・善久寺村・渡前新田に、善久寺新田が善久寺村に、藤原新田が尾崎村に、黒坂村が小栗山村に、太右衛門新田が川船河村に、西野新田新田・西野新田が西野村に、中条新田新田が中条新田に、真之代新田新田が真之代新田に、今井野新田新田が今井野新田に、野口新田が野口村に、四枚橋村が横山村に、尾崎新田が尾崎村にそれぞれ合併。
    • 渡前新田が渡前村に改称。
  • 明治20年(1887年)(5町267村)
    • 中新保新田村・小長瀬新田村が合併して仁嘉村となる。
    • 嶺崎村が見附嶺崎町に改称。
  • 明治21年(1888年) - 小谷内村が帯織村に合併。(5町266村)

町村制以降の沿革[編集]

  • 明治23年(1890年8月22日 - 葛巻組村の一部(葛巻・青木・山吉・鹿熊・傍所)が分立して郷分村、残部(速水・福島・柳橋・市野坪・北野・加坪川・反田)が分立して出面村が発足。(4町54村)
  • 明治24年(1891年7月17日 - 小古瀬村が改称して大和村となる。
  • 明治25年(1892年12月9日(4町55村)
    • 大槻村の一部(井栗・北野新田・白山新田)が分立して井栗村が発足。
    • 大槻村の一部(鶴田)が塚野目村に編入。
  • 明治30年(1897年1月1日 - 新潟県で郡制を施行。
  • 明治32年(1899年9月15日 - 大潟村・四王村が合併し、改めて大潟村が発足。(4町54村)
  • 明治34年(1901年11月1日 - 下記の町村の統合が行われる。いずれも新設合併。(4町18村)
  • 大正9年(1920年10月1日 - 裏館村が三条町に編入。(4町17村)
  • 大正12年(1923年3月31日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
  • 大正14年(1925年)4月1日 - 坂井村が今町に編入。(4町16村)
  • 大正15年(1926年6月30日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
  • 昭和2年(1927年)10月1日 - 栗林村の一部(石上・栗林)が三条町、残部(柳田新田・柳場新田・三貫地新田・須戸新田)が井栗村に分割編入。(4町15村)
  • 昭和9年(1934年)1月1日(3町14村)
    • 三条町が市制施行して三条市となり、郡より離脱。
    • 庄川村が見附町に編入。
  • 昭和26年(1951年6月1日 - 井栗村が三条市に編入。(3町13村)
  • 昭和28年(1953年10月10日 - 見附町が古志郡北谷村を編入。
  • 昭和29年(1954年
    • 3月10日 - 下条村が加茂町に編入。加茂町が即日市制施行して加茂市となり、郡より離脱。(2町12村)
    • 3月31日 - 葛巻村・新潟村が見附市に編入。見附町が即日市制施行して見附市となり、郡より離脱。(1町10村)
    • 11月1日 - 本成寺村・大崎村が三条市に編入。(1町8村)
  • 昭和30年(1955年
    • 1月1日 - 大島村が三条市に編入。(1町7村)
    • 3月31日 - 長沢村・森町村・鹿峠村が合併して下田村が発足。(1町5村)
  • 昭和31年(1956年9月30日(4村)
    • 今町が見附市に編入。
    • 福島村と大面村が合併して栄村が発足。
  • 昭和35年(1960年)4月1日 - 栄村の一部(栗舟および今井の一部[10])が三条市に編入。
  • 昭和48年(1973年8月1日 - 田上村が町制施行して田上町となる。(1町3村)
  • 昭和56年(1981年)10月1日 - 栄村が町制施行して栄町となる。(2町2村)
  • 昭和61年(1986年)10月1日 - 中之島村が町制施行して中之島町となる。(3町1村)
  • 平成17年(2005年
    • 4月1日 - 中之島町が長岡市に編入。(2町1村)
    • 5月1日 - 栄町・下田村が三条市と合併し、改めて三条市が発足。(1町)

脚注[編集]

  1. ^ 「旧高旧領取調帳」では善久寺新田に含む。
  2. ^ 坂田村、坂田村之内に分かれて記載。
  3. ^ 記載は下条村。
  4. ^ 東新潟村、西新潟村に分かれて記載。
  5. ^ 大月潟を開発した土地。「旧高旧領取調帳」には記載なし。
  6. ^ 記載は鬼木村。
  7. ^ 幕府領は「曲淵村古料」、溝口双渓知行は「上川替地曲淵村」として別に記載。
  8. ^ 溝口双渓知行は「替地三林村」として別に記載。
  9. ^ 井戸場新田、井戸場新田新田に分かれて記載。
  10. ^ 字大野畑。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

先代:
蒲原郡
行政区の変遷
1879年 -
次代:
(現存)