菊ごぼう

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
Camera-photo Upload.svg 画像提供依頼:実物の画像提供をお願いします。2016年5月

菊ごぼう(菊牛蒡、きくごぼう)は、主に岐阜県恵那地方恵那市中津川市)などで栽培されている山菜の1種。他の地域では「山ゴボウ」「アザミゴボウ」ともいう。飛騨・美濃伝統野菜である。

概要[編集]

切り口の模様がの花に似ていることから菊ごぼうと呼ばれる。ゴボウという名がつけられているが、正確にはキク科アザミ属モリアザミの根であり、ヤマゴボウ科とは異なる。

  • 主な産地は、岐阜県恵那市と中津川市である。
  • この地域で栽培されている菊ごぼうは、1862年文久2年)、美濃国恵那郡富田村(現在の岐阜県恵那市岩村町富田)の庄屋である吉村家が三森山に自生していたものを栽培したのが始まりである。
  • 根の太いモリアザミが原種となっている。本格的な栽培は明治以降である。

特徴[編集]

  • 6月下旬〜7月上旬に播種。10月下旬〜11月下旬、霜にあたり葉が枯れ上がったところで収穫する。
  • 茎は小指〜薬指程度の太さで、長さ30〜40cm。白味を帯びている。
  • 赤土土壌で栽培されている。
  • 独特の風味と香りがあり、柔らかく歯ごたえが良いのが特徴。
  • 食べ方としては、漬物(味噌漬け、醤油漬け等)がある。地元では、すき焼き、鍋物等の具として使用する。

主な菊ごぼう味噌漬の販売店[編集]

  • 水半名物販売店(岐阜県恵那市岩村町)
  • およねさん(岐阜県恵那市岩村町)
  • マルコ醸造(岐阜県恵那市明智町)
  • 双美屋(岐阜県恵那市大井町)
  • 若松屋(岐阜県恵那市大井町)
  • ヤマツ食品(岐阜県中津川市)
  • 仁科商店(岐阜県中津川市)

脚注[編集]

[ヘルプ]