愛知県第11区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
日本の旗愛知県第11区
衆議院小選挙区 愛知県.svg衆議院小選挙区 凡例.svg
行政区域 豊田市(旧稲武町域を除く)、みよし市
(2017年7月16日現在)
比例区 東海ブロック
設置年 1994年
選出議員 古本伸一郎
有権者数 (2017年7月16日区割変更前)
384,019人
1.64 倍(一票の格差福島4区との比較)
総務省・2016年9月2日)
テンプレートを表示

愛知県第11区(あいちけんだい11く)は、日本衆議院における選挙区1994年平成6年)の公職選挙法改正で設置。

区域[編集]

歴史[編集]

トヨタ自動車企業城下町である豊田市を中心とする選挙区で、トヨタ関連の産業に従事している有権者が多い。そのため、連合系の労組・全トヨタ労連の支持を受ける民社党新進党→民主党が圧倒的な強さを誇る。小選挙区制施行直後の1996年と2000年は伊藤英成が、伊藤引退後の2003年以降は古本伸一郎が連続で当選しているが、2人ともトヨタ労組出身者である。

特に2003年の総選挙では、自由民主党が第41回の落選で引退した浦野烋興を再擁立しようとしたが浦野が固辞、結果候補を擁立することを断念したため与党空白区となり、共産党候補との一騎討ちとなり、古本は新人であるにもかかわらず現職の内閣総理大臣であった小泉純一郎をしのいで全国トップの得票数を得た。また無効票が2万4882票となり共産党候補の得票を上回る現象が発生した[1]自公連立政権を支持する有権者が白票を入れたためとみられている[1]

全国屈指の民主党の票田として知られるが、自民党員は県内15選挙区中最多という状態であり、県議会議長がこのエリアから選出されたこともある[要出典]。中選挙区時代(旧愛知4区)は浦野幸男・浦野烋興親子がこの地域(豊田・加茂地方)の自民党議員として安定した選挙戦を続けていた。しかし、小選挙区制施行以後は前述の通り全トヨタ労連のバックアップを受ける現・民主党が勢力を広げており、2005年・2012年の総選挙では全国的な民主党に対する逆風の中、地盤を守り抜いて存在感を示した。

全国的に見ても投票率の高い選挙区であり、2009年の総選挙においては全国第5位となる78.13%に達した。2000年と2003年の総選挙でも県内トップを記録している。

2012年12月16日に行われた第46回衆議院議員総選挙では、古本、八木哲也(自民党)、渡辺裕(共産党)、中根裕美(幸福実現党)の4名が立候補し、前職の古本が当選し、八木が比例復活した。自民党が候補者を豊田市議の八木に定めたのは公示日直前の11月27日のことであった[2]

2014年12月14日に行われた第47回衆議院議員総選挙でも古本が当選し、八木が比例復活した。

小選挙区選出議員[編集]

選挙名 当選者 党派
第41回衆議院議員総選挙 1996年 伊藤英成 新進党
第42回衆議院議員総選挙 2000年 伊藤英成 民主党
第43回衆議院議員総選挙 2003年 古本伸一郎 民主党
第44回衆議院議員総選挙 2005年 古本伸一郎 民主党
第45回衆議院議員総選挙 2009年 古本伸一郎 民主党
第46回衆議院議員総選挙 2012年 古本伸一郎 民主党
第47回衆議院議員総選挙 2014年 古本伸一郎 民主党

選挙結果[編集]

第48回衆議院議員総選挙 愛知県第11区

当日有権者数:人 最終投票率:%(前回比:ポイント)

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 比例重複
ーー
  %
第47回衆議院議員総選挙 愛知県第11区

当日有権者数:人 最終投票率:%(前回比:ポイント)

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 比例重複
古本伸一郎 49 民主党 126,498票
52.6%
ーー
比当 八木哲也 67 自由民主党 97,167票
40.4%
76.8%
牧田充生 60 日本共産党 16,883票
7.0%
13.3%
第46回衆議院議員総選挙 愛知県第11区

当日有権者数:367,599人 最終投票率:69.75%(前回比:-8.83ポイント)

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 比例重複
古本伸一郎 47 民主党 126,724票
51.9%
ーー 国民新党推薦
比当 八木哲也 65 自由民主党 91,164票
37.3%
71.9%
渡辺裕 32 日本共産党 14,670票
6.0%
11.6%
中根裕美 38 幸福実現党 11,807票
4.8%
9.3%
第45回衆議院議員総選挙 愛知県第11区

当日有権者数:362,700人 最終投票率:78.13%(前回比:ポイント)

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 比例重複
古本伸一郎 44 民主党 177,350票
64.0%
ーー
土井真樹 49 自由民主党 91,334票
33.0%
51.5%
中根裕美 35 幸福実現党 8,326票
3.0%
4.7%
第44回衆議院議員総選挙 愛知県第11区

当日有権者数:346,484人 最終投票率:75.0%(前回比:ポイント)

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 比例重複
古本伸一郎 40 民主党 132,730票
52.3%
ーー
比当 土井真樹 45 自由民主党 105,631票
41.6%
79.6%
本村伸子 32 日本共産党 15,468票
6.1%
11.7%
第43回衆議院議員総選挙 愛知県第11区

当日有権者数:338,755人 最終投票率:67.25%(前回比:ポイント)

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 比例重複
古本伸一郎 38 民主党 181,747票
89.6%
ーー
串田真吾 27 日本共産党 21,179票
10.4%
11.7%
第42回衆議院議員総選挙 愛知県第11区

当日有権者数:人 最終投票率:%(前回比:ポイント)

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 比例重複
伊藤英成 58 民主党 130,473票
57.6%
ーー
山中燁子 54 自由民主党 79,910票
35.3%
61.2%
佐藤義淳 59 日本共産党 13,862票
6.1%
10.6%
塩沢勇 64 自由連合 2,422票
1.1%
1.9%
  • 山中は第41回は比例単独候補で当選(新進党)。落戦後、第44回以降は千葉2区で活動。
第41回衆議院議員総選挙 愛知県第11区

当日有権者数:人 最終投票率:%(前回比:ポイント)

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 比例重複
伊藤英成 54 新進党 123,404票
55.5%
ーー
浦野烋興 54 自由民主党 85,766票
38.6%
69.5%
大村義則 40 日本共産党 13,260票
6.0%
10.7%

脚注[編集]

  1. ^ a b “無効票が次点票を上回る 与党空白区の愛知11区”. 共同通信社. 47NEWS. (2003年11月10日). http://www.47news.jp/CN/200311/CN2003111001000340.html 2012年11月17日閲覧。 
  2. ^ “労組本丸 覚悟の出馬”. 朝日新聞. (2012年11月28日). http://www.asahi.com/area/aichi/articles/MTW20121128240990001.html 2012年12月20日閲覧。 

関連項目[編集]