岐阜県第5区

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日本の旗岐阜県第5区
衆議院小選挙区 岐阜県2.svg衆議院小選挙区 凡例.svg
行政区域 多治見市中津川市瑞浪市恵那市土岐市
(2017年7月16日現在)
比例区 東海ブロック
設置年 1994年2005年区割変更)
選出議員 古屋圭司
有権者数 27万4458人
1.187 倍(一票の格差鳥取1区との比較)
総務省・2021年10月18日)
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岐阜県第5区(ぎふけんだい5く)は、日本衆議院議員総選挙における選挙区1994年平成6年)の公職選挙法改正で設置。

区域[編集]

現在の区域[編集]

2013年平成25年公職選挙法改正以降の区域は以下のようである[1][2]

2005年平成17年)に旧長野県山口村は中津川市に越県編入のため、長野4区から本区へ移行したが、法律上での市郡名に変化はなかった(実際に恵那郡の全町村は山口村と同日に中津川市に編入して消滅)[3]

2005年以前の区域[編集]

1994年平成6年公職選挙法改正から2013年の小選挙区改定までの区域は以下のようである[4]

  • 多治見市
  • 中津川市
  • 瑞浪市
  • 恵那市
  • 土岐市
  • 土岐郡
  • 恵那郡

歴史[編集]

この地域は、旧岐阜2区より恵那市地盤とした古屋亨自民党、1909-1991)が、強固な保守地盤を築いており、亨の養子(血縁上では甥に当たる)・古屋圭司が、1990年第44回衆議院議員総選挙から2003年第43回衆議院議員総選挙まで旧岐阜2区及び岐阜5区で自民党公認で連続5選していた。しかし、2000年代に入ると古屋一強体制が崩れる。

2005年第44回衆議院議員総選挙では古屋が郵政民営化法案に反対票を投じたことから党の公認を得られず無所属で立候補。自民党が対立候補(いわゆる「刺客」候補)として新たに公認した党本部職員の和仁隆明や民主党公認となった土岐市出身の阿知波吉信らと争い、古屋が制した。この選挙では、自民党岐阜県連が党本部公認の和仁を応援せずに対立候補の古屋を支援したため、選挙後に処分が行われた。

2009年第45回衆議院議員総選挙では、共産党が候補者擁立を取りやめたため、古屋と阿知波との争いとなり、民主党への全国的な追い風に乗る形で阿知波が小選挙区で勝利。古屋は小選挙区で初めて落選したが、重複立候補していた比例東海ブロック比例復活当選し、議席を辛うじて死守した。

2012年第46回衆議院議員総選挙では、変わって民主党への全国的な逆風の中での選挙戦となり、古屋が選挙区での議席を奪還。阿知波は得票数が前回の半分にも満たずに敗れ、比例復活も出来ず、議席を失った。

2014年第47回衆議院議員総選挙は、古屋、阿知波、共産党新人の三つ巴の闘いになったが、古屋が圧勝(9選)。阿知波は比例復活も出来ず落選。

2017年第48回衆議院議員総選挙も、古屋、希望の党に移籍した阿知波、共産党新人の三つ巴の闘いになったが、古屋が圧勝(10選)。阿知波は比例復活も出来ず三度落選し、選挙後政界引退を表明[5]

2021年第49回衆議院議員総選挙では、古屋は多治見市で敗れるなど、立憲民主党新人の今井瑠々に追い上げを許すも、これを振り切り11選。

小選挙区選出議員[編集]

選挙名 当選者 党派
第41回衆議院議員総選挙 1996年 古屋圭司 自由民主党
第42回衆議院議員総選挙 2000年
第43回衆議院議員総選挙 2003年
第44回衆議院議員総選挙 2005年 無所属
第45回衆議院議員総選挙 2009年 阿知波吉信 民主党
第46回衆議院議員総選挙 2012年 古屋圭司 自由民主党
第47回衆議院議員総選挙 2014年
第48回衆議院議員総選挙 2017年
第49回衆議院議員総選挙 2021年

選挙結果[編集]

第49回衆議院議員総選挙2021年(令和3年)10月31日 岐阜県第5区

時の内閣:第1次岸田内閣 解散日:2021年10月14日 公示日:2021年10月19日
当日有権者数:27万3847人 最終投票率:62.72%(前回比:増加1.36%) (全国投票率:55.93%(増加2.25%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
古屋圭司69自由民主党82,140票
48.49%
――公明党推薦
今井瑠々25立憲民主党68,615票
40.50%
83.53%社会民主党岐阜県連合支持
山田良司61日本維新の会9,921票
5.86%
12.08%
小関祥子68日本共産党8,736票
5.16%
10.64%
第48回衆議院議員総選挙2017年(平成29年)10月22日 岐阜県第5区

時の内閣:第3次安倍第3次改造内閣 解散日:2017年9月28日 公示日:2017年10月10日
当日有権者数:28万3802人 最終投票率:61.36%(前回比:増加2.76%) (全国投票率:53.68%(増加1.02%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
古屋圭司64自由民主党92,113票
54.05%
――公明党推薦
阿知波吉信54希望の党57,982票
34.02%
62.95%
小関祥子64日本共産党20,318票
11.92%
22.06%
第47回衆議院議員総選挙2014年(平成26年)12月14日 岐阜県第5区

時の内閣:第2次安倍改造内閣 解散日:2014年11月21日 公示日:2014年12月2日
当日有権者数:28万3034人 最終投票率:58.60%(前回比:減少6.32%) (全国投票率:52.66%(減少6.66%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
古屋圭司62自由民主党90,116票
55.82%
――公明党推薦
阿知波吉信51民主党53,111票
32.90%
58.94%
鷹見信義68日本共産党18,215票
11.28%
20.21%
第46回衆議院議員総選挙2012年(平成24年)12月16日 岐阜県第5区

時の内閣:野田第3次改造内閣 解散日:2012年11月16日 公示日:2012年12月4日
当日有権者数:28万6822人 最終投票率:64.92% (全国投票率:59.32%(減少9.96%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
古屋圭司60自由民主党98,718票
55.58%
――公明党
阿知波吉信49民主党55,283票
31.12%
56.00%
井上諭45日本共産党18,837票
10.60%
19.08%
加納有輝彦52幸福実現党4,789票
2.70%
4.85%
第45回衆議院議員総選挙2009年(平成21年)8月30日 岐阜県第5区

時の内閣:麻生内閣 解散日:2009年7月21日 公示日:2009年8月18日
当日有権者数:28万9490人 最終投票率:75.97% (全国投票率:69.28%(増加1.77%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
阿知波吉信46民主党114,676票
53.19%
――
比当古屋圭司56自由民主党100,931票
46.81%
88.01%
第44回衆議院議員総選挙2005年(平成17年)9月11日 岐阜県第5区

時の内閣:第2次小泉改造内閣 解散日:2005年8月8日 公示日:2005年8月30日
当日有権者数:29万646人 最終投票率:74.07% (全国投票率:67.51%(増加7.65%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
古屋圭司52無所属88,874票
42.04%
――×
和仁隆明30自由民主党55,432票
26.22%
62.37%
阿知波吉信42民主党52,976票
25.06%
59.61%
井上諭37日本共産党14,143票
6.69%
15.91%
第43回衆議院議員総選挙2003年(平成15年)11月9日 岐阜県第5区

時の内閣:第1次小泉第2次改造内閣 解散日:2003年10月10日 公示日:2003年10月28日 最終投票率:68.59% (全国投票率:59.86%(減少2.63%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
古屋圭司51自由民主党110,553票
57.30%
――
武田規男38民主党67,546票
35.01%
61.10%
井上諭36日本共産党14,834票
7.69%
13.42%
第42回衆議院議員総選挙2000年(平成12年)6月25日 岐阜県第5区

時の内閣:第1次森内閣 解散日:2000年6月2日 公示日:2000年6月13日 (全国投票率:62.49%(増加2.84%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
古屋圭司47自由民主党114,654票
57.62%
――
武田規男35民主党56,658票
28.47%
49.42%
加藤隆雄51日本共産党27,684票
13.91%
24.15%
第41回衆議院議員総選挙1996年(平成8年)10月20日 岐阜県第5区

時の内閣:第1次橋本内閣 解散日:1996年9月27日 公示日:1996年10月8日 (全国投票率:59.65%(減少8.11%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
古屋圭司43自由民主党79,133票
42.41%
――
安藤通広61新進党50,496票
27.06%
63.81%
山下八洲夫54無所属34,764票
18.63%
43.93%×
稲熊治郎71日本共産党13,272票
7.11%
16.77%
近藤秀一41民主党8,935票
4.79%
11.29%
  • 中選挙区制時代から中津川市を地盤に日本社会党から当選を重ねてきた山下八洲夫民主党からの出馬を希望したものの、党本部が難色を示したことやすでに近藤秀一を公認していたことから無所属での出馬となった。落選後、民主党入りし、第18回参議院議員通常選挙で当選した。

脚注[編集]

[脚注の使い方]

関連項目[編集]