千葉県第13区

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日本の旗千葉県第13区
衆議院小選挙区 千葉県.svg衆議院小選挙区 凡例.svg
行政区域 船橋市二和豊富の各出張所管内及び船橋駅前総合窓口センター管内の丸山1丁目~5丁目)、鎌ケ谷市印西市白井市富里市柏市(旧沼南町域)、印旛郡
(2017年7月16日現在)
比例区 南関東ブロック
設置年 2002年2013年2017年区割変更)
選出議員 松本尚
有権者数 41万8181人
1.808 倍(一票の格差鳥取1区との比較)
総務省・2021年10月18日)
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千葉県第13区(ちばけんだい13く)は、日本衆議院議員総選挙における選挙区2002年公職選挙法改正による区割りの変更で新設。

区域[編集]

現在の区域[編集]

2017年平成29年公職選挙法改正以降の区域は以下のようである[1][2]。船橋市の一部が4区から移行した。

2013年から2017年までの区域[編集]

2013年平成25年公職選挙法改正から2017年の小選挙区改定までの区域は以下のようである[4]。船橋市の一部が4区から移行した。

  • 船橋市
    • 二和・豊富の各出張所管内
  • 柏市(旧沼南町域)
  • 鎌ケ谷市
  • 印西市
  • 白井市
  • 富里市
  • 印旛郡

2013年以前の区域[編集]

2002年平成14年公職選挙法改正から2013年の小選挙区改定までの区域は以下のようである[5]。鎌ケ谷市はもともと6区、沼南町は8区、印西市・白井市・富里市・印旛郡は9区に属していた。

  • 鎌ケ谷市
  • 印西市
  • 白井市
  • 富里市
  • 東葛飾郡
    • 沼南町
  • 印旛郡

歴史[編集]

千葉県北西部の手賀・印旛地域を中心に構成されている。旧東葛飾郡地域にあたる鎌ヶ谷市や柏市(旧沼南町域)、船橋市などは新京成電鉄北総線東武野田線などが走っており、ベットタウンとしての性格が濃い一方、印旛郡地域にあたる白井市・印西市から東部の富里市や印旛郡栄町、酒々井町などは、一部が千葉ニュータウンとなっているが、大部分はのどかな田園風景が広がっている。そのため、東京にも近く、国道16号464号県道8号59号が走っているなど千葉県内の交通の要所でもあることから人口の多い西部が大票田となり、設置されてしばらくは自民党の実川幸夫と民主党の若井康彦が激しい選挙戦を繰り広げていた。2012年以降は自民党の白須賀貴樹が連続3選し、第48回では立憲民主党の宮川伸が比例復活を果たして初当選していた。

2021年、白須賀は新型コロナウイルスによる緊急事態宣言下の夜に会員制高級ラウンジを通っていた事が週刊文春で報じられ第49回衆議院議員総選挙は出馬せずに引退を表明し、自民党は日本医科大学救急医学教授で日本でのドクターヘリによるヘリコプター救急の第一人者でもある松本尚を擁立。選挙戦では宮川の比例復活を許さずに初当選を果たした。

なお、前述のとおり、本区は様々な選挙区に属していた地域で構成されているため、大変いびつな形をしており、例えば、最西端の鎌ヶ谷市や手賀沼に面している柏市と印旛沼に近い酒々井町や最東端の富里市との関係は深くなく、さらには印西市は酒々井町に面しているもののその範囲は狭く、人口比などから無理やりくっつけてできたような選挙区である。

さらに、これまでに本区で当選した実川は成田市出身、若井は佐倉市生まれの市川市出身、白須賀は流山市出身、松本は石川県金沢市出身と本区出身者の当選者は一人も出ていない。設置される前、実川は隣接する9区で活動していたほか、若井・白須賀は参議院選挙に出馬し落選してから本区で活動している。

小選挙区選出議員[編集]

選挙名 当選者 党派
第43回衆議院議員総選挙 2003年 実川幸夫 自由民主党
第44回衆議院議員総選挙 2005年
第45回衆議院議員総選挙 2009年 若井康彦 民主党
第46回衆議院議員総選挙 2012年 白須賀貴樹 自由民主党
第47回衆議院議員総選挙 2014年
第48回衆議院議員総選挙 2017年
第49回衆議院議員総選挙 2021年 松本尚

選挙結果[編集]

第49回衆議院議員総選挙2021年(令和3年)10月31日 千葉県第13区

時の内閣:第1次岸田内閣 解散日:2021年10月14日 公示日:2021年10月19日
当日有権者数:41万6857人 最終投票率:54.49%(前回比:増加3.70%) (全国投票率:55.93%(増加2.25%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
松本尚59自由民主党100,227票
45.07%
――公明党推薦
宮川伸51立憲民主党79,687票
35.83%
79.51%
清水聖士60日本維新の会42,473票
19.10%
42.38%
第48回衆議院議員総選挙2017年(平成29年)10月22日 千葉県第13区

時の内閣:第3次安倍第3次改造内閣 解散日:2017年9月28日 公示日:2017年10月10日
当日有権者数:41万959人 最終投票率:50.79%(前回比:減少0.11%) (全国投票率:53.68%(増加1.02%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
白須賀貴樹42自由民主党93,081票
45.84%
――公明党
比当宮川伸47立憲民主党57,431票
28.28%
61.70%
水野智彦61希望の党31,887票
15.70%
34.26%
斉藤和子43日本共産党20,679票
10.18%
22.22%
  • 斎藤は第47回は千葉4区から出馬したが、区割り変更に伴い同選挙区に国替えとなった。
第47回衆議院議員総選挙2014年(平成26年)12月14日 千葉県第13区

時の内閣:第2次安倍改造内閣 解散日:2014年11月21日 公示日:2014年12月2日
当日有権者数:38万8076人 最終投票率:50.90%(前回比:減少7.24%) (全国投票率:52.66%(減少6.66%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
白須賀貴樹39自由民主党96,294票
50.90%
――公明党推薦
若井康彦68民主党64,725票
34.22%
67.22%
中川勝敏68日本共産党28,147票
14.88%
29.23%
第46回衆議院議員総選挙2012年(平成24年)12月16日 千葉県第13区

時の内閣:野田第3次改造内閣 解散日:2012年11月16日 公示日:2012年12月4日
当日有権者数:32万9571人 最終投票率:58.14%(前回比:減少7.92%) (全国投票率:59.32%(減少9.96%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
白須賀貴樹37自由民主党75,152票
41.02%
――公明党推薦
比当若井康彦66民主党50,666票
27.66%
67.42%国民新党推薦
比当椎木保46日本維新の会40,471票
22.09%
53.85%みんなの党推薦
佐竹知之67日本共産党13,769票
7.52%
18.32%
古川裕三30幸福実現党3,134票
1.71%
4.17%
第45回衆議院議員総選挙2009年(平成21年)8月30日 千葉県第13区

時の内閣:麻生内閣 解散日:2009年7月21日 公示日:2009年8月18日
当日有権者数:32万1969人 最終投票率:66.06%(前回比:増加0.35%) (全国投票率:69.28%(増加1.77%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
若井康彦63民主党118,062票
57.02%
――
実川幸夫65自由民主党80,573票
38.91%
68.25%
石井裕朗42幸福実現党4,293票
2.07%
3.64%
橘謙造60無所属4,127票
1.99%
3.50%×
第44回衆議院議員総選挙2005年(平成17年)9月11日 千葉県第13区

時の内閣:第2次小泉改造内閣 解散日:2005年8月8日 公示日:2005年8月30日
当日有権者数:30万5244人 最終投票率:65.71%(前回比:増加7.64%) (全国投票率:67.51%(増加7.65%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
実川幸夫61自由民主党106,994票
54.41%
――
若井康彦59民主党75,909票
38.60%
70.95%
井野長英33日本共産党13,756票
6.99%
12.86%
第43回衆議院議員総選挙2003年(平成15年)11月9日 千葉県第13区

時の内閣:第1次小泉第2次改造内閣 解散日:2003年10月10日 公示日:2003年10月28日
当日有権者数:29万9034人 最終投票率:58.07% (全国投票率:59.86%(減少2.63%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
実川幸夫60自由民主党81,625票
48.30%
――
比当若井康彦57民主党75,927票
44.93%
93.02%
井野長英31日本共産党11,435票
6.77%
14.01%
  • 実川は以前は9区で活動していた。

脚注[編集]

関連項目[編集]