恵那市

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えなし ウィキデータを編集
恵那市
恵那峡1.jpg
恵那市旗 恵那市章
恵那市旗 恵那市章
2004年10月25日制定
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 岐阜県
市町村コード 21210-5
法人番号 8000020212105 ウィキデータを編集
面積 504.24km2
(境界未定部分あり)
総人口 46,933[編集]
推計人口、2021年12月1日)
人口密度 93.1人/km2
隣接自治体 中津川市瑞浪市加茂郡白川町八百津町
長野県下伊那郡根羽村平谷村
愛知県豊田市
市の木 ハナノキ
市の花 ささゆり
恵那市役所
市長 小坂喬峰
所在地 509-7292
岐阜県恵那市長島町正家一丁目1番地1
北緯35度26分57.3秒 東経137度24分46.2秒 / 北緯35.449250度 東経137.412833度 / 35.449250; 137.412833
Ena City Hall2008-2.jpg
外部リンク 公式ウェブサイト

恵那市位置図

― 市 / ― 町・村

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阿木川ダムからの市街の眺望
恵那市街。中央の山は御嶽山である

恵那市(えなし)は、岐阜県南東部の市である。景勝地として有名な恵那峡がある。

地理[編集]

気候は、夏は比較的冷涼であり、冬の寒さが厳しい。山間地に入れば入るほどその傾向は大きくなる。冬の降水量は少なく、即ち降雪の少ない乾燥した気候となる。山岡町ではその気候を生かし、細寒天の生産量が日本一である。

恵那市
雨温図説明
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気温(°C
総降水量(mm)
出典:気象庁
インペリアル換算
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気温(°F
総降水量(in)

現在の恵那市は、旧恵那市と旧恵那郡南部が合併した姿であり、市街地はそれぞれの旧市町村中心地に分散しているが、事実上の市の中心部は旧恵那市の市街地である大井町および長島町であるといえる。市役所をはじめ市の行政機関や、市の代表駅であり乗降客が最も多いJR東海恵那駅、大型ショッピングセンターや金融機関、中央自動車道恵那インターチェンジも大井町・長島町に位置している。

地域[編集]

恵那市中心部周辺の空中写真。1976年撮影の2枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。
恵那市地域図(2018年1月現在)。

恵那市の地名も参照

  • 大井町(おおいちょう):中山道大井宿に由来する恵那市の中心市街地。恵那市の行政・商業・教育などあらゆる分野の中心となっている。東部・北部で中津川市と接している。
    • 明治24年に町制を施行。
  • 長島町(おさしまちょう):大井町に隣接して共に恵那市の中心市街地を形成している。現在も住宅地・商業地として発展している。
    • 明治22年に正家村・中野村・永田村・久須見村が合併して長島村となり、明治31年に町制を施行し長島町となった。
  • 東野(ひがしの):大井町の南に位置し、旧恵那市の南端。旧岩村町と中津川市に接している。比較的平坦な田園地帯だが旧岩村町、中津川市との境界は山がちで、根ノ上高原や阿木川ダムを擁している。明知鉄道の沿線。
  • 三郷町(みさとちょう):長島町の西、武並町の南に位置し、合併前の旧山岡町と瑞浪市に接している。概ねなだらかな丘陵地勢で、田園が広がる。旧恵那市市域。
    • 明治22年に佐々良木村・野井村・椋実村が合併して三郷村となった。
  • 武並町(たけなみちょう):市の西部に位置し、瑞浪市と接している。のどかな田園地帯が広がる竹折地区と、北部で木曽川に接する山がちな藤地区からなる。中央本線武並駅中央自動車道国道19号線国道418号線が通っており通過交通量が多い。旧恵那市市域。
    • 明治30年に竹折村が藤村を吸収合併したが、明治33年に武並村と改名した。
  • 笠置町(かさぎちょう):木曽川の北岸に位置し、笠置山の南麓に散在する「姫栗(ひめぐり)」「河合(かわい)」及び「毛呂窪(けろくぼ)」という3つの集落により形成される。中津川市に接している。旧恵那市市域。
    • 明治30年に姫栗村・毛呂窪村・加茂郡河合村が合併し笠置村となった。
  • 中野方町(なかのほうちょう):木曽川北岸、恵那市最北部に位置する地区。笠置山の西北麓に位置し、中野方川に沿った東西に長い盆地内に集落を形成している。日本棚田百選の一つ坂折棚田がある。白川町中津川市と接している。旧恵那市市域。
  • 飯地町(いいじちょう):木曽川の北岸、市の北西部に位置する。恵那市への合併前は加茂郡に属していた。町域は中野方川に沿って西北-南東方向に走る赤河断層崖の連なりによって他地区から隔絶された山上にあり「飯地高原」とも呼ばれる。商業地はなく、目だった観光資源も地区人口も通過交通も少ないひっそりとした山里である。八百津町白川町と接している。旧恵那市市域。
  • 岩村町(いわむらちょう):旧恵那郡岩村町。東野の南に位置する。鎌倉時代に築城された岩村城の城下町で、江戸時代には岩村藩が置かれ、かつては商業の中心地として賑わった。岩村町本通りの歴史ある町並みは平成10年(1998年)国の重要伝統的建造物群保存地区として選定され観光業に力を入れている。特に朝ドラ半分、青い。』の主要ロケ地になった2018年は前年比5倍の観光客で賑わった [1]。明知鉄道の沿線。
    • 明治22年に岩村町が町制を施行。
    • 明治5年に下飯羽間村・中飯羽間村・上飯羽間村・根上村が合併して飯羽間村となる。
    • 明治30年に飯羽間村・富田村が合併し本郷村となる。
    • 昭和29年(1954年) 本郷村が岩村町に編入された。
  • 山岡町(やまおかちょう):旧恵那郡山岡町。岩村町の西に位置する。冬期の乾燥した気候を生かした寒天製造が盛んで、細寒天の生産量は日本一。良質の陶土を産することでも知られる。西部で瑞浪市と接し、市境に小里川ダムがある。明知鉄道の沿線。
    • 明治30年に馬場山田村・上手向村・久保原村が合併し遠山村となる。
    • 明治30年に下手向村・釜屋村・原村・田代村が合併し鶴岡村となる。
    • 昭和30年に遠山村と鶴岡村が合併し山岡町となった。
  • 明智町(あけちちょう):旧恵那郡明智町。山岡町の南に位置する。中馬脇街道の宿場町で、大正時代に生糸産業の集積地として発展した名残が残る町並みを生かして「日本大正村」を名乗り、観光に力を入れている。西部で瑞浪市と接するほか、南部で愛知県豊田市(旧小原村旭町)と接する県境でもある。明知鉄道の終点・明智駅がある。JR瑞浪駅までバスが運行しており、瑞浪市との結びつきが強い。
    • 明治22年に明知町が町制を施行。
    • 明治7年に馬坂村・馬木村・高波村・峰山村・小杉村・落倉村・澤中村が合併し東方村となる。
    • 明治8年に杉平村・門野村が合併し杉野村となる。
    • 明治30年に東方村・杉野村・野志村が明知町に編入された。
    • 明治38年に東方村・杉野村・野志村が明知町より分離し静波村となる。
    • 明治6年に才坂村・土助村・安主村・岩竹村・上柏尾村・下柏尾村・颪村が合併し横通村となる。
    • 明治22年に横通村・浅谷村・野原村が合併し三濃村となる。
    • 明治8年に上田良子村・下田良子村・大栗村・上田村が合併し大田村となる。
    • 明治8年に大船村・小泉村が合併し大泉村になる。
    • 明治30年に大田村・大泉村・吉良見村・阿妻村が合併し吉田村となる。
    • 昭和29年に明知町と静波村が合併して明智町となる。
    • 昭和30年に吉田村が明智町に編入された。三濃村は旧横通村が明智町に吸収され、旧浅谷村・野原村は愛知県東加茂郡旭村(現在は愛知県豊田市)に分割編入された。
  • 串原(くしはら):旧恵那郡串原村。明智町の南に位置し、矢作川を挟んで愛知県豊田市(旧稲武町旭町)と接する。キノコ蜂の子(へぼ)といった山里ならではの特産物がある。矢作ダム・奥矢作湖を擁し、豊田市との結びつきが強い。
  • 上矢作町(かみやはぎちょう):旧恵那郡上矢作町。岩村町の東南・明智町の東に位置し、長野県下伊那郡平谷村根羽村愛知県豊田市(旧稲武町)と接する岐阜県最南東端の町でもある。町域の95%が山林、標高差は1400mに達し、平地が少なく林業が盛ん。上村川などの清流に恵まれているが、風化花崗岩主体の地質は脆く、2000年東海豪雨では甚大な被害を受けた。
    • 明治5年に小笹原村・島村・横道村・飯田洞村・上村・木実村が合併し上村となる。
    • 明治22年下村・漆原村・小田子村が合併し下原田村となる。
    • 昭和31年(1956年)上村と下原田村が合併し上矢作町となった。

旧恵那郡岩村町山岡町明智町串原村上矢作町の4町1村を、恵南(けいなん)という。

方言[編集]

恵那市は東海東山方言の中の美濃弁に属するが、濃尾平野で話されているような連母音の融合は無い。愛知県豊田市)に接している矢作川水系の河川の流域である旧明智町と旧串原村と旧上矢作町と三河付近の地域は三河弁の影響が見られる。

沿革[編集]

町村合併の変遷表[編集]

明治5~8年-明治22年6月末 明治22年7月1日(町村制施行) 明治23年 - 昭和19年 昭和20年 - 昭和32年 昭和33年 - 平成16年10月24日 平成16年10月25日 - 現在
大井村 大井村 明治23年12月27日
町制施行大井町
大井町 昭和29年4月1日
恵那市
恵那市 平成16年10月25日
恵那市
正家村永田村中野村久須見村 長島村 明治31年12月14日
町制施行長島町
長島町
東野村 東野村 東野村 東野村
佐々良木村野井村椋實村 三郷村 三郷村 三郷村
竹折村 竹折村 明治30年4月1日
竹折村
明治35年5月24日
改称
武並村
武並村
藤村 藤村
毛呂窪村 毛呂窪村 明治30年4月1日
笠置村
笠置村
姫栗村 姫栗村
加茂郡
河合村
加茂郡
河合村
中野方村 中野方村 中野方村 中野方村
加茂郡
飯地村
加茂郡
飯地村
加茂郡
飯地村
昭和23年4月1日
恵那郡飯地村
岩村 岩村町 岩村町 昭和29年9月10日
岩村町
岩村町
富田村 富田村 明治30年4月1日
本郷村
明治5年5月 飯羽間村(上飯羽間村中飯羽間村下飯羽間村根上村が合併) 飯羽間村
馬場山田村 馬場山田村 明治30年4月1日
遠山村
昭和30年3月1日
山岡町
山岡町
久保原村 久保原村
上手向村 上手向村
下手向村 下手向村 明治30年4月1日
鶴岡村
釜屋村 釜屋村
原村 原村
田代村 田代村
明治5年8月 上村(上村、島村飯田洞村小笹原村横道村木實村が合併) 上村 上村 昭和31年9月30日
上矢作町
上矢作町
下村漆原村小田子村 下原田村 下原田村
串原村 串原村 串原村 串原村 串原村
阿妻村 阿妻村 明治30年4月1日
吉田村
昭和30年10月5日
明智町に編入
明智町
上田良子村下田良子村大栗村上田村 大田村
吉良見村 吉良見村
大船村小泉村 大泉村
明知村 明知町 明治30年4月1日
明知町
明知町 昭和29年7月1日
明智町
野志村 野志村 明治38年7月1日
静波村
杉平村門野村 杉野村
馬坂村馬木村高波村峰山村小杉村落倉村澤中村 東方村
明治8年横通村(颪村上柏尾村下柏尾村岩竹村安主村土助村才坂村が合併) 三濃村 三濃村 昭和30年4月1日
旧横通村域が明智町に編入

行政[編集]

歴代市長[編集]

旧恵那市長
氏名 就任 退任 備考
1 松下辰造 1954年(昭和29年)4月29日 1958年(昭和33年)4月26日
2 長谷川東蔵 1958年(昭和33年)4月27日 1963年(昭和38年)2月20日
3 市川久次 1963年(昭和38年)4月30日 1967年(昭和42年)4月29日
4 和田謙蔵 1967年(昭和42年)4月30日 1971年(昭和46年)4月29日
5 横山正男 1971年(昭和46年)4月30日 1978年(昭和53年)4月23日
6 西尾道徳 1978年(昭和53年)6月11日 1988年(昭和63年)5月6日
7 森川正昭 1988年(昭和63年)6月19日 2004年(平成16年)10月24日
恵那市長
氏名 就任日 退任日
初-3代 可知義明 2004年11月28日 2016年11月27日
4代 小坂喬峰 2016年11月28日 現職

人口[編集]

Population distribution of Ena, Gifu, Japan.svg
恵那市と全国の年齢別人口分布(2005年) 恵那市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 恵那市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

恵那市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


姉妹都市・提携都市[編集]

日本国内[編集]

提携都市

教育[編集]

大学[編集]

高校[編集]

中学校[編集]

小学校[編集]

特別支援学校[編集]

指定自動車教習所[編集]

工業[編集]

  • 三幸毛糸紡績恵那工場(紡績工場の立地場所は恵那市笠置町姫栗)

工業団地[編集]

公共施設[編集]

国の機関の一部は恵那合同庁舎内にある。

公共機関[編集]

文化[編集]

体育[編集]

病院・診療所[編集]

交通[編集]

鉄道[編集]

市の中心となる駅:恵那駅

東海旅客鉄道 東海旅客鉄道(JR東海)
CF 中央本線:(中津川市)- 恵那駅 - 武並駅 -(瑞浪市)
明知鉄道(明鉄)
明知線 :恵那駅 - 東野駅 -(この間の駅は中津川市内)- 飯羽間駅 - 極楽駅 - 岩村駅 - 花白温泉駅 - 山岡駅 - 野志駅 - 明智駅

なお、1906年から1935年には「岩村電気軌道」という路面電車も存在した。

バス[編集]

道路[編集]

高速道路[編集]

一般国道[編集]

都道府県道[編集]

主要地方道[編集]
一般県道[編集]

その他[編集]

道の駅[編集]

名所・旧跡・観光スポット[編集]

主な神社[編集]

寺院[編集]

大井町
長島町正家
長島町中野
長島町永田
長島町久須見
東野
岩村町
岩村町富田
岩村町飯羽間
山岡町久保原
山岡町馬場山田
山岡町上手向
山岡町下手向
山岡町原
明智町
明智町東方
明智町杉野
明智町吉良見
串原
上矢作町
上矢作町下
三郷町野井
三郷町佐々良木
武並町竹折
武並町藤
笠置町姫栗
中野方町
飯地町

名物・地域グルメ・特産物[編集]

著名な出身者[編集]

こころの合併プロジェクト[編集]

合併で市域が広範囲に及ぶようになったことで、地域の意識はひとつになるのだろうかと感じた市民グループにより、人々の融和を目指した映画『ふるさとがえり』の制作が行われた[4][5]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ 彼は財団法人伊藤青少年育成奨学会の理事長として恵那市中央図書館を建設して恵那市へ寄付している。

出典[編集]

  1. ^ 岐阜・岩村町の観光客5倍に…NHK「半分、青い。」の経済効果 毎日新聞 2019年1月23日、2019年11月21日閲覧
  2. ^ 広報えな 2019年3月号 NO.320”. 恵那市 (2019年3月1日). 2020年9月21日閲覧。
  3. ^ 天を恐れぬカスミ網 密猟王国岐阜県東農地方に見る 番小屋に羽の山 「罰金払えば」居直る老人『朝日新聞』1970年(昭和45年)11月23日朝刊 12版 22面
  4. ^ 映画 ふるさとがえり
  5. ^ えな"心の合併"Project

関連項目[編集]

外部リンク[編集]